”乃木坂46”の全曲レビューシリーズの第32弾です。
「四期生の光」が差し込み、四期生3名を新フロントに抜擢し、一気に世代交代の様相を呈したシングルです。
2年前に「三期生の風」が吹いた”大園”、”与田”のWセンターとなった18th Single『逃げ水』以上に鮮烈で刺激的な選抜となったと言えるかもしれませんね。
グループ内では卒業ラッシュが続いており、世代交代の最中ですが、特にキャプテンであった”桜井玲香”さんの卒業発表はグループにとって大きなターニングポイントになるはずです。また卒業発表した”桜井玲香”さんが福神二列目で参加するというのも驚きでしたが、枠を18名に一気に減らし、”白石”が5th以来の二列目に、すっかりグループの顔となりつつある三期生を全員フロントから外したことにも衝撃を受けました。
2年前に「三期生の風」が吹いた”大園”、”与田”のWセンターとなった18th Single『逃げ水』以上に鮮烈で刺激的な選抜となったと言えるかもしれませんね。
グループ内では卒業ラッシュが続いており、世代交代の最中ですが、特にキャプテンであった”桜井玲香”さんの卒業発表はグループにとって大きなターニングポイントになるはずです。また卒業発表した”桜井玲香”さんが福神二列目で参加するというのも驚きでしたが、枠を18名に一気に減らし、”白石”が5th以来の二列目に、すっかりグループの顔となりつつある三期生を全員フロントから外したことにも衝撃を受けました。
その意味でも運営の札の切り方はかなりアグレッシブでしたが、結果的にグループの未来は更に強固なものとなり、「真夏の全国ツアー2019」は”飛鳥”を中心に全国でドーム規模のツアーを見事に完走しましたね。
大阪公演から披露された表題曲は”乃木坂46”らしさのあるメロディックな楽曲であり、新フロント3名も堂々としたパフォーマンスを見せつけ、居並ぶ福神クラスの選抜メンバーの中にあっても、埋もれくことなく、しっかりと存在感を、魅力を見せつけているのが凄かったです。
大阪公演から披露された表題曲は”乃木坂46”らしさのあるメロディックな楽曲であり、新フロント3名も堂々としたパフォーマンスを見せつけ、居並ぶ福神クラスの選抜メンバーの中にあっても、埋もれくことなく、しっかりと存在感を、魅力を見せつけているのが凄かったです。
聴き込みが完了しましたので、改めてレビューを書きたいと思います。
今回もType-A~Dを購入し、通常盤収録曲はダウンロードしました。
生写真は”与田”×2、”和田”、”清宮”というラインアップでした。(気になっているというか、メチャクチャ現場で目立つ”レイ”ちゃんも嬉しいんですが、”与田”ちゃんのアップが最高に可愛いんですけど~)
24th Single『夜明けまで強がらなくてもいい』(2019年)
『夜明けまで強がらなくてもいい』(表題曲)
「★★★★★」。
MV公開時にコメントもしてます。
【乃木坂46】 24th Single『夜明けまで強がらなくてもいい』公開中
***********************
”乃木坂46”らしい暗めのメロディアスチューンですけど、ちょっと表題曲にしては暗すぎないかなというのが僕の第一印象でした。時期的にも夏曲にはならないだろうとは予測してましたけどね。(2019年は夏曲はナシですね、アイドルなのに夏曲ナシはある意味凄いな~)
しょっぱなからストリングスが叙情的なフレーズを刻みます。その割にピッチは速めでエレクトリックな音も上手く使ってるアレンジも面白いですね。
個人的には『帰り道は遠回りしたくなる』の構成、音創りに近いものを感じましたけどね。メロディライン的に”杉山勝彦”さんや”aokado”ではないような気がします。
***********************
何度も聴き込みましたが、”乃木坂46”の楽曲の中でもかなりスピード感のある曲で、しかも流麗なメロディが利いてます。曲自体の持つパワー、暗めのメロディだけど哀愁も十分だし、魅力ある楽曲に仕上がっていると思います。でもメロディ構成はもう一捻り欲しいなあとも感じました。
作曲を手掛けたのは”山田裕介”さん(作曲は”杉山勝彦”さんや”aokado”ではないという予想は当たりましたね)で、”JAY'S GARDEN”というグループに在籍されている方みたいです。個人で「UNIVERSAL MUSIC PUBLISHING」に所属され、コンポーザーとして楽曲提供もされているようですが、ミリオングループでいきなりの表題曲採用とは凄いですね。
アレンジは「坂道シリーズ」ではお馴染みの”APAZZI”さんでしたが、流石ですね~。ストリングスの入れ方もセンス抜群だし、LIVEでのファンのコールを計算に入れたのは間違いないサビの「HEY」などはミエミエですけど、結果的にファンの一体感のあるコールに繋がっていて、ホントに素晴らしい仕事だと思います。サビのところのシンセの被せ方もいちいち変えていて上手いね~。
でも曲よりも編曲のほうが魅力的に感じちゃうのは個人的には減点?
