全曲レビュー

【欅坂46】 全曲レビュー⑧~『ガラスを割れ!』

さあ、いよいよ6th Singleです。

2017年は”欅坂46”の年だったと言えるかもしれませんね。「Japan Billboard Chart」の年間TOP10に3曲ランクインさせたことはトンデモナイ快挙です。

2017年の末には「レコ大」にも初ノミネートされ、二度目の出場となった「紅白」では過呼吸を起こし、倒れるメンバーも相次ぐ、ド迫力の衝撃パフォーマンスが世間の話題にもなりましたね。その後は体調を崩すメンバーも出たりで、武道館公演は妹分の”ひらがな”に譲る形になり、”けやき坂46”は武道館3Daysを成功させ、アルバムリリースも決定し、結果的に話題は途切れることはありませんでした。そんな中で本シングルのリリースは予想に反し、概ねスケジュール通りで進んだ印象です。 

それでも新曲のお披露目となる音楽番組では、いまだにセンター”平手”が姿を見せることもなく、まさかの2nd Anniversary Liveにも不参加表明という相変わらず不安定な状況です(運営は何かコメントしないの?)が、シングルセールスは過去最高どころか、実売ミリオンを完全に射程圏に入れ、グループとしての勢いは絶好調を維持しています。

でもシングル自体の出来には関係ないですからね。しっかりレビューしていきたいと思います。

読者の方にリクエストも頂いたので、少しフライングで記事も書きましたが、聴き込んだ結果、さてどうなったでしょうかね?

【欅坂46】 6th Single『ガラスを割れ!』について
http://burning.doorblog.jp/archives/51566334.html

ちなみにAMAZONから発売日に全タイプが届いていましたが、出張続きで聴き込みできず、昨日の晩からヘビロテして記事を書きました。

恒例の特典写真はひらがな一期生の”佐々木久美”、”東村芽依”が2枚、更にひらがな”二期生の”丹生明里”とひらがなだらけでした。改めて見ると”芽依”ちゃんカワイイな~。

ではレビューいきましょう!

6th Single『ガラスを割れ!』(2018年)

ガラスを割れ!×4

『ガラスを割れ!』(表題曲)

「★★★★」



大型タイアップがつき、「NTTドコモ」のCMでもバリバリ流れている表題曲ですね。昨日は出張で名古屋でしたが、地下鉄の構内ではドコモの”平手”と”ねる”のポスターだらけで驚きましたよ。

肝心の曲の評価ですが、スピード感のあるロックテイストの曲で、ノリも良いし、メロディもかなりキャッチーです。前述の記事ではメロディが薄味なので個人的には今ひとつの印象なんて書いてますけど、音源で聴く限りは音の軽さはそこまででもないし、聴き込むと”APAZZI”さんのアレンジはキラキラしていて、面白いし、好印象です。特に二番でのベースの音を重ねて重厚感を出しているのはカッコいいです。ギターソロも良いよね。

作曲を手掛けたのは”前迫潤哉、Yasutaka:Ishio”で坂道シリーズでは”乃木坂46”の個人的大名曲『急斜面』、『Another Ghost』、”欅坂46”の『W-KEYAKIZAKAの詩』を手掛けられていますね。







評価は「★★★★」にしておきます。「i-tunes」で聴き込んでいる時に、並びで前シングルの『風に吹かれても』が流れてきたんだけど、それに比べるとちと弱いかなと思い、「★★★★」としました。

ライブではかなり盛り上がるとは思うんだけどね。歌詞の世界観はまさしく”欅坂46”らしさ抜群だしね。

MVも文句なしにカッコいいんだけど、先日の「けやかけ」の”ベッキー”の言葉のせいで”小池”のアイドルフェイスが気になって仕方ない・・・。でも”小池”だけ言われるのは可哀想な感じもするけどね。

ライブではスタンドマイクを使ってのパフォーマンスも観てみたいな!

『もう森へ帰ろうか?』(全タイプ収録)

「★★★★」。



表題曲以上に彼女たちらしい曲かもしれません。5th Single収録の『避雷針』っぽいムードもある、ダークでクールなカッコいい系の曲ですけど、最初の入りが『東京タワー~』に似てる感じがちょっと・・・と思ったけど、それでも手ごたえのある楽曲ですね。メロディも良いし、サウンドも素晴らしいし、文句なしです。

しかし緻密な音作りだねえ。

作・編曲は”河原健介”さんですね。詳細は良くわかりませんけどね。今後もチェックが必要な作曲家さんでしょう。

MVの世界観も独特だよね。フリも変わってるけど、映像は全体的にはホラーっぽい雰囲気もあって狂気すら感じる作りだけど、メンバーの無機質な表情もなかなか面白いけどね。結構好きです。

『夜明けの孤独』(Type-A収録)

「★★★」。


 
”欅坂46”の絶対的センター”平手友梨奈”のソロですね。メロディも悪くないし、質の高いバラードですけど、僕の心にはそこまで響いてこなかったな。

”乃木坂46”の『何度目の青空か?』での作曲が有名な”川浦正大”さんの作・編曲ですね。”欅坂46”では『ひらがなけやき』も彼の作品ですね。48グループでも多くの楽曲を提供されています。

こちらも更に聴き込むと味わいが増しそうかな。「★★★★」でも良かったかな?

『イマニミテイロ』(Type-B収録)

「★★★★」。



”けやき坂46”一期生による楽曲です。ライブでも披露されていますが、改めてフルサイズで聴くと哀愁タップリのメロディが楽しめる良い曲だと思います。”美鈴”がセンターというのも個人的には嬉しいな。彼女の声の魅力がちゃんと出ているのも良いんじゃないかな?

結構汚い、下品な言葉を使っている歌詞だけど、メロディは優しさに溢れていて、独特の世界観ですねえ。表題曲でも十分いける素晴らしい楽曲じゃないですかね。

こちらの作曲は表題曲と同じ”前迫潤哉、Yasutaka:Ishio”ですね。本シングルでは大活躍ですね。アレンジも”Yasutaka:Ishio”が手掛けていますね。

個人的にはかなり好きなタイプの曲なので「★★★★★」でも良かったかもね。

『ゼンマイ仕掛けの夢』(Type-C収録)

「★★★★」



”ゆいちゃんず”の通算5曲目の楽曲ですね。僕が”ゆいちゃんず”で一番好きな『チューニング』と比べるとやや落ちるけど、メロディラインはかなり良い線いっているんじゃないかな? 歌詞もいかにもの学生っぽい雰囲気があって、より70年代のフォークに近い作りになっているように思います。

敢えて古臭さを出しているのがあざとく見えるけど、若い音楽ファンには新鮮なのかもしれませんね。しかし、”秋元康”さんは本作ではいろいろとチャレンジしているなあ。

作曲はソニー所属の”山本加津彦”さんですね。坂道シリーズでは”乃木坂46”の名曲『せっかちなかたつむり』以来ですね。僕も大好きな作曲家の方で”福井舞”さんの『アイのうた』は本当に素晴らしい名曲だよね。

【乃木坂46】 「名曲アルバム」⑰ 『せっかちなかたつむり』
http://burning.doorblog.jp/archives/51282914.html

【名曲】 福井舞 『アイのうた』

アレンジはお馴染みの”野中"まさ"雄一”さんですね。相変わらず手堅くも、センスあるアレンジでいい仕事をされてますよねえ。

これも味わい深い、良い曲だねえ。

『バスルームトラベル』(Type-D収録)

「★★★★★」。



”尾関梨香”、”小池美波”、”長濱ねる”というメンツの新ユニット曲です。これがかなり良い出来なんだよね。現代っぽい、一筋縄でいかない感じのアイドルポップで相当クオリティ高くて、かなり愛聴してます。

サビ前のところが『今、話したい誰かがいる』っぽいメロディなのがちょこっと気になったけど、良い曲ですね。”ねる”の『100年待てば』は80年代、90年代を意識した王道アイドルっぽい名曲だったけど、これはまた違う形のアイドルポップの名曲だよねえ。

声の可愛さも抜群だけど、このMVはザ・アイドルって感じで”欅坂46”では珍しいよね。この路線は継続しても良いんじゃないかな? できれば”上村”と”葵”ちゃんも入れて欲しいけどね。そう思うと「FNS歌謡祭」での”どうぶつビスケッツ”とのコラボは良いメンバー選定だったよね。”青空とMARRY”も”五人囃子”もブリブリの明るいアイドルポップをやるイメージじゃないからね。

作曲と編曲を手掛けているのはあの”ケラケラ”の”ふるっぺ”さんですね。肝心の”ケラケラ”は最近どうしているんですかね?

