今回の名曲レビューは”ポルノグラフィティ”の2000年発表の3rd Single『ミュージック・アワー』を紹介します。

ポルノグラフィティ 『ミュージック・アワー』

また台風ですね。明日には関東への影響が報道されていますね。その後北上するみたいですけど・・・。

明日は関東で仕事があって、その後、仙台へ移動するスケジュールなので、どちらも直撃なんですよねえ。

仙台は日帰り予定だったのですが、朝一番移動になるので、台風の影響が出ると間に合わないリスクもあるので、前入りするかと思ったら、ホテルが満室でねえ。

運を天に任せる状態になってしまいましたねえ。いやー参りました。

当日までホテルなしで仙台に行くのは怖いので、前日までホテル予約サイトとにらめっこですね。

・・・と近況報告は以上として、変な雲ですが、一応晴れて今日も暑いですね。

9月に入ったので、秋っぽい曲でも良いかなと思ったのですが、残暑厳しいので”ポルノグラフィティ”の夏っぽい名曲を取り上げますね。

僕が”ポルノグラフィティ”を知ったのは多くの方と同じようにデビュー曲の『アポロ』ですね。



”宇多田ヒカル”旋風が吹き荒れ、「J-Pop」界での勢力争いが激化していた時代ですね。”GLAY”に”ラルク”、さらには”Dragon Ash”、ピークは過ぎた感はありましたが”小室ファミリー”に”浜崎あゆみ”の本格ブレイク前と凄い時期ですね。

なんでこんな曲がヒットしているのかあと結構不思議な感覚で『アポロ』を聴いてましたけどね。

VoがKey高めだったし、”Extreme”の名作アルバムタイトルのようなバンド名で僕は「HM/HR」のルーツを持つバンドなのかなと勝手に勘違いしてたんですけどね。(実際にバンド名はそれが由来らしいです)

【名曲】 EXTREME 『More Than Words』
http://burning.doorblog.jp/archives/46443661.html

次の『ヒトリノ夜』も僕にはピンと来なくて、これは一発屋の匂いがするなあ、なんて思ってたんですけどね。こんなに息の長い人気バンドになるとは思わなかったなあ。

僕が一番衝撃を受けたのが今回紹介する『ミュージック・アワー』なんですけどねえ。この15年くらいの「J-Pop」の楽曲の中でもトップクラスの完成度を持つ曲じゃない?



”杉真理”さんの『キー・ステーション』をちょっと思い出す感じのラジオDJによる曲紹介からスタートして、とびきりポップで清涼感溢れるノリの良い曲で、それこそ『アポロ』、『ヒトリノ夜』の単調でスピードで引っ張る感じのロックとは全然違うポップ曲で驚いたんだよねえ。こりゃホンモノだ・・・ってね。

でもオリコン最高位は5位なんだね。でも22週にわたるランクインは優秀じゃない? これほど渚で聴くのにうってつけのポップチューンはなかなかないよ。

その後、ラテンぽい要素を取り入れた『サウダージ』で初のオリコン1位を獲得し、『サボテン』、『アゲハ蝶』などでヒットを飛ばし、『Mugen』は2002年「FIFAワールドカップ」のNHKテーマ曲に採用と国民的なバンドになっていくんですもんねえ。

本当に不思議です。

僕が好きな彼らの曲をざっと書いておくと・・・。

至極のバラード『愛が呼ぶほうへ』、『カゲボウシ』あたりは良いよね。





ロックサイドだと『2012Spark』かな。



『ミュージック・アワー』と同系統で、少しクオリティは落ちると思うけど、『ハネウマライダー』も盛り上がるよね。

こう見ていくと本当にバラエティに富んだ楽曲を持ったバンドだねえ。彼らの本当にやりたい音楽がどういうものかが少し見えづらいけど、思いっきりロックに振り切ったアルバムを作っても相当クオリティの高いものが出てきそうだねえ。

その上良い意味で”ポルノ”らしさが上手く溶け込んでいるのは”アキヒト”さんのVocalによるものなのか、二人の作る音楽によるものかは分かりませんけど、なんか独特のフックがあるんだよねえ。

ある意味、”ゆず”にも近いんだよね。彼らはベースはフォークだけど、様々な楽曲にトライしているしねえ。

彼らのような良質なバンドが長く活躍してくれているのはシーンにとってはありがたいことだよね。

ライブも楽しそうだし、一度参戦してみたいなあ。

P.S.個人的には”Whitesnake”のグレイテストヒッツライブが楽しめそうな「Loud Park」に参戦するか、悩んでます。”ポルノ”はとりあえず10月発売のライブDVDでも買おうかな!








ポルノグラフィティ
SME Records
2016-10-26


ポルノグラフィティ
SME Records
2016-10-26