今回の名曲レビューは”ザ・テンプターズ”の1968年発表の2nd Single『神様お願い』を紹介します。

ザ・テンプターズ 『神様お願い』

僕の生まれる前の曲です。

いわゆる「GS(Group Sounds)」の曲ですね。

日本のポピュラー音楽の黎明期って、洋楽ポップスのカバーがメインだったと思うんですけど、その後、”The Beatles”に影響を受け、「ザ・タイガース」、「ザ・スパイダース」などの様々なバンドが登場したのがキーポイントになっていると思いますが、世代でもないので、僕自身はそこまで熱心に「GS」の研究は出来てません。(時間があれば1960~70年代初頭のJ-Popは研究したいんだよね)

でも知っているバンドも沢山ありますし、大好きな曲もたくさんあります。

”ザ・テンプターズ”は後に俳優として、国民的な人気を獲得した「ショーケン」こと、”萩原健一”さんが在籍され、Voを担当されていたバンドです。

少し前の「ダウンタウンなう」の「ハシゴ酒」にもゲスト出演されていましたね。

歳は重ねられ、ビジュアルイメージはだいぶ変わりましたが、やっぱりカッコイイっすよね。

ああいう歳の取り方って羨ましいですよね。セクシーさがちゃんとあって、危険な匂いがしてねえ。

やっぱり男が惚れる男って感じですよね。

「極道の妻たち」での死体の演技はいつも笑わせてもらってますけどね。

僕は年齢的に微妙にズレがあって、「ショーケン」の影響をほとんど受けてないんですよね。出世作となった「傷だらけの天使」は勿論知ってますし、大阪では再放送もやっていたけど、正直、しっかりと見たことはありません。「太陽にほえろ」もそんな好きじゃなかったから、「ショーケン」自体に思い入れもさほどない世代なんですよね。

俳優としての「ショーケン」をほとんど経験しないまま、僕が「ショーケン」を知ったのは”近藤真彦”さんと競作になった『愚か者』での歌唱ですね。

そういえば”BORO”の『大阪で生まれた女』を歌ってたのも見た記憶があるなあ。





独特の歌い方でインパクトは十分でしたね。

「ショーケン」さんの話になってしまいましたが、”ザ・テンプターズ”の『神様お願い』に話を戻しますね。

”サザンオールスターズ”の”桑田佳祐”さんのユニット”KUWATA BAND”のシングル『MERRY X'MAS IN SUMMER』でカバーしたんだっけ、それがきっかけで知ったのかな。





それでオリジナルも聴きたいなと思って、レンタルショップで探したんだよねえ。

オリジナルはやっぱりカッコイイね。曲自体は2分ちょっとで凄い短いんですけど、キャッチーでノリも良くて最高だよね。音作り自体は古いけどね。独特の良さがあるよね。

ちなみに当時オリコン最高位2位と彼らにとっても代表曲のひとつになってますね。

作詞・作曲は”ザ・テンプターズ”のリーダー”松崎由治”さんですね。「ショーケン」の歌唱もストレートでカッコイイと思います。

こういう曲がカバーで歌い継がれているのは素晴らしいですよね。

P.S.昨年50周年記念のツインベストが出てたんですね。僕はレンタル落ちのベストアルバムの音源で楽しませてもらってますけどね。

ザ・テンプターズ ツイン・デラックス-THE 50TH ANNIVERSARY OF THE TEMPTERS-
ザ・テンプターズ
テイチクエンタテインメント
2015-05-20


ザ・テンプターズ:コンプリート・シングルズ
ザ・テンプターズ
テイチクエンタテインメント
2008-08-27