今回の名曲レビューは”sumika”の2018年発表の6th Single『Fiction e.p』収録の『フィクション』を紹介します。

sumika

先日、会社の同僚とカラオケに初めて行ったんですけど、なかなか楽しかったですね。カラオケは良いストレス発散になりますよね。最初は喉が詰まっている感じで声がしっかり出なかったのですが、徐々に調子も上がってきて、年甲斐もなく、『さよならエレジー』を熱唱したりしてました。



【名曲】 菅田将暉 『さよならエレジー』

この曲は歌うと更に気持ちいいね。やっぱり昔の歌謡ロックのテイスト、ノリ、タメが素晴らしくて、完全に昇天しちゃいそうでしたね。

やっぱり”石崎ひゅーい”さんの力なんだろうけど、本当に今年のベストチューン候補ですね。

ということで、今年は楽曲単位ではなかなか楽しめる曲と出会えていて嬉しいんですけど、そんな中でも特にメロディセンスが秀逸で久々の大物感も感じているのが、”sumika”なんですよね。

過去のレビューでも触れているんですけど、やっぱり良いね。

”sumika”はVo&Gの”片岡健太”さんを中心にしたPopとRockを融合した4人組バンドということなんですが、結成は2013年と5年もキャリアがあるまずまずベテランなんですね。

CMで聴いたのかは忘れましたが、一発で良い曲!って思ってチェックして、AMAZONでポチっとしたんですけどね。

「バズリズム2」だったと記憶しているんですが、”片岡健太”さんがなかなか達者な喋りで笑いも取られてましたけど、本当にセンスのあるバンドじゃないかな~。

「バンドじゃないかな~」って言うのも、まだちゃんと彼らの過去の楽曲をチェックしていないので、あくまでこの『Fiction e.p』しか知らないんですけどね。

四の五の言わずにとにかく聴いてほしい名曲ですね。



変則的なリズムに身体が自然にウキウキとさせられちゃうのもあるけど、この曲の肝はこの芳醇なメロディだよね。

最初のイントロのツカミも素晴らしいし、サビのキャッチーさも良いけど、そのメロディ構成が抜群でセンスを感じちゃうよね。

Bメロのメロディのウネリとか、タメの作り方とか、天才的じゃないかな?

最近のバンドサウンドは差別化を図るためになんでしょうけど、音もサウンドも尖がっていて、印象的なんだけど、ジワジワ沁みるような良い曲に出会えてないのが残念ですが、ここまでやってもらったら文句なしですね。

今年リリースされた楽曲の中でもトップクラスでお気に入りですね。

ベースがいない編成というのも面白いけど、このキーボードの”小川貴之”さんの音の入れ方もかなり秀逸だし、ストリングスの入れ方とかも含め、音作りもかなり計算して、緻密にやっているのも凄いですよね~。

作詞・作曲は”片岡健太”さんで編曲は”sumika”なんですが、セルフプロデュースにしてはかなり完成度も高いし、これからが益々楽しみですね。

ポスト”ミスチル”の一番手”SEKAI NO OWARI”の対抗馬的なバンドが出てきたかな・・・なんてね。

P.S.ひらがなけやきのアルバムが早く聴きたい!



フィクション
Sony Music Labels Inc.
2018-04-25