Nobody's fault

”櫻坂46”の記念すべきデビューシングルです!(パチパチ)

二度目の改名、そして二度目のデビューですね。

「デビューカウントダウンライブ」は全国117の映画館でライブビューイングが行われ、3万8千人の動員だったそうです。(少なくない?)

【櫻坂46】 「デビューカウントダウンライブ」
http://burning.doorblog.jp/archives/55284115.html

個人的にはホントの新人グループではなく、再デビューでもあり、”欅坂46”時代の経験も名曲ストックもありますし、若干の物足りなさも感じながらも、至極の名曲たちに存分に楽しませてもらいました。

売上自体は現時点で36.6万枚らしいです。

前週では”NiziU”が31.2万枚の初週売上を記録し、話題になりましたが、それを上回るものの、”日向坂46”のデビューシングル『キュン』が記録した46.7万枚には届かなそうですね。

ちなみに”欅坂46”の『サイレントマジョリティー』が女性アーティストの初週売上記録を作ったのが26.2万枚です。コロナ禍により、握手会が開催できず、オンラインミート&グリート会になったのも大きな要因でしょうか?

”欅坂46”の完パケでのラストシングル『黒い羊』の初週売上が74.5万枚というデータもありますね。
 
「破壊と再生」により新たなデビューとなる訳ですし、過去は過去ですが、過去の自分たちとの熾烈な戦いの道を辿らざるを得ないのは間違いないところですが、新たな坂道を登っていく上ではまずまず良いスタートになりそうなイメージです。

尚、特典の生写真は”理佐”、”井上”、”松平”、”遠藤”の組み合わせでした。”理佐”様はいつも美しいね~。

1st Single『Nobody's fault』(2020年)

『Nobody's fault』(表題曲)



「★★★★」

記念すべきデビューシングルの表題曲です。

センターは”森田”、その他メンバーは”小林”、”理佐”、”菅井”、”藤吉”、”小池”、”山﨑”、”田村”、”武元”、”大園”、”守屋茜”、”松田”、”尾関”、”土生”です。

MV公開時に記事も書いています。

【櫻坂46】 『Nobody's fault』MV公開中
http://burning.doorblog.jp/archives/55198517.html

記事にも書いた通り、ミディアムテンポの王道ロック曲ですね。

トラディッショナルなロックの系譜に連なる曲であり、正統的な作りで好印象ですし、メロディもまずまずの出来です。しかしながら、飛び抜けて魅力的という訳でもないので、「★★★★」評価としました。

作曲はいろんな噂が流れている謎の作曲家”デレク・ターナー”です。情報がないので良く分かりませんが、カタカナ表記ですし、海外の作曲家の作品には聴こえない曲調なので、日本人だと思います。

編曲はお馴染みの”野中“まさ”雄一”さんです。

いつも書いてる気がするけど、生音を使って、ドラムやベースの低音が良い感じで鳴ってたら、もっとカッコいい曲になると思うんだけどね。サウンド面もいつ通りって感じですね。(逆に本格的なサウンドに取り組んだ『Student Dance』が異例だったのかな?)

個人的には”森田”の声が艶っぽくて好きです。

MVもチームを感じさせるシーンや最後のクレジットも含め、最高ですね。MVの出来と比べて、曲が弱い気が若干しちゃいます。

良い感じの表題曲になったんじゃないかな?

『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』(全タイプ収録)



「★★★★★」

センターは”藤吉”、その他メンバーは”小林”、”理佐”、”菅井”、”森田”、”小池”、”山﨑”、”田村”、”井上”、幸阪”、”原田”、”梨加”、”増本”、”関”です。

今回のデビューシングルの中でも異彩を放つ、スピードチューンです。

メロディも鮮烈だし、高速で歌うパートもカッコいいし、文句なしの「★★★★★」評価です。

”欅坂46”時代にはなかった「らしくない」曲調なんですが、歌詞はかなり攻撃的で「らしい」イメージで絶妙なバランスを持った曲だと思います。

ライブでもっと伸びると思ってたんですけどね~。期待し過ぎたのかな?