【名曲】 ケラケラ 『スターラブレイション』
http://burning.doorblog.jp/archives/48612335.html

『半分の記憶』(通常盤収録)

「★★★★★」。

”けやき坂46”二期生による楽曲です。期待していると事前に書いていたんだけど、ここまで良いとは思わなかったな。表題曲にしても良いくらいのクオリティだし、今回のシングルの中では一番好きかもしれませんね。

それこそ”乃木坂46”の『命は美しい』っぽいメランコリックなピアノ、ストリングスが下地にあるカッコいいメロディが堪りませんね。イントロが痺れるほどカッコいいしね。いろんなタイプのメンバーがいるひらがな二期生だけど、彼女たちの楽曲がこの路線で来るとは思わなかったな。坂道シリーズの王道的な楽曲でカッコ良くて、メロディアスな楽曲でさあ、いやー素晴らしいね。これは全国握手会のライブでも大注目だね! センターが”小坂”というのも良いね!

今年に入ってからリリースされた楽曲では”星野源”さんの『ドラえもん』と肩を並べるくらいの名曲じゃないかな? いやー、これはヤバいね。

作曲は”吉田司”さんと”村山シベリウス達彦”さんの共作曲ですね。いずれも坂道シリーズでは初提供で良く知らない作曲家の方ですが、”村山シベリウス達彦”さんはベーシストみたいですね。

アレンジはお馴染みの”若田部誠”さんですけど、素晴らしい仕事をされてますね。

いやー、参ったな。期待を越えてこられるのは嬉しいし、感動的ですね。これはMVがないのが勿体ないよね。

特典映像は「自撮りTV」企画です。個人PVとはまた違う楽しさがありますね。

”志田”が渋谷へ行く企画が一番面白かったかな。ひらがな二期生も良かったんじゃない? 他にも”さとし”の様々な種類のダンスも頑張ってたし、”ゆっかー”の一人ラーメン企画もホッコリさせられたね。”小池”のビリビリも面白かったし、”葵”ちゃんの久々の変人人ケーキもあったし、”尾関”のパンケーキも想定以上の完成度にビックリ(らしくないよね)。

とはいえ、企画が被っているものもあったし、手放しで褒めちぎるのはちょっと違うかな。”ひらがな”の一期生はちょっとイメージビデオっぽい感じで狙い過ぎで個人的にはイマイチだったな。

”なーこ”の”ねる”ディスリは必見かな? しかし”ゆいぽん”はいつからオシャレ番長になったの? ”平手”が動物と触れ合いながら楽しそうにしていたのは安心だけど、骨折した状態での特典映像ロケで、しかもその後レコーディングだからね。本当に頭が下がるね。(海で欅の楽曲で本当の音を使いたいとかさ、凄いことを普通に言えちゃうのも目線の高さが違うよね)

ではいつも通り、6th Singleの総括をしますね。

相変わらずのクオリティで全体的には大満足です。表題曲は大型タイアップもつき、これからもどんどん評価が上がっていくだけの力を持つ楽曲だとは思いますが、個人的には『半分の記憶』、『バスルームトラベル』にヤラれましたねえ。その他の楽曲も十分に魅力的ですし、新たな作曲家を投入していて、このクオリティというのも凄いですね。職業作曲家にとっても、最も気合が入るコンペになっているんでしょうけどね。ここで名を挙げていって活躍して欲しいけど、”ナスカ”さんも”バグベア”さんもなしか・・・。個人的には”ナスカ”さんの楽曲が楽しみだったんだけどねえ、それだけが本シングルの唯一の不満かもね。

いずれにせよ、益々の活躍を期待したいし、今年は本気で日本の音楽界の天下を獲りに行けるんじゃない?

「J-Rock」系のフェスでトリを取れるくらいの大きなパワーを感じます。”平手”が復活してくれたら完璧なんだけどねえ。

P.S.見事に2nd Anniversary Liveは3日間とも見事に外れました・・・。ファンクラブ辞めよかな?











ガラスを割れ!
Sony Music Labels Inc.
2018-03-07


【欅坂46】 全曲レビュー⑦~『風に吹かれても』

”欅坂46”の2017年リリースは4月に『不協和音』、その後、夏には初の大型ツアー、「ROCK IN JAPAN」、「サマソニ」等の大型フェスへの参戦、初のアルバム発売、そして待望の今年2枚目、通算5枚目のシングル発売は10月後半まで待つことになりました。

【欅坂46】 全曲レビュー④~『不協和音』

【欅坂46】 「ROCK IN JAPAN FES. 2017」
【欅坂46】 「SUMMER SONIC 2017」
http://burning.doorblog.jp/archives/50606733.html

”坂道シリーズ”においては年間シングル3枚は握手会スケジュールなどもあったりするので、デフォルトのイメージだったんですけど、過酷なツアースケジュールの弊害でしょうか、”平手”の体調不良に”今泉”の離脱と思いのほか、急速に大きくなり過ぎたグループの軋みもあり、2017年の”欅坂46”のシングルは年間2枚のリリースにとどまりそうです。

既に音楽番組でも披露されてきて、新たな”欅坂46”の魅力を打ち出すことに成功しているように見えます。初日セールスも過去最高のようですので、順調ですし、勢いがありますね。

今回もAMAZONで全タイプを購入し、発売日に到着してましたが、忙しくてようやく聴き込みが完了したので、レビューを書きたいと思います。ジャケ写もなかなかカッコいいね。トータルコンセプトでしっかりと作りこんでいる感じです。

特典の生写真は”平手”、”景山”、”高瀬”、”佐藤”と漢字とひらがながバランスよく入ってました。Type-Aでいきなり”平手”が出てきたのには驚いちゃいましたけどね。

ではレビューいきましょう!

5th Single『風に吹かれても』(2017年)

風に吹かれても

『風に吹かれても』(表題曲)



「★★★★★」

最初に聴いたときは前作の『不協和音』との比較もあるんでしょうけど、ちと軽いなあって、さほど好印象ではなかったんですけどねえ・・・いやいや、この曲、相当カッコいいっすよ。

『不協和音』が「怒り」をテーマにアイドル史上最強レベルで音のハードさ、重さを目指した楽曲となり、ライブでは無敵の輝きを誇る代表曲となりましたが、今回はキレの良さ、カッコよさが際立っている感じです。

過去のシングル、アルバム楽曲もいずれも素晴らしいですが、本作は洗練されたようなセンスの良いカッコよさが溢れているんですよね。トータルコンセプトの面白さも影響していて、感覚的かもしれないですけどね。「That's the way」の掛け声も効いているねえ。

作曲、アレンジはかの”シライシ紗トリ”さんです。”ORANGE RANGE”のプロデュースが有名ですけど、”SMAP”の隠れた名曲『freebird』やアイドル系でもかなりの楽曲提供がありますね。”AKB48”の『ハイテンション』もそうですね。”坂道シリーズ”では”乃木坂46”の『狼に口笛を』、『音が出ないギター』のアレンジ以来ですね。

MVもカッコいいし、あの光速ステップはかなり痺れるねえ。僕が本来好きなメロウな楽曲ではないけど、この曲のセンスの良さ、カッコよさは堪らないですね。

総合的に見ても「★★★★★」の満点評価で文句なしです。これは参ったね。

尚、「メチャカリ」のCMタイアップが付いてます。

『それでも歩いてる』(全タイプ収録)



