今回の名曲レビューは「アニソン」ですね。アニメ「けいおん!!」の挿入歌で、2010年発表の”放課後ティータイム”「放課後ティータイムⅡ」収録の『天使にふれたよ!』を紹介します。

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「けいおん!」は良い年したおっさんが年甲斐もなく、ハマりましたね。そんなにアニメって見ているわけではないのですが、音楽系のアニメって、楽曲がくだらないとその時点で興ざめして見る気がなくなるのですが、”放課後ティータイム”の楽曲は素晴らしいものが多くて、アルバムも買いましたね。

ストーリー自体はなんてこともない話で、個性溢れる4名のメンバーが廃部寸前の軽音部に入り、学園祭で演奏したり、後輩を勧誘したり、放課後にお茶しながら、だべったりするっていう”まったり”したアニメなんですけどね。なんか”ほのぼの感”があって、いいんですよね。

子供達もハマッてしまって、映画を観に行ったりしましたからね。僕はDVDで見ましたが・・・。

基本的に「けいおん!」の楽曲はアニメにも出てくる”放課後ティータイム”というバンドの曲が中心で、各キャラクターに合わせたイメージ曲がリリースされています。声優さん自体には興味はないですが、皆さん凄く歌が上手くて、素晴らしい曲が沢山あります。

ハードロックっぽい格好良さがある「けいおん!」のエンディング曲『Don’t say “lazy”』、ドラマの中でも重要な役割を担っているポップでロックな代表曲『ふわふわ時間』、可愛さMAXでありながら、良質なメロディが胸を打つ『わたしの恋はホッチキス』、ギターが心地よい『ふでペン ~ボールペン~』など、素晴らしい楽曲がたくさんありますが、個人的には「けいおん!!」の挿入歌になっていた『天使にふれたよ!』が一番好きですね。

”放課後ティータイム”の楽曲はポップな曲、少しロックぽい曲が多いのですが、『天使にふれたよ!』はバラードです。

4名のメンバーが高校を卒業することになり、残された後輩に対して、その4名のメンバーが後輩に向けて、演奏するのですが、これは泣かされましたね。

フォークっぽいんですけど、エレキギターが優しいメロディを奏で、Aメロ、Bメロ、サビと良質のメロディが楽しめ、フックも満載ですね。彼女達のVoの個性も立っていて、本当に良いです。

アニメを見ない人こそ、彼女達の楽曲は聴いて欲しいですね。アニメ声が苦手な方は難しいかもしれませんが(特にメインVoの唯ちゃんの甘い声は好き嫌いが分かれそう)、そこがクリア出来たら、人生に残る1曲に出会えるかもしれませんよ。

”放課後ティータイム”名義のアルバムは捨て曲なしなので、是非、聴いて欲しいですね。またアニメもしっかり見て、一緒に『天使にふれたよ!』で涙しましょう。