西野七瀬卒業コンサート

週末に仕事が続いていて更新が滞っていて、すいません。

昨日、”乃木坂46”のエース”西野七瀬”さんの卒業コンサートが京セラドームにて行われました。席はアリーナの最前列ということで期待したのですが、どの角度からもモニターが見づらかったこともあって、決して良席ではなかったように思います。(2回ほどあったトロッコの通り道の最前列でしたので、”みなみん”や”さゆにゃん”を超間近で見ることが出来ましたけどね・・・)

そのため、演出も見づらいし、細かなメンバーのしぐさなどを見切れてません。ご容赦頂ければ幸いです。正直、ライブビューイング参加の皆様のほうがより細かなポイントを見れているかもしれませんが、臨場感も含め、感想を書いていきますね。

とりあえず、地下鉄で会場に向かいますが、既に会場前はファンでごった返してます。早めに会場に入ろうと目論んでいましたが、結局、開演40分前の入場となりました。しかしながら、ファンの熱気はあまり感じないですね。いつもの「俺の嫁~」コールもないし、新規が多そうな感じです。

セトリを振り返りながら、コメントしていきますね。

VTR「西野七瀬」

00.『Overture』
01.『気づいたら片想い』
02.『今、話したい誰かがいる』
03.『ロマンスのスタート』
04.『夏のFree&Easy』

~MC1~

今日のVTRは当たり前のことですが、”西野七瀬”さんに関するVTRばかりでしたね。『Overture』に入る前にいつもの音楽が大きく流れて、煽る感じで『Overture』に移行するのではなく、暗転して終わっているのもあって、ややスポンタニアスな流れに欠いたような気もしますが、さあ、『Overture』です。恐ろしいほどの大きな声で怒涛のような「うりゃー、おい」ではなく、ちょっとガックリでしたけどね・・・。

1曲目は何か期待してましたが、”西野七瀬”が一人でステージに登場し、彼女の初センター曲『気づいたら片想い』のしかもアカペラでのスタートです。緊張感での声の震えが生々しく、伝わってきて、既に涙がポロリと出てしまいました。やっぱり良い曲やな~。メンバーが登場し、サポートするように盛り上がっていきます。

『今、話したい誰かがいる』も素晴らしいメロディを持つ名曲なんですが、しんみりしたムードは抜けきらずでちょっとお通夜っぽい雰囲気でしたが、来ましたよ、『ロマスタ』です。会場はそれまでの暗い雰囲気がウソのようにコールも決まるし、ノリノリです。しかも珍しいですが、フル披露です。久々というか、初めてライブで2番聴いたような気がします。

そのままの流れでフライングで”西野”が「大阪~、声出るか~!」の煽りもあって2曲目のセンター曲『夏フリ』です。いやー、こちらも良いノリですね。流石に表題曲、ライブの盛り上がり曲は強いね。

てなことでMCですね。”かずみん”、”かりん”、”与田ちゃん”だったっけ? 一緒に撮った写真なんかも映しながら、思い出を語る感じですね。そして、ステージに一人”西野”を残し、あの名曲です。

05.『ごめんね、ずっと…』
06.『自分じゃない感じ』
07.『トキトキメキメキ』
08.『春のメロディー』
09.『Another Ghost』
10.『魚たちのLOVE SONG』
11.『失恋お掃除人』
12.『君は僕と会わない方がよかったのかな』

すいません、『ごめんね、ずっと…』も泣いちゃいました・・・。年取って、涙腺が弱くなっているのもあると思いますが、好きな曲だし、思い入れも強いし、力強い歌声で個人的にはダメでしたね。そのまま「バスラ」っぽい雰囲気は三期生が創りだしていきます。

『自分じゃない感じ』は素晴らしいけど、会場がノリきれてないし、爆発的に盛り上がるイメージだった『トキトキメキメキ』ですらコール弱め、「どーした! 大阪!」って言いたくなってきました。

ステージは三期生からアンダーメンバーに切り替わり、”かなりん”センターの『春メロ』ですね。初日の”かなりん”センターの『おいシャン』聴きたかったなあ~なんてね。

その後はユニット曲が続きますが、メインステージでレアな『Another Ghost』ですが、”伊藤万理華”さんポジはなんと”真夏”でした。佳曲『魚たちのLOVE SONG』ではステージ上方からワイヤーを使って、壁をスパイダーマンのように降りてくる演出もありましたね。サイリュウムは圧倒的に緑と白の組み合わせで皆さんお持ちですが、ここではブルーに切り替えてる方が多かったですね。