「★★★★」

”けやき坂46”主演ドラマ「Re:Mind」の主題歌ですね。歌うのは勿論、主演の”けやき坂46”です。

ドラマで最初に聴いたんですけど、アイドルにしては珍しい、シンプルで音数も少ない、ストレートなメッセージソングですけど、歌詞も面白いし、メロディ展開もかなり良い曲なんだよね。

説教臭いって受け止められる可能性も高い歌詞だけど、僕は結構好きです。特にサビの「人生とは転ぶもの」、「膝小僧は擦りむくためにあるもの」という一節なんかは、僕は良い言葉だなあって、ポジティブに受け止めました。

評価は悩んだけど、歌詞が心に刺さってきたので「★★★★」にしました。ドラマ続けて観てるうちに、更に好きになってくだろうしね。メロディがグッとくるよね。

作・編曲を務めるのは”さいとうくにあき”さんで、”乃木坂46”の『失恋したら顔洗え!』、『失恋お掃除人』、”欅坂46”では”ゆいちゃんず”の『ボブディランはかえさない』など、”坂道シリーズ”ではレギュラー的なコンポーザーになってきましたね。

MVもまずまずの出来ですね。

『結局、じゃあねしか言えない』(Type-A収録)

「★★★★」

”五人囃子”(”石森虹花”、”織田奈那”、”齋藤冬優花”、”佐藤詩織”、”土生瑞穂”)の1stアルバム収録の『少女には戻れない』に続くユニット曲ですね。

『少女には戻れない』は大人っぽいムードと面白いアレンジでジワジワ好きになった曲だったので、それと比較するとちょっと落ちるかな? なんて初めて「欅坂46 SHOW!」で聴いたときは思ったんですけど、良いメロディだしさあ。普通評価ってことはないかなと「★★★★」としました。

爽やかなサビのメロディも良いし、サビ裏のリズムアレンジも決まってるし、細かなアレンジが楽しめます。

本作は楽曲初参加となる”姫野博行”さんの作曲・編曲です。バンド活動からソングライターに転身されたようでフェスを主催したり、「SONY台湾」所属のアーティストへ楽曲提供されたりしているみたいですね。全く知らなかったな。

『NO WAR in the future』(Type-B収録)

「★★★」

本シングルでは”けやき坂46”の楽曲が2曲収録なんですよね。アンダーの位置づけとはまた違うのかもしれませんが、2曲収録というのはなかなか凄いことですね。最近は単独デビューも可能!とマスコミで煽られていたりもしてますし、”けやき坂46”の評価が高まっているように思いますが、その意味でも期待してました。(ツアーファイナル、申し込んだけど、当たってほしいな)

『誰よりも高く跳べ!』とはまた違うけど、カッコいい系の曲ですね。ライブではアイドルっぽさがあるパフォーマンスだったし、過去のひらがな曲は比較的ストレートな楽曲が多かった印象ですけど、今回は二曲とも今までとは違って楽曲に「捻り」を感じます。

それでも楽曲の評価自体は普通評価かな? 良いメロディを持つ曲だし、「★★★★」でも良かったかもね。ライブでは盛り上がりそうだしね。

こちらは”乃木坂46”の『遥かなるブータン』、『シークレットグラフィティー』で有名な”ツキダタダシ”さんの作品ですね。『シークレットグラフィティー』も好きだけど、彼の作品だと”SKE48”の『1!2!3!4! ヨロシク!』がダントツで好きですね。

『避雷針』(Type-C収録)



「★★★★」

”欅坂46”選抜メンバーによる楽曲です。

来た来た~。お楽しみの”ナスカ”の提供曲だよ~。

『エキセントリック』、『危なっかしい計画』に続き、3作連続での起用となった期待の”ナスカ”のペンによる楽曲ですね。サッと聴くと、サビの高速歌唱以外は普通っぽいけど、いやいやメロディラインの組み立ては重厚感があるし、リズムパターンも面白いし、かなり独創的な楽曲ですよ。過去の2曲ほどの強烈で新鮮なインパクトは現時点では感じませんけど、ライブとかで聴いてみたいね。良い化学反応がありそうだよね。

アレンジは”野中“まさ”雄一”さんなんですね。緻密でかなり良いアレンジだと思いますよ。

”ナスカ”の提供曲は過去全て「★★★★」にしているので今回もバランスを取って、合わせましたが、どれも革新性を加味すると個人的な評価は「★★★★★」を軽く超えちゃってるんですけどね。

MVも曲に合った独創的なムードで僕は好きです。

『波打ち際を走らないか?』(Type-D収録)



「★★★★」

大人気ユニット”青空とMARRY”(”志田愛佳”、”菅井友香”、”守屋茜”、”渡辺梨加”、”渡邉理佐”)の3曲目となる楽曲ですね。

最初の『青空が違う』が素晴らしすぎたのもあって、最近の”青空とMARRY”の楽曲には少し物足りなさがあるんですけどね。なかなか良いメロディで手応えありますよ!

本来は夏シングル用で制作してたんじゃないかなって思っちゃうのが減点かな。そういや、”乃木坂46”の19th Singleも夏っぽい曲『まあ、いいか』が収録されていて、不思議な感覚に陥ったんだけどね。制作上、スケジュール上の問題かな?

作曲は”酒井康男”さんで”48グループ”の楽曲提供をされてますけど、”欅坂46”では初めてですかね。なかなか良い曲を提供されたんじゃないかな。ブログをみたら、「クソ」とか言わないでって書いてましたけど、全然クソじゃないよね。編曲を手掛ける”板垣祐介”さんはアルバム収録の名曲『猫の名前』の編曲もされてましたね。曲の世界観を大事にした良いアレンジですよね。

MVは推しの”べりさ”ではなく、”ぺーちゃん”に目が行っちゃう。

『再生する細胞』(通常盤収録)

「★★★★」

”今泉佑唯”の2曲目となるソロ曲です。今回もバラードですね。アルバム収録の『夏の花は向日葵だけじゃない』が素晴らしすぎて、「★」一つだけ評価は落としましたけど、こちらも全然悪くないですよ。

良いメロディが楽しめますし、ライブで聴いたら感動必至でしょうね。

アレンジャーのイメージが強くて、過去の”坂道シリーズ”の音作りに貢献して頂いている”若田部誠”さんですが、本作では編曲だけでなく、作曲も手がけられてますね。”乃木坂46”の隠れた名曲『水玉模様』も彼の作・編曲でしたね。”坂道シリーズ”で作・編曲の両方を手がけたのはそれ以来かな。

あ、既に動画サイトで何度も観ていた『月スカ』のMVも収録されてましたけど、これは良い出来じゃない? 本シングルに収録する意味はあったのかどうかは分かりませんが・・・。

特典映像は「グループ発展祈願の旅」です。まさしく「欅って書けない?」の番外編って感じですね。ナレーターはお馴染みの”庄司宇芽香”さんですし、これに”土田”さんと”澤部”さんのMCをくっ付ければ完全に「けやかけ」ですね。

まあ、「けやかけ」は関東ローカル放送で番組が観れない”欅坂46”ファンにとってはありがたい企画なんじゃないかな?

どれも面白かったけど、やっぱり”土生”、”ねる”がバンジージャンプに挑戦した「群馬編」が一番面白かったかな。代役だった”ねる”は良く頑張ったと思います。ちょっと感動したなあ。これは”土田”さん、”澤部”さんのMCを入れて完全版を作ってほしい出来ですね。

ちなみに僕はこの手のアクティヴィティが大好きでみなかみバンジーも経験ありますけど、重いワイヤーをつけられて、足の指を板の外に出すんですけど、飛ぶ瞬間はマジで足すくみますよ。”土生”ちゃんの最初のチャレンジでは指も出せてたので飛べるかなと思ってたんですけどね。

「栃木編」では”ぺーちゃん”のヘタレっぷりが久々に堪能できたのも良かったね。これも含めて可愛いんだけどね。キャニオニングの経験はないけど、楽しそうだったね。

「埼玉編」は東武動物公園で大嫌いなヘビと絡む”さとし”やオットセイにビビる”井口”も面白かったね。全体的に元気のなかった”平手”が最後のBBQで焼きそば作りで頑張っている姿も印象的。顔出し看板の”平手”と”めみたん”は可愛すぎじゃない?

