さあ、いよいよ6th Singleです。

2017年は”欅坂46”の年だったと言えるかもしれませんね。「Japan Billboard Chart」の年間TOP10に3曲ランクインさせたことはトンデモナイ快挙です。

2017年の末には「レコ大」にも初ノミネートされ、二度目の出場となった「紅白」では過呼吸を起こし、倒れるメンバーも相次ぐ、ド迫力の衝撃パフォーマンスが世間の話題にもなりましたね。その後は体調を崩すメンバーも出たりで、武道館公演は妹分の”ひらがな”に譲る形になり、”けやき坂46”は武道館3Daysを成功させ、アルバムリリースも決定し、結果的に話題は途切れることはありませんでした。そんな中で本シングルのリリースは予想に反し、概ねスケジュール通りで進んだ印象です。 

それでも新曲のお披露目となる音楽番組では、いまだにセンター”平手”が姿を見せることもなく、まさかの2nd Anniversary Liveにも不参加表明という相変わらず不安定な状況です(運営は何かコメントしないの?)が、シングルセールスは過去最高どころか、実売ミリオンを完全に射程圏に入れ、グループとしての勢いは絶好調を維持しています。

でもシングル自体の出来には関係ないですからね。しっかりレビューしていきたいと思います。

読者の方にリクエストも頂いたので、少しフライングで記事も書きましたが、聴き込んだ結果、さてどうなったでしょうかね?

【欅坂46】 6th Single『ガラスを割れ!』について
http://burning.doorblog.jp/archives/51566334.html

ちなみにAMAZONから発売日に全タイプが届いていましたが、出張続きで聴き込みできず、昨日の晩からヘビロテして記事を書きました。

恒例の特典写真はひらがな一期生の”佐々木久美”、”東村芽依”が2枚、更にひらがな”二期生の”丹生明里”とひらがなだらけでした。改めて見ると”芽依”ちゃんカワイイな~。

ではレビューいきましょう!

6th Single『ガラスを割れ!』(2018年)

ガラスを割れ!×4

『ガラスを割れ!』(表題曲)

「★★★★」



大型タイアップがつき、「NTTドコモ」のCMでもバリバリ流れている表題曲ですね。昨日は出張で名古屋でしたが、地下鉄の構内ではドコモの”平手”と”ねる”のポスターだらけで驚きましたよ。

肝心の曲の評価ですが、スピード感のあるロックテイストの曲で、ノリも良いし、メロディもかなりキャッチーです。前述の記事ではメロディが薄味なので個人的には今ひとつの印象なんて書いてますけど、音源で聴く限りは音の軽さはそこまででもないし、聴き込むと”APAZZI”さんのアレンジはキラキラしていて、面白いし、好印象です。特に二番でのベースの音を重ねて重厚感を出しているのはカッコいいです。ギターソロも良いよね。

作曲を手掛けたのは”前迫潤哉、Yasutaka:Ishio”で坂道シリーズでは”乃木坂46”の個人的大名曲『急斜面』、『Another Ghost』、”欅坂46”の『W-KEYAKIZAKAの詩』を手掛けられていますね。







評価は「★★★★」にしておきます。「i-tunes」で聴き込んでいる時に、並びで前シングルの『風に吹かれても』が流れてきたんだけど、それに比べるとちと弱いかなと思い、「★★★★」としました。

ライブではかなり盛り上がるとは思うんだけどね。歌詞の世界観はまさしく”欅坂46”らしさ抜群だしね。

MVも文句なしにカッコいいんだけど、先日の「けやかけ」の”ベッキー”の言葉のせいで”小池”のアイドルフェイスが気になって仕方ない・・・。でも”小池”だけ言われるのは可哀想な感じもするけどね。

ライブではスタンドマイクを使ってのパフォーマンスも観てみたいな!

