名盤レビュー

【名曲】 TOKIO 『花唄』

今回の名曲レビューは前回に引き続き、”TOKIO"特集です。2002年発表の25th Single『花唄』を紹介します。

花唄

【名曲】 TOKIO 『LOVE YOU ONLY』
http://burning.doorblog.jp/archives/54855451.html

昨日は「MUSIC STATION 夏の3時間半SP」でしたね。

”乃木坂46”の新曲『Route 246』の地上波初披露、TV初出演の”瑛人”の『香水』、”髭男”の『115万キロのフィルム』も良かったですね~。

ここまで音楽特番が通常レベルに戻ってきたのは嬉しいですね。

でも、個人的に一番良かったのは”TUBE”ですね。花火が上がるステージでの佳曲『花火』は最高でしたね。絶対に盛り上がるメドレーでコロナ禍を忘れさせてくれる、ホントに素晴らしいステージでした。

【名曲】 TUBE 『夏だね』
http://burning.doorblog.jp/archives/44781628.html

【特集】 BEST of TUBEst ~All Time Best~
http://burning.doorblog.jp/archives/44811631.html

【名曲】 春畑道哉 『Sparkling Heaven』
http://burning.doorblog.jp/archives/49049687.html

それ以外は、”TOKIO”の曲を聴きまくってました・・・。

一杯好きな曲があるので、何回くらいのシリーズになるかは現時点では分かりませんが、候補曲だけでもかなりの数にのぼりましたね。

そんな”TOKIO”ですが、実は彼らは過去にレコード会社を二度移籍しています。

最初の「ソニーレコード」で1st『LOVE YOU ONLY』~20th『恋に気づいた夜』。

移籍した「ユニバーサルJ」で21th『どいつもこいつも/ボクの未来』~38th『青春 SEISYuN』。

そしてジャニーズ事務所のレーベルである「J Storm」で39th『雨傘/あきれるくらい 僕らは願おう』~最新シングルでもある53th『クモ』。尚、『クモ』のリリースは2017年8月ですので、音楽活動停止から早くも3年になろうとしています。

メンバーの不祥事とは言え、3年は長いし、いつまでも再始動が見えない状況で・・・。本来なら新たなベーシストを入れる、もしくはサポートメンバーを入れて、4名で再開したって良いのに、その選択を一切考えなかった”TOKIO"はバンドだね。

今回取り上げるのは、彼らの仲の良いグループの雰囲気にピッタリの『花唄』です!



良い唄だよね~。

めちゃくちゃシンプルなんですけど、この聴いたことがあるようなメロディが心地よくて、軽快なリズムと合わさって、メチャクチャアガりますね。

本作の作曲は”鈴木秋則”さんですが、この方は”センチメンタルバス”でも活躍され、派手な大太鼓パフォーマンスを覚えている方も多いんじゃないでしょうか?

【名曲】 センチメンタルバス 『Sunny Day Sunday』
http://burning.doorblog.jp/archives/46759664.html

その後は、スタジオ・ミュージシャン、作曲家、編曲家、講師などの活動を行なわれていたようですが、芸人”ひょっこりはん”の登場する時のBGMに関する盗作問題が・・・。

才能ある方だと思っていたのですが・・・こういうのは残念ですね。ま、「盗作騒動」自体はかなりナイーブで難しい問題なので、何ともコメントしづらい部分はありますけどね。

曲の話に戻りますが、”TOKIO"のレパートリーには「はっちゃけた」ような明るい、楽しい曲がいくつもありますが、その中でも至極の出来じゃないかな?

リズムも心地いいし、ホーンセクションの使い方も良いし、一気に明るくなれる名曲だと思いますね。

さあ、また”TOKIO"聴こう!

P.S.完全に季節外れの選曲でしたね・・・失礼しました。でもいい曲だから良いよね?

HEART
TOKIO
ジェイ・ストーム
2014-07-16


TOKIO 20th Anniversary Live Tour HEART [Blu-ray]
TOKIO
(株)ジェイ・ストーム
2015-01-28


TOKIO 20th Anniversary Live Tour HEART [DVD]
TOKIO
(株)ジェイ・ストーム
2015-01-28


花唄
TOKIO
Aniplex (music)
2009-06-24



【名盤】 Grand Slam 「Hit The Ground」

今回の名盤レビューは”Grand Slam”の2019年発表の1st(?) Album「Hit The Ground」を紹介します。

Hit The Ground

ちょっと前に”Thin Lizzy”の名曲レビューを書きました。

【名曲】 Thin Lizzy 『Dedication』
http://burning.doorblog.jp/archives/54286886.html

その際に”Phil Lynott”が結成した”Grand Slam”の話も書いたんですけど、実はその”Grand Slam”のアルバムが「Marshall Records」からリリースされたんですよね。

驚きましたね~。しかも某専門誌の独自の輸入盤チャートで一位でしたからね。

<Grand Slam オリジナルメンバー 1984-1985>

Vocals&Bass:”Phil Lynott”(ex.Thin Lizzy)
Guitar:”Laurence Archer”(ex.Stampede、UFO)
Guitar:”Doish Nagle”(ex.The Bogey Boys)
Keyboards:”Mark Stanway”(ex.Magnum) 
Drums:”Robbie Brennan”(ex.SKID LOW)

