特集記事

【特集】 Crazy Ken Band 「好きなんだよ」

2021年9月8日にリリースされた”Crazy Ken Band”の初のカバーアルバム「好きなんだよ」が素晴らしい出来です。

CKB

以前も記事に書いてますが、”Crazy Ken Band”は大好きなんですよね~。

”Crazy Ken”こと、”横山剣”さん関連の楽曲について、3曲も名曲レビューを書いちゃってます。

【名曲】 Crazy Ken Band 『ガールフレンド』
http://burning.doorblog.jp/archives/44089242.html



【名曲】 CRAZY KEN BAND 『クリスマスなんて大嫌い!! なんちゃって♥』
http://burning.doorblog.jp/archives/51284999.html



【名曲】 クールスRC 『シンデレラ・リバティ』
http://burning.doorblog.jp/archives/48137593.html



若かりし頃の”剣”さんが愛おしいけど、声もVocalも今と変わんないのが凄いな~。ホント名曲。

ホントに凄まじい数の名曲を持つバンドなので、曲単位では整理つかないので、アルバム単位でオススメすると「グランツーリズモ」か「Brown Metallic」かな? 初期のアルバムは名盤揃いですので、是非、聴いて欲しいバンドですね。(特に昭和世代の皆様にこの熟成したワインのような奥深い音楽に浸って欲しいね)

ちなみに僕の一押しはDVDの「CRAZY KEN BAND LIVE AT STUDIO COAST」です。
(↓ 上記のDVD映像とは違いますが、前説~『美人』~”Crazy Ken”登場からの『香港グランプリ』の流れはホントにヤバいし、”ライムスター”の共演も楽しい)



『GT』はこのDVDに収録されている動画がありました。



さて、今回のカバーアルバムには下記の曲が収録されています。

01.モンロー・ウォーク(南佳孝)
02.ルビーの指環(寺尾聰)
03.プラスティック・ラブ(竹内まりや)
04.DOWN TOWN(シュガー・ベイブ)
05.冬のリヴィエラ(森進一)
06.eye catch * Kokoro kara kimiwo
07.スカイレストラン(ハイ・ファイ・セット)
08.やさしさに包まれたなら(荒井由実)
09.接吻-kiss-(ORIGINAL LOVE)
10.時間よ止まれ(矢沢永吉)
11.夏のクラクション(稲垣潤一)
12.eye catch *Aishiteruyo
13.最後の雨(中西保志)
14.雨に泣いてる(柳ジョージ&レイニーウッド)
15.横須賀ストーリー(山口百恵)
16.よこはま・たそがれ(五木ひろし)
17.空港(テレサ・テン)
18.難破船(加藤登紀子、中森明菜)
19.eye catch * Motto yokumisete
20.アフリカ象とインド象(朱里エイコ)
21.あまい囁き(中村晃子)

↓ アルバムのティーザー動画もありました。



いかにもって感じの『横須賀ストーリー』、『よこはま・たそがれ』は想定内の選曲でしたが、最近(と言っても90年代)の曲もカバーされていて、興味深く聴かせてもらいました。

ちなみに僕が名曲レビューで取り上げているのは『雨に泣いてる』のみでした。

【名曲】 柳ジョージ&レイニー・ウッド 『雨に泣いてる…』
http://burning.doorblog.jp/archives/46829256.html

でも1、4、5、9、11あたりは名曲レビューの候補ですので、ホントに素晴らしい楽曲のオンパレードです。

特に驚いたのは”剣”さんのイメージと違う『最後の雨』、『夏のクラクション』、『難破船』あたりですかね。まあ、「AOR」系はお手の物だし・・・でも”明菜”さんのカバーはやっぱり意外、しかも”おトキさん”作の『難破船』とは渋い選曲ですね。

割と原曲に忠実なアレンジなのも聴きやすいし、気が付けば何度もリピートしちゃってますね。

最近、昭和のリバイバルブームで昭和歌謡が若い人に聴かれたりしているみたいですが、是非、本作を聴いて欲しいですね。

本作で”CKB”に興味を持った、あなたは是非、オリジナルも聴いてみてください! 絶対後悔させませんよ。

流石、「東洋一のサウンドマシーン」!

