今回の名曲レビューは”KARA”の2011年発表の4th Single『GO GO サマー!』を紹介します。

元”KARA”のメンバーだった”ク・ハラ”さんが24日午後6時9分ごろ、自宅で遺体で発見されたとのニュースが飛び込んできました。
まだ28歳ですよ。
あまりにも悲痛な思いで一杯です。
「テレ東音楽祭2019」で元気な姿を見たばかりだったし、今月13日には新曲『Midnight Queen』をリリース、また4都市6公演の日本ツアーを行ったばかりでしたので、驚きを隠せません。
韓国の音楽市場は小さく、音楽だけで生きていくのは難しく、日本とは比べ物にならないほど、過酷な環境にあると聴きます。
生き抜くためのプレッシャーにさらされ、またファンも芸能人に対して、完璧さを求める傾向があり、ちょっとしたことでも恐ろしいほどの悪意ある書き込みがされるそうです。
とはいえ、自殺という道はあまりに辛いです。
才能に恵まれ、立派に生きている若者が、輝ける将来があるにも関わらず、自ら命を絶ってしまうのは「悲しい」としか言いようがありません。
そんな想いを形にしたいなと思い、追悼の意味も込めてレビューを書くことにしました。(ちょっと衝撃が生々しいですが)
僕と”KARA"の出会いは明確に覚えていないのですが、韓国で話題のグループが日本へ来るといった来日での「ショーケースギグ」の報道を見た記憶もなんとなくあります。
その頃から『ミスター』のヒップダンスが話題になっていた気がします。
”少女時代”のレビューにも書いたとおり、韓流だからって音楽を聴くわけでもないし、アイドルが好きってわけでもない(今は立派な坂道オタクですが)ので、良い曲があれば聴くよ、興味持つよのスタンスなので、それ以上でもそれ以下でもなかったですね。
ただ親戚だったり、周りの反応がかなりポジティブで熱狂的だったので、それに少し引き気味で耳に入る音楽は聴いてましたね。
でも”KARA”は割と曲が良いな~と思ったんだよね。
それが『LUPIN』ですね。
ダンサブルで、スピード感もあって、「らしい」曲ではありますが、とにかくこの流麗なメロディラインにやられちゃってね。何とか音源入手したいと思ってたんですが、『ミスター』、『ジャンピン』のシングルにもカップリング収録はされておらず・・・。
親戚の女の子が買った「KARA BEST 2007-2010」を借りて、ダビングして聴きまくったな~。
正直、『LUPIN』を紹介しても良かったんですけど、今回は『GO GO サマー!』を紹介することにしました。
”KARA”はたぶん『ミスター』、『ジャンピン』くらいしか知らない人が多いような気がするんですが、いずれも韓国でヒットした曲の日本語訳です。
初の日本語でのオリジナル曲は『ジェットコースターラブ』ですが、こちらは今一つの印象だったんですが、『GO GO サマー!』はかなりキャッチーなポップソングなんですが、結構出来が良いんだよね。
CMなんかでも頻繁に耳にしたし、それも影響しているのかもしれませんが、特にサビがね、超高音ファルセットで歌い切らせるパターンが「小室サウンド」を意識しているような感じでさ。
僕はこの曲は日本人のクリエーターのペンによる楽曲だと思い込んでたんですが、韓国人のクリエーターの作品だったのも驚いたな。
ちょっと癖の強い、うねりのあるダンスナンバーってイメージが”KARA”にはあったんだけど、これだけ日本人に受けそうな「J-Pop」を創れちゃうのが凄いな~と思ったんですよね。
「ジャニーズ」はたまにアメリカから見た「奇妙な日本」(ニンジャ、ゲイシャ、カブキ等)をテーマにした曲作りをしたりしているけど、どちらかと言えば、「K-Pop」の凄腕のクリエーターが「J-Pop」の王道ソングを創ったような感じなんですよね。
それに気づけないくらいスムーズなクオリティなんだけど、単なる「J-Pop」では終わらない、フックを感じたのもあるんだけど、僕はあんまり純然たるアイドルポップは苦手なんだけど、この曲はなんか好きなんだよね~。
でもこれからこの曲を聴くと天国に行った”ハラ”ちゃんを思い出すことになるのが辛いかもな~。
謹んでお悔やみ申し上げます。
P.S.ロックスターやアーティストの早すぎる死は伝説化して曲は残るし、リバイバルヒットする機会も多いけど、アイドルは更にキツイかもしれませんね。