<Grand Slam 現メンバー 2009~>

Guitar:”Laurence Archer”
Vocals:”Mike Dyer”
Bass:”Dave Boyce”
Drums:”Benjy Reid” 

オリジナルメンバーは”超絶激レア盤「L.A.」で有名な”Laurence Archer”しかいないんですが、かの”Phil Lynott”と”Laurence Archer”が共作した幻の名曲が聴けるだけで凄いことですし、早速買いましたよ。

Laurence Archer

これが意外なほどに良かったんですよね~。

味わい深い良い曲が最新の技術により、クリアな音源で楽しめる訳ですから、カッコいいに決まってますよね。尚、全10曲で5曲は”Phil Lynott”と”Laurence Archer”の共作で、それ以外は新曲とのことです。(詳細は海外の公式HPもチェックしましたが、良く分かりません)

では、全曲レビューします!

01.『Gone Are The Days』

「★★★★★」





このオープニングを飾るロックナンバーは最高ですね。

最初の明るくて、美味しいメロを奏でるギターフレーズだけでノックアウトされます。

ブギーっぽいロックナンバーで一気に70~80年代にトリップしたような感覚に陥りますが、ホントにカッコいいし、ノレるんだよね。

”Mike Dyer”の歌唱は力強く、味わい深いんだけど、”Phil Lynott”の声質にも近い感じで泣ける。また”Laurence Archer”のギターはホントに僕のツボを綺麗に突いてくれて、アドレナリンが沸騰しちゃう。

これ新曲だよね、凄いな~。

いやー、この1曲が聴けただけで、十分に元は取れるよ。本来”Rock 'n' Roll”系の音楽は好きじゃない僕でもハマっちゃうので、是非、その手が好きな人はチェックして欲しいな。

02.『19』

「★★★★★」





1985年に”Phil Lynott”のソロシングルとして発表された「Nineteen」ですね。

"Bad 4 Good"によるカバーを既に名曲レビューしてますので、勿論「★★★★★」の満点評価です。

【名曲】 Bad 4 Good 『Nineteen』
http://burning.doorblog.jp/archives/46919591.html

こちらもカッコいいロックナンバーでリフの切れ味が良いんだよね。

問答無用の”Rock 'n' Roll”はいつ聴いても最高!

03.『Hit The Ground』

「★★★★★」



タイトルトラックです。

たぶん新曲なんだろうけど、非常にシンプルな作りのシンガロング系の”Rock 'n' Roll”ですが、メロディが素晴らしいんだよね。

ギターもカッコいいし、これも文句なしで「★★★★★」の満点評価!

04.『Military Man』

「★★★★」





「The Studio Sessions」に収録されている曲で、リフが重めのハードロック曲です。

リズムが心地よいので、そこまで重苦しい出来になっていないのは凄いですね。

こういうセンスが素晴らしいんだよな。メロディも悪くないよね。

”Laurence Archer”のギターソロも良いね!

05.『Crazy』

「★★★★」



本作では、最もスピード感のあるストレートなロックナンバー。

こちらも1曲目と同様に、単なるロックではなく、ブギーっぽい臭いがするのが良いんだよね。

ブルーズっぽいフレーズを聴かせる”Laurence Archer”のソロも良いね。

これも新曲かな。

06.『Dedication』

「★★★★★」





”Thin Lizzy”のベストアルバムにも収録されている、僕も名曲レビューで取り上げた素晴らしい楽曲です。

今回のバージョンは若干ピッチを落として、ウネりを持たせた感じの演奏になっていますが、それもカッコいいし、元々、音質が良くなかったのが、こうやって蘇っているのが嬉しいな。

何度聴いてもやっぱり好きだな~。

『Dedication』最高!!!

07.『Long Road』

「★★★★」

やや土臭い臭いも残る、哀愁のバラードナンバー。

シンプルな構成でさして展開に起伏もないんですけど、メロディの良さでしょうか、沁みるんですよね。

最後のギターソロに泣かされちゃう。

アルバムの良いアクセントになっていると思いますね。

こちらも新曲かな。

08.『Sisters of Mercy』

「★★★★」



「The Studio Sessions」に収録されている曲ですね。

本作の中では唯一の7分を超える長尺の曲です。

バラードっぽい始まりですが、徐々に展開していきます。

09.『Crime Rate』

「★★★★」





こちらも同様に「The Studio Sessions」に収録されている曲です。

ウネりのあるミディアムテンポの曲なんですが、独特の臭みのあるメロディが良いんだよね~。

クセになりますよ~。

10.『Grand Slam』

「★★★★」

バンド名をタイトルにした曲ですが、なんとコチラはハードロックっぽい重ためのリフが続く、インスト曲です。

でもリフはカッコいいし、中盤からのスパニッシュギターっぽいソロからの泣きの展開も魅力的です。

割と良いと思いますが、なぜアルバムのラストの位置だったのかは意味不明。

ライブのオープニングでジャムっぽい感じで演奏するのにハマりそうだけどね。
 
新曲ですかね。

シンプルな3、4分のロックナンバーが並び、トータルで50分を切る、非常に爽快感があるアルバムかと思います。

「アイルランドの伝説」、「ザ・ロッカー」”Phil Lynott”が凄いのは当たり前の話であり、”Laurence Archer”との共作による楽曲が素晴らしいですが、それ以上に新曲の出来が良いんだよね。

”Laurence Archer”は只者じゃないね。

死ぬまでに「L.A.」聴きたいな~って、再発してよ!