好きなんだよ (初回限定盤)(DVD付)
クレイジーケンバンド
Universal Music
2021-09-08


好きなんだよ (初回限定盤)(Blu-Ray付)
クレイジーケンバンド
Universal Music
2021-09-08


好きなんだよ (通常盤)
クレイジーケンバンド
Universal Music
2021-09-08


CRAZY KEN BAND LIVE AT STUDIO COAST [DVD]
Rhymester
サブスタンス
2004-03-03


【特集】 「井上陽水トリビュート」

今回は”玉置浩二”さんのベストアルバム以来となる特集記事ですね。

【特集】 玉置浩二 「ALL TIME BEST」
http://burning.doorblog.jp/archives/50206513.html

【名曲】 玉置浩二 『メロディー』
http://burning.doorblog.jp/archives/54062021.html

最近、個人的にハマっている「井上陽水トリビュート」を紹介します。

井上陽水トリビュート

”井上陽水”さんについては、個人的には説明不要かと思いますが、世代間ギャップも大きくなっているので、一応説明しておきます。

1969年に”アンドレ・カンドレ”でデビュー、1972年に”井上陽水”に改名し、1973年の3rd Single『夢の中へ』がヒット、同年リリースの3rd Album「氷の世界」が2年連続オリコン年間チャート1位を記録し、日本初のミリオンセールスを記録。

70年代、80年代、90年代とそれぞれヒットを飛ばしており、楽曲も味わい深いフォークソングから洗練されたポップスへ変化していきます。

また自身の楽曲のみならず、”中森明菜”、”安全地帯”、”PUFFY”等へ提供した楽曲もその年を代表する大ヒットを記録してますし、日本の音楽界に多大なる貢献をしているトップアーティストの一人ですね。







2018年に久々にリリースした『Care』も最高でしたね。



【名曲】 井上陽水 『Make-up Shadow』

【名曲】 井上陽水・安全地帯 『夏の終わりのハーモニー』
【ひとこと】 井上陽水の新曲『care』が素晴らしすぎる件
http://burning.doorblog.jp/archives/52285108.html

”井上陽水”さんのトリビュートアルバムは2004年にも「YOSUI TRIBUTE」がリリースされていますので、今回で2枚目となります。(個人的には2枚目でも少ない感じがします)

軽めに全曲レビューをしていきますね。

尚、下記の動画で全15曲をダイジェストでチェックできるので、こちらも参考に。



01.『Make-up Shadow』ヨルシカ

僕も大好きな曲です。名曲レビューでも取り上げた”陽水”さんの90年代を代表する名曲です。

アコースティックギターの音色が良いね。温かみのある生っぽい音作りが良いし、不協和音ぽい感じで詰め込まれている音の遊びやピッチを微妙に変えていたりするのが、この曲独自のエロティックさやトリップ感がより際立っていて最高です。

曲自体も好きなんだけど、このカバーは必聴でお願いしたいね。

って、”ヨルシカ”って何者??? 結構良いセンスしてるね。

02.『夢の中へ』槇原敬之

70年代の日本のフォーク/ニューミュージックを代表する名曲であり、超有名曲です。たくさんのアーティストがカバーしているし、J-Popのエバーグリーンですよね。

昔のラジオ? レコード?のようなノイズ、音の悪さを表現した1番から、一気に現代風ポップになる仕掛けは僕にはあんまりピンと来なかったな。

マッキー、気合が入ってるのは分かるけど、ちと考え過ぎじゃない? 聴き込めば慣れるのかな?

03.『飾りじゃないのよ 涙は』King Gnu

今回のアルバムのベストトラックかもしれません。元々ダークでロックっぽいテイストのある曲なので、絶対に合うと思ってましたが、これはヤバイ仕上がりです。

原曲を越えちゃってるかもしれませんね? ピッチも抑えて、強弱もつけず淡々と進行させる一方で、バックの音は色々と足していて、その音がいちいち味わい深くてね。彼らなりのプログレテイストのロックミュージックに仕上げているのは凄いです。

流石”King Gnu”ですね。バンドとしての勢いを感じます。

04.『ワインレッドの心』椎名林檎

完全に”林檎”さんの世界観に持っていったカバーですね。

原曲より豪華で淫靡というんでしょうか、アコーディオンやウッドベースなんかの音を派手に使いながら、全体的にジャジーな仕上がりしているのも良いけど、何といっても聴きどころは”林檎”さんのVocalだね。

