今回の名曲レビューは”高田みずえ”の1983年発表の21th Single『そんなヒロシに騙されて』を紹介します。

高田みずえ 『そんなヒロシに騙されて』

昨日は仕事が溜まっていて、オフィスに出社したんですけど、誰もいなかったので集中して仕事が進みましたね。来週も関西出張があり、その後も訪問予定がビッシリなんですが、再来週以降のスケジュールがタイトなので早め早めに進めておかないとパンクしちゃいそうで結構大変です。

やることが一杯ある時に限って、新たな仕事が舞い込んだりするんですよねえ。ホントにありがたい話だったりするんだけどねえ。

そんなこんなで今日は古めの曲ですね。

”高田みずえ”さんって、今の若い人は知らないんだろうなあ。

僕の上の世代の方からするとアイドルなのかもしれないけど、僕の中では普通に歌手ってイメージだったけどね。

1977年にデビュー曲の『硝子坂』が31万枚のヒットを記録し、デビューした年に「NHK紅白歌合戦」にも出場したんだね。



僕は一応リアルタイムで聴いていたのかもしれないけど、全く記憶にないですね。僕より少し上の世代の”ダウンタウン”の”浜田”さんは「歌謡曲」マニアだけど、たまに”みづえ”ちゃんって発言してますよね。

残念ながら”高田みずえ”さんは翌年の「NHK紅白歌合戦」には落選しちゃったみたいですけど、その後、チャート的には低迷してタレントとしての活動もしていたみたいだけど、”サザンオールスターズ”のカバー『私はピアノ』が起死回生的なヒットとなり、再ブレイクを果たすんですね。

『私はピアノ』がシングル売上約50万枚と彼女の一番売れた曲なんだね。



これは良いよね。勿論、本家の”原由子”さんのオリジナルも素晴らしいけど、個人的には声質、歌唱ともに”高田みずえ”さんのバージョンのほうが好みだなあ。こちらもレビュー候補でしたね。

その後、カバーや競作など、当時としては珍しい感じのシングルのリリースだったけど、『私はピアノ』の二番煎じ的なアプローチでスマッシュヒットを記録したのが、同じく”サザンオールスターズ”のカバー『そんなヒロシに騙されて』ですね。



”サザンオールスターズ”の楽曲群の中でも最も「歌謡曲」的な要素が詰まった曲だと思うけど、このクサいメロディ展開が僕には堪らないなあ。

このスライドギターの哀愁も素晴らしくない?

そして1985年に当時、大相撲で人気力士だった大関の”若嶋津”さんと婚約を発表、芸能界を電撃引退することになったんですけど、この報道は良く覚えているなあ。

”貴花田”(平成の名横綱:貴乃花)と”宮沢りえ”の婚約発表(その後アウト)のインパクトでかき消されちゃったけど、当時は大事件だったよね。

相撲部屋の女将さんとしてしっかりと家庭と部屋を回しておられるんだろうけど、先日の不倫会見で見事な記者会見をされた”三田寛子”さんとかもそうだけど、芸能界という誰もが憧れる世界をスパッと引退できる人って、やっぱり凄いよねえ。

人としての価値も高まるし、二人とも今テレビに出たら、かなりのタレントパワーを発揮しそうな感じだけどねえ。中途半端な二足のわらじだと難しいのかな。勿論、子育てと仕事をうまく両立される方もいるので、ケースバイケースなんだろうけど、いわゆる「男気」(女性ですが)って奴でカッコイイねえ。

”乃木坂46”の”橋本奈々未”の芸能界引退発表も衝撃的だったけど、それこそ元祖の”山口百恵”さんの衝撃は凄まじかったろうし、皆さん、結果的に幸せになっているように思いますね。”橋本奈々未”さんも幸せになって欲しいね。

【乃木坂46】 橋本奈々未 卒業&芸能界引退発表!!
http://burning.doorblog.jp/archives/48696873.html

P.S.『そんなヒロシに騙されて』はやっぱり名曲だね。

ベスト・コレクション
高田みづえ
ティー・グランドミュージック
1994-06-22


高田みづえ:コンプリート・シングルズ
高田みづえ
テイチクエンタテインメント
2008-08-27


高田みづえ シングル・ベスト30
高田みづえ
テイチクエンタテインメント
2003-03-26