その後は「二代目箸くん」を襲名した”堀”が参加し、『失恋お掃除人』ですね。勿論、コールは”若月佑美”さんの卒業セレモニーとは比べるまでもなく、かなり厳しめでしたね。

そして、”久保ちゃん”センターの『君は僕と会わない方がよかったのかな』で会場はピンクに綺麗に染まりましたね。素晴らしい歌唱でしたね。この曲も好きなんだよね。

さあ、VTRから主役の登場です。

~VTR「命は美しい」~

13.『命は美しい』
14.『何もできずにそばにいる』
15.『羽根の記憶』
16.『設定温度』
17.『傾斜する』
18.『強がる蕾』
19.『転がった鐘を鳴らせ!』

~MC2~

ここで『命は美しい』ですね。いやー、素晴らしいね。奥の上下移動式のステージで神々しく踊るメンバー達の雄姿が凄いオーラですね。そのまま名曲『何もできずにそばにいる』なんですが、ここでもコールが少ない・・・。更に”乃木坂46”のグループカラーにピッタリ合った『羽根の記憶』は大園センター、『設定温度』では一期生、二期生、三期生と登場という流れも勿論、ありましたね。いやー、最高ですよ、この辺の名曲だらけで突き進む流れが本当に勿体ないレベルですね。「楽曲の乃木坂」の本領発揮って感じでしたね。

さあ、『設定温度』で一期生から三期生が勢ぞろいし、その後は四期生の登場です。曲は”こじ坂46”の『傾斜する』です。こちらも素晴らしいよね。メンバー紹介のフレームに実際のライブの表情を重ねて制作していた映像はしっかり見たかったな~。更に『強がる蕾』ですね。ラストは盛り上がり必至の『転がった鐘を鳴らせ!』ですね。この盛り上がり曲でもコールは・・・。

MCでは四期生の自己紹介がありましたね。煽りを受け、”かずみん”、”真夏”の自己紹介が聴けたのは収穫ですかね。

20.『他の星から』
21.『ショパンの嘘つき』
22.『Rewind あの日』
23.『生まれたままで』
24.『吐息のメソッド』
25.『僕がいる場所』

~MC3~

会場が暗転し、派手な音響がスタートしたと思ったら、久々の名曲『他の星から』です。”若月佑美”さんのポジションには”山下”、”伊藤万理華”さんのポジションには”与田”でしたかね。良いなあ、流石に会場も盛り上がりますね。

その後は初披露となる『ショパンの嘘つき』ですね。なかなかカッコいいっすよ。曲名から”生ちゃん”メインだと勝手に思ってましたが、三人が良い感じのバランスでしたね。センターは”まいやん”なのかな? そして『Rewind あの日』はオープンカーに乗りながらのパフォーマンスでしたね。”若月佑美”さんのポジションに”山下”が引き続き入る形でしたが、”山下”は代役感が一切出ないのが凄いね。やっぱりフロント常連クラスは違いますね。

『生まれたままで』ではなんと”みり愛”センターでしたが、こちらも「ふー」などのコールは皆無で寂しい想いをしちゃいましたよ。このアンダーの名曲を知らない人が一杯この会場にはいるんでしょうね・・・。

『吐息のメソッド』も久々だけど、昭和歌謡っぽいメロディが和むんだよね。そして『僕がいる場所』ですね。1st Album収録のこの名曲も素晴らしかったね。

MCではからあげ姉妹と白麻衣様により、『ショパン~』の初披露の話と”西野七瀬”の「にんじん顔」の話が出ましたね。これが最後に出てくるとはこの時には思わなかったですけどね。

26.『ひとりよがり』
27.『隙間』
28.『遠回りの愛情』
29.『きっかけ』

さあ、そろそろ中盤ということで”西野”のソロ曲『ひとりよがり』からスタートします。力強い歌唱でしたね。相当準備して臨んでいるのが良くわかりますね。そのまま卒業メンバーの補充もなく、94年組のみでの『隙間』~『遠回りの愛情』もグッときましたね。そこから畳み掛けるように神曲『きっかけ』は本当に素晴らしかったな。

