”乃木坂46”の「名曲アルバム」コーナーの第二十五弾です。

【乃木坂46】 「名曲アルバム」① 『急斜面』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」② 『ロマンティックいか焼き』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」③ 『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」④ 『何もできずにそばにいる』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑤ 『私のために 誰かのために』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑥ 『今、話したい誰かがいる』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑦ 『無表情』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑧ 『水玉模様』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑨ 『環状六号線』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑩ 『でこぴん』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑪ 『やさしさとは』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑫ 『生まれたままで』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑬ 『嫉妬の権利』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑭ 『無口なライオン』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑮ 『あの教室』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑯ 『あらかじめ語られるロマンス』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑰ 『せっかちなかたつむり』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑱ 『サヨナラの意味』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑲ 『太陽ノック』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑳ 『逃げ水』
http://burning.doorblog.jp/archives/52200440.html

【乃木坂46】 「名曲アルバム」㉑ 『ひと夏の長さより…』
http://burning.doorblog.jp/archives/52419392.html

【乃木坂46】「名曲アルバム」㉒ 『ごめんねずっと...』
http://burning.doorblog.jp/archives/52914203.html

【乃木坂46】「名曲アルバム」㉓ 『やさしさなら間に合ってる』
http://burning.doorblog.jp/archives/53096691.html

【乃木坂46】「名曲アルバム」㉔ 『帰り道は遠回りしたくなる』
http://burning.doorblog.jp/archives/53426762.html

僕は”乃木坂46”というグループそのものも、メンバーも好きですが、やっぱりその至極の楽曲の素晴らしさがあってこそだと思っています。アイドルソングの領域で語るにはあまりに勿体ない、そのクオリティの高い楽曲の魅力を全曲レビューなどで伝えてきているのですが、その中でも特に一般の音楽ファンに聴いてもらいたい楽曲を改めてレビューし直したいと思い、”乃木坂46”の「名曲アルバム」シリーズの記事を書いております。



しかし今年の”乃木坂46”の楽曲はホントに凄いクオリティですね~。

昨年の楽曲は期待に反して、個人的には低調で下手すると、このままグループ自体にも、僕の気持ちが離れそうな気すらしていました。逆にアルバムの出来が非常に良く、ライブも最高だった”けやき坂46”をメインに推ししていこうかな~くらい思ってたんですけどね。

その心配は見事なくらい杞憂に終わりましたけどね。

新曲は少なめでしたが、楽曲粒揃いだった4thアルバムもそうですが、23th、24thいずれも名曲だらけで本当に凄いことになってますし、”乃木坂46”が本領発揮って感じで頼もしいですね~。
 
まだ2019年も3ヶ月ちょっとありますが、やっぱり”乃木坂46”の2019年は4期生の年だったな~という感じで終わりそうですね。

今年の現時点でのベストライブパフォーマンスは”乃木坂46”の神宮ラストか四期生ライブのいずれかになると確信しています。

【乃木坂46】「乃木坂46 23rd シングル『Sing Out!』発売記念 ~4期生ライブ~」

アルバム収録の『キスの手裏剣』もライブでは最高に盛り上がるし、”掛橋”センターの『図書室の君へ』も最高で悩んだけどね。



【乃木坂46】 全曲レビュー

【乃木坂46】 全曲レビュー㉛~『Sing Out!』
http://burning.doorblog.jp/archives/53494120.html

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<全曲レビューコメント>

『4番目の光』(Type-D収録)

「★★★★★」。

4th Album「今が思い出になるまで」収録の『キスの手裏剣』に続く、二曲目の四期生曲です。センターは今回も”遠藤さくら”が務めています。

四期生ライブのオープニングを飾ったのが既に懐かしい感じすらします。

「ザ・乃木坂」テイストの哀メロチューンで本シングル収録曲の中でも最も”乃木坂46”らしい曲ですね。適度なスピード感もあって、曲間でのアコギでのリフが哀愁タップリで最高だね。シンプルで無音を上手く使ったアレンジも好印象です。四期生曲はこれで二曲連続で満点評価をつけちゃったな~。

彼女たちの可愛さからすると、楽曲的には大人びていて、少し背伸びしている感もあるけど、それはそれで悪くないよね。

作曲はあの”杉山勝彦”さんで、編曲も”谷地学”さんと共同で手掛けられていますね。

MVも王道的ではあるけど、曲調にも合っていて良いね。しかし”さくら”のスタイルが良すぎて、やっぱりセンターに置くしかないのが良くわかりますね。

四期生曲にハズレなし。期待の現れですね。
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ライブで計5回見ているんだけど、実はライブよりも「乃木坂工事中」でのスタジオライブが印象良かったんだよね~。(二期生特集回の前篇で”賀喜”の仕上がりが特に凄い)

本作のフォーメーションも秀逸で四期生のメンバーの組み合わせも凄く良いと思います。センター適性のある”遠藤”は勿論だけど、”掛橋”と”筒井”で挟むのは四期生の清楚感を際立たさせる意味でも良いバランスです。

シンメもかなり機能していて、フロント3名をサポートする”田村”、”賀喜”も良いコンビだし、フロント3名とは違う魅力を与えることが出来るし、後列も端の”早川”、”金川”は高身長で際立つし、その横の”北川”、”矢久保”との組み合わせも悪くないし、フロントを支える”清宮”、”柴田”の裏Wセンターも違うタイプの笑顔を魅せつける形で効果的なフォーメーションになっており、4期生の美味しいところが堪能できるのが凄いです。

<フォーメーション>
早川 北川 清宮 柴田 矢久保 金川
    田村 掛橋 遠藤 筒井 賀喜

声のバランスも良いんだけど、歌割りも上手いと思います。

メロディは2019年現在、日本最強のメロディメーカー”杉山勝彦”さんですので、完璧です。泣きの要素の入った美しいメロディラインが堪りませんし、ドライブ感も良いですね。

アレンジは非常にシンプルだけど、適度な疾走感を生み出すリズムの入れ方が上手いし、ストリングスを上手く使い、ほどよく雄大な仕上がりにしているにも良いね。そこに”秋元康”さんの等身大の歌詞が乗る構図ですが、聴けば聴くほど良い曲ですね~。

一発聴いても十分に良い曲だなと思える分かりやすいメロディでツカミもいいんだけど、そこから更に聴くごとに曲の良さがスルメ的に味わえる凄い曲です。完成度で言えば今年の”乃木坂46”の優秀な楽曲の中でもトップクラスじゃないかな。

極上アイドルポップ『キスの手裏剣』、メロディ展開が素晴らしい『図書室の君へ』といずれも問答無用の名曲なので、四期生自体が大好きになったかもしれません。勿論、最初のライブも見れたのも大きいけどね。

そろそろ25thの選抜予想も考えないといけない時期かもしれませんが、三期生VS四期生がどんな枠取り合戦を繰り広げるか、見物です。

いずれにせよ、楽しみですね。

P.S.アンダラは結局、一般では取れず・・・悔しいっす。



Sing Out!
Sony Music Labels Inc.
2019-05-22