「千葉編」はマザー牧場での羊追いが面白かったけど、観覧車のツーショットトークは今ひとつ話が盛り上がらず消化不良だったかもね。

まあ、ファンならいずれも楽しめるんじゃないかな。「千葉編」は微妙かもしれないけど、「群馬編」、「栃木編」、「埼玉編」は必見だと思いますね。

さあ、5th Singleの総括です。

リリース当初は問題作という声もあったものの(僕もそうだった)、ライブを通し、ツアーファイナルでは伝説的なパフォーマンスもあって、完全に代表曲となった感のある『不協和音』後のシングルでしたが、これはかなり練ってきたなという感じです。男装のようなスーツ姿でのビジュアルイメージは予想の斜め上をいってますし、これまでとは違う”欅坂46”のカッコよさを十分にアピール出来てますね。

ビジュアルイメージ、カッコいいキレのあるダンスも含め、トータルコンセプトがしっかりしていて、表題曲は文句なしで「★★★★★」にしましたが、その戦略性、明確なコンセプトに胸を打たれたのも大きいですね。

「笑わないアイドル」というマスコミが作ったキャッチを笑い飛ばすような全力笑顔でのパフォーマンスもある意味、『サイレントマジョリティー』、『不協和音』以上に「反逆のアイドル」らしい感じでカッコいいですね。

表題曲以外の曲はさほど評価できてないように思われるかもしれませんが、悩んだうえで敢えて「★」を一つ下げたりして評価をつけましたので、点数以上に評価は高いです。特に2曲のユニット曲はかなり秀逸で聴くごとに評価が上がってきそうで、後々、後悔しそうな気もしてます。

素晴らしいアルバムも出し、挑戦し続ける「反逆のアイドル」”欅坂46”の5thは相変わらずの高い攻撃力で、ノックアウトされちゃいましたね。今後の活動にも更に期待が膨らむ感じでますます彼女たちの成功が楽しみだね。大袈裟かもしれないけど、彼女たちには停滞気味の日本の音楽シーンの頂点を狙って欲しいね。「王道アイドル」のトップはお姉さんグループがしっかりとキープしているしね。

全音楽ファンにオススメ!

P.S.ひらがなちゃんのファイナル当たりました!(ようやくファンクラブ先行で当たった・・・)




【欅坂46】 全曲レビュー⑥~『真っ白なものは汚したくなる』(特典映像編)

”欅坂46”の初リリースとなるアルバムですね。

デビュー1年でのアルバムリリースはアイドルとしては異例のスピードのような気がしますが、しかも2枚組でType-A、B、更に通常盤と3タイプのリリースで新曲も大量に収録されていますね。アーティスティックな側面も評価されている音楽ユニットですからね。単なるアイドルグループとして捉えるのは難しいですよねえ。

発売日前にAMAZONからType-AとType-Bが届いていたようですが、長期出張の途中だったのでレビューが遅くなり、失礼しました。一応、”乃木坂46”の3rd Album「生まれてから初めて見た夢」と同様に二部構成のレビューとします。

今回は特典映像編です。

【欅坂46】 全曲レビュー⑤~『真っ白なものは汚したくなる』(新曲編)
http://burning.doorblog.jp/archives/50445771.html

真っ白なものは汚したくなるJacket3

<Type-A>

01.「サイレントマジョリティー Music Video」(監督:池田一真)
02.「世界には愛しかない Music Video」(監督:池田一真)
03.「二人セゾン Music Video」(監督:新宮良平)
04.「不協和音 Music Video」(監督:新宮良平)
05.「The Documentary of 有明コロシアム」

まあ、Music Videoは過去のレビューでも触れているので、良いかなと思ったけど、久々に見たので軽く感想を。

「サイレントマジョリティー」はデビュー直後のメンバーが幼く見えますね。ダンスシーン中心で絵替わりしないのが寂しいけど、フロント5名の表情はなかなか面白いね。しかし、このMVで再生回数をあれだけ稼いだのはやっぱり凄いことだね。

「世界には愛しかない」は個人的には大好きなMVなんだけど、最初の”平手”の叫びから圧巻だし、表現力が一気に向上しているのが良くわかりますね。大草原や教室の中での傘だったり、結構見どころもあって、細かく楽しめるMVですね。

「二人セゾン」は強烈ですね。彼女たちのMVの現時点における最高峰の一つだと思ってます。なにげない女子高生の日常っぽい場面から、強烈なダンスシーンは印象的です。バレエの身体の線の美しさは溜息が出そうだし、芸術作品としてのクオリティが凄まじいですね。勿論、楽曲の素晴らしさがあってこそ、なんですけどねえ。「笑わないアイドル」って取り上げられ方はあまり好きじゃないんですけど、このMV見たら、印象変わるんじゃないかな? 自然な笑顔がいっぱい見られてなかなか良いんだけどね。ラストの”平手”のソロダンスは現場で見たほうが強烈だけど、MVでも十分にカッコいいねえ。絵が綺麗なのも良いよねえ。これは本当に素晴らしいMVだね。

「不協和音」。ダイナミックさ、スピード、いずれも1年の経験や積み重ねがモノを言う感じの迫力ですね。当初はあまり前向きに評価できなかったんだけど、改めて見るとカッコいいねえ。こういう曲があることで、ライブやディスコグラフィーにも良い影響を与えるのは間違いないだろうしね。でもまだまだこんなもんじゃないだろ? とも思っちゃうなあ。

「The Documentary of 有明コロシアム」

会場前の駅のファンの集まる映像や影ナレ映像、円陣と開演前のメンバーの表情やリハーサル、MC打ち合わせも収録されていて、面白いですね。

あの「和菓子」はネタだったんだねえ。平手が考えたのかな? なかなか凄いなあ。

ライブが『大人は信じてくれない』が始まって、”けやき坂46”の”高本”がずっとステージを見て、カッコいいって言っているのはなかなかリアルで良いね。それだけの経験の差があるんだろうね。

曲はほとんどさわりくらいなのが寂しいですねえ。ステージ裏側を中心に進んでいきます。

TVでも紹介されたPARCOでの移動、イヤモニの説明、ゆいちゃんずのリハや直前の準備映像など、なかなか面白いね。

”青空とMARRY”の準備映像もレアだねえ。志田がノリノリで引っ張っているのが面白いな。

『制服と太陽』を見ながら踊る”柿崎”と”高本”も良いね。

”志田”のチャック閉まらない、”石森”の転倒、『キミガイナイ』で号泣する”チャプテン”など、いろいろとあったんだねえ。

”TAKAHIRO”さんとのやり取りも興味深いね。”けやき坂46”は結構ガッツリ曲が流れていたけど、全体的に曲はかなり短めの収録なのが個人的には残念です。(ちゃんとライブ映像をリリースして欲しいです)

”平手”は積極的にリーダーシップを発揮しているんだねえ。最年少なのに凄い責任感だねえ。流石です。

本当に有明は移動が大変だねえ。それだけで疲れちゃいそうだねえ。それも笑顔のメンバーたちは偉いね。表題曲3連発も強烈だけど、もうちょっとしっかり聴きたいなあ~。バックで無邪気に踊る”けやき坂46”メンバーが面白かったなあ。

その一方で最後の感動的なチャプテンのMCを聴きながら、涙してしまう”けやき坂46”メンバーがねえ。良いメンバー達だね。

『W-KEYAKIZAKAの詩』が流れる中、メンバーのインタビューが行われ、アンコールの掛け声が鳴る中、終了です。うーん、もう少し曲聴きたかったなあ・・・ちょい消化不良。

<Type-B>

01.「エキセントリック Music Video」(監督:池田一真)
02.「W-KEYAKIZAKAの詩<32人ver.> Music Video」(監督:池田一真)  
03.「The Making of 『サイレントマジョリティー』Music Video」(監督:池田一真)  
04.「The Making of 『世界には愛しかない』Music Video」(監督:池田一真)
05.「The Making of 『二人セゾン』Music Video」(監督:新宮良平)  
06.「The Making of 『不協和音』Music Video」(監督:新宮良平)

「エキセントリック」のMVは最高だねえ。スポンタニアスで映像の持つ力が凄いです。”渡辺梨加”の踏切のところでの演技、表情が個人的には戦慄モノの恐怖を感じます。いやー、彼女は女優としての才能あるよね。

「W-KEYAKIZAKAの詩<32人ver.> 」です。違いを理解するには何度か見ないといけなそうですね。

さあ、メイキング4連発ですね。こちらは過去に「M-ON!」などの番組で見たものと同じでしょうか?