~VTR「西野と白石」~

30.『心のモノローグ』
31.『インフルエンサー』
32.『別れ際もっと好きになる』
33.『嫉妬の権利』
34.『かき氷の片思い』
35.『無口なライオン』
36.『やさしさなら間に合ってる』
37.『やさしさとは』
38.『My rule』

日本のアイドル界史上最強のWセンター”西野七瀬”と”白石麻衣”のVTRは様々な想いが溢れます。曲は勿論、『心のモノローグ』なんですけど、スタート前の演出から『インフルエンサー』?って、思っちゃいましたけどね。やっぱり良い曲ですよね。

そこからは特効演出バリバリで耳が痛い、火薬の臭いが凄い『インフルエンサー』で会場は大盛り上がりです。流石レコ大受賞曲ですね。「ヘイヘイヘイ~」等コールも気持ちよく決まります。

そこからはアンダーパートですね。”堀ちゃん”センターの『別れ際もっと好きになる』、更には『嫉妬の権利』の素晴らしかったけど、サイリュウムを赤にしない人が多くて、ビックリ。そのまま曲は二期生曲『かき氷の片思い』ですが、三期生も入り、会場は綺麗な青に染まってましたが、なんでこの曲で青がそんなに染まったのかはよくわかんないっす。

”西野”が再登場し、『無口なライオン』、『やさしさなら間に合ってる』、『やさしさとは』と名曲が続きますね。『やさしさなら間に合ってる』も名曲アルバムで取り上げたいと思いましたし、ライブが終わってから娘とカラオケに行きましたが、歌いましたよ。キー2つくらい上げて。そして”ひなちま”センターの『My rule』は流石に認知度も高く、盛り上がりましたね。

VTR「どいやさん」

39.『せっかちなかたつむり』
40.『スカイダイビング』
41.『会いたかったかもしれない』
42.『いつかできるなら今日できる』

そして、そしてスペシャルゲスト”どいやさん”が登場し、”どいやさん”からのリクエスト曲ということで、名曲『せっかちなかたつむり』がスタートです。やっぱり良いねえ。

そのまま「なーちゃん、どこ行ったの?」って”どいやさん”の叫びが聴かれると巨大どいやさん気球に乗って、”西野”がド派手に登場です。曲は名曲『スカイダイビング』ですねえ。ここでは”どいやさん人形”を会場に投げ込む演出もありましたね。素晴らしいね。センターステージから通路へ二人一組であの振りを一所懸命やっているメンバーが愛おしい。

そして『会いたかったかもしれない』ですね。更には本編ラストとのことで『いつかできるなら今日できる』でしたね。いやー良い曲、良いメロディに感動しましたよ。

暗転し、勿論、ファンからは「ななせ~」コールの大合唱ですね。良いね。でも、いよいよ最後の瞬間が近づいてきて、しんみりムードが会場を漂ってきましたね。

<アンコール>

~VTR~

”西野七瀬”からの最後の挨拶①

ER01.『つづく』
ER02.『シンクロニシティー』
ER03.『ダンケシェーン』
ER04.『帰り道は遠回りしたくなる』

VTRでは選抜発表での”西野”のメンバーへの卒業宣言がフルサイズで流れます、悲しいです。最後の挨拶は手紙を書いて来たりするのではなく、自分の言葉でしっかり語る”西野”らしさ満載の挨拶でしたね。

「自分たちがこの場に立てていることを、皆さんに感謝しなきゃいけない」

正直、意外なコメントでしたね。アイドル界トップに立ったグループを卒業する前に、今一度そのグループが好きだから、引き締める意味を持つ、良いコメントだったと思います。”乃木坂46”が持つ清楚さ、美しさの前提にあるのは、礼儀正しさ、謙虚さであり、それがファンからも愛されている理由だとも考えています。それらを長年にわたり、維持していくのは難しいし、ちょっとしたことで綻んでしまうのが今の時代です。流石、エースですね。儚さ、せつなさの象徴である”西野七瀬”の強さを感じましたね。

「変わりたいと思っていたが、自分でもこんな変われるとは思わなかった」

これも納得です。”乃木坂46”躍進の原動力が”西野七瀬”の変化だったと思います。グループの核といっていい存在だったからこそ、これまでのメンバーの卒業以上に、ハコ推しの僕としてはジーンとしてましたね。

