ちょっと遅くなっちゃいましたが、音源の聴き込みが完了したので、レビューを書きます。

今年観た映画の中で間違いなくNo.1であろう、素晴らしいドキュメンタリー映画の上映が既に懐かしいですね。

【欅坂46】 「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」
http://burning.doorblog.jp/archives/55009586.html

また”欅坂46”として、最後となる「欅坂46 THE LAST LIVE」は素晴らしかったですね。

【欅坂46】 欅坂46 THE LAST LIVE(一日目)
http://burning.doorblog.jp/archives/55102262.html

【欅坂46】 欅坂46 THE LAST LIVE(二日目)
http://burning.doorblog.jp/archives/55105607.html

デビュー曲であり、代表曲でもある『サイレントマジョリティー』で始まり、『サイレントマジョリティー』で終わる構成も良かったけど、二日間に亘り、至極の名曲を繰り広げたライブはラストという名に相応しい素晴らしいライブでしたね。

”櫻坂46”としての新曲『Nobody's fault』も披露され、”森田ひかる”センターというのはある程度、予想の範囲内でしたが、楽曲自体も”欅坂46”の延長線上にあると言えるトラディショナルなロック曲で安心している自分がいます。

既に12月に新曲『Nobody's fault』がリリースされることも発表されています。

とはいえ、彼女たちのこれからの坂道はかなりの急勾配で駆け上がる必要があるし、過去の自分たち自身がライバルになるというのも興味深いね。相当過酷なチャレンジになると思うけど、しっかり応援したいな。

そんな”櫻坂46”にとって、大きな壁になるであろう、”欅坂46”の最初で最後のベストアルバムです。

もっと売れるかなと思ってたんだけど、自身の1st Albumに比べても、後輩である”日向坂46”のアルバムと比べても、意外に伸び悩んだ印象です。既にシングルを持ってたりすると被りも多いので、ダウンロード合算じゃないと読みづらいかもね。

ひとまずアルバム収録曲ですね。

※は新曲で今回のレビュー対象です。

<初回仕様限定盤 TYPE-A>

【DISC1】
01.Overture ★★★★★
02.サイレントマジョリティー ★★★★★
03.世界には愛しかない ★★★★★
04.二人セゾン ★★★★★
05.不協和音 ★★★★
06.風に吹かれても ★★★★★
07.ガラスを割れ! ★★★★
08.アンビバレント ★★★★★
09.黒い羊 ★★★★★
10.誰がその鐘を鳴らすのか? ※
11.W-KEYAKIZAKAの詩 ★★★★
12.月曜日の朝、スカートを切られた ★★★★
13.危なっかしい計画 ★★★★
14.避雷針 ★★★★
15.もう森へ帰ろうか? ★★★★
16.Student Dance ★★★★
17.Nobody ★★★★

【DISC2】
01.手を繋いで帰ろうか ★★★★★
02.キミガイナイ ★★★★★
03.語るなら未来を・・・ ★★★★★
04.大人は信じてくれない ★★★
05.制服と太陽 ★★★★
06.エキセントリック ★★★★
07.太陽は見上げる人を選ばない ★★★
08.東京タワーはどこから見える? ★★★★★
09.君をもう探さない ★★★★
10.I'm out ★★★★
11.10月のプールに飛び込んだ※
12.砂塵※
13.コンセントレーション※

<初回仕様限定盤TYPE-B>

【DISC1】
Type-Aと全く同じ

【DISC2】
01.渋谷川 ★★★
02.青空が違う ★★★★★
03.渋谷からPARCOが消えた日 ★★★★ 
04.僕たちの戦争 ★★★
05.100年待てば ★★★★★
06.AM1:27 ★★★★
07.バレエと少年 ★★★★
08.再生する細胞 ★★★★
09.バスルームトラベル ★★★★★
10.302号室 ★★★★★
11.ヒールの高さ ★★★★★
12.角を曲がる※
13.カレイドスコープ※
14.Deadline※

今回のレビューは※のついた新曲のみとしますので、下記でチェックしてみてください。

「★★★」の曲は★1個どれも上乗せしたいな!

”欅坂46” 全曲レビュー
http://burning.doorblog.jp/archives/cat_1287501.html

しかし改めて★だらけだね。通して聴くと、名曲だらけでヤバいね。逆に過去の名曲が素晴らし過ぎて、当初は、新曲が弱いように感じたけど、聴き込むと印象が変わりましたね。ライブでのパフォーマンスが観れたのも大きいね。

これはアイドル史どころか、J-Pop史でも語り継がれる、究極のベストアルバムと言っていいんじゃないかな?

