SONGSスペシャル 星野源

”星野源”さんは今の現在の「J-Pop」シーンを突っ走るトップアーティストの一人であることは誰も異論を唱えることはないのではないでしょうか?

この1~2年の音楽特番では完全に主役としての輝きを放っていて、そのパフォーマンスは毎度MVP級の活躍ですし、ここ数年で久々の国民的ヒット曲と言える『恋』の持つパワーは凄まじいものがあります。



僕も大好きなアーティストです。僕が彼を知ったのは2nd Single『フィルム』ですね。



オリコンチャートでいきなり4位に入って、誰?って感じでチェックしたんですけど、良い曲でさあ。その次のシングル『夢の外へ』が本当に素晴らしくてねえ。
 


アルバム「Stranger」も聴いたんだけど、想像以上に音楽性が豊かで驚いた記憶もあるなあ。但し、僕自身は決してソウル、ブラックミュージックなどへポジティブではないのもあって、曲単位で聴くアーティストって位置づけでしたねえ。

ところがそれらの音楽要素を抜群のセンスで消化し、僕が好む好まざる関係なく、ノラせてくれた大名曲『SUN』で完全に虜になっちゃいましたねえ。

実際に”星野源”さん自身も『SUN』について「特に理由なく盛り上がるとか、理由なく楽しいとか、聴いて何かわくわくするとか、腰が動くとか、そういうものにしたいなと思ったんです。』って発言されてます。

心が高揚する、スポンタニアスな感情で身体が勝手に動く・・・それこそ恥も外聞もなく、身体がダンスしてしまう、腰をくねらせる・・・こういう衝動をもたらす曲のパワーに改めて感動させられたんですけどねえ。

その後の『恋』の大ヒットは改めて書く必要性もないと思いますが、現在、またこれからの「J-Pop」シーンを牽引する彼の最新ライブが見れる、この番組は楽しみにしてました。

いきなり話題となった”おげんさん”で登場ですね。

”細野晴臣”さんとのエピソードも面白いなあ。

01.ファイヤークラッカー

”細野晴臣”さんが在籍されていた”YMO"の1st Album「YELLOW MAGIC ORCHESTRA」収録の”Martin Denny”のカバーのカバーですね。木琴の演奏が心地いいし、ノレるし、センスの良さが際立ってます。

02.化物

そして3rd Album「Stranger」のオープニングチューン『化物』ですね。共演した”中村勘三郎”さんへ捧げた曲と言われていますが、ノリの良さで一気にハートを掴まれる感じですね。

”おげんさん”の”細野晴臣”さんへの想いと解説を挟み、弾き語りのこの曲です。

03.くせのうた

初期の独特で内省的でフォークっぽい感じの曲ですけど、今こうやって聴くと違う色彩で受け止められるのも面白いね。「さいたまスーパーアリーナ」の大観衆が静まり返る中での弾き語りはなかなか面白いですが、淡々と歌うからこそ、その歌詞の重みが心に響きます。この音楽性の振り幅は大きな魅力だね。彼の初期の作品は良いんだけど、個人的には暗すぎてそこまで好みではないんですけどね。

そろそろ”おげんさん”に飽きてきたようで”おげんさん”の”おげんさん”が露出してましたね。勿論、隠されてましたけどね。

04.SUN
05.恋
06.Week End

さて、一気にヒートアップする”星野源”人気を確立した3曲が登場です。

圧巻ですね。レビューを書くのがバカバカしくなるくらい、ノッたほうが楽しいパートですね。しかし『SUN』は本当に素晴らしいなあ。この曲は歴史的な大名曲だと思いますね。”MJ”へのリスペクトもそうですけど、この曲の持つ幸福感って最高だね。このバックトラックも堪らないね。

『恋』です。今、最も盛り上がる曲の一つですよね。歓声がさほど聴こえない録音状態ですけど、会場は狂喜乱舞だったんじゃないかな。「逃げ恥」は素晴らしいドラマでしたし、文句なしの名曲ですね。ポップセンスも勿論ですが、このダンスの持つ力も凄いよね。特にBメロの後ノリのところが効果的ですよねえ。嫌でも身体が反応しちゃいますね。観客が「恋ダンス」をしているのも圧巻だね。流石、You TubeでのMV再生回数が1億回突破の大ヒット曲だね。

さあ、『Week End』ですね。この曲も凄いよね。好きな音楽ジャンル云々をぶっ飛ばす、曲の持つパワーが問答無用に僕の身体を動かします。この曲のメロディ展開は本当に強烈だね。

このパートは本当に激アツでしたね。身体がウキウキして楽しいというのが本当に凄いですねえ。

”おげんさん”に戻った”星野源”さんの語りですね。”細野晴臣”さんからの「未来をよろしく」という言葉は重いし、素晴らしいねえ。語り継がれる、歌い継がれる・・・その客観視した感じの『Continues」ですね。

『時よ』が”YMO”の『MAD PIERROT』の影響を受けているという話とライブ映像を挟んで、その曲のライブ映像です。

07.Continues

大団円って感じのややまったりしたムードを持つ良い曲だね。この押しつけがましくない、温かみを表現できるのも彼の音楽の魅力だよね。

さて、最新曲ですね。家族がテーマの曲ですけど、一生懸命生きている人に聴いてほしいというメッセージは秀逸だねえ。

08.Family Song



大ヒットソング『恋』の後にしては地味目の曲だなあ・・・なんて思ってましたけど、沁みるよね。改めてメッセージの意味合いなどを踏まえて聴くと印象が変わるね。「ただ幸せが一日でも多く側にありますように」は良い言葉だね。

今を駆け抜ける”星野源”さんのかなり美味しいところがタップリ詰まった番組でしたね。

ブラボー!!!

P.S.次回の”オザケン”も楽しみだね。



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