今回の名曲レビューは”天上智喜/CLIFF EDGE”の2008年発表のコラボシングル『Here』を紹介します。

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「コラボレーション」系の名曲ってありますよね。

昔でいうとデュエットみたいな感じが多かったんですかね。”井上陽水”と”安全地帯”の『夏の終わりのハーモニー』とか、”桑田佳祐”と”Mr.Children”の『奇跡の地球』とかね。

レコード会社の絡みもあったりするので、単純にコラボでシングルやアルバムを制作するって、簡単にはできないんでしょうけどね。

”加藤ミリヤ”と”清水翔太”の『Love Forever』、『FOREVER LOVE』とか、”m-flo loves YOSHIKA”の『let go』とかは結構ヒットしましたよね。最近も「featuring」とか「with」なんて言葉が名義についている楽曲やアルバムが増えましたよね。

そもそもコラボレーションを前提にしているので、曲の良さっていうのは後回しになる傾向が強いので、コラボの魅力だけで曲の魅力は薄いケースも多いように思います。

売れない、最近パッとしないアーティストの組み合わせも多くて、またか・・・って印象を持ってしまうケースも少なくないですね。

本作『Here』については、そもそも男性3人組の”CLIFF EDGE”のアルバム『to You』に収録されていた「LIV~大切なあなたへ~」を韓国の女性4人組ダンス&ボーカルユニット”天上智喜”が気に入ったことから、コラボが決まったということなので、歴史的には珍しいパターンですね。

普通ならカバーするくらいで終わりそうなところをわざわざアレンジし直して、”天上智喜”と”CLIFF EDGE”でコラボすることになったんですよね。



どうですかね。爽やかで良い曲ですよね。メロディアスでHAPPYになれる感じのある曲でコーラスも素晴らしいですね。

結婚式とかでも使われているケースが結構あるんじゃないですかね。

本作は映画「ホームレス中学生」の主題歌、TV音楽番組「魁!音楽番付-JET-」のオープニングテーマにも採用され、オリコン最高位は18位でまずまずのスマッシュヒットを記録しているんですよね。

残念ながら、彼ら二組ともに代表作はこのコラボシングルになってしまってますね。”CLIFF EDGE”は『ナミダボシ feat. 詩音』などのコラボシングルが30万ダウンロードを記録するなど、ブレイクしそうだったのですが、2014年に”クリフエッジ”にグループ名を変更し、現在に至ります。

”天上智喜”は日本での活動は休業状態になっていますね。

「コラボ=企画モノ」なので、「一発屋」に近い感じの受け止め方になってしまうんでしょうね。

まあ、レコード会社の戦略的な意図が見えるのは仕方ないにせよ、せめてコラボを売りにするのなら、ワクワク感のするようなコラボに期待したいですし、せめて良い曲をちゃんと用意して欲しいですね。

Here(DVD付)
CLIFF EDGE 天上智喜
エイベックス・エンタテインメント
2008-10-22




MF10 -10th ANNIVERSARY BEST-
m-flo
rhythm zone
2009-10-07