元”KARA”のメンバーだった”ク・ハラ”さんが24日午後6時9分ごろ、自宅で遺体で発見されたとのニュースが飛び込んできました。
まだ28歳ですよ。
あまりにも悲痛な思いで一杯です。
「テレ東音楽祭2019」で元気な姿を見たばかりだったし、今月13日には新曲『Midnight Queen』をリリース、また4都市6公演の日本ツアーを行ったばかりでしたので、驚きを隠せません。
韓国の音楽市場は小さく、音楽だけで生きていくのは難しく、日本とは比べ物にならないほど、過酷な環境にあると聴きます。
生き抜くためのプレッシャーにさらされ、またファンも芸能人に対して、完璧さを求める傾向があり、ちょっとしたことでも恐ろしいほどの悪意ある書き込みがされるそうです。
とはいえ、自殺という道はあまりに辛いです。
才能に恵まれ、立派に生きている若者が、輝ける将来があるにも関わらず、自ら命を絶ってしまうのは「悲しい」としか言いようがありません。
そんな想いを形にしたいなと思い、追悼の意味も込めてレビューを書くことにしました。(ちょっと衝撃が生々しいですが)
僕と”KARA"の出会いは明確に覚えていないのですが、韓国で話題のグループが日本へ来るといった来日での「ショーケースギグ」の報道を見た記憶もなんとなくあります。
その頃から『ミスター』のヒップダンスが話題になっていた気がします。
”少女時代”のレビューにも書いたとおり、韓流だからって音楽を聴くわけでもないし、アイドルが好きってわけでもない(今は立派な坂道オタクですが)ので、良い曲があれば聴くよ、興味持つよのスタンスなので、それ以上でもそれ以下でもなかったですね。
ただ親戚だったり、周りの反応がかなりポジティブで熱狂的だったので、それに少し引き気味で耳に入る音楽は聴いてましたね。
【名曲】 少女時代 『MR. TAXI』
でも”KARA”は割と曲が良いな~と思ったんだよね。
それが『LUPIN』ですね。
ダンサブルで、スピード感もあって、「らしい」曲ではありますが、とにかくこの流麗なメロディラインにやられちゃってね。何とか音源入手したいと思ってたんですが、『ミスター』、『ジャンピン』のシングルにもカップリング収録はされておらず・・・。
親戚の女の子が買った「KARA BEST 2007-2010」を借りて、ダビングして聴きまくったな~。
正直、『LUPIN』を紹介しても良かったんですけど、今回は『GO GO サマー!』を紹介することにしました。
”KARA”はたぶん『ミスター』、『ジャンピン』くらいしか知らない人が多いような気がするんですが、いずれも韓国でヒットした曲の日本語訳です。
初の日本語でのオリジナル曲は『ジェットコースターラブ』ですが、こちらは今一つの印象だったんですが、『GO GO サマー!』はかなりキャッチーなポップソングなんですが、結構出来が良いんだよね。
CMなんかでも頻繁に耳にしたし、それも影響しているのかもしれませんが、特にサビがね、超高音ファルセットで歌い切らせるパターンが「小室サウンド」を意識しているような感じでさ。
僕はこの曲は日本人のクリエーターのペンによる楽曲だと思い込んでたんですが、韓国人のクリエーターの作品だったのも驚いたな。
ちょっと癖の強い、うねりのあるダンスナンバーってイメージが”KARA”にはあったんだけど、これだけ日本人に受けそうな「J-Pop」を創れちゃうのが凄いな~と思ったんですよね。
「ジャニーズ」はたまにアメリカから見た「奇妙な日本」(ニンジャ、ゲイシャ、カブキ等)をテーマにした曲作りをしたりしているけど、どちらかと言えば、「K-Pop」の凄腕のクリエーターが「J-Pop」の王道ソングを創ったような感じなんですよね。
それに気づけないくらいスムーズなクオリティなんだけど、単なる「J-Pop」では終わらない、フックを感じたのもあるんだけど、僕はあんまり純然たるアイドルポップは苦手なんだけど、この曲はなんか好きなんだよね~。
でもこれからこの曲を聴くと天国に行った”ハラ”ちゃんを思い出すことになるのが辛いかもな~。
謹んでお悔やみ申し上げます。
P.S.ロックスターやアーティストの早すぎる死は伝説化して曲は残るし、リバイバルヒットする機会も多いけど、アイドルは更にキツイかもしれませんね。
でも、誰かが亡くなったニュースは悲しいですね。