「The Making of 『サイレントマジョリティー』Music Video」では”TAKAHIRO”さんの指導が良いねえ。”平手”が幼くて、無邪気な中学生って感じだねえ。

「The Making of 『世界には愛しかない』Music Video」はドローンのセッティングと走る二人からのスタートです。

『二人セゾン』と『不協和音』はメンバーの朗読が入るくらいでさほど見どころは少なかった気もしますね。

うーん、アルバムの出来が良かったのでねえ。所詮は特典映像って感じですね。MV自体のクオリティは高いけど、期待していた「The Documentary of 有明コロシアム」は今ひとつだったな。やっぱりライブ映像はライブとして曲を中心に観てみたいよね。その意味で”乃木坂46”以上に映像作品への期待が高まるんですけどねえ。

ライブも全然当たらないしなあ。

本気で映像作品のリリースお願いしたいね。

(2017.7.28 追記・補記)








【欅坂46】 全曲レビュー⑤~『真っ白なものは汚したくなる』(新曲編)

”欅坂46”の初リリースとなるアルバムですね。

デビュー1年でのアルバムリリースはアイドルとしては異例のスピードのような気がしますが、しかも2枚組でType-A、B、更に通常盤と3タイプのリリースで新曲も大量に収録されていますね。アーティスティックな側面も評価されている音楽ユニットですからね。単なるアイドルグループとして捉えるだけでは勿体ない存在ですよねえ。

発売日前にAMAZONからType-AとType-Bが届いていたようですが、長期出張の途中だったのでレビューが遅くなり、失礼しました。一応、”乃木坂46”の3rd Album「生まれてから初めて見た夢」と同様に二部構成のレビューとします。

【欅坂46】 全曲レビュー⑥~『真っ白なものは汚したくなる』(特典映像編)
http://burning.doorblog.jp/archives/50446464.html

【欅坂46】 1st Album「真っ白なものは汚したくなる」詳細決定!
http://burning.doorblog.jp/archives/50283495.html

少し記事では触れてましたが、お姉さんグループの”乃木坂46”以上の楽曲クオリティを誇る彼女たちのアルバムは楽しみでしかなかったですけどねえ。出張続きでようやく聴き込みが終わったので、新曲を中心にレビューを書きたいと思います。

とその前に・・・あまりにDisc1の出来が凄いのでちょこっとコメントを。

1st Album「真っ白なものは汚したくなる」(2017年)

真っ白なものは汚したくなるJacket3

<Disc1>(Type-A・Type-B共通)

01.「Overture』

「★★★★★」。

個人的には『Overture』は”乃木坂46”のほうが良いんじゃない? 初期のキラキラした『Overture』のほうが気に入ってたのになあ~、ちょっとツカミが悪くない?・・・なんてウダウダ言いたくなりますけど、やっぱり最高なんです。初の音源化が嬉しいよね。ブルージーなアコースティックギターの渋さと良い感じのロッキングな高揚感・・・らしい『Overture』になりましたね。彼女たちらしい感じのオープニングはいつだって素晴らしいし、誇らしい。

02.『サイレントマジョリティー』 「★★★★★」
03.『手を繋いで帰ろうか』 「★★★★★」
04.『キミガイナイ』 「★★★★★」
05.『世界には愛しかない』 「★★★★★」
06.『語るなら未来を…』 「★★★★★」
07.『ひらがなけやき』 「★★★★」
08.『二人セゾン』 「★★★★★」
09.『制服と太陽』 「★★★★」
10.『誰よりも高く跳べ!』 「★★★」
11.『大人は信じてくれない』 「★★★」
12.『不協和音』 「★★★★」
13.『僕たちは付き合っている』 「★★★★」
14.『エキセントリック』 「★★★★」
15.『W-KEYAKIZAKAの詩』 「★★★★」

レビュー済みの楽曲は下記で詳細を見てもらいたいですが、改めて聴き直すとこの1枚目は強烈なクオリティだね。ある意味、この完成度はJ-Popの伝説的な名盤と言えるレベルかもしれないよ。初心者には通常盤はこれらの至極の名曲に加えて、新曲『月曜日の朝、スカートを切られた』が追加されている訳ですよねえ。特典はないけど、オススメですね。

このDiscこそ、広く音楽ファンに聴いてもらいたいなあ。個人的には『制服と太陽』が『青空が違う』か『チューニング』と入れ替わっていたら完璧なんだけどね。

 【欅坂46】 全曲レビュー①~『サイレントマジョリティー』

【欅坂46】 全曲レビュー②~『世界には愛しかない』(確定版)

【欅坂46】 全曲レビュー③~『二人セゾン』

【欅坂46】 全曲レビュー④~『不協和音』
http://burning.doorblog.jp/archives/49825833.html
 
ここからは新曲です。新曲も聴きどころ満載で評価が難しいね。

『月曜日の朝、スカートを切られた』(全Type収録)

「★★★★」。



彼女たちには珍しいミディアムテンポのロックですね。メンバーは”欅坂46”メンバーに”けやき坂”兼任の”長濱ねる”ですね。『サイレントマジョリティー』の序章的な楽曲であるとも言われていますが、この世界観を上手く使ったMV、更にTVでの圧巻のパフォーマンスも込みで点数はつけました。

曲自体も悪くないんだけどね。作曲は女性シンガーソングライターの”饗庭純”さんですね。しかし独特の世界観のある楽曲ですね。ちょっと彼女の楽曲はチェックしてみたいな。アレンジは「坂道シリーズ」で重用されている”若田部誠”さんですね。

暗い、ヒンヤリとした冷たいメロディがこの時期に心地良いですけどね。なぜこの曲がリードトラックだったのかは不思議です。(ツカミが決して良くないという意味です)

『少女には戻れない』(Type-A収録)

「★★★★」。

歌唱メンバーは”石森虹花”、”織田奈那”、”齋藤冬優花”、”佐藤詩織”、”土生瑞穂”の5人で「五人囃子」というネーミングがついてます。今野さんはジャパニーズプログレの原点と言える”四人囃子”とか好きそうだけどね。

R&Bっぽいウネリのあるメロディ展開で、後半はテンポアップしてジャジーな雰囲気が出たりもして、それこそ大人っぽいムードを感じる、面白い楽曲だと思いますね。彼女たちの楽曲としては今までなかったタイプの曲ですね。なかなか良いですね。

作曲、編曲はいずれも”K5”さんですね。詳細は分かりませんが、なかなかのセンスを感じる仕上がりになっていますね。

『東京タワーはどこから見える?』(Type-A収録)

「★★★★★」。

メンバーは”欅坂46”メンバーに”けやき坂”兼任の”長濱ねる”ですね。1st、2nd Singleでは主力だった、近未来感がある楽曲でスピード感もあって、ややダークでメロディアスな展開がなかなか良いですよね。

この路線は何気に久しぶりなんだけど、”欅坂46”らしさのある楽曲で良いんじゃないかな。この揺り戻しは嬉しかったので★を1つオマケして「★★★★★」にしておきます。『語るなら未来を…』との並びとかで聴いてみたいな。

作曲はアニソン系の楽曲提供が多い”本田光史郎”さんで、アレンジは「坂道シリーズ」ではお馴染みの”APAZZI”さんですね。

アレンジも結構カッコいいじゃない?
流石”APAZZI”さんだね。

『100年待てば』(Type-A収録)

