今回の名曲レビューは”Bad 4 Good”の1992年発表の「Refugee」収録の『Nineteen』を紹介します。

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先々週くらいに「TV TOKYO」の午後の映画枠で「Terminator 2」を放送したんですけど、録画しておいたんですね。

「Terminator 2」は巨匠”James Cameron”監督の名作で、世界的映画スター”Arnold Schwarzenegger”の代表作でもあり、世界的に大ヒットを記録し、誰しもご存じの作品だと思いますので、今更、この映画について、語る必要はないと思いますが・・・。

天気の悪かった、休みの日に子供達と「Terminator 2」を一緒に観てたんですけど、25年前の1991年に制作された映画とは思えない迫力、スピード感で、画力も強くて、子供達が食い入るように見ていたのは驚きましたね。ストーリーもシンプルだけど、ラストは泣けるし、何度観てもやっぱり素晴らしい映画ですよね。

現在のCG技術の発達を考えるとちょっと・・・って場面も一部ありましたけど、Blu-rayを買おうか検討してます。(実はずっと前からAMAZONのWish Listには入ってるんですけどね)

そこで出演していた”John Connor”役の”Edward Furlong”を覚えていますか?

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彼はアメリカの若くしてスターになった典型的な転落人生を歩んでますね。2000年には薬物及びアルコール依存症でリハビリ施設へ、更にコカイン過剰摂取により意識不明の重体になったり、結婚・離婚の末に離婚した妻へのストーカー行為、更に恋人への暴力事件で逮捕されるなど、落ちるところまで落ちて行ってますね・・・。

同じように子役の”Tim”役で出演していたのが”Danny Cooksey”です。(冒頭の”Guns ’n' Roses”の『You Could Be Mine』が流れ、子供二人がバイクで走っていくシーンに出ていたんじゃないかなあと思うんですけど・・・)

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【Review】 Guns 'N' Roses 『Use Your Illusion』
http://burning.doorblog.jp/archives/45607877.html

この”Danny Cooksey”も有名な子役だったようですね。

当時16歳だった子役”Danny Cooksey”がVoを担当し、8歳で「Monsters Of Rock」に出演した経験を持ち、当時12歳だった天才ギタリスト”Thomas McRocklin”、更にBは当時14歳の”Zack Young”、Drは当時15歳の”Brooks Wackerman”と、平均年齢はなんと14歳の「スーパー・キッズ・バンド」として、”Bad 4 Good”はデビューを果たします。

しかも、スーパーギタリスト”Steve Vai”の全面プロデュースですよ!

【Review】 David Lee Roth Eat 'Em and Smile
http://burning.doorblog.jp/archives/44750118.html

でも僕は最初、勘違いしていて、”Edward Furlong”が”Bad 4 Good”のVoなのかなあと思ってたんですけど、違ってました・・・。

某専門誌でもアルバム「Refugee」は高評価だった記憶があります。僕は別にスーパー・キッズの演奏というだけでCDを買わないので、内容が悪くないという噂だったし、Video Clipでチラッと観た『Nineteen』がカッコイイと思ってたので、中古CD屋で安くで見つけた際に買ったのかな? 

とても平均年齢14歳とは思えないほど、演奏レベルは高いです。曲もロックに、バラードに、ラップ調の曲など、バリエーションもあって、まずまず粒が揃っていると言って良いでしょう。(かなり小粒ですけどね)

但し、メロディが楽しめる曲が圧倒的に少なくて、個人的にはイマイチでしたね。

特に僕が個人的にキツいなあと思ったのはバンドの売りでもあったはずの”Danny Cooksey”の粗い(ダミ声のように汚い)Voですね。「Death Metal」の吐き捨て型Voでも、もうちょっと聴けたり、味があるVoもいると思うんですけどねえ。この”Danny Cooksey”の歌声は嫌悪感しか生み出さないように思います。

CDラックのこやしになっている”Bad 4 Good”の「Refugee」ですが、唯一、i-tunesに取り込んだ『Nineteen』は結構な頻度で聴いてますね。



これも後で知ったんですけど、元”Thin Lizzy”の故”Philip Lynott”のソロシングル曲のカバーなんですね。

”Thin Lizzy”も名盤と言われているアルバムと、ライブアルバム1枚、ベストアルバム1枚は持ってますし、一通り、聴いてはいます。

”Thin Lizzy”はビッグネームだけど、日本ではそんなに人気ないよねえ。僕もあまり好みではないです。以前専門誌で”Thin Lizzy”の大ファンのアーティスト(誰だったか、忘れた)に”Thin Lizzy”のどこが好きなの?ってインタビュワーが聴いたときに「歌詞が良い」と答えたのを良く覚えていますけど・・・「そんなん日本人に分かるか! コノヤロー!」って思いましたね。

僕が好きな”Thin Lizzy”の曲はダントツで『Dedication』です。(元々”Grand Slam”で出す予定だった曲だし、これを”Thin Lizzy”の一番の曲と言ったら、本当のファンは怒るでしょうけどね)

他に挙げるなら”Gary Moore-Philip Lynott”名義ですけど、『Out In The Fields』か、『Waiting For An Alibi』くらいですかね。定番の代表曲『The Rocker』、『The Boys Are Back in Town』等も個人的には普通くらいの印象ですね。

まあ、今後、レビューで取り上げるかもしれないので、あまり詳しくは書きません。

いずれにせよ、”Bad 4 Good”は本作のみをリリースし、芳しいチャートアクションもなく、解散してしまいます。

国内でもスターとなった”SPEED”は別格として、若さを売りにしたアイドルやミュージシャンって話題になりますよね。最近でも”Little Glee Monster”とかね。(古くは”フィンガー5”とかもそうだね)

まあ、初見のインパクトはあるんですけどね。背伸びしている分、大人への成長のスピードに合わせ、期待以上のレベルアップができずに終わってしまうケースが多いのが悲しいですね。(一発屋、瞬間最大風速的なヒットが多いですね)

日本では子役出身で味のある、良い役者になられている方もいますけどね。こと音楽に関しては厳しい感じがしますね。

あ、”Michael Jackson”、”宇多田ヒカル”のようなスーパースターはそんなの関係ないか・・・まあ、そのインパクトを維持し続けてますもんね。

まあ、要は実力、アーティストパワーということでしょう。嵩上げされた虚像をどう実像に変えていくのか・・・営業の仕事でも相手の期待値を上げるのは当たり前として、上げすぎると早々に切れてしまうケースは多いですね。

身の丈、ちょっと上、成長で背伸びすれば届くくらい、言葉にすると簡単に聞こえるけど、このさじ加減はとんでもなく難しいんですけどね。

P.S.天才ギタリスト”Thomas McRocklin”は裏方の仕事で現在も音楽活動をされているみたいですね。浮上できるかな?

Refugee
Bad 4 Good
Atlantic / Wea
1992-08-18


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