”井上陽水”さん、”玉置浩二”さんとも違う、独自の世界がここにあります。これも必聴ね。

05.『少年時代』宇多田ヒカル

日本を代表する歌姫の作品であり、しかも日本人全員が知っているであろう名曲ですね。良い曲だとは思いますが、僕自身はそこまで評価している曲ではありません。

非常にシンプルなアレンジでストリングスと彼女の声しか聴こえてきません。想定内ですが、好きな人は好きなんじゃないかな? ”宇多田ヒカル”そのものって感じ。

06.『女神』ウルフルズ

「ブラタモリ」のオープニングに採用されたカップリング曲ですね。なかなか渋い選曲です。しかし、彼らはカバー上手いね。

こういう風に良い曲を新たに発見できるのもカバーアルバムの良さだね。

07.『クレイジーラブ』田島貴男(ORIGINAL LOVE)

このカバーも良いね。

原曲はそんなにブルーズっぽくないんだけど、うねりが凄いです。

”田島貴男”さんのVocalが乗るとホントにこの人の曲になっちゃうのが凄いね。

08.『リバーサイド ホテル』福山雅治

超有名曲ですね。

”福山”さんがカバーするのはメジャー曲ばっかりだよね。聴くとカラオケっぽい感じになっちゃうけど、それも個性なのかもね。

アレンジはアコースティックで仕上げてますが、さほど面白みはないです。

09.『Pi Po Pa』細野晴臣

1990年発表の13th Album「ハンサムボーイ」のオープニングを飾る曲ですね。そのオリジナルでも”細野晴臣”さんがアレンジに関わっておられます。

結構良い曲かも・・・。テクノっぽいのも”陽水”さん合うね。

こちらが”細野晴臣”さんのコメントです。

今回は呼びかけていただき、喜んでミックスしました。元々「Pi Po Pa」でどのように参加したのか、随分昔のことなので記憶が曖昧だったこともあり、敢えてオリジナル音源を聞かずに今の気分で音を活性化してみました。同じ50周年を迎える数少ない同胞であり、お互い養生して音楽の道を歩みましょう。

10.『東へ西へ』iri

”陽水”さんの初期の代表曲ですね。

”本木雅弘”さんがカバーしてリバイバルヒットさせたのも懐かしいですね。



女性シンガーソングライター”iri”のカバーはまあ普通の出来って感じです。

11.『Just Fit』SIX LOUNGE

元々、”沢田研二”さんへの提供曲ですね。1992年リリースのセルフカバーアルバム「ガイドのいない夜」に”陽水”さんのバージョンが収録されてます。

”沢田研二”さんの1982年発表の18th Album「MIS CAST」はなんと全曲”陽水”さんが手掛けているんですけど、『背中まで45分』とか、「らしい」曲ですよね。

原曲を知らないのですが、完全にガレージロックっぽい感じになっていて、単純にカッコいいっす。仕上がりが良すぎて、逆に原曲を聴いてみようという気になります。

12.『カナリア』斉藤和義

1982年発表の10th Album「LION & PELICAN」に収録されている有名曲です。ベストアルバムにも結構な頻度で収録されてますね。この時期の”陽水”さんの曲も良いんだよね。「ジャパニーズAOR」っぽい雰囲気がたまんないですね。

アコースティックで入りの「カナリア」のアクセントをフェイクを入れずにシンプルにしているのが彼っぽいね。

13.『ダンスはうまく踊れない』オルケスタ・デ・ラ・ルス

これは意外なカバーですよね。

ひたすら暗いイメージの曲なんですが、サルサバンドの”オルケスタ・デ・ラ・ルス”がどう仕上げるか楽しみでも、不安でもあったんですけどね。

完全に明るい曲に仕上がっていて、凄いですね。でもあんまり好みではないですね。

14.『傘がない』ACIDMAN

これも意外というか、”陽水”さんと”ACIDMAN”が繋がらなかったんですよね~。しかもフォーク時代の名曲をカバーというのも凄いね。

シンガロング出来そうなロッカバラードになっていて、原曲の情念みたいなものも残っていて、悪くないですね。

若い人に聴いて欲しいな。(そのうえで原曲を聴いて欲しい)

15.『最後のニュース』KREVA
 
これも意外な組み合わせですね。

”KREVA”はフォークとか興味なさそうな感じがするんですけどね・・・。

曲はフォーク時代の曲ではなく、1989年リリースの31th Single『最後のニュース』でしたね。

「筑紫哲也 NEWS23」のオープニングテーマにも採用された(故”筑紫哲也”さんから”陽水”さんに直談判して作ってもらったそうです)”陽水”さんの曲の中でもメッセージ色の強い曲ですね。

