生駒×平手

さて、2017年の”坂道シリーズ”の全楽曲が出揃ったと思われますので、ちょっと早い気もしますが、個人的な楽曲ランキングを作ってみたいと思います。

【ひとこと】 坂道シリーズ 2016年 楽曲ランキング一位は・・・
http://burning.doorblog.jp/archives/49003300.html

尚、あくまでメロディ派の僕が独断と偏見で今年の「i-tunes」の再生回数などを参考に並べただけですので、肩肘張らずに見てもらいたいな。

一応、”坂道シリーズ”の全リリース曲についてはレビューを実施しておりますが、改めて2017年のリリース楽曲に限定してランキングを作ってみたいと思います。

”乃木坂46”、”欅坂46”の楽曲については「全曲レビュー」でそれぞれの楽曲レビューをしていますし、”乃木坂46”については更に「名曲アルバム」の記事を作ってますけどね。

そこで毎回下記のようなコメントを書いています。

僕は”乃木坂46”というグループそのものも、メンバーも好きですが、やっぱりその至極の楽曲の素晴らしさがあってこそだと思っています。アイドルソングの領域で語るにはあまりに勿体ない、そのクオリティの高い楽曲の魅力を全曲レビューなどで伝えてきているのですが、その中でも特に一般の音楽ファンに聴いてもらいたい楽曲を改めてレビューし直したいと思い、”乃木坂46”の「名曲アルバム」シリーズの記事を書いております。

実際には”欅坂46”についても同様です。世界の「SONY」による様々な職業作曲家のコンペを勝ち抜いた素晴らしい楽曲を今年も十二分に堪能させてもらいましたけど、やっぱり凄かったですね。

”乃木坂46”は3枚のシングルと3枚目のアルバムを、”欅坂46”は2枚のシングルとアルバムを1枚リリースしていますので、これらを対象にランキングを作ってみたいと思います。(アンダーアルバムが来年リリースで良かった。)

尚、あくまで11月19日時点での採点であり、自分自身の好みを反映した結果でありますので、皆様にはご理解のほど、宜しくお願いします。

では栄えある2017年”坂道シリーズ”楽曲ランキング 第5位は・・・

『逃げ水』 



今年の”乃木坂46”の3枚リリースしたシングル表題曲ではトップの出来じゃないかな?

全曲レビューでも「★★★★★」の楽曲だしね。

三期生のWセンターという大抜擢には正直、驚かされたけど、本当に素晴らしい曲だし、東京ドームライブでもメチャクチャ盛り上がってましたよね。

聴き込むごとに良い味が出る、まさにスルメ曲ですよね。(正直、初回聴いたときはピンと来ませんでした)ドビュッシーの「月の光」もライブではファンの声援でかき消されてしまうのが悲しいけど(それも楽しいけどね)、やっぱり音源で聴くと良いアクセントになっています。

Wセンターを務めた”大園”、”与田”も輝きを増しているし、三期生には未来の”乃木坂46”を担ってくれるセンター候補が一杯いるし、一通りセンター、選抜を経験させたいね。

いやー良い曲だけど、世間評価は低めなのが残念なのでランクインさせちゃいました。”山岸聖太”監督らしさ満点のMVも好きです。

続く、第4位は・・・

『僕たちは付き合っている』



全曲レビューでは「★★★★」だったんですけど、この変則的ながら、存分に泣けるメロディラインは個人的に凄い再生回数を記録しました。

”ひらがなけやき”も”ねる”の漢字専任もあったけど、なかなかのスペックを持つ二期生(小坂菜緒ちゃんがお気に入りかな、渡邉美穂ちゃんも気になる・・・バスケ上手すぎ!)が入ってきましたし、幕張メッセのツアーファイナルも楽しみ!

世間的には『誰よりも高く跳べ!』のほうが人気っぽいけどさあ。この曲は本当に堪らない魅力がありますね。

振付も可愛いよね。

是非、再評価して欲しい曲だね。この変則的なメロディラインが堪らなく愛おしい!

いよいよ、ベスト3です。

まずは第3位です!

