今回の名曲レビューは”聖飢魔Ⅱ”のB.D.11年(1988年)発表の第七小教典(7th Single)である『WINNER!』を紹介します。

聖飢魔Ⅱ 『WINNER!』

【聖飢魔Ⅱの名曲レビュー】

【名曲】 聖飢魔Ⅱ 『EL・DO・RA・DO』
http://burning.doorblog.jp/archives/55473869.html

【名曲】 聖飢魔Ⅱ 『地獄の皇太子』
http://burning.doorblog.jp/archives/55487510.html

今回が”聖飢魔Ⅱ”の名曲レビューシリーズの最後になります。(機会があれば、名盤レビューを書くかもしれませんが・・・)

最後ということで、僕が一番好きな”聖飢魔Ⅱ”の楽曲を紹介したいと思います。

今回、某専門誌のインタビューの中でもメンバーにお気に入りの大教典を聴く質問があり、多くのメンバーが第五大教典「THE OUTER MISSION」を挙げていましたが、あの”Rebecca”の”土橋安騎夫”さんのプロデュース作品で、僕もお気に入りです。

【名曲】 REBECCA 『Love Passion』
http://burning.doorblog.jp/archives/45081350.html

【名曲】 BECCA 『Friends』
http://burning.doorblog.jp/archives/47896559.html

その大教典の先行リリースとなった小教典が、『WINNER!』なんですが、小教典では初めてメジャーキーで制作されたこともあるのかもしれませんし、”土橋安騎夫”さんがアレンジで参加されていることもその要因かもしれませんが、個人的にはメチャクチャ好きですね。







それこそ”Van Halen”あたりが演ってもいいような、王道のハードロックチューンではあるんですけど、Aメロ~Bメロ、サビへと徐々に盛り上がっていく感じで、聴いてて高揚感が凄いんですよね~。

メロディラインも完璧じゃないですか?

作曲は”SGT.ルーク篁III世”なんですが、彼の制作した楽曲の中でも随一の出来だと思います。

某専門誌の酷評でバンドを認識し、その後、ブレイクした『蝋人形の館』で曲を初めて聴き、アルバムもレンタルしたりと、懐疑的ではありながらも、彼らに注目し、彼らが大好きになった「きっかけ」が、僕にとっては、『WINNER!』でした。

最初の印象がネガティブで、そこからポジティブに変化すると、より印象が良くなることって、ありますよね~。

でも、それだけ力のあるバンドですし、ライブでの影ナレの導入(日本では初じゃないかな?)だったり、サービス精神旺盛なライブもリアルではありませんが、Blu-rayでひたすら堪能させてもらってます。

他にも良い曲は一杯あるんですが、僕にとって、”聖飢魔Ⅱ”は『WINNER!』にとどめを刺すと思ってます。改めて何度も聴きましたが、良い曲やな~。

2021年はリアル開催のミサを検討されているようですが、行きたいな~。

P.S.こういう力のあるバンドが認められないと悲しいね。



THE ULTIMATE BLACK MASS COMPLETE [Blu-ray]
聖飢魔II
(株)アリオラジャパン
2015-12-29


THE OUTER MISSION
Sony Music Direct(Japan)Inc.
2014-04-01


OVERTURE~WINNER!
Sony Music Direct(Japan)Inc.
2019-06-06