『もう森へ帰ろうか?』(全タイプ収録)

「★★★★」。



表題曲以上に彼女たちらしい曲かもしれません。5th Single収録の『避雷針』っぽいムードもある、ダークでクールなカッコいい系の曲ですけど、最初の入りが『東京タワー~』に似てる感じがちょっと・・・と思ったけど、それでも手ごたえのある楽曲ですね。メロディも良いし、サウンドも素晴らしいし、文句なしです。

しかし緻密な音作りだねえ。

作・編曲は”河原健介”さんですね。詳細は良くわかりませんけどね。今後もチェックが必要な作曲家さんでしょう。

MVの世界観も独特だよね。フリも変わってるけど、映像は全体的にはホラーっぽい雰囲気もあって狂気すら感じる作りだけど、メンバーの無機質な表情もなかなか面白いけどね。結構好きです。

『夜明けの孤独』(Type-A収録)

「★★★」。


 
”欅坂46”の絶対的センター”平手友梨奈”のソロですね。メロディも悪くないし、質の高いバラードですけど、僕の心にはそこまで響いてこなかったな。

”乃木坂46”の『何度目の青空か?』での作曲が有名な”川浦正大”さんの作・編曲ですね。”欅坂46”では『ひらがなけやき』も彼の作品ですね。48グループでも多くの楽曲を提供されています。

こちらも更に聴き込むと味わいが増しそうかな。「★★★★」でも良かったかな?

『イマニミテイロ』(Type-B収録)

「★★★★」。



”けやき坂46”一期生による楽曲です。ライブでも披露されていますが、改めてフルサイズで聴くと哀愁タップリのメロディが楽しめる良い曲だと思います。”美鈴”がセンターというのも個人的には嬉しいな。彼女の声の魅力がちゃんと出ているのも良いんじゃないかな?

結構汚い、下品な言葉を使っている歌詞だけど、メロディは優しさに溢れていて、独特の世界観ですねえ。表題曲でも十分いける素晴らしい楽曲じゃないですかね。

こちらの作曲は表題曲と同じ”前迫潤哉、Yasutaka:Ishio”ですね。本シングルでは大活躍ですね。アレンジも”Yasutaka:Ishio”が手掛けていますね。

個人的にはかなり好きなタイプの曲なので「★★★★★」でも良かったかもね。

『ゼンマイ仕掛けの夢』(Type-C収録)

「★★★★」



”ゆいちゃんず”の通算5曲目の楽曲ですね。僕が”ゆいちゃんず”で一番好きな『チューニング』と比べるとやや落ちるけど、メロディラインはかなり良い線いっているんじゃないかな? 歌詞もいかにもの学生っぽい雰囲気があって、より70年代のフォークに近い作りになっているように思います。

敢えて古臭さを出しているのがあざとく見えるけど、若い音楽ファンには新鮮なのかもしれませんね。しかし、”秋元康”さんは本作ではいろいろとチャレンジしているなあ。

作曲はソニー所属の”山本加津彦”さんですね。坂道シリーズでは”乃木坂46”の名曲『せっかちなかたつむり』以来ですね。僕も大好きな作曲家の方で”福井舞”さんの『アイのうた』は本当に素晴らしい名曲だよね。

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑰ 『せっかちなかたつむり』
http://burning.doorblog.jp/archives/51282914.html

【名曲】 福井舞 『アイのうた』

アレンジはお馴染みの”野中"まさ"雄一”さんですね。相変わらず手堅くも、センスあるアレンジでいい仕事をされてますよねえ。

これも味わい深い、良い曲だねえ。

『バスルームトラベル』(Type-D収録)

「★★★★★」。



”尾関梨香”、”小池美波”、”長濱ねる”というメンツの新ユニット曲です。これがかなり良い出来なんだよね。現代っぽい、一筋縄でいかない感じのアイドルポップで相当クオリティ高くて、かなり愛聴してます。

サビ前のところが『今、話したい誰かがいる』っぽいメロディなのがちょこっと気になったけど、良い曲ですね。”ねる”の『100年待てば』は80年代、90年代を意識した王道アイドルっぽい名曲だったけど、これはまた違う形のアイドルポップの名曲だよねえ。

声の可愛さも抜群だけど、このMVはザ・アイドルって感じで”欅坂46”では珍しいよね。この路線は継続しても良いんじゃないかな? できれば”上村”と”葵”ちゃんも入れて欲しいけどね。そう思うと「FNS歌謡祭」での”どうぶつビスケッツ”とのコラボは良いメンバー選定だったよね。”青空とMARRY”も”五人囃子”もブリブリの明るいアイドルポップをやるイメージじゃないからね。

作曲と編曲を手掛けているのはあの”ケラケラ”の”ふるっぺ”さんですね。肝心の”ケラケラ”は最近どうしているんですかね?