こちらも流石の仕上がりですね。

”井上陽水”を知っている人も知らない人も是非、聴いてみて欲しいな。

P.S.まずは、一回ダイジェスト版を聴いて欲しいね。

井上陽水トリビュート
ヴァリアス・アーティスト
Universal Music =music=
2019-11-27




【特集】 玉置浩二 「ALL TIME BEST」

久々のアルバムレビューでしかも昨年の8月の”ORANGE RANGE"の「縁盤」以来となる特集記事です。

”玉置浩二”の2017年発表のベストアルバム「ALL TIME BEST」を紹介します。

玉置浩二 「ALL TIME BEST」


僕にとっての”玉置浩二”さんといえば、やはりファーストインパクトの大きさもあって、”安全地帯”の印象が強いです。

とはいえ、ソロキャリアもかなり積んでこられていて、ソロとしてのベストアルバムも8枚目になるんですねえ。ツアーも精力的に行ってますし、他アーティストへの楽曲提供もコンスタントにされていて、本当に凄いね。でもまだ”安全地帯”も”玉置浩二”さんもレビューで取り上げてないんですよね。

あ、一回あるか・・・。

【ひとこと】 玉置浩二33年目の新境地~フルオーケストラと夢の競演~
http://burning.doorblog.jp/archives/45494243.html

その際の記事にも書きましたが、下記の通り、多くのミュージシャンから絶賛を受けている、「J-Pop」シーンにおいて、間違いなく主役の一人である本当に凄い歌手で音楽家だと思います。

”桜井和寿”(Mr.Children)「天才であり最も尊敬するミュージシャンの一人」

”黒田俊介”(コブクロ)「日本一歌が上手い」

”水野良樹”(いきものがかり)「自らの音楽活動が玉置のそれに多大な影響を受けたものである」

”山下達郎”「日本で最も過小評価されているミュージシャン」

(「玉置浩二33年目の新境地~フルオーケストラと夢の競演~」記事の一部抜粋)

では収録曲ですね。

<Disc1>
01.All I Do
02. キ・ツ・イ
03. 氷点
04. I'm Dandy
05. 行かないで
06. コール
07. 元気な町
08. LOVE SONG
09. STAR
10. メロディー
11. 田園
12. MR.LONELY

<Disc2>
01. ルーキー
02. HAPPY BIRTHDAY ~愛が生まれた~
03. 虹色だった
04. aibo
05. このリズムで
06. しあわせのランプ
07. 愛されたいだけさ
08. いつもどこかで
09. プレゼント
10. Lion
11. 惑星
12. 純情
13. サーチライト

シングルが全曲収録されていて、さほど凝った選曲ではありませんが、デジタルリマスターということもあって、購入したんですよね。(実は”安全地帯”も買いました、何枚目のベストかな?)

彼の楽曲は本当に素晴らしい曲が多すぎて選べないんですよね。

特に僕が愛おしくて堪らない、人生に深く刻み込まれている、名曲2曲が『メロディー』と『田園』ですね。(あまりにも好きすぎて、本当に選べない)

J-Pop史上最強レベルのメロディーを持つ『メロディー』。



独特のポップセンスが強烈なピカイチの完成度を誇る名曲『田園』。



その他の楽曲も聴きどころがあって、本当にクオリティ高いんですよねえ。

若い音楽ファンには特に彼の音楽の素晴らしさを知ってほしいな。彼の超絶的な歌唱力は勿論ですが、才能あふれるソングライティングを是非、味わってもらいたいな。

P.S.他アーティストへの提供曲のセルフカバーアルバム「Offer Music Box」もオススメ!

ALL TIME BEST
玉置 浩二
ソニー・ミュージックダイレクト
2017-05-31


ALL TIME BEST
安全地帯
Universal Music =music=
2017-05-31






Offer Music Box
玉置浩二
SMD itaku (music)
2012-10-24


【特集】 ORANGE RANGE 「縁盤」

ORANGE RANGE 『縁盤』

15周年記念となる”ORANGE RANGE”のコラボベストアルバム「縁盤」(えんばん)がリリースされましたね。

”ORANGE RANGE”と「縁(ゆかり)」のあるアーティストとコラボをし、ベスト選曲で全曲をリアレンジしているのもファンには嬉しいね。

ORANGE RANGE 15th ANNIVERSARY 特別HP
https://orangerange.com/15th/



久しぶりに音楽特番で出演してくれたのも嬉しかったけど、”ORANGE RANGE”が再評価されているのは素直に嬉しいですね。

彼らは「ミクスチャーロック」のジャンルで語られる音楽性を持っているけど、その幅がかなり広くて、それぞれの音楽ジャンルに対する造詣や愛情が深くて、結構レベルは高いと思ってます。

