今回の名曲レビューは”Eagles”の1976年発表の5th Album「Hotel California」収録の『Hotel California』を紹介します。

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今更、取り上げるまでもない、誰もが知っている大名曲ですが、僕が音楽により傾倒していく、大きなきっかけになった曲でもあり、敢えて紹介したいと思います。

Vo&G&Keyの”Glenn Frey”、Vo&Drの”Don Henley”を中心に結成され、メンバーチェンジもありながら、Vo&Bの”Randy Meisner”、Vo&Gの”Don Felder”、Vo&G&Keyの”Joe Walsh”のメンバー5人により、世紀の傑作アルバム「Hotel California」を制作します。

全米では本アルバムは8週連続1位を獲得し、その年のグラミー賞の最優秀レコード賞を獲得、全世界でのセールスは2,000万枚を超えていると言われている名作なんですけどね・・・。

まあ、アルバム1枚聴くのはちょっとタルいですね。

でもやっぱり名曲『Hotel California』1曲を聴くためだけに、音楽ファンは本作を買わないといけないと思います。それだけ凄い曲です。





クレジットは”Don Felder”、”Glenn Frey”、”Don Henley”となっていますが、実際に作曲をしたのは”Don Felder”で作詞のアイデアを出したのが”Glenn Frey”で実際に作詞をしたのは”Don Henley”と言われています。

深みのあるストーリーの歌詞も名曲然として素晴らしいですが、やっぱりこのメロディは堪らないねえ。更にメンバーによるコーラスも最高です。

サウンドも当時にしてはかなりギターが活躍する大胆なアレンジで、特に”Don Felder”が一人で組み立てたと言われるギターソロは何度聴いても痺れます。

これだけ凄い曲はなかなかないですよ。

”Eagles”は抜群の人気を集めますが、バンドの人気絶頂期の1982年に解散を発表。その後、ソロで”Glenn Frey”、”Don Henley”、”Joe Walsh”は活躍します。1994年には再結成。その後、全盛期のラインアップが復活し、各地でライブを行い、新作のリリースも行っています。

”Eagles”自体は凄くアメリカで人気があって、オリジナルアルバムを8枚しかリリースしていないのに、アルバムトータルセールスは1億枚を突破しているんですよね。ツアーが盛況なのも納得ですね。

でも個人的には”Eagles”と言えば『Hotel California』ですね。あとは”Glenn Frey”、”Don Henley”の黄金コンビによる名バラード『Desperado(邦題:ならず者)』くらいかなあ。その他の曲はカントリー色が強くて、ちょっと微妙な曲も多いのですが(アメリカではカントリーは人気だからねえ)、この2曲は音楽ファン必須だと思いますね。





『Desperado』は日本人アーティストもかなりカバーしているので『Hotel California』よりも若い音楽ファンが聴く機会も多いかもしれませんね。

冒頭にも書いたとおり、今更これだけの名曲を紹介するのは当ブログの趣旨とは若干合わない部分もありますが、基本と言うことで是非、押さえておいて欲しい名曲です。

リリースから来年で40年なんですね。この40年間の間に様々なアーティストがリリースした膨大な楽曲の中でも、これ以上の楽曲を探すのは困難を極めるのが間違いないくらい、凄い曲だと思います。

P.S.間違いなく、僕が一生聴き続ける名曲の一つですね。

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The Complete Greatest Hits
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2013-05-07