今回の名盤レビューは”佐野元春”の1984年発表の4th Album「VISITORS」を紹介します。

最近はすっかり「坂道シリーズ」ファンのブログになっていますが、本来は単なる音楽ファンですので、常に良い曲を世代に関係なく、様々なジャンルで貪欲に探しているだけなんですけどね。
たまたま「坂道シリーズ」の素晴らしい楽曲に出会って、聴きまくっているだけで「良い音楽ありき」というのは言い訳でも何でもなく、自分のポリシーです。ですので、曲のクオリティが落ちたり、自分の好みでなくなれば、自然に離れていくと思ってます。
そんな僕の音楽遍歴を改めて語ると元々は「ザ・ベストテン」をはじめとする音楽番組が大好きでとにかく耳にする色んな音楽を聴きまくってましたが、その中心はテレビでしたね。
以前にもレビューで取り上げている”渡辺真知子”さんや”世良公則とツイスト”だったり、どちらかと言えば歌謡曲の領域でテレビ出演しているアーティストがメインでしたね。(”サザン”や”ゴダイゴ”等もそうだけどね)
【名曲】 渡辺真知子 『迷い道』
http://burning.doorblog.jp/archives/52588894.html
前にも書いてますけど、”渡辺真知子”さんの歌の上手さに酔いしれたり、”世良公則”さんのロックなパフォーマンスに心を躍らせてましたね。ですので、小学生の頃から歌謡曲で育ってます。
当時はカセットテープで音楽を聴くのが普通だったので、ラジカセ(懐かしい)をテレビの前に置いて、家族に静かにしてって録音してそれを延びるまで聴いてたな~。
母親と従兄と中学校の先生の影響で中学生からはニューミュージックやフォークにハマりました。当時はカセットテープで音楽を聴くのが普通だったので、ミュージックテープを買ってそれを聴いてました。レコードプレイヤーもあったし、ステレオもあったけど、自分の部屋で音楽が聴けないので、レコードよりはテープだったな~。そもそも古いステレオだったのでオープンリールのデッキしかなかったような気がします。
その後は”松田聖子”さんや”中森明菜”さん、ジャニーズ系のアイドルなどのブームもあったりして、友達とお金を出し合ってレコードを借りて、テープにダビングしてもらったりして聴いている日々でしたね。
で、そんな僕は音楽をとにかく聴きたいけど、レコードやテープを買うお金もないのでラジオに夢中になります。NHK-FMとかの番組をチェックして、ラジカセで録音して、それを楽しんでましたね。
その頃はジャンル云々関係なく、とにかく流れる音楽をエアチェック(懐かしい!)しては聴いてた気がします。
そんな僕に衝撃を与えてくれたのがNHK-FMの「サウンドストリート」でDJを務めていた”佐野元春”さんでした。
「Motoharu Radio Show~」って知っている人、ファン以外にどれくらいいるんだろう?
僕が初めて自分でお金を出してレコードを買ったのが”佐野元春”さんの「VISITORS」です。(それまではおねだりして親にミュージックテープを買ってもらってました)
ベスト盤の「No Damage」のテープは親に買ってもらって、『アンジェリーナ』や『ガラスのジェネレーション』や『Someday』が大好きになってたのは勿論ですが、「VISITORS」はFM誌の高い評価にも後押しされて、買ったような記憶があります。
最初は「え、全然曲調違う!」、「ナニコレ?」ってネガティブな印象を持った記憶もあります。でもお小遣いを貯めて買ったし、とにかく聴かなきゃと思い、聴きまくり、気が付けば大好きになったアルバムです。
では全曲レビューをしていきますね。
04.『SUNDAY MORNING BLUE』
「★★★★」。
LPではA面ラストとなる哀愁度の高いバラードです。
都会的な洗練した雰囲気のバックトラックの渋さが良い味わいです。
個人的には『情けない週末』とか『グッドバイからはじめよう』のようにグッと来るメロディ展開のほうが好きですけど、こういうのも浸れて良いね。
ラストにかけての展開も面白いですね。
アルバムタイトルトラックです。LPではB面の一曲目でしたね。
この曲はスピード感もあるし、メロディも良いし、結構好きでしたね。
”佐野”さんのVocalは冷淡で機械的な質感はあるけど、そのお洒落でウィットな歌詞を紡ぐこともあって、ホッとしたり、グッときたりするのが面白いですね。
