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【特集】 2015年 MY BEST SELECTION

【特集】 2016年 MY BEST SELECTION

【特集】 2017年 MY BEST SELECTION

【特集】 2018年 MY BEST SELECTION
http://burning.doorblog.jp/archives/52889906.html

毎年、恒例の「MY BEST SELECTION」の記事です。

まずは国内のチャートから見ていきましょう。

「2019年 Billboard Japan 年間ランキング」

  1位『Lemon』米津玄師
  2位『マリーゴールド』あいみょん
  3位『Pretender』Official髭男dism
  4位『白日』King Gnu
  5位『馬と鹿』米津玄師
  6位『まちがいさがし』菅田将暉
  7位『パプリカ』Foorin
  8位『今夜このまま』あいみょん
  9位『U.S.A.』DA PUMP
10位『宿命』Official髭男dism
11位『君はロックを聴かない』あいみょん
12位『Flamingo』米津玄師
13位『ハルノヒ』あいみょん
14位『黒い羊』欅坂46
15位『HAPPY BIRTHDAY』back number
16位『Sing Out!』乃木坂46
17位『ノーダウト』Official髭男dism
18位『Lights』BTS
19位『夜明けまで強がらなくてもいい』乃木坂46
20位『キュン』日向坂46

2019年のJ-Pop界を振り返ると、チャートを見る限り、”米津玄師”の『Lemon』が二連覇を果たし、年間ベスト20に提供曲を含め、5曲をランクインさせています。また2018年にブレイクした”あいみょん”が4曲を送り込んでおり、曲単位で見ると二強時代に突入したような雰囲気がありますね。

その2強に割り込む勢いがあったのが、3曲をチャートインさせた”Official髭男dism”ですね。最近の配信チャートなどを見ている限り、グループの勢いは恐ろしいものがあるし、「紅白歌合戦」出場も決め、2020年のチャートではトップが狙えそうな位置まで一気に駆け上りましたね。

”Official髭男dism”のブレイクは僕の期待通りでもありましたが、およそ商業的なヒットとはかけ離れたプログレッシブロックの”King Gnu”が『白日』でヒットを飛ばしたのは驚きでした。(『白日』の曲の良さが大きいとは思いますけどね)

「坂道シリーズ」は昨年同様に4曲を年間チャートに送り込んでいますが、アイドル勢は苦戦続きで”BTS”は1曲なんとかチャートインさせてますが、”TWICE”、”AKB48”、”King & Prince”は20位以内から姿を消しちゃいましたね。

”日向坂46”の満を持してのデビュー、番組企画でデビューを果たした”豆柴の大群”がオリコンチャート1位を獲得するなどの明るいニュースも無いわけではないですが、アイドルブームは完全に終焉しており、”指原莉乃”さんや”西野七瀬”さん、人気メンバーの卒業などもあり、世代交代が引き続き進んでおり、踊り場と言えるんじゃないでしょうか。

配信チャートは勿論、ストリーミング、サブスク等、音楽の聴き方が変わってきている中にあって、ヒットの構図は変わって来ていますが、このあたりが最も大衆に聴かれている曲であるのは間違いないんでしょう。(あのジャニーズもようやく動画配信、SNSに踏み切りましたしね)

僕の大好きな「HM/HR」界については、”Andre Matos”の急逝が一番のニュースですかね。年末に飛び込んできた”Children Of Bodom”の事実上解散のニュースも痛いですね。大物アーティストの引退やラストライブの報道、明るい話題もライブで過去の名盤の再現をするとか、〇周年記念のリマスター、豪華ボーナストラック付の記念アルバムがリリースされたりで、僕自身も買ったりはしましたけど、新たな良い動きは少なく、シーン自体は低迷を続けている印象です。久しぶりに良いアルバムにも出会えたし、大御所で言うと”Helloween”、”RIOT”のBlu-rayは最高の出来でしたけどね。

では独断と偏見タップリではありますが、例年と同様に某専門誌の方式に則り、発表していきたいと思います。

Group:乃木坂46

グループチャンピオン

Vocalist:アイナ・ジ・エンド(BiSH)

アイナ・ジ・エンド

Guitarist:Alexi Laiho(Children Of Bodom)

Alexi Laiho

Bassist:Markus Grosskopf(Helloween)

Markus Grosskopf

Drummer:Daniel "Dani" Loeble(Helloween)

Daniel Loeble

Keyboards Player:Richard Andersson

Richard Andersson

Live Performance:乃木坂46四期生「乃木坂46 23rd シングル『Sing Out!』発売記念 ~4期生ライブ~」(2019年5月25日)

四期生ライブ

Brightest Hope:日向坂46

日向坂46

Shining Star:遠藤さくら(乃木坂46)