昔、”Whitesnake”の元メンバーによる”THE SNAKES”を聴いた時のノスタルジー、”Jørn Lande”の見事なまでの”David Coverdale”のモノマネ(って誰も知らない?)とは違うバンド感、「今」感があるのが良いね。

僕自身も”Thin Lizzy”にそこまで思い入れもないんだけど、同様の「HM/HR」ファンは多いと思うんだよね~。”Grand Slam”は試してみる価値あると思うよ!

P.S.金ピカのアナログレコードも出ているみたいだけど、保存用に欲しいな!

Hit The Ground
Grand Slam
Marshall
2019-11-22


Live Document
Phil Lynott's Grand Slam
Sonic Boom
2020-03-15


Hit The Ground [Analog]
Grand Slam
Marshall
2019-11-22


【名盤】 Heavens Gate 「Livin’ in Hysteria」

今回の名盤レビューは”Heavens Gate”の1991年発表の2nd Albumである「Livin’ in Hysteria」を紹介します。

Heaven's Gate 「Livin in Hysteria」

久しぶりの名盤レビューの記事です。

自分にとって一番好きな音楽ジャンルは「HM/HR」であるのは変わりませんが、アルバム1枚楽しめる作品と言うのはそんなに毎年コンスタントに出てくる訳ではありませんので、名盤レビューは数が増えていかないのが残念なので、名曲レビューも合わせて書いてます。

キラーチューンが数曲含まれる「名盤」も多かったりしますが、真の「名盤」はアルバム全体が高水準でまとまっていて、その中でもギラリと存在感のあるキラーチューンも含まれていて、トータルで好きと言えるアルバムを指すと思います。

今回は後者にあたる「名盤」です。

某専門誌の表紙を飾ったこともある”Heavens Gate”の名盤を紹介します。

”Heavens Gate”はドイツのMelodic Power Metalバンドであり、いわゆる「ジャーマンメタル」の代表的バンドと言えるでしょう。

僕が彼らを知ったのは”キャプテン 和田誠”さんの本だったか、ラジオで強力にプッシュされていたのを知って、輸入盤屋でデビューアルバム「In Control」を購入したのが最初です。

冒頭の「The Gate」が「ジャーマンメタル」の王道と言えるクラシカルで荘厳なオープニングで期待したのですが、タイトルトラックである『In Control』が典型的なスピードメタルではなく、「え、これでジャーマン?」なんて思った記憶があります。何度か聴き込むごとに、そのリフの重さ、カッコ良さに打ちのめされていきましたが、当時の輸入盤屋でこぞって書かれていた”Helloween"フォロワーの肩書で売られていた”Blind Guardian”、”Rage"、”Scanner”、”Chroming Rose”等とは。異なる音楽性を持つバンドだと認識しました。

【名盤】 Helloween Better Than Raw

【名曲】 Helloween 『Livin' Ain't No Crime』
http://burning.doorblog.jp/archives/52959062.html

【名盤】 Blind Guardian Tales From The Twilight World」
http://burning.doorblog.jp/archives/43975899.html

【名盤】 Rage Secrets in a Weird World

【名盤】 Chroming Rose 「Pressure」

”Scanner”は未レビューか、どっかで書こう。



当時は”Helloween”、”Blind Guardian”の疾走チューンがお気に入りだったので、『In Control』もまずまずのスピードで重めで悪くないけど、飛び抜けた良い曲がないな~なんて思ってました。今改めて聴いても『Tyrants』はなかなかのスピードチューンだと思うし、『Shadows』なんて哀愁度抜群の叙情バラードも素晴らしい出来なんだけどね。

B級とまでは言わないし、典型的な「ジャーマンメタル」でもないけど、チェックすべきバンドだなとは思いましたね。あとは”Thomas Rettke”が当時の「ジャーマンメタル」界では、かなり上手いシンガーだとも認識はしましたけどね。バンド自体はそんなに好きにはなれなかったな~。

その僕が目の色を少し変えたのが、ミニアルバム「Open the Gate and Watch!」ですね。

オープニングを飾る『Open the Gate and Watch!』~『Touch the Light』を聴いたときに、スゲー成長したと思ったんですよね。



若干スペーシーで音が軽く感じるかもしれないけど、この疾走感とメロメロの展開がたまんなく好きになって、これは期待できるバンドに成長したなあと思いましたね。

ミドルテンポでメロディ展開が秀逸な『Picture In The Mirror』を当時の”キャプテン”は良くラジオで取り上げてたけど、僕にとってはこの『Touch the Light』一択でメチャクチャ聴いてましたね。

それでも最後のサビ前のカウベルは最初聴いたときはズッコケちゃったんだけど、このユニークさも彼らの魅力なんでしょうね。聴き慣れた今となってはなくてはならない音になりましたけどね。

そんな彼らが満を持してニューアルバムを出した訳ですが、「化けた」って思いましたよ。とにかく曲の完成度が高くて、バラエティもあって、『Touch the Light』を上回る疾走チューンまで収録されているんですから、降参です。

では全曲レビュー行きましょう!

