”乃木坂46”の全曲レビューシリーズの第33弾です。

2020年の”乃木坂46”のスタートを飾るシングルですが、年明けすぐの”白石麻衣”卒業は大きなトピックであり、グループの分岐点になるのは間違いないところでしょう。

着実に世代交代を進めている”乃木坂46”ですが、”白石”、”井上”にとっての最後のシングルとなります。(これで一期生も残り9名か)

デビュー以来、エースとして、グループの顔として、活躍してくれた”白石麻衣”の卒業シングルです。

一期生を全員福神にするフォーメーションは粋な計らいで、ファンの心をグッと捉えたように思いますし、次世代エースがゴロゴロひしめく三列目が壮観で強烈です。

20th Single以来となる期生別の楽曲も楽しみですね~。

久々の二期生曲は既に「Showroom Live」で体験済みで悪くない印象ですし、特に神曲が続いている四期生曲は楽しみです。勿論、三期生曲にも期待してますよ~。

聴き込みが完了しましたので、改めてレビューを書きたいと思います。

今回もType-A~Dを購入し、通常盤収録曲はダウンロードです。但し、特典の生写真、映像ともにチェックできておらず、まずは音源のみでの暫定版のレビューとさせて頂きます。
(その理由はコロナウィルス感染拡大に伴い、出張が出来ないためです・・・)

25th Single『しあわせの保護色』(2020年)

しあわせの保護色

『しあわせの保護色』(表題曲)



「★★★★★」

MV公開時にコメントもしてます。

【乃木坂46】 25th Single『しあわせの保護色』MV公開中

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曲は卒業シングルの割に「ほのぼの」している印象です。

個人的には『サヨナラの意味』、『帰り道は遠回りしたくなる』が叙情的なメロディを持つ、最強レベルの名曲だったのでガックリしちゃった印象です。

でも特にBメロは扇情的で、更に言えばサビの前半部分も悪くないんだけど、そこから盛り上がり切れない感じが残念です。とはいえ、この手の曲は何度も聴くと味わいが変わる可能性もあるので、評価は凄く難しいんですよね~。
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評価は悩みました・・・。

凄い悩みました。

バスラ最終日(LVですが)に聴いたときから、印象は良くなかったんですが、音楽番組などでの披露を観たりして、このほのぼのした曲が卒業シングルっぽく感じられ、聴きながら、軽く感傷的になっているのが、自分でも不思議です。

しかし、令和時代の楽曲とは思えないレベルのシンプルなアレンジになっているのが特筆モノです。それでいて古臭くない音に仕上げているのは凄い手腕です。せいぜいブリッジの波っぽい音とコーラスくらいしかやってないよね~。

それこそ「GSブーム」前くらいの60年代あたりの日本のポップス黎明期のイメージに近い作りなんですよね~。音楽的に目新しいことは一切やってないですし、時代が回りまわって、若い音楽ファンがこの曲を、音をどう感じたのかは興味深いけどね。

作曲は”MASANORI URA”、編曲は名アレンジャー”武藤星児”さんですか~。いずれも「坂道シリーズ」は初参加ですね。

最初は、みんなで覚えやすいフリ、楽曲のキャッチーさ等、国民的ヒット狙いで、”白石麻衣”にとっては同い年で、当時の公式ライバルのエースだった”指原莉乃”を意識した作りではないかと思い、『恋チュン』をフォーマットにした曲かなと思ったりしましたがやや違いましたね。(『恋チュン』はダンスミュージックのサンプリングを取り入れたり、遊び心もあるし、面白い作りで僕も大好きなんだけどね。)

流石ですね。

エースの最後を飾るに相応しいクオリティだと思いますね。ソロ曲は作詞もしているし、「暗くし過ぎたくない」って”白石麻衣”の希望もあったのかもしれませんが、こういう卒業シングルを作れちゃうのは凄いのかもしれません。

”まいやん”への感謝も込めて、「★★★★★」にしました! 

「ジワる」卒業曲、こういうのも良いね、面白いね。

『サヨナラ Stay with me』(全タイプ収録)

「★★★★★」

”秋元”、”生田”、”飛鳥”、”松村”、”久保”、”与田”、”遠藤”、”賀喜”のユニット曲です。

一期生4名に、二期生ナシで三期生と四期生を2名ずつ・・・どういう組み合わせでしょうか?

でも、この曲は僕は本作でダントツで好きですね。

一発で僕を虜にした『急斜面』を思い出しました。

【乃木坂46】 『急斜面』が神曲の予感
http://burning.doorblog.jp/archives/47054903.html

【乃木坂46】 「名曲アルバム」① 『急斜面』

24th Single収録の『路面電車の街』を、昨年の年間ベストチューンにした僕ですが、今年の年間ベストはコレじゃないかなって思っちゃうくらいのレベルの高いポップソングです。

スピード感が心地いいし、一切無駄がないアレンジも秀逸で、メロディ展開が特に良いですね~。一発で心をつかむメロディそのもののキャッチーさもあるんだけど、このメロディ展開が聴くごとに中毒性があって、ハマりにハマっちゃいそうです。

歌唱は”生田”と”飛鳥”がメインかな~。”生ちゃん”と”桜井玲香”さんとの組み合わせのユニゾンは最強だったけど、この組み合わせもそれに迫る良さだね~。このユニゾンが戻ってきたのも嬉しいな。

