今回の名曲レビューは”Nirvana”の1991年発表の2nd Album「Never Mind」収録の『Smells Like Teen Spirit』を紹介します。

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”Nirvana”の衝撃は凄かったですね。

Vo&Gの”Kurt Cobain”を中心に、Bの”Krist Novoselic”、Drの”Dave Grohl”の三人組が一気にグランジ旋風を巻き起こし、未だに続く「HM/HR」の低迷を招いた大きな要因となったバンドですね。

でも「HM/HR」マニアの僕でも、『Smells Like Teen Spirit』は強烈なインパクトでしたし、Video Clipも格好良くて、当時、すぐに輸入盤屋へ行って、シングルを買ったんですよね。



『Smells Like Teen Spirit』は当時のどの「HM/HR」よりも格好良かったし、やっぱりリフが素晴らしいですよね。曲調はかなりハードなんですけど、非常にメロディも練り込まれていて、意外にキャッチーなんですよね。全米6位のヒットは納得ですね。(それこそ、”Skid Row”の「Slave To The Grind」や”Pantera”の「Far Beyond Driven」なんかがチャート1位を取った方が凄い違和感がありましたね)

某専門誌でも肯定派よりは否定派が圧倒的に多かった気がします。でも誰が何と言おうとこの『Smells Like Teen Spirit』だけは評価せざるを得ないと思いますね。(某副編集長は特集記事を書いてたっけ?)

同時期に発表された”Metallica”の「Metallica(「Black Album」)」は大幅にスピードを落とし、重さを重視した、オルタナ、グランジに大いなる影響を受けた作品でメタルファンの批判も大きかったですが、”Metallica”は一気にスケールアップし、世界的な人気バンドになりましたね。

「Metallica(「Black Album」)」も素晴らしい内容で『Sad But True』とか、『My Friend of Misery』、『Wherever I May Roam』など、[楽曲粒揃いで大好きなんですけど(来日公演も見に行ったなあ)、その収録曲のいずれも『Smells Like Teen Spirit』の素晴らしさには敵わないと思いますね。まあ、アルバムとしての完成度は高いけど、個人的には”Metallica”は3rdまでかな・・・。(4thの『Blackened』は大好きです)

アルバム「Never Mind」も聴いたけど、正直厳しい内容だったなあ。パンクっぽいような軽い感じの曲もあって、『Smells Like Teen Spirit』のシングルはヘビーローテしていたけど、アルバムはすぐにラックのこやしとなり、現在は段ボールにしまい込んでしまっていますね。ですのでアルバムの内容はほとんど覚えてないです。

”Nirvana”人気は衰えることなく、次の1993年発表のアルバム「IN UTERO」も全米No.1を獲得します。

ところがメインソングライターであった”Kurt Cobain”はヒットへのプレッシャーから、ヘロイン、薬物に手を染め、1994年に自宅にて、ショットガンで自らの頭を撃ち抜き、帰らぬ人へ・・・。

結成から6年ほどの短い活動期間で”Nirvana”は全世界で7,500万枚のセールスを残し、「Rolling stone誌」の歴史上、最も偉大なアーティストの30位に選出され、”Kurt Cobain”は伝説となりました。

”Kurt Cobain”自体に個人的に思い入れはありませんが、才能あるアーティストをプレッシャーで潰してしまうケースって多々あるんですよね。その度にファンが悲しい思いをしちゃうんですよね。レコード会社、マネジメントはきちんとアーティストのメンタルケア、体調管理をしっかりすべきだと思います。

しかし、『Smells Like Teen Spirit』の素晴らしさは一生モノですね。

Nevermind (Remastered)
Nirvana
Geffen Records
2011-09-27


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