01.『Livin’ in Hysteria』

「★★★★★」





タイトルトラックであり、疾走曲です。オープニングのSEはありませんが、”Thomas Rettke”の力強い歌唱が素晴らしいですね。しかし、コーラスを絡めてのブリッジの作り方もユニークですね、それでいてツインリードの奏でるソロも素晴らしいね。典型的な「ジャーマンメタル」のクサメロではなく、もっと正統的なメロディですけどね。これは今聴いても十分カッコいいね~。文句なしの満点評価です。

02.『We Got the Time』

「★★★★」



だいたい良いアルバムでも二曲目でテンションが下がるものですが、この名盤はそんなことはありません。

スピード感もあって、それでいて複雑な構成があって、キャッチーなメロディが踊る、なかなかの佳曲です。聴き込むごとにかなり味わいの出る名曲だと思いますね。

ツインリードソロもカッコいいし、「★★★★★」でも良かったかもね。

03.『The Neverending Fire』

「★★★★」



叙情的なメロディが舞うミドルテンポの楽曲です。メロディの良さもあってか、十二分に楽しめる楽曲になっており、スピードが下がっても、高いテンションは維持されたままですね。

04.『Empty Way to Nowhere』

「★★★★」



三連のリズムが心地よいミドルテンポの楽曲。勇壮なメロディが楽しめますよ。

05.『Fredless』

「★★★★★」



インスト曲ですが、これは「HR/HR」史に残る最強のインスト曲だと思います。この緊張感、キレ・・・今聴いても身震いしちゃいますね。

06.『Can’t Stop Rockin`』

「★★★★」

彼らのアルバムには1曲は収録されている典型的なヘヴィロックチューンですね。ミニアルバム収録の『Rock On』にも近いですが、重めのドラムが心地良いし、ノレますね。

07.『Flashes』

「★★★★」



ややメロディ展開が単調なのが残念ですが、”Judas Priest”っぽい疾走チューンですね。ストレートですが、カッコいいのはカッコいいんですけどね。

08.『Best Days of My Life』

「★★★★★」





彼ら屈指の名バラードですね。このバラードが収録されていることで、このアルバムの完成度が更に高まったように個人的には捉えています。ミニアルバム「More Hysteria」には同曲のアコースティックバージョンが収録されてますが、そちらも良い出来ですよね。

09.『We Want It All』

「★★★★」



哀愁のギターから始まるミドルテンポの楽曲。「ジャーマンメタル」どころか、メタルっぽさも薄いものの、これがかなりの佳曲なんですよね。

良いアルバムはやっぱりこういうミドルテンポの佳曲がファストチューンやバラードの脇を固めるのが重要だと思いますね。

10.『Gate of Heaven』

「★★★★★」



彼ら屈指の哀メロを持つファストチューン。「ジャーマンメタル」、「メロディックパワーメタル」のマニアを一撃でノックアウトできる曲。僕も一発でやられましたけどね・・・。

メロメロで疾走していて、彼ら最強の1曲と言えますし、「ジャーマンメタル」の理想形の1曲でしょう。比較対象としては”Helloween”の『Eagle Fly Free』や”Gamma Ray”の『Lust For Life』、”Rage”の『Invisible Horizon』あたりになってしまうレベルの大名曲です。まさにこれを聴かずに死ねない名曲。

これがSEからの2曲目という典型的な構成ではなく、ラストに置いたのもこのアルバムが個性的であり、素晴らしい出来にしているんだと思います。聴いた後に「サイコー」って思えますよね。

一縷の隙も無いホントに完璧なアルバムだと思います。その意味でも「ジャーマンメタル」、「メロディックパワーメタル」の金字塔的なアルバムであり、このクオリティに打ちひしがれて欲しいですね。

惜しむらくは音質ですね。(リリース当時も感じてましたけど・・・)

このアルバムで一気に名前を売った後、彼らはミニアルバム「More Hysteria」をリリースするんですが、出来の良いファストチューン3曲に『Best Days of My Life』のアコースティックバージョンでメタルファンの期待を更に膨らませたんですよね~。そして満を持してフルアルバム「Hell for Sale!」をリリースし、それがあまり評価されなかった、どころか酷評されちゃったんですよね~。

でも割と僕は「Hell for Sale!」好きなんですけどね。日本を歌ってくれた『Rising Sun』は明るめですが、なかなかの出来のファストチューンですし、そもそも「ジャーマンメタル」の枠に収まらない彼らの音楽性が高いクオリティで表現されていると思いますが、『America』なんて普通のハードロックが収録されていたり、カバーの『Always Look on the Bright Side of Life』(良いカバーだけどね)等、純度の高いメタルファンに総スカンをくらっていたのが残念です。

でもそれ以降にリリースしたアルバムよりは遥かに高品質だと思うので、是非、聴いてみて欲しいな。(隠れた名盤とまではいわないけど、そんなに批判されるほど悪い作品ではないし、試して欲しいな)

いずれにせよ、「Livin’ in Hysteria」と「More Hysteria」は全メタル必聴のアイテムだと思いますので、「ジャーマンメタル」、「メロディックパワーメタル」を毛嫌いされるようなファンも是非、聴いてみて欲しいです。

化けたバンドによる一世一代の名盤。

P.S.メンバーの”Sascha Paeth”は名プロデューサーに成り上りましたが、”Thomas Rettke”は何をしているんでしょうかね?