「★★★★★」。

”長濱ねる”の2曲目となるソロ曲ですね。(センターで実質ソロっぽい『乗り遅れたバス』はカウントしてません)

ポップでメロディ展開も秀逸でかなり出来の良い楽曲だと思います。まあ、80年代のアイドルソングっぽいアレンジでちょっとカモフラージュされている感じがしますけど、『ロマンスの神様』あたりのメロディ展開やアレンジを思い出す部分もありますけどね。キラキラ感のあるアレンジも結構限界手前くらいまで遊んでるけど、良い仕上がりです。これはライブでも盛り上がりそうだね。「Yeah Yeah!」ってね。

しかし”ねる”の声って毎回のようにイメージが変わるなあ。Bメロあたりは”てち”っぽく聴こえたもんな。

作曲は女性シンガーソングライターの”坂本麗衣”さんで、編曲も”坂本麗衣”さんと『二人セゾン』のピアノにも参加されていた”ツタナオヒコ”さんの共作ですね。

いやーこれは非常に出来の良い、素晴らしいポップソングだよ。

『沈黙した恋人よ』(Type-A収録)

「★★★★★」。

”ひらがなけやき”のメンバー”潮紗理菜”、”加藤史帆”、”齊藤京子”、”佐々木久美”、”高本彩花”のユニット曲ですね。なぜこのメンツなのかはわかりませんが・・・。

いやーこのメロディ展開は凄いね。ファルセットを歌いまくらせる感じは聴いてて、ちょこっとしんどいけど、フックになっているし、メロディは強烈で鮮烈でクオリティ高いですよ。

ブリッジへの展開も面白いけど、最後までVocalを入れ、大サビまで繋げるのも面白いね。スピード感が堪らなくなるね。

作曲はなんと、 現在日本代表レベルのスーパーコンポーザー”杉山勝彦”さんです。編曲は杉山さん以外に”三谷秀甫”さん、”谷地学”さんの名前もありますね。

フックの塊でこちらも良い曲だねえ。

『猫の名前』(Type-A収録)

「★★★★★」。

ユニット曲でメンバーは”菅井友香”、”守屋茜”、”加藤史帆”、”佐々木久美”の組み合わせです。歌謡曲テイストを感じる、比較的分かりやすいメロディで歌詞もはっきり聴こえる歌唱なんですけど、現代風のアレンジが良い感じで決まっていて、この曲も良いねえ。メロディ展開もかなり良いんじゃない? ギターソロも素晴らしいねえ。個人的には大好きな路線で文句なしで「★★★★★」かな?

作曲は”小松清人”さんで”w-inds.”への楽曲提供や”柴崎コウ”の『かたちあるもの』の作曲が有名だね、編曲は”板垣祐介”さんで”ハロプロ”関連は勿論、”AKB48”では『ギンガムチェック』、『心のプラカード』が有名かな。個人的名曲の”Not Yet”の『ペラペラペラオ』も彼の作品ですね。

『太陽は見上げる人を選ばない』(Type-A収録)

「★★★」。

全メンバーによる楽曲ですね。嫌でも『W-KEYAKIZAKAの詩』と比較される曲ですね。ラップで始まった時はちょっとヤバイ空気を感じたけど、しっかりと聴くと悪くないし、勇壮なメロディ展開で良いんだけど、個人的には『W-KEYAKIZAKAの詩』に軍配を上げるかな。

サビ後にコールっぽいところもあるし、ライブなんかでは盛り上がりそうだけどね。

”池澤聡”さんの作編曲です。彼の作品では”渡辺麻友”の佳曲『大人ジェリービーンズ』が有名かな。

『危なっかしい計画』(Type-A・Type-B収録)

「★★★★」。

メンバーは”欅坂46”メンバーに”けやき坂”兼任の”長濱ねる”です。いやー最初のギターリフからカッコいいね。限界レベルのスピードの歌唱も強烈! それでいてサビでの爽やかさって凄い曲だねえ。

混沌としていながらも、整合性がある不思議でアーティスティックな楽曲です。

前シングルの『エキセントリック』に引き続いての参戦となる”ナスカ”さんの作曲です。『危なっかしい計画』も同様にキラキラとした新しさを感じられるのが良いね。『エキセントリック』は『不協和音』の全曲レビューの時に散々迷った結果「★★★★」にしたんだけど、やっぱり「★★★★★」にしときゃ良かったって、悔やまれるねえ。

”ナスカ”さんの作る音楽は一時期の”中田ヤスタカ”さんっぽいスター性、中毒性を感じちゃうなあ。

『エキセントリック』との比較で評価は「★★★★」にしたけどさあ、この2曲はある意味、”欅坂46”の楽曲の音楽的な先進性を示す上では別格扱いにしておきたいね。編曲はお馴染みの”佐々木裕”さんですね。逆に編曲はもうちょっと冒険したほうが良かったような気もしますけどね。

『自分の棺』(Type-A収録)

「★★★★」。

平手友梨奈の3曲目となるソロ曲ですね。暗めの四畳半フォーク? 情念のバラードというんでしょうか? ”藤圭子”さんほど、絶望的な暗さではないけど、それっぽい雰囲気のある曲ですね。個人的には”平手”に一度チャレンジして欲しいなと思っていた曲のタイプではあるんですけど、期待通りでなかなか良いですね。本当に彼女は万能で様々な色や姿を魅せてくれ、本当に天才肌ですね。最近は画面越しで見ていても、ちょっと寒気がするもんな。

彼女のパフォーマンスに曲が追いついてない感じがあるので、★ひとつ減点しましたが、なかなかチャレンジしていて良いんじゃない?

こちらも『太陽は見上げる人を選ばない』に引き続き、”池澤聡”さんの作編曲です。

『君をもう探さない』

「★★★★」。

メンバーは”欅坂46”メンバーに”けやき坂”兼任の”長濱ねる”です。

『東京タワーはどこから見える?』と同じような感じで”欅坂46”らしさのあるカッコいい曲ですね。やっぱりこのあたりの曲が彼女たちの本流なんだろうね。3rd Single以降はかなり音楽性も広がっていって拡散し過ぎているんじゃないの? って思った部分もあったけどね。こういう楽曲がある程度、増えていくのはライブでセット組みやすくなるんじゃないかな。

なかなかの佳曲で作曲の”片桐周太郎”さんは”乃木坂46”の『なぞの落書き』、『人生を考えたくなる』、”こじ坂46”の『風の螺旋』などが有名ですね。編曲はこちらも”若田部誠”さんです。

『夏の花は向日葵だけじゃない』

「★★★★★」。

”今泉佑唯”の初のソロ曲ですね。しかし、これは出来の良いバラードだねえ。そういえば”欅坂46”では純粋なバラードって初めてじゃないかな? また休業中の”ずーみん”のソロっていうのがさあ・・・。涙なくして聴けないよね。沁みりまくりです。

【欅坂46】 今泉佑唯 活動休止!!

【欅坂46】 今泉唯佑 全国握手会欠席へ
http://burning.doorblog.jp/archives/50275383.html

作曲はヒップホップユニット”TATE & MARKIE”の”MARKIE”さんです。ヒップホップ系のアーティストの作ったバラードというようには微塵も感じないけど、本当に良いよね。(実際にヒップホップ系アーティストのバラードって良い曲多いんだよね)

いつまでも復帰待ってますよ!

