ソンナコトナイヨ

”日向坂46”の4枚目となるシングルがリリースされました。(発売から随分遅れての全曲レビューとなり、お待たせしました。)

発売初週に過去最高となる55.8万枚のセールスを記録し、順調に坂を登ってますね。

尚、1st Singleから4作連続での初週売上40万枚超えのセールスというのは日本音楽史上初の記録だそうです。なんだかんだで凄いよね。

デビュー1年目は大活躍でしたね。女性グループとしてのCD初週売上記録を更新し、鮮烈なデビューを決めた勢いをそのままに、年間三枚のシングルをリリース、「紅白歌合戦」出場を果たし、年末の「ひなクリ2019」では、念願である東京ドーム2Days公演の開催を発表しました。(名曲『約束の卵』が更に泣ける曲になったよね)

【日向坂46】「ひなくり2019 ~17人のサンタクロースと空のクリスマス~」二日目
http://burning.doorblog.jp/archives/54139904.html

2020年に入っても、主演ドラマ「DASADA」がスタートし、様々なTV番組にメンバーが出演したりと活躍の場を広げていますね。

その活躍を喜び、楽しみつつも、個人的には「ひらがなけやき」時代の音楽性が好みだったので、純度高めの王道アイドルポップに大きく舵を切った、昨年の3枚のシングル収録曲には不満を感じることが多かったのも事実です。

それだけに2年目のスタートとなる、4枚目シングルは自分の想いがどう変わるのかも含め、非常に楽しみにしてました。

今回もType-A、B、Cを購入し、通常盤収録の楽曲はダウンロードとしました。

生写真は”高瀬”、”河田”、”久美”というメンツでした。

では全曲レビューいきましょう!

4th Single『ソンナコトナイヨ』(2020年)

『ソンナコトナイヨ』(表題曲)



「★★★★★」

MV公開時にもコメントしてます。

【日向坂46】 『ソンナコトナイヨ』、『青春の馬』MV公開中
http://burning.doorblog.jp/archives/54253897.html

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僕はこの曲好きですね。

”日向坂46”の過去の表題曲の中ではトップになるかも・・・。

ブレイク前の”AKB48”のロック調の楽曲(『言い訳Maybe』等)に近いのかな~。メロディの作りはシンプルで青春を想起させるようなストレートでスピード感もあって、好印象です。
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この曲は初めて聴いてから、ずっと個人的にお気に入りなんですよね~。初期”AKB48”の歌謡ロック路線の名曲『言い訳Maybe』あたりを想起させる曲調が胸アツです。かなりヘビロテしてます。

メロディ自体はそこそこの出来だと思いますが、スピード感が心地良いし、ギターが良い感じで利いていて、曲としての総合力の高さにヤラレちゃいましたね。

ブリッジの組み立てなんかも王道的で、取り立てて新しいことをやってないんですけどね。僕自身がこういう路線の曲に弱いのもあるんでしょうけど、僕のアドレナリンは聴くごとにアガリまくっちゃいます。

「ソンナコトナイヨ」の叫びも良いフックになっていると思いますね。こりゃライブではファンも一緒に「ソンナコトナイヨ!」と叫ぶ感じになるんでしょうけど、絶対に盛り上がるよね。

キラキラした派手目のアレンジになっているのも面白いです。「ひらがな」時代を含めても、過去にはなかった曲調、アレンジでグループに新たな息吹を注入しているのは好感が持てます。

尚、作・編曲は「坂道シリーズ」に初参加となる”柳沢英樹”さんです。”亀梨和也”さんの『手をのばせ』の作曲もされてますね。

しかし、これはライブでも強力なキラーチューンになりますね~。

街中をダンスで踊りながら歌うMVは王道アイドル的な作りだけど、ダンスが激しくて、迫力を感じながらも、メンバーの仲の良さや可愛さが確認でき、好印象です。

「MUSIC STATION」での披露も良かったな~、”こさかな”のオーラが一段と光を放ってきてますね。1年間センターを務め続けた経験から来た自信なんでしょうか、ちょっと眩し過ぎてビックリしました。(最近は”タモさん”も”小坂”にメロメロだよね)