07.『SHAME ー君を汚したのは誰』
「★★★★」。
08.『COME SHINING』
「★★★★」。
これも新鮮だったな~。「R&B」というか黒っぽいリズムに淡白なメロディが乗るだけでループしてる感じなんですけど、そこでエモーショナルなVocalも入ったりで楽しめますね。
こういうノレる曲というのも僕は新鮮に感じてたと思いますね。シンセの使い方もセンス良いね。
09.『NEW AGE』
「★★★★★」。
応援ソングぽくもあり、メッセージソングのようなムードもあります。
タイトル通り、若者の代弁者的な曲と言っていいでしょう。
”佐野元春”さんの歌唱にロックスピリッツも感じられて、それでいてニューウェイヴっぽい新しさもあって、サビは勿論ですが、ブリッジ以降から、高揚感が出てくるのが好きです。
今となっては、”松任谷由実”さんや”大瀧詠一”さんや”山下達郎”さんといった「J-Pop」の進化、レベルアップに貢献された方々の音楽も後追いで聴いたりしていていますので、『No Damage』までは多少ロック色はあっても、基本はナイアガラ路線の曲、アルバムだったのかなと捉えることもできますが、そこからオリジナリティのある、新しい音楽性を追求していくターニングポイントとなったのが本作だったように思います。
その後、『Young Bloods』でシングルで初のトップ10ヒットを記録、クリスマスソングの名曲『CHRISTMAS TIME IN BLUE -聖なる夜に口笛吹いて-』をリリース、その後は3枚のシングルリリースから「Café Bohemia」とこの時期くらいが僕が一番ハマってた頃ですね。
カセットブック「ELECTRIC GARDEN」も買った気もするし、今どこにあるのかも分かりませんが・・・。
アルバムで言えば本当に良いなと思えたのは「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」までかな。その後もちょろちょろとは聴いてはいますけどね。
僕の人生においてのカリスマでもあるし、”ダウンタウン”や”とんねるず”と共演する”佐野元春”さんの姿も楽しんでみてますけどね。
先進的で常に刺激的なロッカー”佐野元春”さんは日本の音楽史を語るうえで外せない人だと思いますので、是非、若い音楽ファンにはしっかり聴いてほしいね。
P,S最初に買うなら彼の初期の代表曲が詰まった「No Damage」をおススメしますが、「VISITORS」だったら、お蔵入りとなった『CONFUSION』も聴けるDELUXE EDITIONが良いと思いますが、入手が厳しいかもね。

最近はすっかり「坂道シリーズ」ファンのブログになっていますが、本来は単なる音楽ファンですので、常に良い曲を世代に関係なく、様々なジャンルで貪欲に探しているだけなんですけどね。
たまたま「坂道シリーズ」の素晴らしい楽曲に出会って、聴きまくっているだけで「良い音楽ありき」というのは言い訳でも何でもなく、自分のポリシーです。ですので、曲のクオリティが落ちたり、自分の好みでなくなれば、自然に離れていくと思ってます。
そんな僕の音楽遍歴を改めて語ると元々は「ザ・ベストテン」をはじめとする音楽番組が大好きでとにかく耳にする色んな音楽を聴きまくってましたが、その中心はテレビでしたね。
以前にもレビューで取り上げている”渡辺真知子”さんや”世良公則とツイスト”だったり、どちらかと言えば歌謡曲の領域でテレビ出演しているアーティストがメインでしたね。(”サザン”や”ゴダイゴ”等もそうだけどね)
【名曲】 渡辺真知子 『迷い道』
http://burning.doorblog.jp/archives/52588894.html
【名曲】 世良公則 & ツイスト 『宿無し』
前にも書いてますけど、”渡辺真知子”さんの歌の上手さに酔いしれたり、”世良公則”さんのロックなパフォーマンスに心を躍らせてましたね。ですので、小学生の頃から歌謡曲で育ってます。
当時はカセットテープで音楽を聴くのが普通だったので、ラジカセ(懐かしい)をテレビの前に置いて、家族に静かにしてって録音してそれを延びるまで聴いてたな~。