Livin' in Hysteria
Limb Music
2013-12-20


モア・ヒステリア
ヘブンズ・ゲイト
ビクターエンタテインメント
1991-12-16


Best for Sale!
Heavens Gate
Limb Music
2015-08-21


イン・コントロール+オープン・ザ・ゲイト・アンド・ウォッチ
ヘブンズ・ゲイト
ビクターエンタテインメント
1990-08-21


【特集】 「井上陽水トリビュート」

今回は”玉置浩二”さんのベストアルバム以来となる特集記事ですね。

【特集】 玉置浩二 「ALL TIME BEST」
http://burning.doorblog.jp/archives/50206513.html

【名曲】 玉置浩二 『メロディー』
http://burning.doorblog.jp/archives/54062021.html

最近、個人的にハマっている「井上陽水トリビュート」を紹介します。

井上陽水トリビュート

”井上陽水”さんについては、個人的には説明不要かと思いますが、世代間ギャップも大きくなっているので、一応説明しておきます。

1969年に”アンドレ・カンドレ”でデビュー、1972年に”井上陽水”に改名し、1973年の3rd Single『夢の中へ』がヒット、同年リリースの3rd Album「氷の世界」が2年連続オリコン年間チャート1位を記録し、日本初のミリオンセールスを記録。

70年代、80年代、90年代とそれぞれヒットを飛ばしており、楽曲も味わい深いフォークソングから洗練されたポップスへ変化していきます。

また自身の楽曲のみならず、”中森明菜”、”安全地帯”、”PUFFY”等へ提供した楽曲もその年を代表する大ヒットを記録してますし、日本の音楽界に多大なる貢献をしているトップアーティストの一人ですね。







2018年に久々にリリースした『Care』も最高でしたね。



【名曲】 井上陽水 『Make-up Shadow』

【名曲】 井上陽水・安全地帯 『夏の終わりのハーモニー』
【ひとこと】 井上陽水の新曲『care』が素晴らしすぎる件
http://burning.doorblog.jp/archives/52285108.html

”井上陽水”さんのトリビュートアルバムは2004年にも「YOSUI TRIBUTE」がリリースされていますので、今回で2枚目となります。(個人的には2枚目でも少ない感じがします)

軽めに全曲レビューをしていきますね。

尚、下記の動画で全15曲をダイジェストでチェックできるので、こちらも参考に。



01.『Make-up Shadow』ヨルシカ

僕も大好きな曲です。名曲レビューでも取り上げた”陽水”さんの90年代を代表する名曲です。

アコースティックギターの音色が良いね。温かみのある生っぽい音作りが良いし、不協和音ぽい感じで詰め込まれている音の遊びやピッチを微妙に変えていたりするのが、この曲独自のエロティックさやトリップ感がより際立っていて最高です。

曲自体も好きなんだけど、このカバーは必聴でお願いしたいね。

って、”ヨルシカ”って何者??? 結構良いセンスしてるね。

02.『夢の中へ』槇原敬之

70年代の日本のフォーク/ニューミュージックを代表する名曲であり、超有名曲です。たくさんのアーティストがカバーしているし、J-Popのエバーグリーンですよね。

昔のラジオ? レコード?のようなノイズ、音の悪さを表現した1番から、一気に現代風ポップになる仕掛けは僕にはあんまりピンと来なかったな。

マッキー、気合が入ってるのは分かるけど、ちと考え過ぎじゃない? 聴き込めば慣れるのかな?

03.『飾りじゃないのよ 涙は』King Gnu

今回のアルバムのベストトラックかもしれません。元々ダークでロックっぽいテイストのある曲なので、絶対に合うと思ってましたが、これはヤバイ仕上がりです。

原曲を越えちゃってるかもしれませんね? ピッチも抑えて、強弱もつけず淡々と進行させる一方で、バックの音は色々と足していて、その音がいちいち味わい深くてね。彼らなりのプログレテイストのロックミュージックに仕上げているのは凄いです。

流石”King Gnu”ですね。バンドとしての勢いを感じます。

04.『ワインレッドの心』椎名林檎

完全に”林檎”さんの世界観に持っていったカバーですね。

原曲より豪華で淫靡というんでしょうか、アコーディオンやウッドベースなんかの音を派手に使いながら、全体的にジャジーな仕上がりしているのも良いけど、何といっても聴きどころは”林檎”さんのVocalだね。

”井上陽水”さん、”玉置浩二”さんとも違う、独自の世界がここにあります。これも必聴ね。

05.『少年時代』宇多田ヒカル

日本を代表する歌姫の作品であり、しかも日本人全員が知っているであろう名曲ですね。良い曲だとは思いますが、僕自身はそこまで評価している曲ではありません。

非常にシンプルなアレンジでストリングスと彼女の声しか聴こえてきません。想定内ですが、好きな人は好きなんじゃないかな? ”宇多田ヒカル”そのものって感じ。

06.『女神』ウルフルズ

「ブラタモリ」のオープニングに採用されたカップリング曲ですね。なかなか渋い選曲です。しかし、彼らはカバー上手いね。

こういう風に良い曲を新たに発見できるのもカバーアルバムの良さだね。

07.『クレイジーラブ』田島貴男(ORIGINAL LOVE)

