今回の名曲レビューは”Chuck Berry”の1958年発表のシングル『Johnny B. Goode』を紹介します。

 Goode』

「ロックの神様」”Chuck Berry”が天に召されました。御年90歳。大往生なんでしょうけど、まだ活動されていたんですねえ。アルバムを制作中だったということも知って、更に驚かされたんですけどね。

”The Beatles”、”The Rolling Stones”といった60年代からのロックが勢いを持つ時代はまだしも、その前の年代となるとそれこそ”Elvis Presley”は別格にしても、なかなかチェックしきれないですよね。

オールディーズのコンピアルバムも買ったりしてましたけどね。やっぱり60年代、70年代、更には最新の音楽と、僕のようにマニアックに雑誌の「ロックの名盤100選」を漁る人間でも、なかなか触れる機会は少なかったですね。

そんな中、ロック好きが必ず通るであろう、ギターに憧れを持つようになるわけなんですけどね。

親にねだって、質屋で1万円くらいでストラトキャスターっぽいギターを手に入れるんですけど、学校のクラッシックギターで練習した『禁じられた遊び』くらいしか弾けなかったので、とりあえず「ロックの名曲から学ぶギターレッスン」という通販かなんかでテープと教則本のセットを買ったんだよねえ。

”Deep Purple”の『Smoke On The Water』とか、”Led Zeppelin”の『Stairway To Heaven』などを弾いて練習に励むわけですが、まあネックが太くて、全く弾けないんですよね。

そこに実は”Chuck Berry”の『Johnny B. Goode』も収録されていて、最初のリフを聴いて、こんなの弾けるわけないじゃん・・・。と完全に戦意喪失した記憶があるなあ。

結局、ギターの才能がないことが分かり、それ以来、バンドではVocalしかできないし・・・。楽器弾ける人は本当に凄いなと思います。

でも娘がギターを買ってとデジャブのように言ってきて、買ってあげたので、一緒に練習しながら、再チャレンジしてみようかな・・・。

って、知り合うことになった”Chuck Berry”の『Johnny B. Goode』ですが、とても60年近く前の曲とは思えないカッコよさですよね。



その後、”The Beatles”にハマり直して、『Rock 'n' Roll Music』や『Roll Over Beethoven』などを気に入って、原曲も聴いてみたいなと初めて、”Chuck Berry”の原曲も聴いたんですけどね。

とても同じ曲とは思えないくらい”The Beatles”のカバーがかっこよくて、スゲーって思った記憶もありますね。(別にダメという訳ではないんだけどね、音作りのクオリティだろうね)





”Chuck Berry”の『Johnny B. Goode』については、有名なエピソードもありますね。

僕も大好きな名作映画「Back To The Future」での”Michael J. Fox”演じる”Marty McFly”が1955年にタイムスリップしたダンスパーティーで『Johnny B. Goode』をキレッキレッに演奏するんだよね。

そして、それを聴いていたバンドマンが”Chuck Berry”に電話越しにその演奏を聴かせるという、洒落たシーンが印象的でしたね。

・・・そんなこんなで久しぶりに聴いた”Chuck Berry”の『Johnny B. Goode』は相変わらずロックしているし、カッコいいね。

「ロックの神様」による「ロックの名曲」、「ロックのスタンダードナンバー」・・・今日はこんな感じでロックな一日を過ごそうかな。

「ロックの神様」は天国でも楽しそうにロックしているんだろうな! ご冥福お祈りします。

P.S.”The Rolling Stones”の”Keith Richards”の徹頭徹尾ロックしているソロアルバム「Talk is Cheap」も大好きだったんだよなあ。こちらも久々に聴こう!

The Best of Chuck Berry
Chuck Berry
Not Now
2011-10-31


Four Classic Albums
Chuck Berry
Avid Rock N Roll
2017-04-07


The Very Best Of Chuck Berry
Chuck Berry
Laserlight Digital
2016-11-11


Talk Is Cheap
Keith Richards