四期生フロントへの期待も含め、「★」を一つおまけするかも最後まで悩んだんだよね。結果的には三期生Wセンターの18th Single『逃げ水』と同様におまけすることにしました。
後でも書くけど、今回のシングルは曲のクオリティ的には史上最高レベルなんで評価はかなり厳しめにしていると思います。(普通につけると全部「★★★★★」になっちゃう)
MVは”乃木坂46”の数多くの作品を手掛けてきた”丸山健志”監督らしいこだわりが見え、安定感があり、面白い出来だとは思いますが、厳しく言うと「小さくまとまった」ようにも見えました。個々のメンバーの魅力の凄さ、映像自体の作りの面白さもあって芸術性すら感じるけど、個人的にはストーリー性が欲しかったかな?
とはいえ、新フロントをしっかり目立たせることも成功させているし、卒業する”桜井玲香”さんへの想いもしっかり込められているのは良い仕事ですけどね。
前シングル『Sing Out!』との比較、新たな時代のグループの幕開けにしては少し弱い印象を受けたのも事実です。「まだまだこんなもんじゃないでしょ」とも思いましたが、”乃木坂46”の表題曲としては『制服のマネキン』以来のシリアスタッチのロック風味のあるスピードチューン(『インフル』はスピード感こそあるけど、ラテン風味のアイドルポップだと捉えてます)ですので、それもチャレンジと受け止め、四期生への期待も込め、「★★★★★」にします。
四期生フロントにはホントに頑張って欲しいし、グループを牽引する気持ちで突っ走って欲しいし、他の四期生も先輩たちの枠を奪いに行くくらいの気迫で精進して欲しいね。
『僕のこと、知ってる?』(全タイプ収録)
「★★★★★」。
ドキュメンタリー映画第二弾「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」の主題歌ですね。
【乃木坂46】 「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」
http://burning.doorblog.jp/archives/53570308.html
最初に聴いた時から、僕はそんなに好きなタイプの曲ではないと思ってましたが、なんだかんだで映画で聴き、その後ツアーで4回聴き、ジワジワとメロディと歌詞の良さが伝わってきましたね。
メロディというよりは歌詞で押すタイプの曲という印象でしたので、いいとこ「★★★★」くらいかな、雰囲気は近いけど『悲しみの忘れ方』と比べるとメロディの組み立てもそこまで感動的ではないしな~なんて思ってたんですけどね。
でも、まさにスルメ曲で聴くごとに良さが伝わってくるんだよね~。ライブでの感動的な演出が脳内でシンクロしちゃうんですかね。
ってことで、こちらも「★★★★★」の満点評価にしちゃいました。
作・編曲を手掛けられたのは”中村泰輔”さんで”乃木坂46”では初参加ですが、”欅坂46”では『渋谷川』、『1行だけのエアメール』といった”ゆいちゃんず”のフォーク路線の曲や”QUEEN”を想起さざるを得ない『バレエと少年』も提供されています。
ミドルテンポのフォークっぽいメロディを持つバラードなんだけど、暗くなり過ぎず、淡々と進行するのが逆に哀愁を誘う感じがします。
基本的にアレンジもシンプルで、ストレートにメロディを聴かせる曲構成ですので、メロディがしっかりしてないとツマンナイ曲になるパターンなんだけど、流石です。(ホント★の大盤振る舞いだね)