このカバーも良いね。

原曲はそんなにブルーズっぽくないんだけど、うねりが凄いです。

”田島貴男”さんのVocalが乗るとホントにこの人の曲になっちゃうのが凄いね。

08.『リバーサイド ホテル』福山雅治

超有名曲ですね。

”福山”さんがカバーするのはメジャー曲ばっかりだよね。聴くとカラオケっぽい感じになっちゃうけど、それも個性なのかもね。

アレンジはアコースティックで仕上げてますが、さほど面白みはないです。

09.『Pi Po Pa』細野晴臣

1990年発表の13th Album「ハンサムボーイ」のオープニングを飾る曲ですね。そのオリジナルでも”細野晴臣”さんがアレンジに関わっておられます。

結構良い曲かも・・・。テクノっぽいのも”陽水”さん合うね。

こちらが”細野晴臣”さんのコメントです。

今回は呼びかけていただき、喜んでミックスしました。元々「Pi Po Pa」でどのように参加したのか、随分昔のことなので記憶が曖昧だったこともあり、敢えてオリジナル音源を聞かずに今の気分で音を活性化してみました。同じ50周年を迎える数少ない同胞であり、お互い養生して音楽の道を歩みましょう。

10.『東へ西へ』iri

”陽水”さんの初期の代表曲ですね。

”本木雅弘”さんがカバーしてリバイバルヒットさせたのも懐かしいですね。



女性シンガーソングライター”iri”のカバーはまあ普通の出来って感じです。

11.『Just Fit』SIX LOUNGE

元々、”沢田研二”さんへの提供曲ですね。1992年リリースのセルフカバーアルバム「ガイドのいない夜」に”陽水”さんのバージョンが収録されてます。

”沢田研二”さんの1982年発表の18th Album「MIS CAST」はなんと全曲”陽水”さんが手掛けているんですけど、『背中まで45分』とか、「らしい」曲ですよね。

原曲を知らないのですが、完全にガレージロックっぽい感じになっていて、単純にカッコいいっす。仕上がりが良すぎて、逆に原曲を聴いてみようという気になります。

12.『カナリア』斉藤和義

1982年発表の10th Album「LION & PELICAN」に収録されている有名曲です。ベストアルバムにも結構な頻度で収録されてますね。この時期の”陽水”さんの曲も良いんだよね。「ジャパニーズAOR」っぽい雰囲気がたまんないですね。

アコースティックで入りの「カナリア」のアクセントをフェイクを入れずにシンプルにしているのが彼っぽいね。

13.『ダンスはうまく踊れない』オルケスタ・デ・ラ・ルス

これは意外なカバーですよね。

ひたすら暗いイメージの曲なんですが、サルサバンドの”オルケスタ・デ・ラ・ルス”がどう仕上げるか楽しみでも、不安でもあったんですけどね。

完全に明るい曲に仕上がっていて、凄いですね。でもあんまり好みではないですね。

14.『傘がない』ACIDMAN

これも意外というか、”陽水”さんと”ACIDMAN”が繋がらなかったんですよね~。しかもフォーク時代の名曲をカバーというのも凄いね。

シンガロング出来そうなロッカバラードになっていて、原曲の情念みたいなものも残っていて、悪くないですね。

若い人に聴いて欲しいな。(そのうえで原曲を聴いて欲しい)

15.『最後のニュース』KREVA
 
これも意外な組み合わせですね。

”KREVA”はフォークとか興味なさそうな感じがするんですけどね・・・。

曲はフォーク時代の曲ではなく、1989年リリースの31th Single『最後のニュース』でしたね。

「筑紫哲也 NEWS23」のオープニングテーマにも採用された(故”筑紫哲也”さんから”陽水”さんに直談判して作ってもらったそうです)”陽水”さんの曲の中でもメッセージ色の強い曲ですね。

こちらも流石の仕上がりですね。

”井上陽水”を知っている人も知らない人も是非、聴いてみて欲しいな。

P.S.まずは、一回ダイジェスト版を聴いて欲しいね。

井上陽水トリビュート
ヴァリアス・アーティスト
Universal Music =music=
2019-11-27




【名盤】 佐野元春 「VISITORS」

今回の名盤レビューは”佐野元春”の1984年発表の4th Album「VISITORS」を紹介します。

佐野元春 『VISITORS』

最近はすっかり「坂道シリーズ」ファンのブログになっていますが、本来は単なる音楽ファンですので、常に良い曲を世代に関係なく、様々なジャンルで貪欲に探しているだけなんですけどね。

たまたま「坂道シリーズ」の素晴らしい楽曲に出会って、聴きまくっているだけで「良い音楽ありき」というのは言い訳でも何でもなく、自分のポリシーです。ですので、曲のクオリティが落ちたり、自分の好みでなくなれば、自然に離れていくと思ってます。

そんな僕の音楽遍歴を改めて語ると元々は「ザ・ベストテン」をはじめとする音楽番組が大好きでとにかく耳にする色んな音楽を聴きまくってましたが、その中心はテレビでしたね。

