今回の名曲レビューは”ゴダイゴ”の1979年発表の11th Single『銀河鉄道999』を紹介します。

ゴダイゴ 『銀河鉄道999』

先日、TBSで「歌のゴールデンヒット オリコン1位の50年間」という番組を録画して見たんですけど、面白かったですねえ。特に”世良公則”さんがカッコ良すぎたね。

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僕はチャート至上主義では決してありませんが、知らないアーティストがチャート1位になっていたら、曲を聴いてみたいとは思いますので、チャートは結構気にして見てますね。オリコンのメルマガも登録していますし、「CDTV」などの音楽チャート番組は絶対録画してます。

「CDTV」が独自ランキングに変わったのもそうですが、最近はオリコンチャートよりも、Billboardチャートや配信チャートのほうが今のヒット曲を的確に表しているなんてことを耳にしたりしますけど、いろんな要素を含めて総合的なチャートにしちゃうと、その割合とかで傾向が出ちゃうので、恣意的なチャートになってしまって、意味が薄れる気もするんですよねえ。

その意味でもオリコンには頑張ってほしいし、ダウンロード全盛の時代でもCDセールスというのは重要な指標だと思いますので、これからもオリコンはチェックし続けると思います。

話を戻しますが、「歌のゴールデンヒット オリコン1位の50年間」の中で1位を阻止されたヒット曲のコーナーが特に面白くてねえ。最近でも”平井堅”さんの『瞳をとじて』とかが有名ですよね。(最近でもないか・・・)

番組MCの”堺正章”さんの『さらば恋人』も話に出てましたけど、コーナーでは”太田裕美”さんの『木綿のハンカチーフ』やサザンの『いとしのエリー』、”松崎しげる”さんの『愛のメモリー』、”谷村新司”さんの『昴』が取り上げられていて、その中に今回取り上げる”ゴダイゴ”の『銀河鉄道999』もあって、驚いたんですよねえ。

伝説の音楽番組「ザ・ベストテン」で1位だったのが記憶にあったので、1位を獲得していると思ってたんですけど、オリコンでは”さだまさし”さんの『関白宣言』に押さえられ、2位どまりだったんですよねえ。(知らなかったなあ・・・)

尚、オリコン年間チャートでは14位と大ヒットしてますし、僕が書くまでもなく、今でも歌い継がれる名曲だと思います。

僕が”ゴダイゴ”を知ったのは”堺正章”さんが孫悟空役で大ヒットした「西遊記」ですね。

『モンキーマジック』、『ガンダーラ』と2曲のヒット曲を生み出しています。このあたりの曲もエバーグリーンだね。『ガンダーラ』は今聴いても沁みるし、『モンキーマジック』はノレるし・・・凄いよね。





その次にシングルでリリースされた『ビューティフル・ネーム』は「みんなのうた」でも使われ、大ヒットしましたけど、和み系のピースソングではありますが、こちらも良い曲です。

その次の次にリリースされたのが『銀河鉄道999』ですね。勿論、人気アニメの映画主題歌にもなりました。アニメ自体は関西に住んでいたので何度となく再放送をやっていたので、一通り見ていますが、そこまで詳しくはないです。(それでも鉄郎の「メーテル!」とか名場面は浮かびますけどね)





良い曲ですよね。何かきっかけがあれば取り上げようと思っていた曲なのでちょうどタイミングが良かったんですけど、この曲が素晴らしすぎて、”ゴダイゴ”の代名詞的な曲がコレってなったような気もします。

ここまで紹介した曲はいずれも素晴らしい名曲なんですけどね。他にも「西遊記Ⅱ」の主題歌『ホーリー&ブライト』など名曲が一杯あるので是非、ベストアルバムは1枚持っておいてほしいね。

結構カバーもされているんですけど、個人的にこの曲は”ゴダイゴ”のオリジナルしか認めたくないです。

”タケカワユキヒデ”さんのVocalは好みがわかれると思うし、時に不安定なことも少なくないけど、彼ならではの唯一無二の声、歌唱は今でも魅力的です。

”タケカワユキヒデ”さんもいまや64歳で帝京大学で客員教授もしているんだよね。

ますますお元気で名曲をいろんな場面で披露して欲しいね。

いつまでも色褪せない、古さが感じられない大名曲『銀河鉄道999』。古さを感じないのはアレンジの素晴らしさと”タケカワユキヒデ”さんだと思うけど、やっぱりメロディも素晴らしいよね。

P.S.「GREAT BEST」がオススメですが、英語版も意外に面白いです。良い音質のアルバム出してくれたら、買い直すんだけどねえ。





ゴールデン☆ベスト ゴダイゴ
ゴダイゴ
コロムビアミュージックエンタテインメント
2009-02-18