ベストアルバム「永遠より長い一瞬 〜あの頃、確かに存在した私たち〜」(2020年)

【欅坂46】 ベストアルバム詳細決定!

『誰がその鐘を鳴らすのか?』(全タイプ収録)



「★★★★★」

メンバーは”石森”、”上村”、”尾関”、”小池”、”小林”、”齋藤”、”佐藤”、”菅井”、”土生”、”原田”、”茜”、”梨加”、”理佐”、”井上”、”関”、”武元”、”田村”、”藤吉”、”松田”、”松平”、”森田”、”山﨑”、”遠藤”、”大園”、”大沼”、”幸阪”、”増本”、”麗奈”で全員ですね。

センターは不在とのことです。

正直、最初に聴いたときはそうでもなかったんだけどね。TV番組や映画やライブで聴きまくったこともあって、「★」を一つ上乗せしたような感じです。(音源だけの評価だと「★★★★」かな)

この曲が”欅坂46”にとっての、ラストシングル(配信シングルですが)で良かったような気がします。

新曲の中では最もシリアスで、今までの”欅坂46”のテイストに近いし、セリフも良いし、畳みかけるようなスピード感が良いよね。ラストにかけ、一気に感情がアガる気がします。

作・編曲はいずれも「坂道シリーズ」初参加となる”辻村有記”さんと”伊藤賢”さんの共作です。

”辻村有記”さんは「アミューズ」所属のミュージシャンで元”HaKU”らしいけど、わかんないな~。”伊藤賢”さんは元々ギタリストみたいですけど、この二人の共作で”NEWS”や”Hey! Say! JUMP”にも楽曲提供したりしてますね。

パフォーマンスもカッコ良いし、ラストに相応しい名曲ということで、「★★★★★」の満点評価にさせて頂きました。

選抜制を導入した”櫻坂46”にとって、全員でパフォーマンスできる、新たなライブの代表曲になると思います。

『10月のプールに飛び込んだ』(Type-A収録)

「★★★★」

メンバーは幻の9th Single選抜メンバーです。メンバーは”上村”、”小林”、”佐藤”、”菅井”、”土生”、”原田”、”守屋茜”、”梨加”、”理佐”、”井上”、”関”、”武元”、”田村”、”藤吉”、”松田”、”森田”です。

何故、この曲が最も重く、暗い『黒い羊』の後の9th Singleだったのかは理解しづらいです。

”平手友梨奈”さんがセンターとして、どう表現したら良いか悩んだというのも頷ける歌詞だし、想像するに、二期生大量投入で少し明るいアイドルポップに舵取りしてみるか・・・って感じだったんでしょうか。(そう思うと、最もハードな『不協和音』の後の『風に吹かれても』に近いのかもね)

流麗なメロディが楽しめるアイドルポップで曲自体のクオリティは高いんですけど、”欅坂46”っぽい捻りもなくて・・・ちょっと聴きながら、悩んじゃいましたけどね。

”欅坂46”という冠を取っ払って聴けば、凄く良い曲ですし、それこそ”乃木坂46”や”日向坂46”のほうが合いそうだし、”欅坂46”でやるなら、ユニットとかのほうが良かったように思います。

って聴き込むとさ、”欅坂46”らしい曲だなとも思えてくるのが怖いな。今回のシングル曲はスルメ系の曲が多いので、評価が難しいね。

尚、作・編曲は”IZ4648”の『必然性』、”乃木坂46”のアルバム収録曲『ゴルゴンゾーラ』以来となる”BASEMINT”です。

このシングル曲は”平手友梨奈”さんの声をカットしたのも影響していると思うけど、Vocalは”菅井”の声が強い印象です。

『砂塵』(Type-A収録)

「★★★★」

参加メンバーは”上村”、”尾関”、”小池”、”小林”、”齋藤”、”佐藤”、”菅井”、”土生”、”原田”、”茜”、”梨加”、”理佐”、”井上”、”関”、”武元”、”田村”、”藤吉”、”松田”、”松平”、”森田”、”山﨑”となっています。

現メンバーから新二期生を引いたメンバー構成ですね。

サビのメロディがキャッチーなミディアムテンポのナンバーです。

メロディ展開が味わい深いので、こちらもスルメ曲で聴くごとに良くなる感じだね。

作曲は”TAKU Tanaka、LINDY”、編曲は”TAKU Tanaka”となっています。”TAKU Tanaka”もギタリストみたいですけど、アイドル系以外にも”氷川きよし”さんへ楽曲提供されてたり、幅広いですね。