尚、僕が大好きな”前田敦子”さんの『Selfish』も彼の作品ですね。(実は名曲レビューの候補なんだよね、”あっちゃん”のソロは良い曲が多いんだよね~)
ツアーで期生ごとに入場して歌い継ぎ、最後に円陣を組み、歌う演出の素晴らしさも満点評価に寄与しているように思います。いやー素晴らしい。ブツッとした終わり方も逆に後を引く感じでまた聴きたくなるんだよね。
かなり中毒性高いよ、この曲。
『路面電車の街』(Type-A収録)
「★★★★★」。
”飛鳥”、”堀”、”山下”によるユニット曲なんですが、いやー参りました。
これはMVで見た時から、ちょっと涙が止まらなくて、ダメだったんだよね~。
僕は基本的に音源だけを聴いて楽曲そのものの評価をしたいと考えているんですけど、このMVに完全に心を奪われちゃったんだよね。(それで言うと今回のシングルは”桜井玲香”さんのソロも同様だけどね)
だからレビューを書く前には極力、MVを見ないようにしているんだけど、そんな僕が視聴回数を増やさざるを得なかったのがこの2曲です。(『図書館の君へ』も何度も見たかったけど、2回で我慢してやめました)
メロディラインに全く無理も無駄もなくてさ、誰の作曲かなと思ってたんですけど、なんと”乃木坂46”ファンにもお馴染みの日本屈指のメロディメーカー”杉山勝彦”さんじゃないですか~。編曲は”谷地学”さんとの共作ですね。
【”杉山勝彦”さんの過去の”乃木坂46”への提供作品】★は僕のレビュー評価
『制服のマネキン』(作曲)★★★★★
『君の名は希望』(作曲・共編曲~有木竜郎)★★★★★
『サイコキネシスの可能性』(共作曲~小倉しんこう)★★★★
『私のために 誰かのために』(作曲・共編曲~有木竜郎)★★★★★
『僕がいる場所』(作曲・共編曲~有木竜郎)★★★★★
『ひとりよがり』(作曲・共編曲~有木竜郎)★★★★★
『羽根の記憶』(作曲・共編曲~有木竜郎)★★★★
『きっかけ』(作曲・共編曲~有木竜郎)★★★★★
『サヨナラの意味』(作曲)★★★★★
『硬い殻のように抱きしめたい』(作曲・共編曲~三谷秀甫、谷地学)★★★★
『ありがちな恋愛』(作曲)★★★★★
『もし君がいなければ』(作曲・共編曲~有木竜郎)★★★★
『4番目の光』(作曲・共編曲~谷地学)★★★★★
ちなみに彼の”乃木坂46”への提供作品の僕のレビューの平均スコアは「4.7点」です・・・凄いね。それくらい僕は彼の作るメロディが大好きなんです。
正直、「★★★★」にした曲もいずれもかなりの名曲でさ、僅差で評価を下げただけですし、今となっては『羽根の記憶』をなぜ「★★★★★」にしなかったのは自分でも不思議だし、”飛鳥”と”衛藤美彩”さんのソロも素晴らしいバラードですしね。『サイコキネシスの可能性』だって、ホントに良い曲だからね。
尚、”欅坂46”の『青空が違う』、”けやき坂46”の『沈黙した恋人よ』も彼の作品です。いずれも名曲ですよね。(僕のレビュー評価はいずれも★★★★★)
僕が最初に”乃木坂46”で良いなと思った曲は『おいでシャンプー』でしたが、初めて買った「1st Birthday Live」のDVDで何度も『君の名は希望』を聴き、ええ曲やな~と思ったし、『きっかけ』を大好きな”ミスチル”の”桜井”さんがカバーしたのも感動したな~。
【乃木坂46】 僕が乃木坂46にハマった理由
http://burning.doorblog.jp/archives/46371096.html
【乃木坂46】 ”Mr.Children” 桜井和寿”が”乃木坂46”の『きっかけ』をカバー!!
