今回の名曲レビューは”LOUDNESS”の1989年発表の8th Album「Soldier Of Fortune」収録の『Soldier Of Fortune』を紹介します。

LOUDNESS 『Soldier Of Fortune』

春ですね。

まだ気温は不安定で寒かったりもしますけど、都内の桜も一部を除いてほぼ散った感じですし、来週から東北で仕事もあったりするので、また名残惜しい感じで桜を見てきます。

春と言えば、やっぱり”スピッツ”の『春の歌』が脳内再生されていることが多いんですけど、”藤原さくら”さんのカバーもなかなか良いね。





”スピッツ”は本当に名曲だらけだけど、既に『ハネモノ』をブログ初期に紹介しているからねえ。

【名曲】 スピッツ 『ハネモノ』



って、今日は穏やかな春の陽気に流され、「坂道シリーズ」の魅力にハマり、自分の元々の本質を忘れてはいけないと「HM/HR」屈指の名曲を紹介したいと思います。

日本を代表するメタルバンド”LOUDNESS”ですね。世界的な知名度も抜群で日本のメタルファンの誇りとも言える存在でもあります。

”二井原実”さんのソロを紹介していた記憶があったんですけど、レビューで取り上げるのは初ですね。

初期の彼らも大好きなんですけど、僕にとって最もエキサイティングさせられる曲と言えば、圧倒的に”Mike Vescera”在籍時の『Soldier Of Fortune』ですね。





本気でカッコいいし、世界に誇れるメタル楽曲ですね。

”LOUDNESS”は歴史もあるバンドだし、音楽性もかなり幅広かったりするし、他にもいっぱいカッコいい曲があるけど、ごめんなさい、僕にとっての”LOUDNESS”の最高峰は『Soldier Of Fortune』以外考えられないなあ。

世界的ギタリスト”高崎晃”さんによる緻密に構築されたリフ、フレーズ、それでいてフラッシーなプレイも最高です。

しかし”Mike Vescera”のVocalもこの手の曲では無敵なカッコよさだよねえ。(ライブは別にしてもね)

日本の「HM/HR」はニューカマーが素晴らしい作品、曲をリリースしてくれていて、本当に頼もしいけど、この『Soldier Of Fortune』ほどの輝き・煌めきを見せてくれるほどではないんだよねえ。

唯一このレベルで戦えそうなのは”Dragon Guardian”の『暗黒舞踏会』くらいじゃないかな。



【名曲】 DRAGON GUARDIAN 『暗黒舞踏会』

そういや某専門誌の2016年の編集者のBest Albumランキングにもランクインしていた”Uncrowned”の「Revive」は最近購入したんだけど、レビュー候補の出来で嬉しかったな。アルバムのオープニングを飾る『Shiver』からションベンちびりそうなくらいカッコよくてさあ。



才能あるバンドがどんどん生まれる環境は好ましいけど、飛び抜けていくにはやっぱり曲が大事だよね。

”LOUDNESS”にもますます期待したいけどねえ。彼らが頑張っていかないと日本のメタルシーンは活性化しないし、基準が高まっていかない気がします。最近の曲は今ひとつ僕には刺さってこないけどね。王者として、日本代表としての活躍を祈りたいね!

P.S.”LOUDNESS”はアルバムレビューも書きますよ! やっぱり「HM/HR」は良いな!

SOLDIER OF FORTUNE
LOUDNESS
ワーナーミュージック・ジャパン
2015-10-07


REVIVE(リヴァイヴ)
THE UNCROWNED
Black-listed Records
2016-12-16


Dragonvarius(ドラゴンヴァリウス)
Dragon Guardian(ドラゴン・ガーディアン)
Dragon Guardian
2010-01-30


Someday / 春の歌 (初回限定盤)
藤原さくら
ビクターエンタテインメント
2017-03-29