今回の名曲レビューは”ポルノグラフィティ”の2014年発表の41th Single『ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜』を紹介します。

ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜

常連様から”ポルノグラフィティ”のリクエストを頂いたので、記事を書きます。

”ポルノグラフィティ”については以前に一度、名曲レビューで『ミュージック・アワー』を取り上げてます。

【名曲】 ポルノグラフィティ 『ミュージック・アワー』

改めてですが、”ポルノグラフィティ”は1999年9月8日にメジャーデビューを果たし、デビュー曲『アポロ』はオリコン初登場84位ながら、ジワジワとロングヒットし、オリコン最高は5位、累計で40万枚以上の売上を記録し、期待のニューカマーとしてJ-Popシーンに台頭します。

正直、僕には『アポロ』が苦手でね。その後の『ヒトリノ夜』もダメで・・・。

そんな僕がこのバンド良いかもと思ったのが、3rd Single『ミュージック・アワー』なんだよね。



歌詞の世界観としては、”杉真理”さんの『Key Station』と似てる感じなんだけど、よりポップで夏にピッタリの曲で意外にやるなあ~という印象でした。



尚、クレジットは作詞:ハルイチ、作・編曲:ak.hommaとなっており、”ak.homma”とは勿論、”本間昭光”さんですね。

【過去の”本間昭光”さん関連の楽曲レビュー】(抜けてたらスイマセン)

【名曲】 Buzy 『鯨』
http://burning.doorblog.jp/archives/45960008.html



【名曲】 中川翔子 『綺麗ア・ラ・モード』
http://burning.doorblog.jp/archives/46477254.html



【名曲】 V6 『Darling』
http://burning.doorblog.jp/archives/49978894.html

【名曲】 カズン 『冬のファンタジー』
http://burning.doorblog.jp/archives/52736424.html



【名曲】 中谷優心 『若葉ラバー』
http://burning.doorblog.jp/archives/53549248.html



その後、”ポルノグラフィティ”は『サウダージ』でオリコン1位を獲得し、『サボテン』、『アゲハ蝶』とヒットを連発し、『Mugen』は「2002 FIFAワールドカップ NHK放送テーマソング」にまでなってしまうんですよね~。

でも僕はこのスター街道を驀進していく時期の”ポルノグラフィティ”の楽曲はさほど好きではないですね。ラテン、フォークロア等、いろんな要素を入れたりしながらも、キャッチーで良いメロディもあって、悪くないんだけど、ちょっと好みとはズレを感じてましたね。

「鋼の錬金術師」のオープニングテーマに起用された『メリッサ』も大ヒットし、代表曲となりますが、この頃は既に”ポルノグラフィティ”自体には興味を失いつつあったかもしれませんね。

『愛が呼ぶほうへ』等のメロウサイドの曲は予定調和的ではあるけど、好きだったけどね。”アキヒト”がキーボードを弾きながら歌うのも「へー」って感じで見てましたよ。

”EXTREME”の名盤「Pornograffitti」からバンド名を決めたと言われるエピソードもメタルマニアの僕には好印象でしたよ。

【名曲】 EXTREME 『More Than Words』

2004年リリースのベストアルバム「PORNO GRAFFITTI BEST RED'S」、「PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S」は音楽好きには必須アイテムだろうということで買いました。

その後は距離感はさほど詰まらず、歌番組なんかでこれが”ポルノ”の今回の新曲か~くらいの関わりでしたね。

それでもチョコチョコ好きな曲はありましたけどね。

『ネオメロドラマティック』



『ジョバイロ』



『ハネウマライダー』



『痛い立ち位置』



※これは”Perfume”にハマってた時期でもあったので、それで好きになったのかもしれません。ブルーズっぽいムードも悪くない。

『2012Spark』



『カゲボウシ』



・・・結構あるね。やっぱり長く活動を停滞させずに続けるって大事だよね。爆発的なヒットはそんなに生まないけど、良い曲をコンスタントにリリースしてくれるという意味では貴重な存在だし、”Every Little Thing”とかもそうだったんだけどねえ。最近はね・・・。

って、今回僕がピックアップしたのは『ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜』です。



スピード感もロックぽさもないし、決して彼ららしい曲ではないと思いますが、オールディーズのような味わい深いメロディと曲の持つ雰囲気が最高なんだよね~。それこそ熟成されたアイリッシュウィスキーのような深い味わいが良いね。

女性目線での歌詞もせつなくて良いんだよね~。

尚、作詞・作曲は”ハルイチ”、編曲は”宗本康兵”、”Porno Graffitti”となっています。

本気で浸れる曲なんだよね。哀愁タップリのギターソロも良いし、アレンジもホントに良い仕事してます。

『メリッサ』や『アゲハ蝶』や『サウダージ』も良いけどさ。エバーグリーンな名曲『ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜』も聴いて欲しいな。彼らの豊かで芳醇な音楽性にメロメロになって欲しいね。

途中メンバーの離脱もあったけど、安定して良い曲をリリースしてくれる存在は貴重です。シングル50枚リリースは凄いよ。

P.S.”ポルノ”も一度ライブに行ってみたい!



ワン・ウーマン・ショー ~甘い幻~
ポルノグラフィティ
SME
2014-11-05