今回の名曲レビューは”前川清”の1987年発表の5th Singleであり、”内山田洋とクール・ファイブ”を脱退した初のソロ作品でもある『花の時・愛の時』を紹介します。

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『長崎は今日も雨だった』、『そして、神戸』、『中の島ブルース』、『東京砂漠』などの多数のヒット曲を持ち、11回もの紅白歌合戦出場を果たしている”内山田洋とクール・ファイブ”のメインVoである”前川清”さんのソロを取り上げたいと思います。

”前川清”さん自身もソロで紅白歌合戦で18回も出場されていますが、曲自体は”内山田洋とクール・ファイブ”の楽曲を歌われているケースが多いですね。

まあ、”前川清”さんって「演歌」の人ってイメージなんですけど、元々ポップス志向で”福山雅治”さんとコラボした『ひまわり』とかもリリースされたりしていて、「演歌」だからチェック不要って、簡単に切り捨てられない存在なんですよね。

僕は勿論、”内山田洋とクール・ファイブ”時代から知ってますし、特に『東京砂漠』なんかは「演歌」の枠を超えた名曲だと思いますが、そこまで積極的にチェックしていた訳ではありません。

たまたま入手した「ナイアガラで恋をして ~大瀧詠一トリビュートアルバム」が全体的に結構良い内容だったのですが、”前川清+井上鑑”の『幸せな結末』が意外にハマっていて、ちょっとチェックしてみようと思いました。

それがきっかけで「バラードセレクション 明日に」を中古CD屋で購入しましたが、勿論、楽しみにしていたのは『最後の雨』や『However』、『真夏の果実』といった名曲のカバーだったのですが、オリジナルの『花の時・愛の時』に最も衝撃を受けてしまったんですね。

作詞:”なかにし礼”、作曲:”三木たかし”、編曲:”若草恵”という豪華なクレジットに相応しい、ややオペラのような構成を持つ、哀愁漂うメロディが強烈なバラードナンバーなんですが、”前川清”さんのVoが情念のような凄まじい気を発していて、完全にノックアウトされましたね。

こんな素晴らしい楽曲を知らなかったことに後悔しましたし、今でも僕のMP3プレイヤーのセットリストには必ず入っていて、結構な頻度で聴いてますね。



本当に素晴らしいので、是非、チェックして下さい。なんでこんな名曲を紅白で歌ってないんでしょうか???

不思議で仕方ないですね。いやあ、この曲、やっぱり凄いよ。

ナイアガラで恋をして ~大瀧詠一トリビュートアルバム
オムニバス
ワーナーミュージックジャパン
2002-11-20


バラード・セレクション 明日に (MEG-CD)
前川清
株式会社ミュージックグリッド
2014-02-19