コンサルタントのはみだしレビュー

今回の名曲レビューは”TOKIO”の1994年発表のデビューシングル『LOVE YOU ONLY』を紹介します。



ニュース等でも大きく報じられていますが、”TOKIO”の”長瀬智也”さんがジャニーズ事務所を退所し、裏方に回り（？？？）、更に残りの3名で新会社を設立するとのことです。

僕はジャニーズ事務所のグループの中で最も好きなのが”TOKIO”なんですが、”山口達也”さんの脱退、契約解除により、音楽活動が完全にストップしていたことを悲しんでました。

音楽活動が止まる直前の”TOKIO”は、”長瀬智也”さんのソングライティング能力が向上していることで新たな名曲が生まれたり、フェスで存在感を示したりと、ロックバンドとして、骨太になっていったのも魅力でしたが・・・。

こういう日が来るのは時間の問題と思いつつも、何かしらの音楽活動の再開を期待していただけに痛恨の想いですね。

そこで何回かシリーズで”TOKIO”の至極の名曲を紹介していきたいと思います。

まず第1回は、僕が初めて”TOKIO”を知った、更に初めて”TOKIO"のCDを購入したデビューシングル『LOVE YOU ONLY』です。



ジャニーズのバンド系グループって言うと、僕にとっては”男闘呼組”です。

http://burning.doorblog.jp/archives/45917397.html

レビューでも取り上げた『DAYBREAK』は勿論、『Time Zone』、『秋』等、カッコ良くて、メロディアスで素晴らしい楽曲に心を躍らせ、カラオケブームもあって、歌いまくってましたけど・・・メンバーは様々な不祥事を起こし、実質解体されてしまい、今やジャニーズの黒歴史になっているんじゃないでしょうか？

そんな暗い過去を乗り越え、”TOKIO"はバンドとしてデビューを果たしたのですが、僕は「HM/HR」にドップリハマリながらも、カラオケ等で歌えるように一所懸命、最新のJ-Popをリサーチしていた頃ですが、『LOVE YOU ONLY』は一発で気に入ったんだよね。

でも男の僕がジャニーズの新人アイドルのCDを買うのが恥ずかしくてさ、当時付き合ってた彼女にお金渡して、買ってきてもらったんだよね・・・。

本作の作詞は”工藤哲雄”さん、作曲は”都志見隆”さんですが、このベテランコンビにより、”TOKIO”の1st～3rdまでの表題曲、4thはカップリングでしたが、その後の5、6thの表題曲も制作しています。

参考までに”都志見隆”さんの作曲作品を一部ですが、紹介します。

中森明菜『TANGO NOIR』



田原俊彦『ごめんよ涙』



郷ひろみ『言えないよ』



織田裕二『歌えなかったラブソング』



中西保志『最後の雨』



流石に”都志見隆”さんクラスのベテラン作曲家になると日本の歌謡史を振り返る、名曲メドレーになっちゃいますね。

話が逸れましたが、この二人が初期”TOKIO”の音楽性を決めたと言っても過言ではないでしょう。

純度100％の紛れもない「歌謡ロック」なんですが、メロディの良さなんでしょうか、スピード感なんでしょうか、聴いてて高揚感が凄いんですよね、この曲。

僕の過去の音楽特番の感想記事でも”TOKIO”は絶賛してるんですが、特に『LOVE YOU ONLY』の盛り上がりにはいつも最大級のエールを送っていると思います。

フェスで聴いたら、狂喜乱舞しそうですけど・・・。（動画サイトの映像を観たら、ホントに観客のノリが凄いね）

本作はオリコンでは3位どまりでしたが、”TOKIO”の代表曲として、ロングセラーを記録し、累計売上50万枚以上を記録しており、彼らにとって、最も売れたシングルとなっています。

ちなみにこのデビュー作で紅白歌合戦への出場を決め、その後24回連続出場をし、国民的グループとして活動をしていったんですけどね・・・。

素晴らしい名曲が沢山あるバンドなので、何回続くのか、分かりませんが、シリーズで紹介していきます。何らかの形でライブとかやって欲しいけどね。期待したいね。

P.S.ライブ映像作品が欲しい！！！