って、今回のシングルは『時々 思い出してください』、『図書室の君へ』、『僕の思い込み』も”杉山勝彦”さんで、「杉山勝彦楽曲祭」じゃないか!!!(7曲中4曲は凄いね~)
最高!!!
って、かなり脱線しましたので、レビューに戻りますが、普遍的ではあるんだけど、妙に懐かしさや安心感のあるメロディラインが強烈に僕のツボを押しまくってくれるんだよね。(かなり転調を使ってますけどね)アレンジもシンプルなんだけど、3人の声も良いバランスで得意のユニゾン自体もサビくらいなんだけど、素晴らしすぎます。最後の無音を挟んでの畳み掛け方も凄いっす。編曲は”谷地学”さんとの共作ですが、効果的で素晴らしいね。
「杉山勝彦楽曲だから」と盲目的になってはいけないと思いながらも、完全にノックアウトされちゃいましたね。
『路面電車の街』は個人的に4年に1曲出逢えるかどうかのオリンピック、ワールドカップレベルの名曲と言っても大袈裟ではありません。間違いなく一生聴き続ける名曲になると思います。もう今年のBest Tuneはコレで決まったかもな~なんてね。本当に素晴らしいよ。
MVも僕が大好きな”山岸聖太”監督作品じゃないですか~。贅沢だねえ。
3名の組み合わせも良いし、戦争映画のような血? それとも泥?だらけの”飛鳥”が唯一意味不明なんですけど、亡くなったんであろう友人が霊のように現れ、最後の”飛鳥”の涙と網棚の花束で伏線回収しちゃうのは”山岸監督”にしては分かりやすい構成だと思うんだけど、曲の素晴らしさと相俟って文句なしで大好きです。
名曲に名MVありだね。本作はカップリングなのが勿体ないけど、トータルパッケージ的には『サヨナラの意味』と肩を並べるであろう凄い作品じゃないかな。
これは凄い曲です! 全音楽ファンにチェックして欲しいね。
『図書室の君へ』(Type-B収録)
「★★★★★」。
最高!!!
って、かなり脱線しましたので、レビューに戻りますが、普遍的ではあるんだけど、妙に懐かしさや安心感のあるメロディラインが強烈に僕のツボを押しまくってくれるんだよね。(かなり転調を使ってますけどね)アレンジもシンプルなんだけど、3人の声も良いバランスで得意のユニゾン自体もサビくらいなんだけど、素晴らしすぎます。最後の無音を挟んでの畳み掛け方も凄いっす。編曲は”谷地学”さんとの共作ですが、効果的で素晴らしいね。
「杉山勝彦楽曲だから」と盲目的になってはいけないと思いながらも、完全にノックアウトされちゃいましたね。
『路面電車の街』は個人的に4年に1曲出逢えるかどうかのオリンピック、ワールドカップレベルの名曲と言っても大袈裟ではありません。間違いなく一生聴き続ける名曲になると思います。もう今年のBest Tuneはコレで決まったかもな~なんてね。本当に素晴らしいよ。
MVも僕が大好きな”山岸聖太”監督作品じゃないですか~。贅沢だねえ。
3名の組み合わせも良いし、戦争映画のような血? それとも泥?だらけの”飛鳥”が唯一意味不明なんですけど、亡くなったんであろう友人が霊のように現れ、最後の”飛鳥”の涙と網棚の花束で伏線回収しちゃうのは”山岸監督”にしては分かりやすい構成だと思うんだけど、曲の素晴らしさと相俟って文句なしで大好きです。
名曲に名MVありだね。本作はカップリングなのが勿体ないけど、トータルパッケージ的には『サヨナラの意味』と肩を並べるであろう凄い作品じゃないかな。
これは凄い曲です! 全音楽ファンにチェックして欲しいね。
『図書室の君へ』(Type-B収録)
「★★★★★」。
3曲目となる四期生曲ですね。センターは”掛橋沙耶香”ですね。
『4番目の光』フロントメンバーでありながら、他の二人は選抜に選ばれ、悔しい想いをしたはずだと思うのですが、ライブでは飛び切りの笑顔で元気な姿を見せてくれましたね。元々、強い推しがついている人気メンですが、更に推しに気合が入ったような印象ですし、ここでのセンター抜擢は本人も嬉しかったんじゃないかな。