母親と従兄と中学校の先生の影響で中学生からはニューミュージックやフォークにハマりました。当時はカセットテープで音楽を聴くのが普通だったので、ミュージックテープを買ってそれを聴いてました。レコードプレイヤーもあったし、ステレオもあったけど、自分の部屋で音楽が聴けないので、レコードよりはテープだったな~。そもそも古いステレオだったのでオープンリールのデッキしかなかったような気がします。
その後は”松田聖子”さんや”中森明菜”さん、ジャニーズ系のアイドルなどのブームもあったりして、友達とお金を出し合ってレコードを借りて、テープにダビングしてもらったりして聴いている日々でしたね。
で、そんな僕は音楽をとにかく聴きたいけど、レコードやテープを買うお金もないのでラジオに夢中になります。NHK-FMとかの番組をチェックして、ラジカセで録音して、それを楽しんでましたね。
その頃はジャンル云々関係なく、とにかく流れる音楽をエアチェック(懐かしい!)しては聴いてた気がします。
そんな僕に衝撃を与えてくれたのがNHK-FMの「サウンドストリート」でDJを務めていた”佐野元春”さんでした。
「Motoharu Radio Show~」って知っている人、ファン以外にどれくらいいるんだろう?
僕が初めて自分でお金を出してレコードを買ったのが”佐野元春”さんの「VISITORS」です。(それまではおねだりして親にミュージックテープを買ってもらってました)
ベスト盤の「No Damage」のテープは親に買ってもらって、『アンジェリーナ』や『ガラスのジェネレーション』や『Someday』が大好きになってたのは勿論ですが、「VISITORS」はFM誌の高い評価にも後押しされて、買ったような記憶があります。
【名曲】 佐野元春 『Someday』
最初は「え、全然曲調違う!」、「ナニコレ?」ってネガティブな印象を持った記憶もあります。でもお小遣いを貯めて買ったし、とにかく聴かなきゃと思い、聴きまくり、気が付けば大好きになったアルバムです。
では全曲レビューをしていきますね。
01.『COMPLICATION SHAKEDOWN』
「★★★★★」。
いやー、たぶん人生で初めて聴いたラップでしたね。「なんじゃこの曲?」って思ったし、こんなの曲じゃない、歌じゃない・・・なんて最初は拒絶反応もあったくらいです。
「★★★★★」。
いやー、たぶん人生で初めて聴いたラップでしたね。「なんじゃこの曲?」って思ったし、こんなの曲じゃない、歌じゃない・・・なんて最初は拒絶反応もあったくらいです。
ちなみにシングルカットもされているんですが、最先端の音楽に触れた感覚は今でも忘れられないし、とにかく衝撃的でした。歌謡曲やニューミュージックやフォークに馴染み深かった自分でしたが、その頃は洋楽にも手を出し始めてましたけどね。
とにかく自分にとっては新しかったし、しゃべるようなVocalにも違和感バリバリでしたね。
そんな僕が聴き込むにつれ、カッコいいって思うように変化したのは、自分で驚きましたけどね。
今となっては何の物珍しさもないかもしれませんが、1984年当時は新鮮でした。
とにかくクールでニューヨークの都会的な冷めた雰囲気が想起されるのがいいですね。音作りも当時にしてはソリッドでアレンジも工夫されていて、35年経った今でも古さは感じません。
うねるリズムとメロディがクセになります。ソウルとデジタルミュージックとラップの融合って感じですかね。個人的には曲のクオリティ云々よりも衝撃度で満点評価にしちゃいました。いやー今聴いても十分カッコいい!
ちなみに本アルバムでは4曲がシングルカットされているのですが、本作は2枚目にシングルカットされてます。
とにかく自分にとっては新しかったし、しゃべるようなVocalにも違和感バリバリでしたね。
そんな僕が聴き込むにつれ、カッコいいって思うように変化したのは、自分で驚きましたけどね。
今となっては何の物珍しさもないかもしれませんが、1984年当時は新鮮でした。
とにかくクールでニューヨークの都会的な冷めた雰囲気が想起されるのがいいですね。音作りも当時にしてはソリッドでアレンジも工夫されていて、35年経った今でも古さは感じません。
うねるリズムとメロディがクセになります。ソウルとデジタルミュージックとラップの融合って感じですかね。個人的には曲のクオリティ云々よりも衝撃度で満点評価にしちゃいました。いやー今聴いても十分カッコいい!
