今回の名曲レビューは”May J.”の2014年発表の7th Album「Imperfection」収録の『Sunshine Baby!』を紹介します。

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日本の音楽界随一の嫌われ者っぽい扱いを受けている”May J.”ですけど、なんでそんなに嫌われているのか、個人的には良くわからないんですよね。

カバーのイメージが強い彼女ですが、意外にも過去にシングルカットしている曲は全てオリジナルだったりします。(シングルでカバー曲を何度もリリースしている歌手がどれだけ沢山いるか・・・)

確かに僕も彼女を初めて知ったのは『Garden』のカバーを歌っているのを「CDTV」かなんかで見たのが最初だったような気もします。

彼女が注目されるきっかけになった「関ジャニの仕分け∞」も楽しんで見てましたよ。ヤラセ疑惑もありましたけど、正確な音程とピッチはなかなか素晴らしいなあと思いましたけどね。

でも上手いなあとは思うんですけど、心は揺さぶられないんですよね。コンピューターの採点で高得点を取るのと実際に人の心に届く歌なのかは微妙ですよね。「関ジャニの仕分け∞」もそうだし、「TV TOKYO」の「THEカラオケ☆バトル」なんかもそうですけど、チャンピオンになる人の歌って、そんなにピンと来ないんですよね。

”城南海”さんとかは別格ですけどね。この辺りの評価は声質、歌い方など、好みが分かれそうなところでもありますね。「好み」っていうのが採点上はクセ者なんでしょうね。

出来るだけクセがなくて、ストレートに音程、ピッチにヒットする歌唱が高得点になりやすいんでしょうね。まあ、声量も重要でしょうけどね。(抑揚っていうのは良くわからないなあ、高得点を出す素人が大袈裟に抑揚をつけている動画も見たけど、テレビゲームの裏技みたいなもんですよね)

「関ジャニの仕分け∞」で注目を浴びた”May J.”はカバーアルバムを発売し、更には「アナと雪の女王」の『Let It Go~ありのままで~』を歌い、2014年には年末の音楽番組の目玉的な扱いで総ナメし、「紅白歌合戦」にまで出場しちゃうんですよね。

それから1年ちょっとなんですけどね。激しいバッシングがネットなどで行われ、最近では「消えた」などと言われてますねえ。

元々、声楽、ピアノ、バレエなど、音楽の英才教育を受け、その美貌も含め、スターになる可能性もあったし、事務所も良いマネジメントをしていたと思うんですけどね。彼女に罪はないし、僕は彼女のオリジナル曲はそれなりに好きですよ。

シングルでのキャリアハイとなるオリコン最高位6位を記録した『本当の恋』はドラマ主題歌にも採用された、なかなか沁みるバラードですよね。



元”WANDS”で”大島こうすけ”さんの作曲ですね。最近のヒットでいうと”嵐”の『Dear Snow』なども手掛けられてますね。なかなか良い曲を書かれる素晴らしいミュージシャンだと思いますよ。

でも僕は「ヤマザキランチパック」のCMソングにも起用された『Sunshine Baby!』が大好きなんですよね。



弾けるようにポップでスピード感があって、それでいてキャッチーで新しい恋へのウキウキ感が良い感じで表現されている、素晴らしい楽曲だと思いますね。

”May J.”さんの歌の魅力って、バラードよりもこういうスピード感のある歌の時のほうがより良い感じがしますね。(正直、バラード系は何を歌っても一緒に聴こえちゃいますね、それはそれで凄いことなんですけどね)

作曲は”Nao Tanaka”さんで”三代目J Soul Brothers”の『On Your Mark』なども手掛けられていますね。

Album「Imperfection」はなかなか良盤だったと思いますし、今でもたまに聴いてますよ。

自分の声や歌唱の魅力をどう伝えるのかを今一度考えたほうが良いように思いますね。歌い上げるばかりがVoではないですし、彼女の魅力はそこではないように思います。

昨年末にDisneyの企画アルバムをリリースされてますけど、「Imperfection」のような良いオリジナルアルバムを作り、再ブレイクを果たして欲しいですね。

別にファンでもなんでもないですけど、このまま消えて行ってしまうのは、あまりに勿体ない気がします。

P.S.彼女のカバーは彼女の歌唱を強調するだけでアレンジの面白みがないので聴いててキツイんですよね。今後もリリースするなら、アレンジャーを変えて、冒険したほうが良いと思います。

Imperfection
May J.
rhythm zone
2014-10-08