【名曲】 ケラケラ 『スターラブレイション』
http://burning.doorblog.jp/archives/48612335.html

『半分の記憶』(通常盤収録)

「★★★★★」。

”けやき坂46”二期生による楽曲です。期待していると事前に書いていたんだけど、ここまで良いとは思わなかったな。表題曲にしても良いくらいのクオリティだし、今回のシングルの中では一番好きかもしれませんね。

それこそ”乃木坂46”の『命は美しい』っぽいメランコリックなピアノ、ストリングスが下地にあるカッコいいメロディが堪りませんね。イントロが痺れるほどカッコいいしね。いろんなタイプのメンバーがいるひらがな二期生だけど、彼女たちの楽曲がこの路線で来るとは思わなかったな。坂道シリーズの王道的な楽曲でカッコ良くて、メロディアスな楽曲でさあ、いやー素晴らしいね。これは全国握手会のライブでも大注目だね! センターが”小坂”というのも良いね!

今年に入ってからリリースされた楽曲では”星野源”さんの『ドラえもん』と肩を並べるくらいの名曲じゃないかな? いやー、これはヤバいね。

作曲は”吉田司”さんと”村山シベリウス達彦”さんの共作曲ですね。いずれも坂道シリーズでは初提供で良く知らない作曲家の方ですが、”村山シベリウス達彦”さんはベーシストみたいですね。

アレンジはお馴染みの”若田部誠”さんですけど、素晴らしい仕事をされてますね。

いやー、参ったな。期待を越えてこられるのは嬉しいし、感動的ですね。これはMVがないのが勿体ないよね。

特典映像は「自撮りTV」企画です。個人PVとはまた違う楽しさがありますね。

”志田”が渋谷へ行く企画が一番面白かったかな。ひらがな二期生も良かったんじゃない? 他にも”さとし”の様々な種類のダンスも頑張ってたし、”ゆっかー”の一人ラーメン企画もホッコリさせられたね。”小池”のビリビリも面白かったし、”葵”ちゃんの久々の変人人ケーキもあったし、”尾関”のパンケーキも想定以上の完成度にビックリ(らしくないよね)。

とはいえ、企画が被っているものもあったし、手放しで褒めちぎるのはちょっと違うかな。”ひらがな”の一期生はちょっとイメージビデオっぽい感じで狙い過ぎで個人的にはイマイチだったな。

”なーこ”の”ねる”ディスリは必見かな? しかし”ゆいぽん”はいつからオシャレ番長になったの? ”平手”が動物と触れ合いながら楽しそうにしていたのは安心だけど、骨折した状態での特典映像ロケで、しかもその後レコーディングだからね。本当に頭が下がるね。(海で欅の楽曲で本当の音を使いたいとかさ、凄いことを普通に言えちゃうのも目線の高さが違うよね)

ではいつも通り、6th Singleの総括をしますね。

相変わらずのクオリティで全体的には大満足です。表題曲は大型タイアップもつき、これからもどんどん評価が上がっていくだけの力を持つ楽曲だとは思いますが、個人的には『半分の記憶』、『バスルームトラベル』にヤラれましたねえ。その他の楽曲も十分に魅力的ですし、新たな作曲家を投入していて、このクオリティというのも凄いですね。職業作曲家にとっても、最も気合が入るコンペになっているんでしょうけどね。ここで名を挙げていって活躍して欲しいけど、”ナスカ”さんも”バグベア”さんもなしか・・・。個人的には”ナスカ”さんの楽曲が楽しみだったんだけどねえ、それだけが本シングルの唯一の不満かもね。

いずれにせよ、益々の活躍を期待したいし、今年は本気で日本の音楽界の天下を獲りに行けるんじゃない?

「J-Rock」系のフェスでトリを取れるくらいの大きなパワーを感じます。”平手”が復活してくれたら完璧なんだけどねえ。

P.S.見事に2nd Anniversary Liveは3日間とも見事に外れました・・・。ファンクラブ辞めよかな?











ガラスを割れ!
Sony Music Labels Inc.
2018-03-07