【ひとこと】 コロナウィルスに立ち向う「音楽の力」
【ひとこと】 コロナウィルスに立ち向う「音楽の力」②
http://burning.doorblog.jp/archives/54456285.html
しかし、相変わらずですね・・・。
東京オリンピック開催のタガが外れたのか、東京の感染者が毎日40名を超え、感染者数は、緊急事態宣言をした北海道をアッサリ抜き去りました。
小池都知事が毎日のように自粛を促す会見をしており、首都圏がロックダウンに向け、非常に危険な状況にあるのは間違いないですね。
世界のトヨタが1兆円の融資枠を申請したそうですが、完全に最悪のシナリオを想定したリスクマネジメントですね。これからも大手企業を中心に追随していく動きが出てきそうですね。「リーマンショック」、下手すれば「世界恐慌」レベルの経済へのダメージが予想されます。(株価はそれを織り込んだ感じの動きになってきたけど、実体経済がどれくらい悪くなるかは分かんないからね)
いやー、厳しいね。
こんな時はゆっくり家で良い音楽を聴いて、過ごしましょう!
今回は名曲が多すぎて、僕自身何をレビューすれば良いか悩んでいる、未レビューのアーティストの楽曲を紹介します。まだまだこれからコレ以上の名曲を作って欲しいという期待も込めて書きます。
01.米津玄師『LOSER』
”米津玄師”さんは話題になってたのは知ってたけど、「ボカロ」系という認識だったのと、やたら評価が高まっていて、天邪鬼な僕は少しチェックが遅れた印象です。そんな僕がちょっとチェックしてみるかと思ったのが、配信系チャートでロングセラーだった『アイネクライネ』ですね。へー、良いメロディ書くじゃんってね。
そして「BOOTLEG」を聴いて、その完成度にひれ伏されました。
『ピースサイン』、『打上花火』、『orion』なんかの人気曲は、僕からすると普通評価なんだけど、アルバムのオープニングを飾る『飛燕』、”菅田将暉”さんとのコラボ曲『灰色と青』がお気に入りです。そしてダントツでカッコいいと思ったのが、今回紹介する『LOSER』です。正直、ドハマリしました。
ちなみに2017年の個人的年間ベストに「BOOTLEG」も『LOSER』も選出しています。
【特集】 2017年 MY BEST SELECTION
ロックのダイナミズムと躍動感のあるリズム、ラップを絡めたVocalも刺激的だし、緊張感のあるアレンジ、音作りも秀逸で、否定するところが一切見当たらない大名曲だと思ってます。
ビデオクリップの映像はそんなに見てないんで、たいして語れませんが、アーティストが踊っちゃうっていうのは新しい感覚でしたね。
『Lemon』が国民的大ヒットとなり、楽曲提供した『パプリカ』は「レコ大」受賞したし、既に「J-Pop」界のキングとなった感もありますが、メロディにこだわりを感じるし、トラックメーカーとしての才能も素晴らしいし、Vocalist、作詞家としてもセンスを感じさせられるし、今後の彼の動きは最注目だね。
02.星野源『SUN』
実は一度新年一発目の名曲レビューで取り上げようと思ったんですよね~。
でもその溢れる才能、センスにまだまだ名曲を量産してくれそうな怖さがあって、紹介するのを止めたんだよね。
”星野源”さんを知ったのは、僕は2nd Single『フィルム』です。良い曲だなと思ってたら、その次のシングルの『夢の外へ』がまた素晴らしくてねえ。
広範なバックグラウンドに裏付けられた、多様な音楽性が彼の魅力でしょう。ブラックミュージック、ディスコ、フォーク・・・等を引用しつつ、抜群のセンスで彼らしいオリジナリティを作り上げているのが凄いです。
国民的ヒットとなった『恋』、ノベルティソングとしての最高峰『ドラえもん』も凄いけど、個人的には『SUN』を推したいな~。ひたすら楽しいし、ノレる、完成度の高い、エバグリーンなダンスミュージックはホントに素晴らしいです。
”米津玄師”さんもそうだけど、カップリングの1曲すら聴き逃すのが怖くなる「J-Pop」の二大キングが今後も日本の音楽界引っ張ってくれると思います。
03.あいみょん『君はロックを聴かない』
トリは女性アーティストにしました。
”あいみょん”はねえ、「歌詞で話題になっているアーティスト」って、認識だったので、僕は最初は今一つ評価できなかったし、良さが分からなかったんだよね。
今回紹介する『君はロックを聴かない』もそうなんだけど、「あ、こういう路線ね」と最初に音楽番組で聴いたときも「普通のラブソングだな~、全然ロックじゃねえし・・・」と受け止めていました。
でもその後に、頭の中でこの曲がずっとループしていて、気が付けばダウンロードしてました。
『マリーゴールド』、『今夜このまま』などもそうなんだけど、普通のラブソングで、BGMとしても普通に流れていくんだけど、しっかり聴くとハマっていき、聴くごとに味わいが増していくんだよね~不思議。その意味では”スピッツ”に近いかもな~。
「中毒性のある普遍的なポップソング」
そこまで強烈なフックがある訳ではないんだけど、ボディーブローのようにジワジワ効いてくるような良さがありますね。だから長く楽しめるし、曲が熟成していくんでしょうね。
”あいみょん”の声もそうかもな~。取り立てて特徴がある声でもなく、歌唱も至って普通なんだけど、節回しとか、ちょっとしたアクセントが聴くごとに魅力を増してくるのが不思議です。
過去の音楽特番でも”あいみょん”についてはネガティブなコメントを多く書いているんですが、「瞬間的シックスセンス」はかなり愛聴してました。そのお詫びも込めて、”あいみょん”をトリとさせてもらいました。
3名とも「J-Pop」界の未来を創る素晴らしいアーティストですので、ホントはアルバム単位でしっかり聴いて欲しいね。
「Stay At Home With Good Music!」
P.S.東京の感染者が60名を超えました。千葉でも国内最大級のクラスターが発生しました。命を守る、大切な命を亡くさないような慎重な行動を心がけましょう。