今回の名曲レビューは”ジャッキー吉川とブルーコメッツ”の1967年発表の8th Single『ブルーシャトー』を紹介します。

ジャッキー吉川とブルーコメッツ 『ブルーシャトー』

強行軍のスケジュールでかなりヘトヘトです。でもあと一日と思うと今週は何とかいけそうな気がします。

今週は出張もあり、研修をしたり、営業したり、提案書を書いたりと既に交通整理が出来ていない状況ですが、何とか進めています。

まあ、遊びにも行っているけどね・・・。

はい、今日も遅い記事更新となりましたが、日本レコード大賞にも輝いた名曲を紹介します。

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”ジャッキー吉川とブルーコメッツ”の『ブルーシャトー』ですね。

「GS」、いわゆる「グループ・サウンズ」の代表的なバンドであり、「グループ・サウンズ=不良」という図式があった60年代でも”ブルーコメッツ”と”ザ・ワイルドワンズ”はNHKへの出演も許される、健全なバンドだったんですけどねえ。

【名曲】 ザ・ワイルドワンズ 『想い出の渚』
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まあ、僕の生まれる前なので、実際には良くわかりません。

『ブルーシャトー』は当時としては破格のヒットとなり、当時のレコード売上は150万枚を記録しています。

この大ヒットをひっさげ、”ブルーコメッツ”は二度目の紅白歌合戦出場を果たし、レコード大賞も受賞するんですけどねえ。

僕はネタでもなんでもなく、この曲が結構好きなんだけどねえ。



演歌というにはポップで軽快だし、洋楽志向の強かった「GS」というには「歌謡曲」にグッと寄ってますけど、普通に良い曲だと思うんだけどねえ。ラストの「ブルー、ブルー、ブルー~」あたりの哀愁はなかなかじゃない? 替え歌なんかもあって、流行ったみたいだけど、そのエピソードも国民的ヒット曲らしいね。

この曲の大ヒットのせいで「GS」ブームの終焉、数多くの「GS」のバンドが「歌謡曲」路線へ音楽的な変化が進む要因となったとも言われていますけどねえ。

実際に作曲をされた”井上忠夫”さん(後の名作曲家:井上大輔”さん)も本作のヒットについては苦悩されたみたいですけどねえ。でも結果的に彼の代表曲になったし、その後もたくさんの名曲を生み出されているからね。

【”井上大輔”さんの作曲作品のレビュー】

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僕にとっては、洋楽志向云々はどうでも良いし、良い曲、良いパフォーマンスが楽しめたら、僕は良いと思うけどなあ。その意味で今の雑多な感じの「J-Pop」は面白いし、ワクワクもします。

その意味でも「昭和歌謡」と言われるような曲調には結構グッと来るんだよねえ。

”乃木坂46”の最新シングルのカップリングの『あの教室』とかはさ、ホント良いよねえ。



「歌謡曲」を前向きに捉える風潮も出てきているけど、ノスタルジーではない普遍的な日本人に訴えている魅力ってあると思うんだけどね。

僕は今後も「昭和歌謡」の名曲も「歌謡曲」テイストを感じる新たなJ-Pop曲もメロディ次第でどっちも聴き続けていきたいけどね。

ゴールデン☆ベスト ジャッキー吉川とブルーコメッツ
ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
日本コロムビア
2009-02-18


昭和アーカイブス THE BEST OF BLUE COMETS
ジャッキー吉川とブルーコメッツ
Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
2007-07-18


スーパーベスト ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
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2006-08-23


ジャッキー吉川とブルー・コメッツ/思い出のグループ・サウンズ・ヒット
ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
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2014-08-06