今回の名曲レビューは”David Bowie”の1983年発表の14th Album「Let's Dance」収録の『Let's Dance』を紹介します。

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残念ながら、世界的なスーパースター”David Bowie”が2016年1月10日に逝去されました。

グラムロックの帝王と呼ばれ、「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」(邦題:ジギー・スターダスト)という代表作と言えるコンセプトアルバムが特に有名ですが1970年代から長年に亘り、様々なアーティストに大きな影響を与えていますね。

残念ながら、僕自身は”David Bowie”の音楽自体はピンと来なくて、どちらかと言うと彼が好きだという僕のお気に入りのミュージシャンの言葉に引っ張られて、後追い的にチェックした記憶があります。

また彼はまたその端正なルックスもあって、映画にも多数出演されていますね。「戦場のメリークリスマス」、「ラビリンス」など、結構インパクトのあるキャラクターを好演されてましたよね。

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勿論、名作「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」は保有してます。残念ながら、個人的には名盤という評価までは至りませんが、完成度も高くて、カルト的な人気を得るというのは良くわかります。あと純粋なロックのカッコ良さが詰まった”Tin Machine”の1stはわりかし好きでしたね。

でも一番好きなのは彼にとっても最大のヒット作となったヒットメーカー”Nile Rodgers”との共同プロデュースによる『Let's Dance』ですね。

アルバムは全英で1位を獲得し、更に全米でも4位を記録し、プラチナ認定されています。またシングルカットされた『Let's Dance』もBillboard Hot 100で1位を獲得し、彼の代表曲となります。



当時のダンスブームの中では異質な感じがする楽曲で、そのリフというか、なんというか重厚感とノリが堪らなく好きでしたね。勿論、”David Bowie”の強烈な存在感があってこそ、楽曲自体が成立しているような感じもします。

書きながら、思い出したけど、『Blue Jean』もGlamorousでダンサブルでなかなか格好良くて、好きでした。



まあ、彼のコアなファンからすると的外れな選曲なのかもしれませんが、僕にとっての”David Bowie”は『Let's Dance』と『Blue Jean』のカッコ良さに集約されてますね。

相変わらず大活躍されている”坂上忍”さんって、元々HM/HR系の音楽が好きで、自身でも歌を歌われてましたけど、”David Bowie”の大ファンなんですよね。「FNS歌謡祭」での『Let's Dance』の熱唱は本人は照れるでしょうけど、「好き」ってメッセージも伝わってきましたし、良いパフォーマンスでしたよ。



しかし、2013年に音楽シーンに復帰し、精力的に活動されていた中での逝去は残念でしょうね。「癌」ですか。

時代は常に移っていきますが、伝説のスーパースターがいなくなるのは音楽シーンにとっては悲しいね。

合掌。

Let's Dance
David Bowie
Virgin Records Us
1999-08-26


Best of David Bowie
David Bowie
Parlophone (Wea)
2002-09-20





Rise & Fall of Ziggy Stardust
David Bowie
EMI Import
1999-07-06


Blackstar
David Bowie
Sony
2016-01-08