『上海ハニー』とか『ロコモーション』とかの勢い一発のポップソングの印象も強いんでしょうけど、、ビジュアル面でも「ちゃらい」感じの若い兄ちゃん達で、言われもない批判を受けてましたね。でも僕は音楽性の高さは勿論ですけど、メロディの良さ、アレンジの面白さを含め、結構好きです。

名曲レビューで『イケナイ太陽』をピックアップしたけど、他にも一杯好きな曲があるんですけどね。



【名曲】 ORANGE RANGE 『イケナイ太陽』
http://burning.doorblog.jp/archives/45625636.html

<収録曲>

01. キリキリマイ / ORANGE RANGE×ORANGE RANGE
02. 以心電信 / ORANGE RANGE×MONGOL800
03. キズナ / ORANGE RANGE×来生たかお
04. Walk on / ORANGE RANGE×よなは徹 with リュウグウノツカイ
05. GOD69 / ORANGE RANGE×岡峰光舟(THE BACK HORN)、有松益男(BACK DROP BOMB)、男鹿 なまはげ太鼓
06. ウトゥルサヌ / ORANGE RANGE×高橋幸宏 with リュウグウノツカイ
07. SUSHI食べたい feat. ソイソース / ORANGE RANGE×Sugar's Campaign
08. 鬼ゴロシ / ORANGE RANGE×SASSY(INKT)
09. チャンピオーネ / ORANGE RANGE×山内中学校吹奏楽部
10. Иatural Pop / ORANGE RANGE×Kuboty(TOTALFAT) with リュウグウノツカイ
11. 花 / ORANGE RANGE×K
12. one / ORANGE RANGE×山元タイム、ふじ幼稚園
13. SP Thanx / ORANGE RANGE×You with 安次嶺希和子
14. Silent Night / ORANGE RANGE×琉球國祭り太鼓, ARIA with 安次嶺希和子
15. ここにいるよ / ORANGE RANGE×シライシ紗トリ

やっぱり『キリキリマイ』はカッコイイね。



新しいバージョンはよりオーガニックな感じのアレンジですけど、楽しめますね。

『以心電信』もなかなかのレベルの曲ですよ。トコトンキャッチーだけどね。

名曲レビューでも書いたけど、『チャンピオーネ』のメロディラインなんかは秀逸だよ。



『花』も良いけど、『キズナ』のような徹底的にメロウな曲でも勝負できるのも凄いよね。



ハードロック、パンク、ダンスミュージック、ヒップホップ、ラップなど、徹頭徹尾ハードな曲からキャッチーでダンサブルでさえあるポップソング、感動的なバラード、・・・とこれだけの幅広い音楽性でクオリティの高い楽曲を供給してくれるバンドって、国内だと”Dragon Ash”くらいじゃない?

爆発的な人気が出て、少し露出を控えていたのも良い感じでバランスが取れてきたと思うし、再ブレイクを果たして、「J-Pop」、「J-Rock」の頂点に君臨して欲しいな。

僕は彼らにはそれが可能だと思っているし、期待したいね。今の若い人たちの反応が知りたいな。

P.S.『縁盤』は”ORANGE RANGE”初心者にもファンにもオススメだね! ジャケも良いね。

縁盤 (完全生産限定盤)
ORANGE RANGE
ビクターエンタテインメント
2016-07-20




縁盤
ORANGE RANGE
ビクターエンタテインメント
2016-07-20

【特集】 快挙! BABYMETAL 「Metal Resistance」 Billboard 39位!

babymetal_cdimage

やったね! 凄いね。アメリカ市場での「HM/HR」自体の不振もあって、そんなにチャートアクションには期待してなかったんですけどね。やりましたね。いやー本当に凄いよ。

随分前に”ONE OK ROCK”の記事を書いた際にBillboard Chartでの日本人アーティストの成績や全米制覇への夢を書いたんですけど、アルバムでのチャートインは凄いですよ。