ちなみに本アルバムでは4曲がシングルカットされているのですが、本作は2枚目にシングルカットされてます。
02.『TONIGHT』
「★★★★★」。
映像はちょっと渋すぎるバージョンなので、参考にならないかもしれませんが、とにかく軽快でスピード感のあるお洒落なポップスです。
メロディ展開もかなり美味しくて、僕は大好きな曲ですね。音作りも工夫されていますし、本アルバムでは比較的ストレートな部類で、過去の楽曲の延長線上にある曲でもありますので、好きだって人は多そうな気がします。
それでも最初に聴いたときはオシャレすぎる感じもして、自分好みではない感覚はありましたけどね。
でもやっぱり”佐野”さんの歌唱が良いんだよね~。
「★★★★★」。
映像はちょっと渋すぎるバージョンなので、参考にならないかもしれませんが、とにかく軽快でスピード感のあるお洒落なポップスです。
メロディ展開もかなり美味しくて、僕は大好きな曲ですね。音作りも工夫されていますし、本アルバムでは比較的ストレートな部類で、過去の楽曲の延長線上にある曲でもありますので、好きだって人は多そうな気がします。
それでも最初に聴いたときはオシャレすぎる感じもして、自分好みではない感覚はありましたけどね。
でもやっぱり”佐野”さんの歌唱が良いんだよね~。
ちなみに本アルバムでは先行シングルとしてもリリースされてます。
03.『WILD ON THE STREET』
「★★★★」。
ソウルフルでダンサブルな曲です。
リズムが利いていて、ちょっと”James Brown”あたりを思い出すような黒っぽいR&Bナンバーでノリは良いし、出来も良いと思います。
サビでの歌唱が熱いですね。リズムの音も良いし、コーラスの入れ方もカッコいいっすね。
僕の好みの曲調ではありませんが、日本語でここまでこの時代にやっちゃっているのはやっぱり凄いですね。
「★★★★」。
ソウルフルでダンサブルな曲です。
リズムが利いていて、ちょっと”James Brown”あたりを思い出すような黒っぽいR&Bナンバーでノリは良いし、出来も良いと思います。
サビでの歌唱が熱いですね。リズムの音も良いし、コーラスの入れ方もカッコいいっすね。
僕の好みの曲調ではありませんが、日本語でここまでこの時代にやっちゃっているのはやっぱり凄いですね。
尚、本作はシングルカットされた『COMPLICATION SHAKEDOWN』のカップリング曲でした。
04.『SUNDAY MORNING BLUE』
「★★★★」。
LPではA面ラストとなる哀愁度の高いバラードです。
都会的な洗練した雰囲気のバックトラックの渋さが良い味わいです。
個人的には『情けない週末』とか『グッドバイからはじめよう』のようにグッと来るメロディ展開のほうが好きですけど、こういうのも浸れて良いね。
ラストにかけての展開も面白いですね。
歌詞は”John Lennon”の死がテーマとなっているそうです。
こちらはシングルカットされた『VISITORS』のカップリングでした。
05.『VISITORS』
「★★★★★」。
05.『VISITORS』
「★★★★★」。
アルバムタイトルトラックです。LPではB面の一曲目でしたね。
この曲はスピード感もあるし、メロディも良いし、結構好きでしたね。
”佐野”さんのVocalは冷淡で機械的な質感はあるけど、そのお洒落でウィットな歌詞を紡ぐこともあって、ホッとしたり、グッときたりするのが面白いですね。
本アルバムでは3枚目のシングルカットされてます。
07.『SHAME ー君を汚したのは誰』
「★★★★」。
ライブでのパフォーマンスが話題になった記憶がありますが、僕はライブはアルバムでしか経験してません。
彼のライブは楽曲のアレンジを大幅に変えたりして、それも良いんですよね。『アンジェリーナ』や『Young Bloods』のバラードバージョンとかね。
『HEART BEAT』や『Rock & Roll Night』などのライブの定番曲もあったりして、セットリストの組み方等も様式美っぽい雰囲気もあるんだよね。
