井上小百合 卒業発表

「サヨナラは通過点、これからだって何度もある」って分かっているんですけど、やっぱり寂しいな~。

【井上小百合ブログより】

「。 」 2019.10.5
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お知らせです

以前より休業という形で活動辞退を発表しておりましたが、それは、卒業に向けてのものでした

突然の発表で申し訳ありませんが自分の中では今年の春、卒業というものが具体的になってこれまで必死に活動してきた分、今年からは自分のことに専念できるようにしたいと思っていたので、とてもとても前向きな卒業です!!( *´﹀`* )

大きな分岐点にはなると思いますが、乃木坂で出会えたファンの方たちにはたくさん感謝しており、それはこれからも変わりません

本当に色んな瞬間を支えて頂いた、自分の人生にとってとても大切な存在です

そして、乃木坂46を好きな気待ちもこれからも全く変わらないです

自分にとって、ここは本当にかけがえのない場所です

最初からこの場所が永遠ではないと思っていながらも、こんなにも頑張ってこれたのは間違いなくメンバーのおかげです メンバーと居る時間が楽しすぎて、自分が想像していたより遥かに長く在籍してしまいました笑 みんなと出会えて本当によかったです わたしにとってはひとときの奇跡のような、最高の居場所でした

この経験を決して無駄にしないように、出会った人たちに全ての感謝の気持ちを込めて前へ進みたいなと思ってます この先、後輩達が色んな夢を追って活動していけるように素敵な道をつくっていけたらと思ってます

これからも沢山の人に愛されるグループでありますうに!

詳しい卒業日程は追ってお知らせしますが現在出演が決まっている、来年春のミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」までは乃木坂46として活動する予定です

ではまた!

井上小百合
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まあ、想定されたことではあるんですが、いざ発表されると悲しいです。

僕の彼女に対する印象はやっぱり初期にさかのぼるんですけどね。元”モー娘。”の”道重さゆみ”さんを連想するアイドルっぽいビジュアルで目立ってたし、選抜発表で露骨に悔しがる彼女を少し生意気に、でも可愛らしく見ていた自分がいました。5thの選抜発表では最後の最後まで結果を見に行けない弱さを見せたりも懐かしい・・・。

そして彼女はデビュー以来、6枚連続の選抜を勝ち取る訳なんですが、「綺麗なお姉さん」「御三家」路線へグループが大転換を図る中、「乃木坂の顔」”生駒里奈”さんのセンター陥落という中で自分を客観視したコメントをしたのは何とも印象的でしたが、次の7枚目の『気づいたら片想い』では長年フロントを務めていた”星野みなみ”と共に選抜落ちを経験。

精神的にヤバいんじゃないかと思っていたのですが、「アンダーライブ」で怪我をおしながら頑張り続け、9thで久々の選抜復帰を果たすものの、10thでは再びアンダーへ。

ところがそこで初のアンダーセンターを務めた彼女は新たな輝きを見せつけてくれるんですよね。

それが超名曲『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』です。



僕自身にとっては”乃木坂46”を語るうえで欠かせない名曲なのですが、その時の彼女のパフォーマンスは神憑りしているような感じで凄いって感動してましたね。

【乃木坂46】 「名曲アルバム」③ 『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』

「アンダーライブ武道館」でのサプライズ登場も現場にいただけに鮮明な記憶があります。

【乃木坂46】 「アンダーライブ at 武道館」②

この名曲はライブでも重要な曲となり、「5th Year Birthday Live」のオープニングナンバーとなったのは有名ですよね。

【乃木坂46】 「5th Year Birthday Live」②

11th以降の彼女は選抜固定でグループに良い彩りを与えてくれていましたが、15th『裸足でSummer』ではアンダー落ち、16thでは復帰、そして遂に19th『いつかできるから今日できる』では盟友”伊藤万理華”さんと共に初の福神ポジションを勝ち取るんですよね。

個人的にはこの時から卒業へのカウントダウンをしていたと思うんですが、福神をアッサリ陥落しても、その後はずっと選抜をキープしていて、もう選抜を落ちることはないと確信していたところ、24thで休業・・・。これは・・・と思いながらも「真夏の全国ツアー 2019」最終日では最後の最後で復帰してくれたし、安心していたんですけどね・・・。

写真集もリリースしている人気メンバーですし、その愛されるビジュアルとノースキャンダルの安定感、表現力も高く、女優としての才能も十分です。

グループの層の厚さを際立たせてくれただけではなく、一人のタレントとしての存在感が出てきたところでの卒業は良いタイミングなのでしょうが、やっぱり寂しいな。

アイドル史上、最も厳しく、過酷な選抜競争に翻弄されながらも、自分を確立していった彼女の強さに僕は非常に前向きな印象を持っていただけに辛いな。

一期生はこれで10名になっちゃうけど、年内にまだ何があるか分かりませんからね。

いずれにせよ、来春までは在籍してくれるみたいですし、功労者なので卒業コンサートやって欲しいな。彼女にはそれだけの資格があると思います。

まだ先なのでまた改めてサヨナラの文章は書きたいと思いますが、2018年の真夏の全国ツアーで一人で『自分のこと』を歌い切った彼女のVTRを観ながら、目がウルウルしてます。

世代交代の波は良い感じで進んでますが、やっぱり主要メンバーの卒業は悲しいね。

P.S.今日は酒が沁みそう・・・。