初めて”日向坂46”の表題曲で「★★★★★」の満点評価をつけちゃいました。でもそれだけの曲だと思います。

『青春の馬』(全タイプ収録)



「★★★★」

こちらもMV公開時に少しコメントしてます。

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こちらもスピード感のあるポップナンバーですね。

サビのマーチっぽいリズムからのメロディ展開が特に良いね。二番のAメロではストリングスを使い、メロウな流れを作ったりと工夫されているのも良いね。

ドラマ主題歌なので何度も聴くごとに味わいが出そうな感じがしますね。
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自らが主演するドラマ「DASADA」の主題歌になってます。

明るめの曲調で、サビ頭のマーチっぽいリズムが効果的に高揚感を演出しているのが良いですね。でも個人的には『ソンナコトナイヨ』ほどは評価出来てません。好みの問題かもしれません。メロディの出来なんですかね。とはいえ、細かなアレンジも効果的ですし、「★★★」までは下げられませんね。

作・編曲は”近藤圭一”さんです。”AKB48”の『シュートサイン』で作曲家として、オリコン1位、ミリオンセラーを記録していらっしゃいます。「坂道シリーズ」では”乃木坂46”の『あなたのために弾きたい』、『悲しみの忘れ方』、『平行線』を手掛けられています。

「ハッピーオーラ」のグループコンセプトにも合うと思いますし、好きな人も多そうですね。

MVは先日の「ひなましょう」での解説ポイントが気になっちゃってね・・・。(花が重そうだなとか、”かとし”のあのズッコケを思い出す)全体的にはキレイな映像ですけどね。最後は『JOYFUL LOVE』っぽい衣装になるのも良いね。いずれにせよ、美しさを増して復帰した”ひよたん”も目立ってて良いね。

『好きということは…』(Type-A収録)

「★★★★」

こちらは一期生による楽曲です。

センターは”日向坂46”になってからは初となる”美玲”ですね。

曲は、スピード感のあるパンクロックです。歌詞の言葉数も多くて、高揚感タップリのメロディ展開がかなりお気に入りです。

ギターも途中でのチョッパーベースも良かったので「★★★★★」の満点評価にしようかと思ったけど、曲中のキーボード音の入れ方等がやや軽く感じたので、★一つ減点しました。

ライブでは無双になりそうな気配もするし、評価を後悔しそうだけどね。

作曲を手掛けたのは”youth case”ですね。”嵐”の『Love So Sweet』、『Step And Go』などが有名ですね。「坂道シリーズ」は初参加ですね。

尚、アレンジは”youth case”と、数々のミュージシャンのサポートを務めている”城戸紘志”さん、”加部輝”さんとの共作となっています。

『窓を開けなくても』(Type-B収録)



「★★★★」

”加藤”、”齊藤”、”久美”、”美玲”、”小坂”、”富田”、”渡邉”というメンバーのユニット曲です。

センターはMVを見る限り、”小坂”でしょうね。

組み合わせとしては、エース格のメンバーを集めた感じでしょうか? 二期生から”小坂”は別としても、”渡邉”と”富田”をチョイスしているのが興味深いです。しかし”富田”は歌が上手いのもあるんでしょうけど、ユニット曲への参加率が比較的高いように思います。表題曲では初の二列目ですし、良いキャラしてるし、ポテンシャルも高いので、益々の成長を期待したいね。

ふわふわした、春らしい可愛らしいポップソングですが、メロディも悪くないし、聴いていて幸福感を味わえる曲になってますね。

作・編曲は”CHOCOLATE MIX”で「坂道シリーズ」では”乃木坂46”の『滑走路』以来の採用ですね。48グループ、”IZ*ONE”への楽曲提供をされてますね。

MVはホテルのパジャマに身を包んだメンバーがわちゃわちゃした感じで、こちらもファンには嬉しいんじゃないかな。

『ナゼー』(Type-C収録)



「★★★」

”東村”、”河田”、”松田”のユニット曲です。

センターはMVや「日向坂で会いましょう」の披露で見る限り、”松田”ですよね?