作曲は”SoichiroK、Nozomu.S”、編曲は”Soulife”で『二人セゾン』、『キミガイナイ』という歴史的名曲を制作してくれている”Soulife”案件ですね。

いやー凄いな、この曲。

とにかく2020年の音楽って感じで、新しさを感じるのも良いんですよね~。

”かりん”ちゃんのセンターもサマになってます。(元々、センター適性はあると思ってたけど、この手の曲でもハマるのは意外)

MVでの全開笑顔も良いね! MVの完成度も高いし、今年のBest Tunes候補だね!

”Soulife”はこの曲でまた株を上げたね! 凄いよ~!

『半信半疑』(Type-A収録)

「★★★★」

センターは”山﨑”その他メンバーは”小林”、”理佐”、”菅井”、”森田”、”小池”、”藤吉”、”田村”、”遠藤”、”上村”、”大沼”、”守屋麗”、”松平”、”齋藤”です。

僕はこの曲好きです。

”天”ちゃんの声質なのかな、曲調なのかな? ”中森明菜”さんの名曲『禁区』とか『少女A』を思い出しちゃったんだよね~。





絶妙に歌謡曲っぽいテイストが注入されているメロディと曲展開にグッときちゃいますね。

ギターの入れ方も良いんだけど、それでいて”Perfume"っぽいデジタルな音が使われているのも良い感じです。

味わい深い曲です。

作曲は”AKB48"の『LOVE TRIP』が有名な”春行”さんですね。「坂道シリーズ」では”けやき坂46”の『こんな整列を誰がさせるのか?』以来ですね。

この曲も非常に魅力的ですし、センターの”天”ちゃんにも合ってますよね。

『Plastic regret』(Type-B収録)

「★★★★」

こちらは『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』と同じメンバーです。いわゆる「藤吉組」。

割と淡々としたメロディでライブで聴いたときもそんなにインパクト無くて、「★★★」評価かな~と思ってたんですけど、音源を聴くと全然悪くないね~。

イントロからのメロディ展開も面白いし、ブリッジのメロディは抜群だし、音作りも生々しいサウンドが鳴っていたりで心地いいです。

聴くごとに味わい深くなる曲だね、これは。

作・編曲は”坂本竜太”さんです。ベーシストで様々なアーティストのサポートをされている方みたいですが、凄いですね。ベーシストが作った曲って、感じは一切しないけどね。

この曲では、”小池”の声が絶妙なスパイスになってますね。

『最終の地下鉄に乗って』(Type-C収録)

「★★★★★」

こちらは『Nobody's fault』と同じメンバーです。いわゆる「森田組」。

典型的なフォークソングのようなイントロなんですけど、曲自体は力強くて、生命力を感じます。

メロディ展開が絶妙にツボを突いてくれて、最高ですね。

音作りは極めて普通ですが、逆にこの素晴らしいメロディを際立たせてくれる感じがします。

日本屈指のメロディーメーカー”aokado”による作・編曲なんですね~。流石ですね。

一番有名なのは”AKB48"の『365日の紙飛行機』(名義は”角野寿和、青葉紘季”)でしょうけど、「坂道シリーズ」への楽曲提供も多いですね。

【”aokado”の坂道シリーズ提供作品】

乃木坂46
『孤独な青空』
『ひと夏の長さより…』
欅坂46
『制服と太陽』
けやき坂46
『約束の卵』
日向坂46
『やさしさが邪魔をする』

【乃木坂46】 「名曲アルバム」㉑ 『ひと夏の長さより…』
http://burning.doorblog.jp/archives/52419392.html

”STU48”の名曲『暗闇』も”aokado"作品です。

【名曲】 STU48 『暗闇』
http://burning.doorblog.jp/archives/54241719.html

いずれも素晴らしいメロディを持つ名曲だらけですね。新たな名曲が加わりましたね。

凄いな!