作・編曲は、僕も大好きな、あの”シライシ紗トリ”さんです。流石ですね。『心のモノローグ』以来の参加ですね。

2020年の”乃木坂46”の楽曲はこの名曲が基準になるね~。

MV作って欲しかったな~。

『じゃあね。』(Type-A収録)



「★★★★★」

”白石麻衣”のソロ曲です。

かなり出来の良いバラードで、最後まで「★★★★」にするか、迷いましたが、結局、満点評価にしちゃいました。

Bメロの早口パートを上手く収めたのが一番の勝因ですね。サビのメロディもそこそこの盛り上がりで、個人的にはもっと泣かせて欲しい感じもあるんだけど、このほどよい高揚感が名残惜しさを感じさせるし、思った以上に聴くごとに泣けます。。。

クレジットは作曲:”浦島健太、H.Shing”、編曲:”菊池博人”となっています。”浦島健太”さんは”欅坂46”の『アンビバレント』、”乃木坂46”では『さゆりんご募集中』、『~Do my best~じゃ意味はない』を手掛けられている「HOVERBOARD」所属のクリエーターですね。ちなみに”菊池博人”さんもそうですし、『さゆりんご募集中』にも参加されてますね。

卒業コンサートでは泣かされそうな曲の筆頭になりましたね。

MVもジワジワ泣けるね。。。

やっぱり卒業は寂しいわ。いつまで経っても、サヨナラには強くなれんね。

『アナスターシャ』(Type-B収録)



「★★★★」

20th Single収録の『スカウトマン』以来の二期生曲で、センターは”堀”です。

雄大でスケールの大きなメロディが魅力の「乃木坂らしい」メロディアスな曲ですね。

二期生曲は乃木坂らしいテイストの曲が少なかったので、嬉しいね。全体的なクオリティも高いですよ。

でも「Showroom Live」で初めて聴いてからの伸びしろはそこまで感じなかったので、「★」は一つ減らしました。十分にレベル高いけどね。

作・編曲は”中村泰輔”さんです。前作の『僕のこと、知ってる?』に続き、連投ですね。

”欅坂46”の『渋谷川』、『1行だけのエアメール』、『バレエと少年』も彼の作品です。

『毎日がBrand new day』(Type-C収録)



「★★★★」

21th Single収録の『自分じゃない感じ』以来となる、久々の三期生曲ですね。

センターは”久保”ですね。(単独は初だね、おめでとう!)

最初の出だしは、伝統的なブリティッシュポップぽい匂いがしましたが、ブリッジでは早口パート、派手めのギターもあったり、コーラスを上手く使ったりしていて、かなり緻密に計算されて作られているのは間違いないです。

サビのメロディのウキウキ感も良いよね~。

流石”APAZZI”さんですね。曲、アレンジ共にいい仕事ですね。

『I see...』(Type-D収録)



「★★★★★」

通算4作目となる四期生曲です。

センターは”カッキー”こと、”賀喜遥香”です。

過去の四期生曲は全て「★★★★★」の満点評価なんですが、今回は最初に聴いたときに「この路線か~」とちょっとネガティブだったんですけど、2回目に聴いたときから、かなりポジティブになり、それから、聴くごとに一気に好きになりましたね。

80年代くらいのディスコサウンドっぽいキラキラしたアレンジが今の時代には新鮮に聴こえるのが面白いね~。

「Wow Wow Wow」、「Yeah Yeah Yeah」とか、ベタなんだけど、良い感じで仕上げたね~。いやーたいしたもんですよ。

作曲は”youth case”ですね。”乃木坂46”への楽曲提供は初かな? そういや”日向坂46”の『好きということは…』も彼らの作品ですね。”嵐”のヒット曲がつとに有名ですね。

MVも楽しいし、”カッキー”に合ってるね。これはライブで聴きたいな!

『ファンタスティック3色パン』(通常盤収録)

「★★★★」

”飛鳥”、”梅澤”、”山下”のユニット曲です。

歌唱を聴くと”飛鳥”がセンターっぽいね。

スピード感のある、ややコミカルなテイストがあるポップソングです。それこそ、「さゆりんご軍団」がやったほうが良さそうな曲調ですね。

おふざけ感のあるタイトルだったので期待したけど、まあまあって感じですね。

作曲、編曲共に「坂道シリーズ」初参加の”ジンツチハシ”さんですが、全く知らないっすね。

ライブでは伸びそうだね。

今回のシングルの総括は確定版で改めて書きますが、とにかくクオリティは強烈に高いです。

この時代に敢えて、昭和歌謡やディスコミュージック等、ルーツを鮮明にした楽曲は懐かしくも、新しいし、良い路線を突いていると思います。

特に『サヨナラ Stay with me』、『I see...』は僕の名曲リストにしっかり刻まれましたね。全ての音楽ファンに聴いて欲しいね。それ以外も珠玉の名曲がいっぱいだし、流石の”乃木坂”クオリティです。

皆さんの推し曲をドシドシ教えてください!

P.S.確定版をお楽しみに~。











しあわせの保護色 (Special Edition)
Sony Music Labels Inc.
2020-03-18