今回の名曲レビューは”Dragonforce”の2006年発表の3rd Album「Inhuman Rampage」収録の『Through The Fire And Flames』を紹介します。

DragonForce - Inhuman Rampage (2006)

今回は名曲レビューでHM/HRの曲をピックアップしたのですが、実は先日の”乃木坂46”の”川村真洋”のブログにて、”Dragonforce”のLiveを観たという話題があったので、レビューすることにしました。

”乃木坂46” ”川村真洋” 公式ブログ

http://blog.nogizaka46.com/mahiro.kawamura/2015/09/025083.php

現在、”川村真洋”はあのギター専門誌「Young Guitar」にて「ろってぃーのRoad to Guitar Heroine」という連載企画をやっていて、その活動の一環なんでしょうけど、なぜ”ドラフォ”?という感じでしたね。

勿論、HM/HRマニアの僕からすると”Dragonforce”は大好きなバンドで、デビュー作「Valley of the Damned」から大きな話題を博していましたが、伝統的なブリティッシュハードロックのイメージが強いイギリスからストレートな”メロスピ”のバンドが出てきたことも衝撃的でしたね。

尚、”メロスピ”っていうのは”Melodic Speed Metal”の略称です。”Helloween”や”Blind Guardian”、”Rhapsody Of Fire”など、ヨーロッパを中心に大人気のジャンルですし、日本でも”X-JAPAN”や”Janne Da Arc”などのHM/HR系は勿論、ビジュアル系なんかにも多大な影響を与えてますね。以前に紹介した”Dragon Guardian”なんかは露骨に”メロスピ”のフォーマットにアニソンのようなメロディを乗せ、独自の世界を築いています。

http://burning.doorblog.jp/archives/44628831.html

”Dragonforce”はそんな”メロスピ”の中でもNo.1のスピードを誇る超絶テクニシャン集団ですので、ギター専門誌の企画でLiveを観にいくというのは良い選択なんでしょうけど、あまりに異次元的な超絶テクニックを観て、技術的な参考になるのかは分かりませんが、ベストから学ぶというのは大事なことです。

”Dragonforce”は”メロスピ”の中でもブラストを取り入れ、スピードをかなり意識しているので、似たような曲も多くて、クオリティにバラツキがあるというか、アルバムは強力なキラーチューンが1、2曲あって、他の曲が霞んでしまうような印象を受けますね。ですのでアルバムでの紹介は見送りました。新作「Maximum Overload」はなかなかの力作で曲も粒揃いでしたけどね。

僕が”Dragonforce”で好きな曲はいろいろとあるのですが、やっぱり『Through The Fire And Flames』が一番かな。強烈にスピーディーでテクニカルな演奏から更にギアチェンジして爆発するようなスタートで曲が始まるとクサいメロディが炸裂し、一気に頂点へ上り詰める感じです。7分を超える長尺の曲なのですが、そのスリリングな演奏もあって、緊張感が途切れることはないです。やっぱりツインギター超絶カッコ良いですね。

まだ若くて才能溢れるバンドですが、テクニカルな面だけでも十分勝負できるのに曲のクオリティを追求している姿勢は素晴らしいですね。是非、関心を持った方は下記のWackenでのライブバージョンを一度チェックして欲しいですね。いやあカッコイイ。

WackenでのLiveバージョン↓

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=EOy5ouSNs1s

Inhuman Rampage
Dragonforce
Roadrunner Records
2006-06-20


マキシマム・オーヴァーロード
ドラゴンフォース
ワーナーミュージック・ジャパン
2014-08-13