『チューニング』



これもメチャクチャ聴いたなあ。何の変哲もないフォークソングなんだけど、このメロディラインは僕の涙腺を刺激しまくってくれたな。歌詞も良いんだよね。

”今泉佑唯”の離脱は今年の”坂道シリーズ”において、最も悲しい出来事の一つだったと思うけど、この名曲が全国握手会で聴けなかったのが本当に残念でねえ。

その想いもあるかもしれないけど、本当に良い曲なんだよね。この曲も全曲レビューでは「★★★★」にしたんだけど、間違いなく後悔してます。

2000年以降では最高峰のフォークソングと言えるかもしれませんね。これは文句なしで一番聴きましたね。それでも飽きが来ないのも凄いです。

いよいよ、第二位です!!

『危なっかしい計画』



【欅坂46】 『危なっかしい計画』が名曲すぎる!
http://burning.doorblog.jp/archives/50642155.html

既に記事を書きましたので、これが一位じゃないかと思われていた方も多いかもしれませんね。

今年最もソングライティングで刺激的だった”ナスカ”の一番の楽曲がコレだと思ってます。勿論、『エキセントリック』も素晴らしいし、『避雷針』はこの中だとチト落ちる気もするけど、名曲認定できるレベルの楽曲ですからね。





いやー、本当にノリが堪らないし、スピード感も良いし、メロディはキャッチーだし、身体が自然に揺れる曲だよね。ライブで伸びる曲ってあるけど、この曲は格別だし、タオルをぶん回したくなるし、最高!!

さあ、ついに一位です!!!

2017年超個人的”坂道シリーズ”No.1楽曲は・・・

『設定温度』

メロディ派の僕にとってはこのアルバム収録曲が最高だったな。とにかく悲哀に満ちたメロディが素晴らしいし、ギターが良い旋律を奏でるし、ライブでも3回聴いたけど、希望に満ち溢れる、三期生を加え、新生”乃木坂46”の新たな魅力、底力を見せてくれたという意味でも重要な楽曲になったんじゃないかな?

しかもこの「ザ・乃木坂46」って、曲の作曲者が”杉山勝彦”さんでも”Akira Sunset”さんでもないのがまた素晴らしいね。”石井亮輔”さんのソングライティングにも注目していきたいね。編曲の”APAZZI”さんも素晴らしい仕事をされてますね。

歌詞が・・・という意見もありますが、こういう何でもないような日常を切り取る歌詞って、難しいんだろうけどね。

僕はこのひんやりとしつつ、悲哀がタップリ含まれたメロディが大好きなので歌詞は二の次です。

戯言かもしれませんが、この『設定温度』に出会えたことで、”乃木坂46”のファンで良かったなと思えたし、アイドル界のトップに君臨し、ちょっと踊り場を迎えたかな? なんて思いもあったけど、それをぶっ飛ばしてくれた意味でも、”乃木坂46”の全メンバーで歌う『設定温度』を今年を代表する楽曲とさせて頂きました。

尚、それ以外で候補だったのは”乃木坂46”では極上Japanese AOR『スカイダイビング』、賛否両論はあったけど『アンダー』、『My rule』あたりですね。書き忘れたけど、『意外BREAK』、『Another Ghost』も新機軸でなかなか良かった。

”欅坂46”では更に候補が一杯あって、上述の『エキセントリック』は勿論だし、アーティストとしての”欅坂46”を確立した感のある2曲の表題曲『不協和音』、『風が吹いている』も最後までランクインさせるか悩みましたね。アルバム曲でも極上アイドルポップ『100年待てば』、名バラード『夏の花は向日葵だけじゃない』、素晴らしいメロディ、ノリを持つ『猫の名前』、久々に”欅坂46”らしい曲だと懐かしい想いにさせられ歓喜した『東京タワーはどこから見える?』とか、挙げるとキリがないけど、本当に悩みましたね。

今年リリースの2枚のアルバムは是非、聴いて欲しいね。絶対にお気に入りの曲が出来ると思うし、それは1曲や2曲じゃ済まないレベルだと思いますね。

P.S.年末の音楽特番も楽しみだけど、『レコ大』と『紅白』がスゲー楽しみ。このスケジュールだと今年はクリスマスライブなさそうですね。

【ひとこと】 「第59回レコード大賞」ノミネート決定!
http://burning.doorblog.jp/archives/51099956.html

【ひとこと】 「第68回紅白歌合戦」 出場者決定!
http://burning.doorblog.jp/archives/51099848.html

(2017.11.23 追記)