今回の名曲レビューは”夢みるアドレセンス”の2017年発表の8th Single『アイドルレース』収録の『アイドルレース』を紹介します。

夢みるアドレセンス

昨日の「第59回 輝く! 日本レコード大賞」の感動が未だに冷めないんですけどね。

【感想】 「第59回 輝く! 日本レコード大賞」

【乃木坂46】 「第59回日本レコード大賞 大賞受賞!!!」
http://burning.doorblog.jp/archives/51319245.html

アイドル史の歴史に大きく刻まれた「レコ大」での”秋元康”さんのプロデュースによる三組の争いはあまりにも大きな壁であった公式ライバルの”AKB48”を破り、”乃木坂46”が今の勢いのままに初の栄冠を勝ち取りました。最後に笑顔だったアイドル界のレジェンド”まゆゆ”、一緒に『インフルエンサー』を口ずさんでいるメンバーもいて、ホッコリしたけど、アイドル界の覇権争いは”AKB48”の復活なくしては盛り上がらない気がします。2018年も楽しみですね。

さあ、年末で酒飲んで「紅白歌合戦」見て、2018年を迎える前に、2017年最後の名曲レビューを書きますね。

最後ということで、昨日の「レコ大」でのアイドル史の歴史的な転換点となった出来事を表すように”夢みるアドレセンス”の『アイドルレース』を取り上げてみたいと思います。

誤解されている方も多いと思いますが、僕はそもそもアイドルファンではないです。「HM/HR」主体のコアな音楽マニア、そんな僕がアイドルのライブに参戦したのは”乃木坂46”が初めてでした。それだけの魅力がその音楽にあったし、時代をさかのぼると、”菊池桃子”さんや”おニャン子クラブ”や”モーニング娘。”や”Perfume”や”AKB48”にもハマっていた時期があったけど、現場に行くという決意は出来なかったもんね。

だから、アイドルの曲だから聴かないという聴かず嫌いは”松田聖子”さんや”田原俊彦”さんの時代に卒業しているので、良いと言われた曲は出来る限り聴くようにしていますし、そのスタンスは今も変わらないし、好きだから盲目的に全部が好きとはなりません。”乃木坂46”や”欅坂46”は好きですが、その楽曲の魅力があってこそだと思ってますし、他のアイドルの楽曲を聴きまくるようなこともないです。

ブログを書いていて、いろいろとおススメ頂くと一応チェックして聴いたりします。でもハマるハマらないは曲単位なので感性がピッタリ合うケースはやっぱりそこまで多くはありません。

そんな僕が今年”坂道シリーズ”と肩を並べるほど、聴いたのが”夢アド”の『アイドルレース』と『ファンタスティックパレード』ですね。

簡単にいうと気になっていて、ベストアルバムを買って聴いたんですけど、この2曲にぶっ飛ばされたんですよね。



『ファンタスティックパレード』も素晴らしいポップ曲で大好きですけど、『アイドルレース』はそれこそ音源だけだと『不協和音』以上の衝撃だったかもしれませんね。


 
このスピード感は凄いよね。

超絶スピードの歌唱も聴き取りが困難なレベルではありますが、コレがカッコいい!

メロディも良いし、僕はこういう曲を聴くと「バイブスがハンパねえ~」ってなっちゃうな。

”ナスカ”さんの書いている曲もハイスピードな歌いまわしがあったりするけど、聴き取れるギリギリのラインでとどまっていてくれるので良いんだけど、ある意味ここまでやられると呆れる一方で凄味を感じちゃうな。

是非、広く音楽ファンに聴いてほしい曲だし、僕の2017年のBest Tune部門にも入ってきそうだな。(今、一所懸命、音源を再チェックし直してます、特にメタル系を)

全体的にアイドル界は”坂道シリーズ”以外は一時の勢いを失っているかもしれませんが、”夢アド
は勿論のこと、”Bish”とか”ラストアイドル”とか面白そうなメンツも出てきているので、頑張ってほしいね。

”坂道シリーズ”の二強の壁は高いけど、新たなスターの登場を期待したいね。

今年は仕事に追われて音楽もそこそこしか聴けなかったし、記事も書けなかったけど、2018年はペースを上げて、1曲でも、1枚でも多く、良い音楽を伝えていけるように頑張ります。

来年も引き続き、宜しくお願いします。

P.S.さあ、酒飲むぞ! 皆様も良い年の瀬をお迎えください。