【名曲】 ONE OK ROCK 『Deeper Deeper』
http://burning.doorblog.jp/archives/44278543.html

Yahoo!ニュース等でも”坂本九”のアルバム以来の快挙って書いてますけど、「Sukiyaki and Other Japanese Hits」は14位を記録していますが、シングル『Sukiyaki(上を向いて歩こう)』が「Hot 100」で1位を獲得しての成績ですからね。”BABYMETAL”はシングルリリースもしてませんからね。(イギリスで『ギミチョコ!!』を配信限定シングルでリリースしてたくらい?)単純に比較は難しいですよね。

「HM/HR」でアメリカ、ヨーロッパでも知名度の高い”LOUDNESS”でもアルバムでは2枚チャートインさせていますが、最高は「Lightning Strikes」の64位ですからね。

特に2000年代以降は厳しくて、”UTADA(宇多田ヒカル)”の『This Is The One』が69位くらいですからね。

いやー本当に凄いね。前作「BABYMETAL」も良かったけど、今回のアルバムも同じ路線ですけど、前半5曲の流れが凄くて、感動しました。発売日に買って以来、愛聴してますけど、既に”BABYMETAL”はレビュー済なので、特集記事としてレビューしたいと思いますね。

【名曲】 BABYMETAL 『ヘドバンギャー!!』
http://burning.doorblog.jp/archives/44772286.html

01.『Road of Resistance』 ★★★★★

”Dragonforce”の”Sam Totman”と”Herman Li”が参加したことでも知られるスピードメタル曲ですね。正直、”BABYMETAL”はアイドルとHMの融合がテーマのバンドであり、『ヘドバンギャー!!』はその最高峰の楽曲だと思い、レビューしたんですけどね。

パロディ要素はあるものの、『メギツネ』のような「HM/HR」のフィールドで語られるべき曲は”BABYMETAL”にとっては本流ではないと思ってましたが、『Road of Resistance』のカッコ良さには参りましたね。

スピード感なども”Dragonforce”っぽいよね。でもメロディもキャッチーで”SU-METAL”の歌唱は”Michael Kiske”のような余裕すら感じますね。本当にこの歌唱力は凄いね。

ここ数年で聴いた海外を含む、スピードメタル、メロディックパワーメタルの数多の楽曲の中でもトップクラスの大名曲ですね。文句なしです。

【名曲】 Dragonforce 『Through The Fire And Flames』
http://burning.doorblog.jp/archives/45530311.html

02.『KARATE』 ★★★★

露骨に海外戦略を意識した曲ですね。あんまり印象が良くなかったのですが、「イヤイヤ」・・・メチャクチャ良い曲ですよ。かなり重めのリフとリズムなんですけど、サビはキャッチーで曲の展開も良い感じで構成されていて、本当に素晴らしいですよ。どうせならシングルカットして、「Billboard Hot 100」でもチャートインして欲しいね。海外のファンがこの振り付けしながら「そいやー」とか言ってたら、感動するだろうなあ。「★★★★★」評価でも良かったかも・・・。

03.『あわだまフィーバー』 ★★★★

僕のイメージする”BABYMETAL”らしい曲ですね。『ギミチョコ!!』を思い出しますね。クレジットを見たら、案の定、『ギミチョコ!!』の作曲者で”The Mad Capsule Markets”の”上田剛士”さんの作曲でしたね。ポップさとのバランスが素晴らしいですね。僕がメタル耳なのかもしれませんが、この音像で、これだけキャッチーに仕上げているのは本当に凄いですよね。これも「★★★★★」評価でも良かったかも・・・。

【名曲】 The Mad Capsule Markets 『Scary -Delete Streamin' Freq. From Fear Side-』
http://burning.doorblog.jp/archives/46284825.html

04.『ヤバッ!』 ★★★★

これも”BABYMETAL”らしい曲ですね。「パリラ~パリラ~」・・・解説するのもバカらしくなるくらい、ノリの良いキャッチーさが爆発してますね。これだけ最初から畳み掛けられるアルバムってそんなにないよ! 本当に凄いね。

05.『Amore - 蒼星 -』 ★★★★★

”SU-METAL”のソロ曲ですね。バラードっぽい始まりでその後、その哀愁漂うメロディが疾走していき、スピードメタルに展開していきますが、この曲は個人的には『Road of Resistance』より好みかも・・・。とにかくメロディが最高です。ギターもメロディアスなフレーズが炸裂しまくってますね。(どこかで聴いたことのあるフレーズなんですけど、思い出せない・・・)

