今回の名曲レビューは”古内東子”の1994年発表の3rd Album「Hug」収録の『Peach Melba』を紹介します。

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”古内東子”は1993年、”遠藤亮”のプロデュースでソニーから『はやくいそいで』でデビューを果たします。デビュー曲からタイアップがつき、順調にセールスを伸ばしていきますが、デビュー当時、彼女は上智大学の学生で、仕事が忙しくなって、中退したそうです。

”古内東子”との最初の出会いは歌番組だったと思います。1994年の3rd Singleの『Distance(Remix)』だったかな。そして7th Single『誰より好きなのに』がジワジワとロングヒットし、ブレイク。『誰より好きなのに』が収録された5th Album「Hourglass」はオリコン10位を記録、更に6th Album「恋」がオリコン2位を記録し、恋愛ソングを得意とする彼女は女性ファンの人気に後押しされ、「恋愛の神様、教祖」と呼ばれるまでになります。

でも個人的にはそのときの彼女の音楽にはピンと来てなかったですね。女性人気で歌詞重視で・・・正直、上述のシングル曲も特段惹かれることもなく、名前は知っているけれども、積極的にチェックするタイプではなかったですね。

その後、僕は”Crazy Ken Band”に”ド”ハマリしていくのですが、そのときに”横山剣”さんの著書「夜のエアポケット」で”古内東子”の名前を発見したんですね。

”Crazy Ken Band” 『ガールフレンド』
http://burning.doorblog.jp/archives/44089242.html

そこでいろいろと剣さんの好きな音楽が紹介されていたのですが、僕の今まで知らなかった様々な名曲と触れる機会が増えました。”野坂昭如”とか”三遊亭円楽”のアルバムも買いましたね。(”野坂昭如”の『ヨコスカマンボ』、『マリリン・モンロー・ノー・リターン』は大名曲です)書籍では古めの曲が多く紹介されていましたが、最近の曲が紹介されているのは珍しくて、中古CD屋巡りで”古内東子”の「Hug」を探したのですが、意外とあっさり見つかって、特売コーナーで250円くらいでGetして聴いたんですけど、いやあ、『Peach Melba』には痺れましたね。

”AOR”系のしっとりとしたミドルテンポの楽曲なのですが、スケール感のあるメロディに彼女の艶のある声が抜群にマッチしていて、サイコーだなと思いましたね。「Hug」自体もなかなかの力作でしたけど、やっぱり『Peach Melba』はギラリと光ってますね。

”古内東子”さんは結婚もされ、お子さんも出産されたそうで、Billboard Liveも好評だったみたいですが、僕にとって、”古内東子”=『Peach Melba』なんですよね。

『Peach Melba』はJapanese AORのトップクラスの名曲だと確信してます。是非、試して欲しいな。

THE SINGLES SONY MUSIC YEARS 1993~2002【Blu-spec CD(TM)】
古内東子
ソニー・ミュージックダイレクト
2010-03-24


Hug
古内東子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-07-24