以前にもレビューで取り上げている”渡辺真知子”さんや”世良公則とツイスト”だったり、どちらかと言えば歌謡曲の領域でテレビ出演しているアーティストがメインでしたね。(”サザン”や”ゴダイゴ”等もそうだけどね)

【名曲】 渡辺真知子 『迷い道』
http://burning.doorblog.jp/archives/52588894.html

【名曲】 世良公則 & ツイスト 『宿無し』

前にも書いてますけど、”渡辺真知子”さんの歌の上手さに酔いしれたり、”世良公則”さんのロックなパフォーマンスに心を躍らせてましたね。ですので、小学生の頃から歌謡曲で育ってます。

当時はカセットテープで音楽を聴くのが普通だったので、ラジカセ(懐かしい)をテレビの前に置いて、家族に静かにしてって録音してそれを延びるまで聴いてたな~。

母親と従兄と中学校の先生の影響で中学生からはニューミュージックやフォークにハマりました。当時はカセットテープで音楽を聴くのが普通だったので、ミュージックテープを買ってそれを聴いてました。レコードプレイヤーもあったし、ステレオもあったけど、自分の部屋で音楽が聴けないので、レコードよりはテープだったな~。そもそも古いステレオだったのでオープンリールのデッキしかなかったような気がします。

その後は”松田聖子”さんや”中森明菜”さん、ジャニーズ系のアイドルなどのブームもあったりして、友達とお金を出し合ってレコードを借りて、テープにダビングしてもらったりして聴いている日々でしたね。

で、そんな僕は音楽をとにかく聴きたいけど、レコードやテープを買うお金もないのでラジオに夢中になります。NHK-FMとかの番組をチェックして、ラジカセで録音して、それを楽しんでましたね。

その頃はジャンル云々関係なく、とにかく流れる音楽をエアチェック(懐かしい!)しては聴いてた気がします。

そんな僕に衝撃を与えてくれたのがNHK-FMの「サウンドストリート」でDJを務めていた”佐野元春”さんでした。

「Motoharu Radio Show~」って知っている人、ファン以外にどれくらいいるんだろう?

僕が初めて自分でお金を出してレコードを買ったのが”佐野元春”さんの「VISITORS」です。(それまではおねだりして親にミュージックテープを買ってもらってました)

ベスト盤の「No Damage」のテープは親に買ってもらって、『アンジェリーナ』や『ガラスのジェネレーション』や『Someday』が大好きになってたのは勿論ですが、「VISITORS」はFM誌の高い評価にも後押しされて、買ったような記憶があります。

【名曲】 佐野元春 『Someday』

最初は「え、全然曲調違う!」、「ナニコレ?」ってネガティブな印象を持った記憶もあります。でもお小遣いを貯めて買ったし、とにかく聴かなきゃと思い、聴きまくり、気が付けば大好きになったアルバムです。

では全曲レビューをしていきますね。

01.『COMPLICATION SHAKEDOWN』



「★★★★★」。

いやー、たぶん人生で初めて聴いたラップでしたね。「なんじゃこの曲?」って思ったし、こんなの曲じゃない、歌じゃない・・・なんて最初は拒絶反応もあったくらいです。

ちなみにシングルカットもされているんですが、最先端の音楽に触れた感覚は今でも忘れられないし、とにかく衝撃的でした。歌謡曲やニューミュージックやフォークに馴染み深かった自分でしたが、その頃は洋楽にも手を出し始めてましたけどね。

とにかく自分にとっては新しかったし、しゃべるようなVocalにも違和感バリバリでしたね。

そんな僕が聴き込むにつれ、カッコいいって思うように変化したのは、自分で驚きましたけどね。

今となっては何の物珍しさもないかもしれませんが、1984年当時は新鮮でした。

とにかくクールでニューヨークの都会的な冷めた雰囲気が想起されるのがいいですね。音作りも当時にしてはソリッドでアレンジも工夫されていて、35年経った今でも古さは感じません。

うねるリズムとメロディがクセになります。ソウルとデジタルミュージックとラップの融合って感じですかね。個人的には曲のクオリティ云々よりも衝撃度で満点評価にしちゃいました。いやー今聴いても十分カッコいい!

ちなみに本アルバムでは4曲がシングルカットされているのですが、本作は2枚目にシングルカットされてます。

02.『TONIGHT』



「★★★★★」。

映像はちょっと渋すぎるバージョンなので、参考にならないかもしれませんが、とにかく軽快でスピード感のあるお洒落なポップスです。

メロディ展開もかなり美味しくて、僕は大好きな曲ですね。音作りも工夫されていますし、本アルバムでは比較的ストレートな部類で、過去の楽曲の延長線上にある曲でもありますので、好きだって人は多そうな気がします。