セリフもガッツリあるし、曲中での朗読パートもあるので、単なる「アイドルポップ」と片付けてしまう人もいるかもしれませんが、それ以上にメロディの出来が素晴らしくてね。特にサビまでの畳み掛けも凄いし、サビのメロディはまた強烈でねえ。
これまでの四期生曲『キスの手裏剣』、『4番目の光』の素晴らしさと比べてどうかなと思ったんですけど、比較して考えるのがバカらしく感じるくらい、十二分に素晴らしいメロディ、その構成力が鳥肌モノでヤバいっす。
MVを見た時には「★★★★」評価で考えてましたが、音源で聴いた時、メロディの洪水に襲われるような感覚になって、なんて良い曲なの?って、思っちゃいましたね。すっかり虜ですね。
これもダメですね。流石の”杉山勝彦”さんです。アレンジの”若田部誠”さんも良い仕事してるねえ~。
MVも四期生の自然な表情が一杯で新たな魅力を引き出しているのも良いね。選べないね~。
『時々 思い出してください』(Type-C収録)
「★★★★★」。
卒業してしまったキャプテン”桜井玲香”さんのソロ曲です。
以上・・・。
って一応、曲についても分析しておくとシンプルな王道バラードなんですけど、歌詞が凄いですね。本気を出した”秋元康”さんには誰も敵わないね。
かなりシンプルというか、歌詞っぽい情景描写のような表現はないし、「振り向けば青春」とか「背中を押してください」、「いつかはあなたも分かる日がくるでしょう」、「今は宝物」なんてある意味使い古されたフレーズを組み合わせているのも意図的なんでしょうけど、それらを組み合わせながら、これだけの扇情的な歌詞にしちゃえるのが凄いですね。
曲自体は”杉山勝彦”さんにしては普通の出来くらいかもしれないけど、聴けば聴くほど、味が出るメロディラインは流石ですが、これは”秋元康”さんの歌詞の力が凄いと思いますね。
MVも素晴らしい出来で、ファンは涙なくして観れないし、組み立て方がエグイね。完全に泣かせに来てるのが良いよね。浸れるわ~。
いやー、ここまで全曲「★★★★★」だよ、ヤバいね。
『〜Do my best〜じゃ意味はない』(Type-D収録)
「★★★★」。
アンダー楽曲でセンターは”岩本”が務めてます。三期生曲の『トキトキメキメキ』以来のセンターポジションですが、彼女はセンターが似合うね。
ブリブリのアイドルから落ち着いたしっとりした女性の雰囲気を出して、曲調もそれっぽいオシャレ感のある、メロディ構成やリズムアレンジが特徴的でかなりクセになるポップソングですね。
これも良い曲なんだよな~。メロディ構成がかなりキテるし、サビの「Do Do Do Do My Best~」のリズムがクセになるし、恐ろしいほどのクオリティです。
作・編曲は”浦島健太、APAZZI”となっていますが、”浦島健太”さんは4th Album収録の『さゆりんご募集中』(”菊池博人”と共作)以来の参加ですね。尚、”欅坂46”の『アンビバレント』(”TETTA”と共作)も手掛けられてますね。
”APAZZI”さんのアレンジもかなり効果的です。
十二分に満点評価に出来る曲だし、聴き込めば聴き込むほど、味が出てヤバいんだけど、バランスも加味して「★★★★」評価にとどめておきます。”れんたん”ごめんね。アンダーライブで応援するから許して!(普段なら「★★★★★」にしたと思います)
『僕の思い込み』(通常盤収録)
「★★★★」。
24th Single 選抜メンバーによる楽曲ですね。ポジションなどは現時点では不明ですが、声の成分を聴いている限りは表題曲同様に”さくら”が中心っぽい感じなんだけど、”飛鳥”の声も印象的でWセンターっぽい声の重ね方のようにも聴こえますが、分かりません。(久保ちゃん解析お願い!)
