今回の名曲レビューは”菊池桃子”の1984年発表の3rd Single『雪にかいたLove Letter』を紹介します。

菊池桃子 『雪にかいたLove Letter』

東京で11月では54年ぶりという降雪、史上初の積雪を九州出張でリアルでは体験できなかったのですが、家の近くの隅っこやクルマの上にはまだ雪が残っていますね。

しかし、毎日寒いなあ。

結局、今年は厳冬になるんだろうね。もう春までヒートテックを脱げないね。

言っても来週からは12月だもんね。

僕自身は新たな環境で新たなチャレンジで胸躍りつつも、新たなパソコンへのデータインストール、クライアントへの次年度提案などで、年の瀬まで一気にイキそうな雰囲気です。

ということで、今日は雪にちなんだ名曲を紹介しますね。

シングルマザーになられ、タレントとして、戸板女子短期大学の客員教授としても活躍されている、”菊池桃子”さんの楽曲ですけど、ホントに彼女は年を取っても、清楚感というか、透明感は昔のままですね。

ちなみに昔はうっすらではありますが、”菊池桃子”さんのファンだった時期があります。

正統派アイドルで、歌唱力は改善の余地はあるものの、1st Album「OCEAN SIDE」が当時としても非常に画期的なクオリティの高いアルバムで大好きだったこともあって、ファンになったんですけどね。





『青春のいじわる』、『Summer Eyes』というシングル曲を核に、「Ocean Side」、「Your Side」とA面、B面でコンセプトを持ったアルバムで大好きでしたね。もしかしたらアルバムレビューで取り上げるかもね。

そこまで熱狂的なファンでもなかったけど、ラミネートカードくらいは持ってたかな。でもレコードを買いたいとか、コンサートに行きたいとか、そんなに熱心ではなかったですけどね。

でも当時のトップアイドルでしたので、シングル曲は聴いてましたね。

彼女の楽曲で最も有名なのは『卒業-GRADUATION-』でしょうかね。



当時の『卒業』曲ブームのなかでは”斉藤由貴”さんや”尾崎豊”さんなど、いずれの『卒業』も素晴らしい楽曲で甲乙付けがたい思い出深い曲ばかりですけどね。

やっぱり”尾崎豊”さんの卒業は思い出深いなあ。



しかし、改めてディスコグラフィーを見ると『もう逢えないかもしれない』とか『Broken Sunset』とか、憂いのあるメロディが楽しめる佳曲が多いね。彼女には『Say Yes!』のようなキラキラのアイドルポップは似合わない感じだったけどね。





今回僕がチョイスしたのは『卒業-GRADUATION-』に次ぐセールスを記録した3rd Single『雪にかいたLove Letter』ですね。





作詞は”秋元康”さん、作曲は”林哲司”さんですね。

”秋元康”さんは説明不要でしょうけど、”林哲司”さんは”SMAP”の『青いイナズマ』、”上田正樹”さんの『悲しい色やね』、”中森明菜”さんの『北ウィング』、”杉山清貴&オメガトライブ”の数多くの名曲など、日本を代表するメロディーメーカーの一人で僕もこれで二曲目のレビューですね。

【名曲】 松原みき 『真夜中のドア ~STAY WITH ME』
http://burning.doorblog.jp/archives/47033220.html

結局、”菊池桃子”さんに僕がハマったのは”林哲司”さんの手腕によるものだったんですよね。その後、彼のソロアルバムも買ったりしましたね。

世紀の話題となった謎すぎるロックバンド”ラ・ムー”の展開はファンだった僕にとっても意味不明でしたが、人気に陰りが見えてきた頃の苦肉のマーケティングプランだったんだろうけどね。それにしても奇策だったよね。

でも初期の”林哲司”ワールドの中で輝いていた”菊池桃子”さんは魅力的だったなあ。

アイドルと音楽性って歌唱力が伴っていないケースもあって、結びつかないかもしれないけど、時代を動かすメロディメーカーが参戦して、必至にヒット曲を生み出そうとしている訳で素晴らしい曲も多いからね。アイドルだからといって、聴かないのは音楽ファンとしては勿体ないと思いますね。

伝説のアイドル”菊池桃子”さんの楽曲は良曲が多いので、是非、試して欲しいな。

P.S.オリジナルアルバムだと「OCEAN SIDE」がベストだろうけど、「TROPIC of CAPRICORN ~南回帰線~」もなかなか良かった記憶があります。音源探さないとなあ。 

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