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先日、TV TOKYO系の番組で放送された「玉置浩二33年目の新境地~フルオーケストラと夢の競演~」を観ました。

ご存じの通り、”玉置浩二”さんは”安全地帯”で”井上陽水”のバックバンドを務めたりして、1982年にメジャーデビューし、4th Single『ワインレッドの心』でブレイク、その後もヒット曲を連発し、”安全地帯”はトップアーティストの地位を確実なものとしていきます。その後、2度の活動休止を挟み、”玉置浩二”さんはソロでもヒット曲を生み出し、、俳優業にも取り組み、人気を博します。

しかしながら、プライベートなどでいろいろな話題を提供したり、奇才のような感じで取り上げたりされてますが、本当に凄い才能を持つ人だなと思います。

アーティストによる代表的な”玉置浩二”評として有名なのは・・・

”桜井和寿”(Mr.Children)  「天才であり最も尊敬するミュージシャンの一人」

”黒田俊介”(コブクロ)   「日本一歌が上手い」

”水野良樹”(いきものがかり)  「自らの音楽活動が玉置のそれに多大な影響を受けたものである」

更に大御所

”山下達郎”  「日本で最も過小評価されているミュージシャン」

・・・これだけでも凄いのですが、僕も彼の歌唱力は勿論、ソングライターとしての才能を極めて高く評価しています。

自身のソロ、”安全地帯”の曲は勿論ですが、”中森明菜”の『サザンウィンド』、”V6”の『愛なんだ』、”TOKIO”の『NaNaNa(太陽なんていらねえ)』、”斉藤由貴”の『悲しみよこんにちわ』など、素晴らしい楽曲を提供しています。

まだ未レビューなのですが、僕は彼のソロだと『田園』が大好きで、『メロディ』、『しあわせのランプ』も好きですね。”安全地帯”だと『恋の予感』、『碧い瞳のエリス』、『Friend』、『じれったい』、『I Love Youからはじめよう』・・・キリがないですが、最近の曲でも『君がいないから』は大名曲でしたね。

あ、”井上陽水”と共演した『夏の終りのハーモニー』も素晴らしいですね。

そんな”玉置浩二”さんがフルオーケストラと共演し、コンサートを開催したのです。

番組自体は1時間ほどでしたが、”徳永英明”さんのインタビューから、コンサート映像が観れるのですが、『悲しみにさよなら』から完全に引き込まれてしまいました。なんだろう、声の存在感というか、一音一音の魅力が凄いですよね。フルオーケストラの大音量にもひけを取らない歌のインパクトがより強烈に感じられ、大興奮です。

”Billboard-Japan”の企画に関する話を挟み、アレンジャーへのインタビューは非常に興味深かったですね。そして名曲『恋の予感』の登場です。これは痺れましたね。最高ですね。

日本を代表する指揮者”大友直人”さん率いる東京フィルのリハーサルは緊張感があって、面白かったですし、サントリーホールの設計者の方のお話も感心させられましたね。間に挟まれる”玉置”さんのインタビューも本音で話をされていて、非常に良かったですね。このあたりの番組の作りはさすがドキュメンタリーの作りの上手いTV TOKYOですね。

クラッシックについては全然詳しくないのですが、音作りに対する真摯な姿勢は門外漢の僕には凄く勉強になりました。”大友直人”さんのスピーカーの話なんかはクラッシックに造詣の深い方なら当たり前なんでしょうけど、僕には新鮮というか、驚かされましたね。

コンサートへ移り、最初の序曲『田園』からテンションが上がります。

『ワインレッドの心』も勿論最高ですが、やっぱり『Friend』は大好きなので鳥肌モノでしたね。そして素晴らしい『メロディ』・・・番組終わってから思わずi-tunesでリピートしまくりましたよ。やっぱりこの曲凄いね。その後、ダイジェストで『ロマン』、『サーチライト』が流れ、アンコールです。

勿論、『田園』です。フェイクが非常にうまく入っていて、聴き応え抜群です。オーケストラの軽快な演奏が心地よいです。ラストのフェイクは凄かったですね。ラストは名曲『夏の終わりのハーモニー』ですね。やっぱり生音の迫力は凄くて、完全にノックアウトさせられましたね。感動で少し身震いしてましたもんね。これ、現場にいたら本当にヤバイね。最後のスタンディングオベーションも感動ものでしたね。いやあ、素晴らしい。

企画を考えた”Billboard-Japan”の勝利でもあるのでしょうが、やっぱり”玉置浩二”の歌、曲の魅力が最大限発揮されていて、それらの音楽の魅力が素晴らしいことが全てでしょうね。

ローソンチケットで東京公演の特別先行予約に申し込んだけど、当たると良いな~。DVDも欲しい。

http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/31666/2