話が少し横道に逸れたので、戻しますが、静かなる怒りを表現したこの曲は本作ではやや異質ではありますけど、良い曲だと思いますよ。
尚、本作は先行シングル『TONIGHT』のカップリング曲でした。
彼のライブは楽曲のアレンジを大幅に変えたりして、それも良いんですよね。『アンジェリーナ』や『Young Bloods』のバラードバージョンとかね。
『HEART BEAT』や『Rock & Roll Night』などのライブの定番曲もあったりして、セットリストの組み方等も様式美っぽい雰囲気もあるんだよね。
話が少し横道に逸れたので、戻しますが、静かなる怒りを表現したこの曲は本作ではやや異質ではありますけど、良い曲だと思いますよ。
尚、本作は先行シングル『TONIGHT』のカップリング曲でした。
08.『COME SHINING』
「★★★★」。
これも新鮮だったな~。「R&B」というか黒っぽいリズムに淡白なメロディが乗るだけでループしてる感じなんですけど、そこでエモーショナルなVocalも入ったりで楽しめますね。
こういうノレる曲というのも僕は新鮮に感じてたと思いますね。シンセの使い方もセンス良いね。
シングル『NEW AGE』のカップリング曲でした。
09.『NEW AGE』
「★★★★★」。
応援ソングぽくもあり、メッセージソングのようなムードもあります。
タイトル通り、若者の代弁者的な曲と言っていいでしょう。
”佐野元春”さんの歌唱にロックスピリッツも感じられて、それでいてニューウェイヴっぽい新しさもあって、サビは勿論ですが、ブリッジ以降から、高揚感が出てくるのが好きです。
本アルバムでは一番最後にシングルカットされた曲です。
改めて聴き直しましたが、アレンジも秀逸だし、当時の最高峰のレコーディング技術もあって、今でも十二分に刺激的な音になっていると思います。
トータルコンセプトというか、全体を包み込む都会的な雰囲気が良いですね。
改めて聴き直しましたが、アレンジも秀逸だし、当時の最高峰のレコーディング技術もあって、今でも十二分に刺激的な音になっていると思います。
トータルコンセプトというか、全体を包み込む都会的な雰囲気が良いですね。
今となっては、”松任谷由実”さんや”大瀧詠一”さんや”山下達郎”さんといった「J-Pop」の進化、レベルアップに貢献された方々の音楽も後追いで聴いたりしていていますので、『No Damage』までは多少ロック色はあっても、基本はナイアガラ路線の曲、アルバムだったのかなと捉えることもできますが、そこからオリジナリティのある、新しい音楽性を追求していくターニングポイントとなったのが本作だったように思います。
その後、『Young Bloods』でシングルで初のトップ10ヒットを記録、クリスマスソングの名曲『CHRISTMAS TIME IN BLUE -聖なる夜に口笛吹いて-』をリリース、その後は3枚のシングルリリースから「Café Bohemia」とこの時期くらいが僕が一番ハマってた頃ですね。
カセットブック「ELECTRIC GARDEN」も買った気もするし、今どこにあるのかも分かりませんが・・・。
アルバムで言えば本当に良いなと思えたのは「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」までかな。その後もちょろちょろとは聴いてはいますけどね。
【名曲】 佐野元春&雪村いづみ 『トーキョー・シック』
http://burning.doorblog.jp/archives/48080669.html僕の人生においてのカリスマでもあるし、”ダウンタウン”や”とんねるず”と共演する”佐野元春”さんの姿も楽しんでみてますけどね。
先進的で常に刺激的なロッカー”佐野元春”さんは日本の音楽史を語るうえで外せない人だと思いますので、是非、若い音楽ファンにはしっかり聴いてほしいね。
P,S最初に買うなら彼の初期の代表曲が詰まった「No Damage」をおススメしますが、「VISITORS」だったら、お蔵入りとなった『CONFUSION』も聴けるDELUXE EDITIONが良いと思いますが、入手が厳しいかもね。