それでも最初に聴いたときはオシャレすぎる感じもして、自分好みではない感覚はありましたけどね。

でもやっぱり”佐野”さんの歌唱が良いんだよね~。

ちなみに本アルバムでは先行シングルとしてもリリースされてます。

03.『WILD ON THE STREET』

「★★★★」。

ソウルフルでダンサブルな曲です。

リズムが利いていて、ちょっと”James Brown”あたりを思い出すような黒っぽいR&Bナンバーでノリは良いし、出来も良いと思います。

サビでの歌唱が熱いですね。リズムの音も良いし、コーラスの入れ方もカッコいいっすね。

僕の好みの曲調ではありませんが、日本語でここまでこの時代にやっちゃっているのはやっぱり凄いですね。

尚、本作はシングルカットされた『COMPLICATION SHAKEDOWN』のカップリング曲でした。

04.『SUNDAY MORNING BLUE』

「★★★★」。

LPではA面ラストとなる哀愁度の高いバラードです。

都会的な洗練した雰囲気のバックトラックの渋さが良い味わいです。

個人的には『情けない週末』とか『グッドバイからはじめよう』のようにグッと来るメロディ展開のほうが好きですけど、こういうのも浸れて良いね。

ラストにかけての展開も面白いですね。

歌詞は”John Lennon”の死がテーマとなっているそうです。

こちらはシングルカットされた『VISITORS』のカップリングでした。

05.『VISITORS』

「★★★★★」。

アルバムタイトルトラックです。LPではB面の一曲目でしたね。

この曲はスピード感もあるし、メロディも良いし、結構好きでしたね。

”佐野”さんのVocalは冷淡で機械的な質感はあるけど、そのお洒落でウィットな歌詞を紡ぐこともあって、ホッとしたり、グッときたりするのが面白いですね。

本アルバムでは3枚目のシングルカットされてます。

07.『SHAME ー君を汚したのは誰』

「★★★★」。



ライブでのパフォーマンスが話題になった記憶がありますが、僕はライブはアルバムでしか経験してません。

彼のライブは楽曲のアレンジを大幅に変えたりして、それも良いんですよね。『アンジェリーナ』や『Young Bloods』のバラードバージョンとかね。

『HEART BEAT』や『Rock & Roll Night』などのライブの定番曲もあったりして、セットリストの組み方等も様式美っぽい雰囲気もあるんだよね。

話が少し横道に逸れたので、戻しますが、静かなる怒りを表現したこの曲は本作ではやや異質ではありますけど、良い曲だと思いますよ。

尚、本作は先行シングル『TONIGHT』のカップリング曲でした。

08.『COME SHINING』



「★★★★」。

これも新鮮だったな~。「R&B」というか黒っぽいリズムに淡白なメロディが乗るだけでループしてる感じなんですけど、そこでエモーショナルなVocalも入ったりで楽しめますね。

こういうノレる曲というのも僕は新鮮に感じてたと思いますね。シンセの使い方もセンス良いね。

シングル『NEW AGE』のカップリング曲でした。

09.『NEW AGE』



「★★★★★」。

応援ソングぽくもあり、メッセージソングのようなムードもあります。

タイトル通り、若者の代弁者的な曲と言っていいでしょう。

”佐野元春”さんの歌唱にロックスピリッツも感じられて、それでいてニューウェイヴっぽい新しさもあって、サビは勿論ですが、ブリッジ以降から、高揚感が出てくるのが好きです。

本アルバムでは一番最後にシングルカットされた曲です。

改めて聴き直しましたが、アレンジも秀逸だし、当時の最高峰のレコーディング技術もあって、今でも十二分に刺激的な音になっていると思います。

トータルコンセプトというか、全体を包み込む都会的な雰囲気が良いですね。

今となっては、”松任谷由実”さんや”大瀧詠一”さんや”山下達郎”さんといった「J-Pop」の進化、レベルアップに貢献された方々の音楽も後追いで聴いたりしていていますので、『No Damage』までは多少ロック色はあっても、基本はナイアガラ路線の曲、アルバムだったのかなと捉えることもできますが、そこからオリジナリティのある、新しい音楽性を追求していくターニングポイントとなったのが本作だったように思います。

その後、『Young Bloods』でシングルで初のトップ10ヒットを記録、クリスマスソングの名曲『CHRISTMAS TIME IN BLUE -聖なる夜に口笛吹いて-』をリリース、その後は3枚のシングルリリースから「Café Bohemia」とこの時期くらいが僕が一番ハマってた頃ですね。

カセットブック「ELECTRIC GARDEN」も買った気もするし、今どこにあるのかも分かりませんが・・・。

アルバムで言えば本当に良いなと思えたのは「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」までかな。その後もちょろちょろとは聴いてはいますけどね。

【名曲】 佐野元春&雪村いづみ 『トーキョー・シック』
http://burning.doorblog.jp/archives/48080669.html

僕の人生においてのカリスマでもあるし、”ダウンタウン”や”とんねるず”と共演する”佐野元春”さんの姿も楽しんでみてますけどね。

先進的で常に刺激的なロッカー”佐野元春”さんは日本の音楽史を語るうえで外せない人だと思いますので、是非、若い音楽ファンにはしっかり聴いてほしいね。

P,S最初に買うなら彼の初期の代表曲が詰まった「No Damage」をおススメしますが、「VISITORS」だったら、お蔵入りとなった『CONFUSION』も聴けるDELUXE EDITIONが良いと思いますが、入手が厳しいかもね。

VISITORS
佐野元春
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


VISITORS DELUXE EDITION(DVD付)
佐野元春
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-10-29


VISITORS
Sony Music Direct(Japan)Inc.
2016-07-13




Cafe Bohemia
佐野元春
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20

 
NO DAMAGE:DELUXE EDITION(DVD付)
佐野元春
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-12-25

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