
”井上陽水”さんの9年ぶり(!!)となる新作が2018年7月25日にリリースされました。
「ポカリスエット」のCMソングとして6月からオンエアされているので、耳にされた方も多いかと思います。世の中的には”井上陽水”さんの久々のCDリリースよりも、昨年「バブリーダンス」でブレイクした”登美丘高校ダンス部”の”伊原六花”さんがMVに出演したことが話題になっている気がします。

僕は、この曲が今年のBest Tune候補になるくらい素晴らしい出来で、感動しちゃったんですよね。”陽水”さんの艶のある唯一無二の歌唱も変わらずでねえ。
即効でダウンロードして、かなり聴き込んでいるんですけど、それこそ、”大瀧詠一”さんや”山下達郎”さん、”松任谷由美”さんが進化させてきたJ-AORの延長線上にあるような素晴らしいポップセンスでねえ。これは間違いなく名曲だと思いますね。
【過去の井上陽水さんのレビュー記事】
【名曲】 井上陽水 『Make-up Shadow』
若い音楽ファンにとっては”井上陽水”さんといえば『少年時代』くらいしか知らない人も多くて(モノマネで見たりのほうが多そう)、残念ですが、ここ10年くらいは隠居生活のような感じでカバーでお茶を濁すくらいでそこまで熱心に音楽制作に取り組んでおられないので仕方ないかもしれません。
しかし、彼の残した音楽、記録はJ-Popの進化に欠かせないもので、特にコンセプトアルバム「氷の世界」での2年連続年間チャート1位、初のミリオンセールスは金字塔的な記録ですし、フォークから都会的なポップスへの転換も見事でねえ。
まあ、初期のフォーク時代に『夢の中へ』を作っているんですから、その柔軟性、音楽的なセンスはとんでもない方だと思いますね。
『Make-up Shadow』の記事にも書きましたが、僕にとっての”陽水”さんは「陽水ライブ もどり道」、「氷の世界」、「9.5カラット」の3枚の名作に尽きるのですが、若い音楽ファンには「Golden Best」をお勧めしたいし、まずは『care』から入っても良いと思いますね。
彼の魅力はやっぱりその歌唱なんですよね。ソングライティングも凄いんですけど、一発で”陽水”さんと分かっちゃう、その声、歌い回しなんですよね。甘美というかエロティックというか、その艶がね。本当にクセになるし、素晴らしいメロディの上で、その歌唱が刺さりまくって、ヘビロテしまくってます。
ダウンロードしちゃったのでシングルを購入する予定はないですが、カップリングもチェックしたいな。
間違いなく、今年のBest Tune候補なので、是非、音楽ファンはチェックして欲しいね。
自分の好みにもハマりました。
この記事なかったら絶対聴いてなかったのでありがとうございました。
今週の聴いた回数ランキング更新しました。
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