『Buddies』(Type-D収録)



「★★★★」

こちらは『半信半疑』と同じメンバーです。いわゆる「山﨑組」。

最初にMVで聴いたときには、「らしくない」明るい曲だなと思ったんですよね。

それこそ”Journey"あたりのアメリカンロックっぽい曲調でね。良いんだけど、大仰に感じたし、「Yo!」が耳障りな気もして、ややネガティブな印象だったんだけどね。

サビのメロディの畳みかけが良いし、ライブではかなり感動的だったんだよね~。「大団円」って感じがしてね。それで「★」を1個上乗せしたような感じです。

作曲及び編曲は”中村泰輔”さんですね。

【”中村泰輔”さんの坂道シリーズ提供作品】

乃木坂46
『僕のこと、知ってる?』
『アナスターシャ』
欅坂46
『渋谷川』
『バレエと少年』
『1行だけのエアメール』

尚、名曲レビュー候補の”前田敦子”さんの『Selfish』も彼の作品です。

ライブではキラーチューンになるかもね。いやー良い曲ばっかりだね。

『ブルームーンキス』(通常盤収録)

「★★★★★」

こちらは『Nobody's fault』、『最終の地下鉄に乗って』と同じメンバーです。いわゆる「森田組」。

これはライブで衝撃的だったな~。

最初の慟哭のイントロも良いんだけど、浮揚感のあるメロディも良いし、ストレングスの入れ方も良いし、変則リズムも効いているし、プログレッシブな作りで素晴らしい曲だと思います。

それでいて、曲間にセリフまで入れちゃって、サビは哀メロが効いててさ、全てのパートがシンフォニックに組み立てられていて、ホントに凄いし、「センスの塊」だなって圧倒されてます。

これも2020年らしい、新しさがあって、良いよね。

この作・編曲を手掛けたのが、”野村陽一郎”さんというのも驚いたな。

”日向坂46”の『キュン』、『ドレミソラシド』、『ホントの時間』、『ママのドレス』で一気に作曲家として名を上げましたよね。それらの曲調から、ブリブリのアイドルポップを創る人ってイメージだっただけに、この『ブルームーンキス』には参りました。

ライブで”森田”と”理佐”が絡む演出も刺激的で良かったよね。

こりゃ凄いな~。参った。

最後に総括です。(暫定版なので、確定版ではまた書き直すかもしれませんが)

全7曲中3曲に「★★★★★」の満点評価を付けちゃいました。

新しさを感じる『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』、『ブルームーンキス』は革新的であり、文句なしです。また『最終の地下鉄に乗って』のメロディの充実も凄いです。

その他の4曲も「★★★★」ですが、味わい深い曲が多いので、更に聴き込むごとに評価は上がるかもしれませんね。(順位をつけると、表題曲が一番低い評価になるかもな~)

この楽曲の充実度は凄まじいですね。

”森田”、”藤吉”、”山﨑”というセンター適性を持つ3名をフューチャーし、3つのグループとして組み立てたのもアッパレですね。

ソロや少人数のユニット曲なんかも聴いてみたいし、2nd以降どうするのかは分からないけど、デビューシングルの完成度としては”欅坂46”の『サイレントマジョリティー』をも上回っているんじゃないかな?

僕、個人の採点だけど、『サイレントマジョリティー』が平均で4.17点、”欅坂46”時代の最高点が2ndと7thの4.29点なんだけど、それを上回る4.43点になりましたね。(”乃木坂46”の24th『夜明けまで~』が4.71点、25th『しあわせの~』が4.57点というのもあるけどね)

しかし、完全に新たな魅力を創り上げましたね! 運営も良く頑張ったね。

最大のライバルである”欅坂46”、自分自身を超えることが出来るかもね。

これは全音楽ファン必聴だよ。特に『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』、『ブルームーンキス』ね。メロディ派は是非、『最終の地下鉄に乗って』あたりも聴いて欲しいね。

何度も書いたけど、このシングルは凄いよ!











Nobody's fault (Special Edition)
Sony Music Labels Inc.
2020-12-09