生音を上手く使ったオシャレで明るいフレーズ(チャララララン~)が繰り返されるアレンジはかなり面白い作りだし、アコギ、エレキギターの使い方も非常に良いね。
メロディも良いし、リズムも結構変則的なんだけど、非常にスムーズに聴こえるのはアレンジが良い仕事をしているからだね。
こちらも”杉山勝彦”さんの作曲ですね。編曲は”野中“まさ”雄一”さんとの共作です。
この曲もスルメっぽい魅力があって、これも満点でも良かったけどね。MV作って欲しかったな。
では特典映像です。今回は期生別の「Documentary of 乃木坂46」でした。
期待せざるを得ないタイトルですが、ツアーにLVを含め、4日間参戦していることもあって、見ている部分も多かったけどね。やっぱり良いですよね~。
いずれも十分に良い出来なんですけど、特に「四期生編」は何度も見ちゃいましたね。「二期生編」は期待ほどではなかったかな~。「一期生編」はなんだかんだで泣けます。「三期生編」も意外に見ごたえありましたね。
でもやっぱりライブ映像を多く差し込んでくれた方が良いね~。
最後に24th Singleの総括ですが、とにかく”杉山勝彦”さんの楽曲が4曲も収録されていることもあって、過去最高レベルのクオリティになってます。
特に『路面電車の街』はMVも含め、パーフェクトです。今年の全ての楽曲の頂点に立てるレベルの素晴らしさだと思います。この味わい深さは究極レベルです。
あとは『図書室の君へ』もホントに凄い名曲です。四期生曲にハズレなし。問答無用のメロディの洪水に是非、溺れて欲しいね。
メロディ派の僕にとってはとにかくこの2曲ですね。いやー参りました。ホントに作曲家のオリンピックで選ばれただけの凄い曲です。
味わい深い『僕のこと、知ってる?』も良いし、勿論、”桜井玲香”さんの『時々 思い出してください』も最高の歌詞とメロディとMVにファンは涙して欲しいし、”れんたん”の新たな魅力いっぱいの『〜Do my best〜じゃ意味はない』もかなり出来の良いポップソングだし、選抜メンバーによる表題曲も出来の良いアイドルポップ『僕の思い込み』も最高です。
正直、全曲「★★★★★」でもいいくらいです。
この楽曲を堪能できる24th Singleの全国握手会ライブが楽しみで仕方ないです。
いやー運営は気合入ってるねえ。正直、こんなに評価に悩まされたのは初めてですね。いやー2019年の”乃木坂46”の楽曲充実度は凄いね~。
23thも相当だったけど、24thも多くの音楽ファンに聴いてみて欲しいね。
「やっぱ、乃木坂だな!」
P.S.いやーホントに凄い!
今回は確かに好みの歌が多くて、順番つけるの大変でした。レビューを見る限り、聴いてない二曲もいいんでしょうね~。
今回の私の好きな順番は悩んだんですが、これですかね(聴いたき)