一昨日の欅坂46 全国ツアー2017「真っ白なものは汚したくなる」以来、『危なっかしい計画』が頭から離れず、聴きまくってますけど、本当に良い曲ですね。
【欅坂46】 欅坂46 全国ツアー2017「真っ白なものは汚したくなる」@朱鷺メッセ
http://burning.doorblog.jp/archives/50637116.html
既に全曲レビューも書いているんですけどね。
【欅坂46】 全曲レビュー⑤~『真っ白なものは汚したくなる』(新曲編)
http://burning.doorblog.jp/archives/50445771.html
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<全曲レビューコメント>
『危なっかしい計画』(Type-A・Type-B収録)
「★★★★」。
メンバーは”欅坂46”メンバーに”けやき坂”兼任の”長濱ねる”です。いやー最初のギターリフからカッコいいね。限界レベルのスピードの歌唱も強烈! それでいてサビでの爽やかさって凄い曲だねえ。
混沌としていながらも、整合性がある不思議でアーティスティックな楽曲です。
前シングルの『エキセントリック』に引き続いての参戦となる”ナスカ”さんの作曲です。『危なっかしい計画』も同様にキラキラとした新しさを感じられるのが良いね。『エキセントリック』は『不協和音』の全曲レビューの時に散々迷った結果「★★★★」にしたんだけど、やっぱり「★★★★★」にしときゃ良かったって、悔やまれるねえ。
”ナスカ”さんの作る音楽は一時期の”中田ヤスタカ”さんっぽいスター性、中毒性を感じちゃうなあ。
『エキセントリック』との比較で評価は「★★★★」にしたけどさあ、この2曲はある意味、”欅坂46”の楽曲の音楽的な先進性を示す上では別格扱いにしておきたいね。編曲はお馴染みの”佐々木裕”さんですね。逆に編曲はもうちょっと冒険したほうが良かったような気もしますけどね。
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そして作曲者でもある”ナスカ”について調べてみたんですけど、元々、メジャーデビューも果たしているバンドだったんですね。
現在のメンバーは”だいし君”、”山内パンプキン”の2名のようですが・・・。
<プロフィール>
2004年 4人組バンド”ナスカ”でメジャーデビュー
2006年 3人組バンド”ナスカ”で亀田誠治プロデュースにより再デビュー
2011年 楽曲提供、映像音楽の制作チーム”ナスカ”として再々始動
現在は作詞、作曲、編曲、プロデュースを手掛けておられるようです。
”欅坂46”への初の楽曲提供となった『エキセントリック』は強烈なインパクトでしたね。
【欅坂46】 全曲レビュー④~『不協和音』
http://burning.doorblog.jp/archives/49825833.html*********************
<全曲レビューコメント>
『エキセントリック』(通常盤収録)
『エキセントリック』(通常盤収録)
「★★★★」
『エキセントリック』と言えば、まず思いつくのは”ダウンタウン”の『エキセントリック少年ボウイ』なんですけど(笑)、本当にエキセントリックな楽曲です。
この曲は表題曲の候補だったらしいんですけど、これが表題曲だったら、また違うイメージのシングルになったのは間違いないでしょうね。
変な感触の曲で、言葉の量も多くて、ラップっぽいパートもあって、都会的な冷淡さもある、ヒリヒリした緊張感もあって、本シングルでは『不協和音』以上に冒険している楽曲かもしれませんね。(というか、”欅坂46”史上最も実験的な楽曲かもね)
こちらが表題曲だったほうが”欅坂46”のブランディング、マーケティングとしては良かった気もしますけどね。でも僕の曲自体の評価は満点にはならないかな・・・って、メロディもなかなか秀逸だしなあ。でも聴き込むごとにハマる感じのクセの強い楽曲で好きな人、評価する人がいるのは分かりますし、今の「J-Pop」においても最も刺激的で革新的な楽曲かもしれませんねえ。その意味で通常盤収録は勿体ない感じがします。ファンは必聴だね。
作曲は”ナスカ”さんで編曲は”the Third”といずれも全く知らない方ですねえ。でもストリングの使い方、かなり変則的なリズムだったりと先進的で実験的な音作りではありますねえ。才能を感じます。
でも今回のシングルでは一番音楽的な評価は高い楽曲になるんだろうなあ。でも個人的には素直に好きって言いづらいなあ。その意味で評価が難しい楽曲だなあ。
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実際に『エキセントリック』の評価は「★★★★★」にするか、悩んだんですよね。その悩み、葛藤が記事にも出ていますけどね。
結果的に『エキセントリック』を満点にしなかったので、『危なっかしい計画』も満点にしなかったけど、いやー後悔しまくりですね。
タオルを回すパフォーマンス云々は別にして、改めてライブで聴いて、曲の持つ力が凄いと思いましたね。
『エキセントリック』もそうなんだけど、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、ここ数年で最も刺激的な音楽じゃないかな?
いやー、こんな先進的な曲でありながら、ポップさもあって、ライブで盛り上がれるって本当に凄いですよね。
ナスカ NAZCA official website
http://nazca-sound.com/index.html
最近は裏方の仕事が多いようですが、シングルを4枚リリースしているみたいなので、AMAZONでポチっとしようと思ったら、既にプレミアがついてますねえ。
中古CD屋で探すにも流通量が厳しそうだしねえ。
これをきっかけにリリースして欲しいね。
いやー、本当に凄いアーティストだと思いますよ。
大 大 大 注目だね!
P.S.”亀田誠治”さんのプロデュースにより再デビューというのもマニア心をくすぐるなあ。ポチっとしちゃいそう。
TIFで、ようやく、この曲の良さがわかったかな、と...
月スカもそうでした。
何度も聞くことによって、いや、披露されるのを見ることで良くなることが欅坂の曲には多いような...
不協和音もそうでした。
そういう意味では、欅のみんなの成長を意味しているのかな...