尚、アレンジは”伊原シュウ”さん、”ツカダタカシゲ”さんとなっています。

『1行だけのエアメール』

「★★★★」。

”ゆいちゃんず”(”今泉佑唯”、”小林由依”)の通算4作目の楽曲ですね。正統的なフォークソングですけど、ピアノベースなので、バラードっぽい作りで沁みますね。ちょっと前作の『チューニング』が良すぎたのもあって(じゃあ、「★★★★★」つけろよって?)、少し評価は下げちゃいましたね。歌詞の「元気ですか~」はちょっと涙腺的にダメだよね。

『渋谷川』と同じ”中村泰輔”さんによる楽曲ですね。今回は作編曲を手がけられています。”前田敦子”さんの隠れた名曲『Selfish』や”Little Glee Monster”への楽曲提供が有名ですね。

『AM1:27』

「★★★★」。

こちらはユニット曲で、”小林由依”、”鈴本美愉”、”平手友梨奈”の組み合わせです。スピーディーな言葉の多いVocalで、語りもあって、ちょっとテクノっぽい感じかなと思ってたんですけど、サビはしっかりと盛り上がるし、なかなかカッコいいね。

派手めのアレンジがなかなか心地良くて身体が自然にノル感じがします。ちょっとだけ「Euro Beat」ぽいエッセンスが入っているのも好印象です。

ブリッジも面白いねえ。リズムパターンの使い方も含め、テクニカルだけど、ちゃんと成立させているのは凄い才能だねえ。これは「★★★★★」でも良かったかもなあ。

僕も大好きな作曲家”Linia”さんの作品ですね。”HKT48”の大名曲『12秒』、レビューでも取り上げた”ノースリーブス”の『ペディキュアday』なども素晴らしいですけど、今回も流石ですね。

『ここにない足跡』

「★★★★」。

人気ユニット”青空とMARRY”(”志田愛佳”、”菅井友香”、”守屋茜”、”渡辺梨加”、”渡邉理佐”)の3作目となる楽曲ですね。

名曲『青空が違う』までは評価はつけられないけど、なかなかカッコいいメロディラインで爽やかで良い曲だね。ジワジワと良くなってくる感じがあるね。これも「★★★★★」でも良かったかもなあ。

作曲は”前迫潤哉”さん、”Dr.Lilcom”、”春川仁志”さんの共作曲で、アレンジは”Dr.Lilcom”さんが手掛けてますね。”前迫潤哉”さんと言えば、『W-KEYAKIZAKAの詩』以来ですね。”乃木坂46”でも『Another Ghost』を手掛けられたりしていて、個人的にも好印象の作曲家さんですね。

『永遠の白線』

「★★★★」。

”ひらがなけやき”の楽曲ですね。過去の”ひらがなけやき”の楽曲は比較的ストレートな曲が多いと思っているんですけど、今回もそうですね。これは戦略的に狙っている感じがしますね。

曲自体は直線的なキャッチーなメロディと分かりやすい普遍的な歌詞。ある意味、このストレートさがアルバムの中でアクセントになっているというのは面白いね。でもメロディがかなり優秀だよね。

評価は迷うけど、捻りが少ないこともあって★一つ減点したけど、ラストのギターも良いし、結構好きなんだよね。

作曲・編曲はアイドル系の楽曲提供が多い”石井健太郎”さんですね。こういうストレートな良い曲作るのって、結構難しいと思うんだけどねえ、いやー感心させられますねえ。

『バレエと少年』

「★★★★」。

こちらもユニット曲ですね。”156”・・・結局、イチコロで良いんだよね? ”上村莉菜”、”尾関梨香”、”小池美波”、”長沢菜々香”、”原田葵”、”米谷奈々未”と3列目を務めることが多い”欅坂46”にしてはアイドルっぽい可愛さを持つメンバーのユニットになっています。(別にバレエ経験者を集めたわけじゃないんだね)

これは”Queen”の『Bohemian Rhapsody』を彷彿させられるようなオペラティックで展開が凄まじい強烈な楽曲ですね。可愛らしいVocalやアレンジで隠されているけど、かなり攻撃的な曲ですよ。

かなり面白いし、楽しませてもらったけど、ちょい狙いすぎかな?

『1行だけのエアメール』に引き続き、”中村泰輔”さんによる楽曲ですね。いろんな曲作られるんだねえ。アレンジも良い仕事ですねえ。

では最後に本アルバムの総括を。

いやーDisc1のレベルを聴いて、新曲には若干の不安もあったけど、点数も思いのほか高くなったけど、やっぱりクオリティが異常に高いよ。

このレベルのアルバムをアイドルが出すって大事件じゃないかな?

今年のベストアルバムは決定したかもしれませんねえ。音楽性としてもかなりレベル高いし、凄いよ。このアルバムは全音楽ファン必携じゃないかな。

とにかくどんなファンにとっても楽しめる楽曲がいっぱいあるし、参ったね。これはしばらくヘビーローテだねえ。

超、オススメ!

特典映像編はコチラ↓

【欅坂46】 全曲レビュー⑥~『真っ白なものは汚したくなる』(特典映像編)
http://burning.doorblog.jp/archives/50446464.html

(2017.7.28 補記・追記)







【欅坂46】 全曲レビュー④~『不協和音』

”欅坂46”の2017年初となる、通算4枚目シングルですね。”欅坂46”の全曲レビューシリーズも第4弾まで来ちゃいましたねえ。

 【欅坂46】 全曲レビュー①~『サイレントマジョリティー』
【欅坂46】 全曲レビュー②~『世界には愛しかない』(確定版)

【欅坂46】 全曲レビュー③~『二人セゾン』
http://burning.doorblog.jp/archives/48997631.html

そういや、今年一発目の名曲レビューでも『二人セゾン』を取り上げたけど、ネットを見ても名曲としての評価が高まっていて嬉しいね。でも本当に素晴らしい楽曲だよね。
 
【名曲】 欅坂46 『二人セゾン』
http://burning.doorblog.jp/archives/49210635.html

二年目の新人としては破格の活躍ぶりで完全にトップアイドルグループの仲間入りをし、更にアーティストとしての評価もされていて、本当に凄い勢いです。(「SONGS」出演はホントに凄いです)高い完成度を誇る楽曲に、スポンタニアスで魅力あふれるパフォーマンスでそれこそ各地のロックフェスでも大活躍しそうな感じもしてます。

今回も「AMAZON」からは発売日前に到着していたようですが、なぜかType-Bだけ遅れて到着しました。ようやく聴き込みと映像チェックが完了しましたのでレビューを書きたいと思います。

いつも楽しみにしている生写真は”原田葵”×2枚、”今泉佑唯”、”長沢菜々香”というメンツでした。今回は”ひらがな”はなしか・・・。

4th Single『不協和音』(2017年)

『不協和音』

『不協和音』(表題曲)



「★★★★」

”欅坂46”のこれまでのシングル表題曲は全て「★★★★★」の満点評価をしてきたのですが、今回は★を一つ下げさせてもらいました。正直、最初に音源で聴いたときは「★★★」にしようと思ってましたが、MVを見て前向きな想いが生まれ、更に「SONGS」でのパフォーマンスを見たりして、一つ評価を上げた感じです。

今回の評価はモノ凄く悩みましたね。同系統でライブ映像を見て掌返しした3rd Singleカップリングの『大人は信じてくれない』のカッコよさと比べてもどうかなあって思ったんですけどね。実際に『大人は信じてくれない』はほんのちょっと後悔しているけど、「★★★」評価だからねえ。ライブで観たりするとジワジワと評価は上がってきそうな気もします。でもメロディ的には厳しめの評価になっちゃうかなあ。

「SONGS」での「僕は嫌だ!」のセリフなんかもグッと来たけどねえ。 

尚、作・編曲は『サイレントマジョリティー』でお馴染みの”バグベア”さんですけどねえ。僕には彼の作るメロディがグサッと刺さってこないことも影響しているかもしれませんねえ。音作りもなかなかカッコいいんだけど、ちょい軽い感じもあるのがなあ。

まあチャレンジを評価して「★★★★」にしておきます。神々しいまでのカッコよさ、キレ・・・その意味では1年前に比べても大きく成長しているのは間違いないです。

MVは相変わらずカッコいいねえ。力強さにスピード感も感じます。フロント大幅入れ替えの効果もあって、MVでも徐々に個々のキャラが立ってきているけど、でもやっぱり”平手”の存在感が凄いなあ。観ているモノの想像力を掻き立てるという意味では10年に一人どころじゃないレベルの天才かも。

『W-KEYAKIZAKAの詩』(全タイプ共通)