遠藤さくら

Song Writer:杉山勝彦

杉山勝彦

DVD&Blu-ray:欅坂46「欅共和国2018」

欅共和国2018

Helloween「UNITED ALIVE」

Helloween「UNITED ALIVE」

Producer:KOBAMETAL

KOBAMETAL

Album Cover:「今が思い出になるまで」(TYPE-B)乃木坂46

今が思い出になるまで

<Albums>
  1.「Traveler」Official髭男dism

「Traveler」Official髭男dism

  2.「From Hell With Love」Beast ㏌ Black

フロム・ヘル・ウィズ・ラヴ

  3.「Nowhere to Run」The Brink

「Nowhere to Run」The Brink

  4.「Extreme Power Metal」DragonForce
  5.「METAL GALAXY」BABYMETAL
  6.「Transition」Art Nation
  7.「Interstate 13」Pretty Wild
  8.「Hexed」Children Of Bodom
  9.「今が思い出になるまで」乃木坂46
10.「井上陽水トリビュート」Various Artists

<Tunes>
  1.『路面電車の街』齋藤飛鳥・堀未央奈・山下美月(乃木坂46)



  2.『白日』King Gnu



  3.『イエスタディ』Official髭男dism



  4.『耳に落ちる涙』日向坂46



  5.『DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)』BABYMETAL



  6.『4番目の風』乃木坂46四期生



  7.『In a Skyforged Dream』DragonForce



  8.『Hexed』Children Of Bodom



  9.『No.999』go!go!vanillas



10.『Turning Up』嵐



グループ部門は今年も大活躍だった”乃木坂46”にしました。新曲も少なめで実質ベスト的なアルバムは置いておいても、今年の2枚のシングルはいずれも恐ろしいクオリティでしたし、「レコ大」三連覇は逃しましたが、その賞を獲るに相応しい活躍だったのは間違いないと思います。

国民的ヒット曲を生み出すのが非常に難しくなっている時代ですが、高い楽曲クオリティの積み重ねがやっぱり大事になってくると思います。その意味でも今年のシングル収録曲は1曲たりとも聴き逃すことが出来ない高品質の音楽だらけでした。

グループとしては世代交代の渦中にあり、三期生に加え、四期生という未来の扉をこじ開ける逸材が十分に揃ったのも大きかったですね。2020年は坂道研修生の投入も予想されますが、層の厚さを維持しつつ、トップアイドルにとどまらない、活躍と輝きを2020年も魅せて欲しいと思います。

グループ部門で対抗だったのはアルバム部門を制した”Official髭男dism”でした。ホントに隙のない良いアルバムでしたし、久々に「J-Pop」の名盤レビューの対象となりそうなクオリティです。ライブを経験出来ている分、”乃木坂46”に軍配を上げましたが、”星野源”、”米津玄師”に続く、「J-Pop」界のキングになれるだけのソングライティング力には感服しましたし、2020年はBillboard 年間チャート1位も獲れるんじゃないかな?

Vocalistは僕が認識がなかったこともあって、今更ながらの選出となりましたが、今年最も魅力を感じた声を持つ彼女にしました。複数の音楽特番で名曲『オーケストラ』を聴けたのも嬉しかったな。(来年は「紅白」じゃないかな?)

Guitaristも悩んだけど、バンド解散の危機に陥っている”Alexi Laiho”にしました。メタル界のニュースターにはこれからもシーンを牽引する活躍をして欲しいです。アルバムも久々に楽しめた気がします。

BassistとDrummerは素晴らしい出来だった「UNITED ALIVE」でのプレイを評価して選出しました。

Keyboards Playerは毎年悩むんだけど、過去に選んでないプレイヤーで「鍵盤魔人」の異名を持つ”Richard Andersson”にしました。今年、中古で”Space Odyssey”のアルバムを格安で入手出来て、聴きまくったのも選出理由です。(かなり反則気味ですが・・・)

ベストライブは”乃木坂46四期生”のシングル発売記念ライブにしました。全員センター企画での各メンバーに合ったシングル表題曲披露も素晴らしかったですが、グループの歴史を振り返るVTRなどの演出も素晴らしかったですね。新人ながら非常に完成度の高いステージでありながらも、若さ、フレッシュさをしっかり感じられ、個人的には文句なしに楽しいライブでした。

【乃木坂46】「乃木坂46 23rd シングル『Sing Out!』発売記念 ~4期生ライブ~」

彼女たちの初ライブをしっかり観れたのは大きいですし、冠番組「乃木坂どこへ」でも回ごとに成長を感じさせる彼女たちの姿は、勇気を与えてくれましたね。卒業発表に怯える日々から、グループの未来に対して明るいイメージが出て、前向きにシフトチェンジできたと思いますね。(2018年はマジで”乃木坂46”よりも”けやき坂46”に入れ込みそうになってましたからね)

