今回の名曲レビューは”Thin Lizzy”の1991年発表の33(?)th SIngle『Dedication』を紹介します。

Thin Lizzy 『Dedication』

久しぶりにHM/HRの名曲レビューです。

伝説的なバンドである”Thin Lizzy”を紹介します。

過去に在籍していた”John Sykes”はレビューしてます。

【名曲】 John Sykes 『Please Don't Leave Me』
http://burning.doorblog.jp/archives/48542081.html



”John Sykes”と言えば、やはり名盤「Serpens Albus」を思い出しますよね。勿論、”Blue Murder”も”Sykes”も好きな曲ありますけどね。

【名盤】Whitesnake 「Whitesnake(Serpens Albus)」
http://burning.doorblog.jp/archives/44213170.html

あと”Bad 4 Good”によるカバーもレビューで取り上げてますね。(実際は”Phil Lynott”のソロシングルのカバー)

【名曲】 Bad 4 Good 『Nineteen』
http://burning.doorblog.jp/archives/46919591.html



でも”Thin Lizzy”が好きって、日本の音楽ファンには出会った記憶がありません。

昔、某専門誌のあるアーティストのインタビューで”Thin Lizzy”が好きな理由に「歌詞が良い」と回答しているのがあって、「あ、そうなのね」とちょっと納得した気がしました。

でも、憂いのある良いメロディが堪能できる曲もあるし、痛快なロックンロールもあって、僕自身は割と好きなんだけど、まあ地味っちゃ地味な存在なのかもしれませんね。

1986年に”Phil Lynott”がヘロインの過剰摂取による内臓疾患、敗血症により36歳で急逝してるんだけど、僕自身はまだ「HM/HR」の世界に踏み込んでない時期だし、お勉強的に後追いでビッグネームの音楽を聴き漁っただけですし、そんなに思い入れが深い訳ではありません。

最初に聴いたのは”BON JOVI”がカバーした『The Boys Are Back In Town』だったと思います。



こちら”BON JOVI”のライブバージョンです。(ちなみにライブ参戦してます)



まあ、ノリの良い典型的なロックンロールナンバーって感じですよね。

そんなに僕の心は揺れなかったですね。

でもそのくらいのタイミングで”Thin Lizzy”のベスト盤「デディケイション〜フィルに捧ぐ」を購入しているんですよね。

それで結構気に入った曲があった一方でそんなにピンとこない曲もあったりで、少し評価は微妙だったんですが、かなり聴き込んだんだよね。

その中でも特にお気に入りだったのが、この3曲です。

『Waiting for an Alibi』



これが僕にとっての”Thin Lizzy”のNo.1ソングですね。スピード感、メロディ、”Phil Lynott”の歌い方もカッコよくてね。最高です。

『Out in the Fields』



この曲を”Thin Lizzy”の曲と言っていいかどうかは迷うところですが、”Gary Moore / Phil Lynott”名義でリリースされたスピードHMチューンの名曲です。そもそも”Gary Moore”のペンによる曲ですし、”Gary Moore”の7th Album「Run for Cover」に収録されてますが、このベスト盤には収録されてたんですよね。

時代が時代だけに音質が残念ですが、これだけ技術が進歩したので、良い感じでリマスターして欲しい名曲だと思いますし、いつかレビューを書こうかなとも思ってますね。

でも”Gary Moore”で一番好きなのは『Wild Frontier』一択になるかな?



そして今回紹介する『Dedication』です。僕のツボを突きまくるメロディライン、うねりを感じるリフ、それでいて切れ味の良いギターの効いたメタルソングで”Phil Lynott”のVocalも深みがあって、最高の仕上がりだと思います。



こちらも”Thin Lizzy”解散後に”Phil Lynott”が結成した”Grand Slam”(もしくは”Phil Lynott's Grand Slam”)の曲なんですよね。

ちなみに”Grand Slam”のメンバーは下記の通りです。

Guitar:”Laurence Archer”(ex.Stampede、UFO)
Guitar:”Doish Nagle”(ex.The Bogey Boys)
Keyboards:Mark Stanway(ex.Magnum) 
Drums:Robbie Brennan(ex.SKID LOW)

マニアには堪らんメンツだね、つとに”Laurence Archer”のソロアルバム「LA(Laurence Archer)」は超激レア盤で有名です!(リプロ盤すら見たことないし、聴いたことないな~)

このメンツでレコード契約が取れなかったのは酷い話だけど、時代は「N.W.O.B.H.M」全盛期だったのはあるかもしれませんが、それにしてもこれだけのメンツでこれだけの楽曲なのにね・・・?

ちなみに最終的にリリースするにあたって、”Grand Slum”の制作したデモに”Scott Gorham”のギターと”Brian Downey”のドラムを重ねているそうです。

しかし、ちゃんと”Thin Lizzy”名義の曲は『Waiting for an Alibi』のみとなっちゃいました。しかもどれも代表曲とは程遠い感じのマニアックな選曲になっちゃいました。

その後、細かいのは除いて、全てオリジナルアルバムを揃えたんだけど、フリークっぽい”John Norum”、”Pretty Maids”あたりは良い曲を取り上げてカバーしてるよね。

代表曲だけで見切るんじゃなく、いろいろと聴いてみて欲しいな。

P.S.歴史のあるバンドは、まず手始めにベストアルバムから入るのは常道だと思うけど、結果的にお気に入りになるとオリジナルアルバムを全部揃えることになるので、コスト高になっちゃうんだけど、今は「You Tube」とかで全然聴けちゃうから恐ろしいな~。





Dedication
Thin Lizzy シンリジー
(unknown)
1970-01-31