まあ、文句なしで「★★★★★」で良いでしょう。しかし、”SU-METAL”の歌唱はエグイね。過去の歴代女性HM/HRボーカリストの中でもトップクラスに扇情的ですね。

06.『META!メタ太郎』 ★★

完全に「ウルトラマン」のテーマを意識したスタートで軍歌っぽいフレーズで混沌とした曲ですね。バックの「Metal」のコーラスが笑いを誘います。まあ、01~05の流れが強烈だったので、少し休憩って感じもしましたけどね。僕にはそんなにピンと来なかったな。ネタというか、お遊びっぽい曲だし、マジメに解説するのがバカらしいね。

07.『シンコペーション』 ★

やや大仰でスケールの大きい壮大なメロディが浮遊する感じですね。最初はデジタルポップっぽい無機質な歌い方ですが、徐々に感情が乗ってきますが、あまり盛り上がらずに終わっちゃいましたね。ちょっとツマンナイかな。別に収録しなくても良かったんじゃない?

08.『GJ!』 ★

”YUIMETAL”と”MOAMETAL”のラップっぽいメタルナンバー。まさにアイドルって感じの声が可愛いですけどね。うーん、サビで少し盛り返しますけど、個人的には眠いです。3分弱と短いのが救いです。

09.『Sis. Anger』 ★★

”Metallica”から文句も出そうな大胆なタイトルですね。こちらも『GJ!』同様に”YUIMETAL”と”MOAMETAL”のユニット曲ですね。僕は「St.Anger」から”Metallica”に興味を失いつつあったんですけどね・・・。バックの演奏がカッコイイので、「★★」にしましたけどね。

まあ、ラーズやジェイムズはゲラゲラ笑ってそうだけどね。どうせなら、”Metallica”の前座とかでライブすりゃあ良いのにね。

10.『NO RAIN, NO RAINBOW』 ★★★★

”SU-METAL”のソロです。出だしはややフォークの要素が入った「J-Pop」っぽいバラードかなと思ってましたけど、サビあたりから「HM/HR」のパワーバラードっぽい展開になりましたけど、意識しているのは初期の”Judas Priest”あたりのバラードナンバーかな? もの悲しさをうまく表現しているのは良いよね。ツインギターソロが超絶カッコイイね。01~05までのテンションが少し復活しましたね。こういう曲では、もう少し表現力が欲しい感じもしましたけどね。

11.『Tales of The Destinies』 ★★★

かなりプログレッシブな曲です。複雑な展開で予定調和感が全く無いメロディ、リズムとかなりヘンな曲なんですけど、サビに入ると一気に普通のスピードメタルになります。なかなかカッコイイですけど、アレンジ含め、かなり混沌とした印象ですね。慣れてくると、そこがフックになってくるのかもしれませんが、今の段階ではヘンテコって印象のほうが強くて、ちょっとやり過ぎじゃないってイメージです。でも面白い曲ですし、そんなに嫌いじゃないです。

しかし、ライブでこんな曲、演奏できるのかな?

12.『THE ONE』 ★★

スペーシーな雰囲気のあるミディアムテンポの楽曲。ラストに相応しい感じの曲ですけど、メロディがツマンナイですね。うーん、個人的にはテンションが下がっちゃったな。

個人的には前半5曲で終了してくれたら、最高でしたけどね。06以降はどんどんテンションが落ちちゃったな。

先輩の”Dragonforce”じゃないけど、考えすぎずに”BABYMETAL”独自の「HM/HR」を貫いて欲しいですね。まあ、「HM/HR」の枠に収まっていて欲しいという僕の勝手な想いを飛び越しちゃっているのかもしれませんけどね。

ファンはどうなんでしょうかね。高評価が多いようで、僕の意見は少数派っぽいね。個人的には「まだこんなもんじゃないでしょ」って思うので、まだまだ伸び続けて、想像も出来ないステージまで駆け上がって欲しいね。

しかし日本の音楽界、「HM/HR」界においても久しぶりに良いニュースだね。

P.S.”欅坂46”の『サイレントマジョリティー』のヒットもそうだけど、2016年はニュースターが「J-Pop」の歴史を揺るがしてくれそうだね。後は”清竜人”の本格ブレイクと”星野源”の次作にも期待したいね。日本の音楽シーンが面白くなってきたし、時代が変わりそうだね。



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