対抗だったのは「バスラ」最終日ですかね? 1曲目の『気づいたら片想い』でマジで泣いちゃったし・・・。(Blu-ray楽しみです)「真夏の全国ツアー2019」の”飛鳥”と”さくら”の『他の星から』も最高だったし、”みーぱん”とがっつりアイコンタクト出来た(それだけではなく、ライブの演出も最高でした)「ひなくり」も良かったけどね。

Brightest Hope部門は苦労してデビューを勝ち取った”日向坂46”に。完全に第三勢力として確立しましたが、2020年はツアーでもしっかり楽しませて欲しいですね。(彼女たちの武器はライブですよ)

Shining Star部門(最も輝いていた人)は”遠藤さくら”にしましたが、あくまで現時点での完成度での評価です。「可能性の化け物」”筒井あやめ”、”乃木坂”らしい上品さを持つ”賀喜遥香”の24th フロントメンバーは勿論、周りを明るくできる天才”清宮レイ”等も候補でしたが、居並ぶ美しく、オーラを発する先輩たちの前に立っても、全く違和感を感じさせないのはホントに凄いことです。(少なくとも”堀”、”西野七瀬”さんは当時は立たされている感があったと思います)ここからの伸びしろがあるなら、ホントに凄いスターになるんじゃないでしょうか?

勿論、推しの”大園桃子”も候補でしたよ(笑)。2019年は活動休止時期が長かったのが残念。

Song Writer部門は名曲を量産してくれた”杉山勝彦”さんが二度目の受賞ですね。”ふるっぺ”さんも良かったけど、『まさか偶然…』1曲のみでは厳しいな。

DVD&Blu-ray部門は”Helloween”だけにしようかと思ってましたが、良く観たので「欅共和国2018」も入れました。(2017のほうが出来は良いと思います)

Producer部門はこの年間ベストのスタートから、ずっと”秋元康”さんにしてましたが、今回は”BABYMETAL”の海外での活躍を評して”KOBAMETAL”氏にしました。極論ですが、”KOBAMETAL”氏こそが”BABYMETAL”そのものであると捉えています。

アルバムカバーは何となくで選びました。(笑)「Sing Out!」の通常盤ジャケットも候補でしたが、いかにもアイドルっぽいジャケはそんなに好きじゃないので芸術性、ストーリー性を感じるものを選んだつもりです。

アルバム部門は上位3位くらいまでは簡単に決まったのですが、それ以降は結構悩みましたね。何度かアルバムを聴き直して、入れ替えしながらジャッジしましたね。

”Beast ㏌ Black”と”The Brink”は文句なしの良いアルバムでかなり聴き込みましたが、今聴いても十二分に魅力的ですね。ホントに楽曲粒揃いでお気に入りでした。アルバムの中には微妙な曲があるのは当たり前だし、強力な曲があるから、トータルで考えると名盤だねと無理やり評価していることも多いんですけど、上位3作はいずれも隙のない完璧なアルバムだったと思いますね。

その中でも群を抜いていたのが、”Official髭男dism”の「Traveler」でしたね。先ほどの「J-Pop」界のキングたちも素晴らしいアルバムが創れるだけの力があり、「Bootleg」、「Pop Virus」も素晴らしかったですが、「Traveler」はそれ以上の出来ではないでしょうか?

メロディ、曲展開も良いんだけど、”藤原聡”さんが歌うだけで、フェイクを一発入れるだけで大きなフックを作り出せるのも凄いし、演奏も良いんだよね。「AMAZON」の同作のレビューでも大人の鑑賞に堪えうるロックと言うようなニュアンスが書かれてたけど、まさしくそんな感じですね。それでいて、恋愛をメインにした詞が多いのも面白いな。ちょっとマニアックに新たな冒険をしたくなると思うんだけど、これだけストレートで様々なタイプの良質なポップソングを作ってくれるのはホントにありがたいし、今後に最大限の期待をしたいね。

Best Tunes部門も悩みましたが、上位はすんなり決まった感じですね。「坂道シリーズ」のランキングとは少し変えてますが、何となくです。これでもまだ抜け漏れがありそうな感じがしますが、2019年は例年以上に良い曲に出会えた印象はあります。「HM/HR」シーンは低迷してるけど、良いバンドが出てきているのは嬉しいです。

特別賞はハマりにハマった映画「イエスタディ」ですね。人生で初めて映画館に二回足を運びましたし、早くBlu-rayをリリースして欲しいです。

なんだかんだで2019年は満足度の高いミュージックライフだったと思います。音源を十分にチェックしきれてない思いは多少あるけど、限界もあるので、仕方ないですよね~。

2020年も引き続き、良い音楽に出会いたいし、今回取り上げたアーティストが更なる活躍を、更なる素晴らしい曲をリリースしてくれることを切に祈りたいです。

今年も最高の音楽に期待します!