映像研

「鬼滅の刃」フィーバーの中、公開終了になりそうな匂いがプンプンしてたので、急いでレイトショーに参戦しました。(というか、既に公開終了している映画館もあり、近くで公開している映画館は1ヶ所しかなく、レイトショーしかやってなかった・・・)

ちょうど観に行ったのが、「鬼滅の刃」の映画の公開初日で映画館は凄い人でした。ネットで見たとおり、確かにバス停の時刻表レベルでの公開スケジュールも壮観でした。

僕は「鬼滅の刃」については、漫画もアニメも一切観てないし、たまたま今回の映画は予告編を映画館で観たくらいなんで、全然興味はないんですけど、これだけの社会現象になってるので、タイミングが合えば、観てみようかな?

では「映像研には手を出すな!」についての感想です。





ちなみにレイトショーの割にはそこそこの客入りでした。ガラガラだと思ってたんですけど、意外!

”乃木坂46”ファンと思われる、若い人、年配の方もいらっしゃいましたね。

ここからは、ネタバレ注意です。

テレビドラマは全て観ているし、好きだったので、結構楽しみにしてたんですけどね。

正直、最初のドラマ部分のダイジェストは退屈でした。

映画の本編については、原作を読んでないので、何とも言えない部分はあるけど、唐突な「部活動統廃合令」からの「ロボ研」との統合はまあ良いにしても、苦労して文化祭で作品を上映するという本筋以外の伏線回収があまり上手く行ってない感じがしました。(改めて原作は読もうと思います)

そもそも最後の作品の映像が短すぎて消化不良でした。

最後は「映像研」による唯一無二の映像で感動したかったな。その意味でもドラマの最終回のほうが良かったように思いました。(妄想での実写シーンのほうが遥かに迫力あったし。。。最終回のアニメも短かったけど、凄みは感じられた)

”浜辺美波”の贅沢で意味不明な使い方は違和感しかなかったし、会場の鍵についての、顧問とのやり取りとかも必要だったんでしょうか?

って、不満をつらつらと書きましたが、面白かったのは面白かったですけどね。

途中のギャグっぽいやり取りに会場は笑いが溢れてたし、映画ならでの迫力シーンに目が奪われましたしね。

三人の演技は良かったし、特に”梅”ちゃんの”金森”はドラマよりも更に良くなってたように思います。(”飛鳥”も”美月”も上手いね)

僕は特に”グレイス・エマ”の演技がお気に入りなんだけどね。会場の鍵を開けるシーンも良かったね。

細かい作り込みがありそうなんでDVDを買い、何度か見直したい気もしましたね。

評価は「★★★」にしとこうかな。

監督である”英勉”さんの作品は「あさひなぐ」以来だけど、役者さんの演技指導はしっかりしていて安心して観れるよね。

いずれにせよ、3人のファンは必見じゃないかな?

僕は観て良かったなと思ってますし、たぶんDVDは買うんじゃないかな?

主題歌の”Thinking Dogs”の『Heavenly ideas』はやっぱりカッコいいね!

 

ラストの『ファンタスティック三色パン』も楽しかった。一時停止しながら、細かな作りをしっかり観たかったけどね。

”乃木坂46”の将来を担う三人にはますます期待だね。