アンコールはソロの『つづく』から、ファンヘの感謝を込め、昨年のレコ大受賞曲『シンクロニシティー』、更に「ありがとう」の意味を持つ『ダンケシェーン』と続き、いよいよあの曲です。

勿論、卒業シングル『帰り道は遠回りしたくなる』です。

もうちょっと遠回りして欲しかったな。って、この素晴らしい楽曲に感動は勿論ですが、終わってからの「ありがとう」ボードも良い演出だったと思います。

アンコールは終わりましたが、4日間にわたるバスラ最終日ですし、ファンがそれで帰る訳もありません。

<ダブルアンコール>

ER05.『光合成希望』
”西野七瀬”からの最後の挨拶②

まさかのラストは『光合成希望』でしたね。バスラ初日にサプライズ登場し、”高山”と披露した曲ですが、「『光合成希望』を全員でやるのが嬉しい」というコメントもありましたね。ここでも締めの挨拶ですが、「かずみん、どう締めたらいいの? 助けて!」なんてグダる感じもありましたが、このあたりも”西野七瀬”らしさ全開でしたね。

客電もつき、退場のアナウンスが流れる中、ファンの「ななせ」コールは続きますが、既に帰路に向かうファンもいますし、僕も帰り支度を始めますが、なんとなんと、ここで三回目の登場です。

<トリプルアンコール>

”西野七瀬”からの最後の挨拶③

「じゃあね」って感じでしたが、ここで出てきてくれたのはファンは嬉しかったね。ライブビューイングで映ったのかどうかも分かりませんが、良いサプライズでしたね。

終了後の規制退場では早めに出れたのですが、会場付近の混雑が凄くて、なんとか電車に乗り込んでも満員電車状態で更に疲れが・・・。その後、実家へ向かい、食事をし、カラオケをして帰りました。日付はとっくに変わってましたけどね。

いやー、流石にほぼノンストップでの4時間超はさすがに疲れました。でもこういう瞬間に立ち会えたことは嬉しいですね。

今回気付いたのは”山下美月”は完全にエース格に成長しているということですね。卒業メンの代わりにポジションに入るのは難しいことだと思いますが、それ以上の輝きを放てるのは本物だからこそだと思いました。”与田”も輝いて入るけど、やっぱり身長が低いのが残念。近くで見た”梅澤”も凄いオーラだったし、抜群の歌唱を誇る”久保”も期待ですけどね。いずれにせよ、三期生時代へ向かう中で、逸材がまだまだいるなとも感じられたのはグループの未来の明るさの現れですね。四期生はまだまだ経験を積んでからですね。しかし近くに来てくれた”絢音”や”琴子”の美しさは凄かったですね~。彼女たちが選抜に入れないのがやっぱり凄いです。

最後に・・・

”乃木坂46”が国民的アイドル”AKB48”の「公式ライバル」というあまりに重い十字架を背負わされて、地道な活動を続け、「時代は乃木坂」と言われるように人気が爆発していく中で、最も輝きを増し、成長したのは”西野七瀬”さんだったと思います。

様々なプレッシャー、葛藤、悩みを撥ね退けながら、エースに成長していった”西野七瀬”さんには、僕自身も心を何度も奪われました。

当初から推しからは絶大な人気を集め、全ての指標でトップを走ってましたが、福神、一列目、センターと駆け上がっていき、やや背伸びして、運営のゴリ推しを感じる時期もありましたが、そんなムードを彼女は自分自身の成長で、文句の言いようがないほどの「アイドル界のトップスター」としての魅力と実力を磨いていきました。

こんなことが出来るアイドルって、もう出てこないかもしれません。ジワジワと階段を登っていく、想像以上に大きな存在になっていく過程を見れた、楽しませてもらった思い出は僕にとっての”乃木坂46”の軌跡の中心かもしれません。

「儚いんだけど、カッコいい」存在だったし、圧倒的な美を誇る”白石麻衣”とはまた違うタイプの誇れるエースに成長したのは彼女自身の頑張りです。この「変化できる力」がある限り、”西野七瀬”さんには輝かしい未来しかないように思います。

「本当にありがとう!」

「アリーヴェデルチ」(JOJOでお馴染みのセリフですが、僕のもらったボードです)

P.S.運営様、6thはもう良いので、7thバスラは早めに映像化、お願いします!