『青春の馬』同様にドラマ「DASADA」の劇中歌になってます。
 
三人編成で機械的な振り付けもそうですが、”Perfume”を想起させます。曲もデジタルポップ路線ですが、どうせなら音作りはもうちょっと”Perfume”並みに頑張って欲しかった気もします。

個人的にはそんなにピンとこない曲なんですが、一定以上のクオリティはあるので、「★★★」の普通評価にしました。MVの三人がキラキラしていて、評価を上げようかと思ったけど、初志貫徹しました。

この曲は好きな人多そうだけどね。

作・編曲は過去に「坂道シリーズ」に楽曲提供されている”サトウシンゴ”さんや”小田切大”さんも所属している「T's Corporation」の”小山雅弘”さんです。

『君のため何ができるだろう』(通常盤収録)

「★★★★」

二期生・三期生曲です。尚、センターは初ですね、”丹生”が務めてます。

「走り出す瞬間」に収録されていても、おかしくない哀メロを持つAOR曲ですね。サビはかなり言葉数を詰め込んでいて、印象的な作りにしてますけどね。

”丹生”センターなので、もっとアッパーでハッピーな感じのアイドルポップでも良かった気がするけど、良い曲であるのは間違いないですね。

作・編曲は”田靡達也”さんと”中山聡”さんです。”田靡達也”さんは48グループや”=LOVE”へ楽曲提供されてますが、「坂道シリーズ」は初参加ですね。”中山聡”さんは”乃木坂46”の隠れた名バラード『君が扇いでくれた』以来の参加ですかね。

あとは特典映像ですね。

「大富豪No.1決定戦」は見応えありましたね~。予選から白熱してましたし、大貧民からの大逆転2つの勝負は痺れたな~。Dグループの初心者だけの争いもお手付き多めでしたが、楽しめましたね。こうやって「大富豪」の試合を見るのは初めてだったけど、意外に面白かったな。

「決勝戦」も面白かったし、ご褒美ロケはホントに旨そうな肉だったな。シャトーブリアンは人生で一度だけ食べたことがあるけど、ホントに歯がいらないくらい柔らかくて旨いよね~。

MCは安定の回しでしたが、もう少し笑いを生み出す力を持った方であれば、更に面白くなったような気もします・・・そこが唯一残念だったかな。ディーラーの”ビッキー”さんのほうが存在感があったように思いました。

最後に、4th Singleの総括です。

今回は2nd Single以来となる一期生曲、二期生・三期生曲が復活したのがトピックでしょうか? しかも”丹生”は初のセンターポジション、”美鈴”も”日向坂46”としては初のセンターにしたのはポイントかもしれません。(”松田”もそれに近いのかな)

元々、「ひらがなけやき」時代からセンターを流動的に交代させてきた”日向坂46”ですが、デビュー初年度は表題曲、カップリング曲も基本的に”小坂”のセンター固定で進めていますが、「セルフ Documentary of 日向坂46」でもメンバーから語られる「個の力」を伸ばすため、少しずつセンターを経験させているのは良いやり方だと思います。

表題曲のフロントを務めた”金村”、”東村”も良い感じで存在感を出してますし、横で支える”京子”、”かとし”、更に裏で支える”丹生”、”河田”コンビと、グループとしての層の厚みが増した感じがします。

”小坂”がエースでデビュー以来4作連続のセンターを務め、グループの顔になっており、一強状態の危うさ、バランスの悪さを感じてましたが、この感じで他のメンバーが追随していくと問題なさそうだね。

しかし、今回は表題曲の出来の良さに個人的にヤラれましたね。他の曲も悪くないんだけど、『ソンナコトナイヨ』ばっかりリピートしちゃってます。いやー、良い曲だね。

ライブ映えしそうな曲も多いし、更に良いライブになることが期待できそうですね。

コロナ騒ぎに負けず、全国アリーナツアー頑張って欲しいし、日本を明るくして欲しいな。

P.S.ドキュメンタリー映画も楽しみだね!








ソンナコトナイヨ (Special Edition)
Sony Music Labels Inc.
2020-02-19