こちらも”菅井”の声が強いな~。ライブではセンターだったような気がします・・・。

『コンセントレーション』(Type-A収録)

「★★★★」

9th Singleの幻のアンダー曲。

参加メンバーは”石森”、”尾関”、”小池”、”齋藤”、”長沢”、”松平”、”山﨑”となっています。

”Perfume”あたりを想起させるデジタルポップなんだけど、メロディが良いので、お気に入りです。

作・編曲は「坂道シリーズ」でもお馴染みの”佐々木裕”さんですね。

”佐々木裕”さん自体は、アレンジャーとしてのイメージが強いけどね。

【”佐々木裕”さんの坂道シリーズ参加作品】※記載がないのは編曲のみ

”乃木坂46”
『左胸の勇気』
『行くあてのない僕たち』
『知りたいこと』(作曲・編曲)
『誰かは味方』
『傾斜する』
『Rewindあの日』

欅坂46
『W-KEYAKIZAKAの詩』
『危なっかしい計画』

日向坂46
『ハロウィンのカボチャが割れた』
『Dash&Rush』
『See Through』(作曲・編曲)

”欅坂46”らしさはないけど、普通に良い曲だよね~。

『角を曲がる』(Type-B収録)


「★★★★★」

”平手友梨奈”さんのソロですね。

詳しくは名曲アルバムの記事を読んで欲しいです。

【欅坂46】 名曲アルバム⑨ 『角を曲がる』
http://burning.doorblog.jp/archives/55009667.html

彼女のソロ曲は『PARCO~』くらいしか好きじゃなくて、内省的なバラードで今一つフックが足りないような感じがあったんだけど(あくまで”欅坂46”の楽曲との比較ね)、これは完璧じゃないかな。

流石の”ナスカ”曲ですし、この曲は素晴らしいパフォーマンス込みで評価したいね。

勿論、「★★★★★」の満点評価です!!!

『カレイドスコープ』(Type-B収録)

「★★★★」

”上村”、”原田”、”井上”、”武元”、”藤吉”、”森田”によるユニット曲。

割とカワイイ系のメンバーを集めた感じでしょうかね?

ライブでは”森田”がセンターだったような・・・。

この曲も好きなんだよね~。昭和歌謡っぽい、平和でゆったりしたメロディが心地良いし、心も和むね。

メロディの良さが良いね。

作曲は”白須賀悟”さんで、”乃木坂46”の『かき氷の片想い』、”長濱ねる”さんソロの『また会ってください』以来ですね。尚、編曲は”シュークリームロケッツ”の作曲もされていた”河原レオ”さんとの共作ですね。

『Deadline』(Type-B収録)

「★★★★」

”菅井”、”茜”、”理佐”、”田村”、”松田”のユニット曲です。

”理佐”がライブではセンターぽかったけど、この曲もサビになると”菅井”の声が強いです。

近未来的な雰囲気の明るいポップソングですけど、メロディ展開も良いし、佳曲と言っていいんじゃないかな?

心地良い疾走感があるし、メロディ自体の質も高いね。

作・編曲は「T&E Corporation」所属の”嶋田啓介”さんで”きょんこ”のソロ『居心地悪く、大人になった』以来の楽曲提供ですね。

この曲も全然良いよね~。

特典映像編はボリュームあって、十分に見切れてないので、改めてレビューは書きます。

最後に総括です。

とにかくラストに相応しい、素晴らしい出来のベストアルバムなので、是非、多くの人に聴いて欲しいな。

『Overture』からのシングル9連発は圧巻だし、素晴らしい楽曲の嵐にひれ伏して欲しいね。

それでもまだ収録できなかった名曲があるんだから、やっぱり凄いよね。

『チューニング』、『ごめんね クリスマス』、『夏の花は向日葵だけじゃない』、『また会ってください』あたりもオススメです。(ベストアルバムあるあるだけど、なぜ、この曲が収録されないの?は一杯言いたいね)

新曲はあくまで「おまけ」ではありますが、それぞれ興味深かったな。

結局、「★★★★★」の満点評価は『誰がその鐘を鳴らすのか?』と『角を曲がる』のみとなったけど、他の曲も「★★★★」評価だし、もう一つ「★」を追加するかはどうかはメチャ悩みましたね。(特に『カレイドスコープ』、『コンセントレーション』あたり)

歴史的に二度とこんなアイドルグループは現れないと確信してますが、”櫻坂46”にはそれを超える活動に期待したいですね。

いずれにせよ、高品質の作品を作り続けてきたメンバー、クリエーター、運営には感謝しかないですね。

”欅坂46”、まさにアッパレ!!!