「★★★★」

漢字とひらがな合同で”欅坂46”32名全員での楽曲ですね。既に年末のワンマンライブでも披露されているのを聴いているので安心感がありますね。”乃木坂46”でいうところの『乃木坂の詩』と同じようなグループのヒストリーを象徴するアンセム的な曲ですね。僕は今ひとつこういうアンセム的な曲って歌詞重視でメロディ的にはたいしたことがない事が多くて、テンションが下がるんですけど、割と良い出来じゃないかな。

メロディもなかなか充実しているし、ライブのラストでやるにも良さそうだねえ。振り付けもファンも含め、全員で出来そうで良いじゃない? MVでは過去の振付なんかも入っていて、面白いね。

作曲は”前迫潤哉”さんと”Yasutaka.Ishio”さんで、”乃木坂46”の『アナゴ』こと『Another Ghost』と同じ組み合わせですねえ。前も書いたけど、”Yasutaka.Ishio”さんは大名曲『急斜面』のクレジットにも名前があります。”佐々木裕”さんのアレンジも安心感ありますねえ。

MVも等身大の彼女たちが楽しめて、良い感じだね。悪くないと思います。

『微笑みが悲しい』(Type-A収録)

「★★★」

”てち&ねる”(”平手友梨奈”、”長濱ねる”)によるユニット曲です。こちらも哀愁のあるメロディラインのポップソングだね。二人の声の組み合わせもなかなか良い感じですね。割と好きです。

作曲の”フジノタカフミ”さんは”乃木坂46”の『春のメロディー』、『太陽に口説かれて』や”NMB48”の『イビサガール』、”SKE48”の『コケティッシュ渋滞中』とかでお馴染みですね。アレンジはこちらも安定感抜群の”若田部誠”さんですね。今回のシングルは全体的にアレンジが手堅いね。

『チューニング』(Type-B収録)



「★★★★」

2nd Single以来の”ゆいちゃんず”(”今泉佑唯”、”小林由依”)の楽曲ですね。

『渋谷川』に近い感じですけど、メロディ的にはこっちのほうが好きかも。歌詞もなかなか爽やかで良いよね。評価は同じだけど、2nd収録の『ボブディラン~』より個人的には好みです。というか、”ゆいちゃんず”では過去最高の出来じゃないかな?

ゆったりしたメロディだけど、サビのところの良い感じのウネリがフックになっているねえ。作曲は初参加の”渡邉沙志”さんですね。”NMB48”の佳曲『甘噛み姫』も作曲されてますね。僕はこの曲、結構好きです。 ”野中"まさ"雄一”さんも相変わらず手堅いアレンジだねえ。

MVもホッコリさせられる感じの温さというか、良い感じだね。衣装や新聞の南海ホークスとか、完全に昭和っぽい世界観だけどね。良いじゃない。あんな喫茶店あったら通うよね。

『割れたスマホ』(Type-C収録)



「★★★」

大名曲『青空が違う』のユニット(”志田愛佳”、”菅井友香”、”守屋茜”、”渡辺梨加”、”渡邉理佐”)の2曲目となる楽曲ですね。今回からユニット名が”青空とMARRY”となってますね。(今ひとつ意味不明)

しかし変な感触の曲ですねえ。昭和歌謡テイストがあるのは良いとしても、ちょっと異質な感じがあるんだよねえ。なんとも説明がしづらい曲だなあ。70年代くらいの歌謡曲のような何とも言えないメロディの臭みというか、ダサさがあって、それがクセになりそうです。

特にブリッジ部分のアレンジとかもそうだけど、摩訶不思議って感じで、ギターの入れ方なんかも面白いね。クレジットを見ると”GRAVITY”って、あの”NMB48”のデビュー曲『絶滅黒髪少女』の作曲をされている方か・・・。しかし面白い曲だね。

個人的には『青空が違う』がBest Tune候補クラスの出来で期待しすぎたのが大きいかもしれませんけど、評価はそんなにつけられなかったなあ。

評価はとりあえず「★★★」にしたけど、聴き込むと変わりそうな気がしますね。

MVも曲と同じように変な作りでしたね。

『僕たちは付き合っている』(Type-D収録)



「★★★★」

3作連続となる”けやき坂46”の楽曲ですね。爽やかなAOR曲『ひらがなけやき』にロックテイストの強いメッセージソング『誰よりも高く跳べ!』とも違う哀メロJ-Popでしたね。”ねる”センターは今まで通りだけど、フロントは結構変えてきたねえ。”めみたん”が二列目なんだ・・・。

しかし良いメロディじゃない? 普通に良い曲で聴くごとに心に沁み込んできそうな気がします。作・編曲は”Yo-Hey”さんだね。”AKB48”の『僕たちは戦わない』が有名だね。”西野カナ”の『あなたの好きなところ』もそうだね。(”Carlos K.”との共作)

MVも王道だけど、ストーリーっぽい学園ものでなかなか良かったんじゃないかな。

『エキセントリック』(通常盤収録) 



「★★★★」

『エキセントリック』と言えば、まず思いつくのは”ダウンタウン”の『エキセントリック少年ボウイ』なんですけど(笑)、本当にエキセントリックな楽曲です。



この曲は表題曲の候補だったらしいんですけど、これが表題曲だったら、また違うイメージのシングルになったのは間違いないでしょうね。

変な感触の曲で、言葉の量も多くて、ラップっぽいパートもあって、都会的な冷淡さもある、ヒリヒリした緊張感もあって、本シングルでは『不協和音』以上に冒険している楽曲かもしれませんね。(というか、”欅坂46”史上最も実験的な楽曲かもね)

こちらが表題曲だったほうが”欅坂46”のブランディング、マーケティングとしては良かった気もしますけどね。でも僕の曲自体の評価は満点にはならないかな・・・って、メロディもなかなか秀逸だしなあ。でも聴き込むごとにハマる感じのクセの強い楽曲で好きな人、評価する人がいるのは分かりますし、今の「J-Pop」においても最も刺激的で革新的な楽曲かもしれませんねえ。その意味で通常盤収録は勿体ない感じがします。ファンは必聴だね。

作曲は”ナスカ”さんで編曲は”the Third”といずれも全く知らない方ですねえ。でもストリングの使い方、かなり変則的なリズムだったりと先進的で実験的な音作りではありますねえ。才能を感じます。

でも今回のシングルでは一番音楽的な評価は高い楽曲になるんだろうなあ。でも個人的には素直に好きって言いづらいなあ。その意味で評価が難しい楽曲だなあ。

特典映像は個人PVですね。4作連続ですが、徐々に全体のクオリティも上がってきた気がします。メンバーの演技はもうちょっと頑張ってほしいなあと思うことも少なくなかったけどね。”乃木坂46”は舞台をかなりやっているからね。”欅坂46”は今年はフェスなど、J-Rockフィールドでの仕事が増えそうだしね。差は開いていくね。

今回の中では”渡辺梨加”が一番良かったかな。

そのほかでピックアップすると、ちょっと「モンスターズ・インク」っぽい立て付けの”上村莉菜”(彼女のPVはハズレが少ないね)、良く頑張ったなあとプチ感動した”小林由依”、長尺だけど、高クオリティで楽しめた”齊藤京子・高本彩花”、綺麗な映像と面白さをミックスした”土生瑞穂”、流石”脇坂侑希”監督って感じの良いストーリーで最高のコンディションだった”渡邉理佐”、シナリオが秀逸な”鈴本美愉”あたりかな。

最後にまとめです。

表題曲がかなり強めの曲だったので、かなりロック色が強いシングルになると予想してたんですけど、どちらかと言うと『二人セゾン』のカップリングに収録されていた哀メロポップソングが多くて、前作が気に入った方はさほど違和感ないかもね。先輩の”乃木坂46”の17thと比べると全体的にはそこまで音楽的には挑戦している印象はないですね。(『エキセントリック』は別にしてね)

その意味でも表題曲のインパクトをカップリングで薄めたようにも思えます。

音楽的な方向性としては、明確なビジョンが固まっていない感じもしますが、まあ4作目ですからね。そろそろアルバムも聴きたいところだけどねえ。 

相変わらずクオリティは高いし、音楽ファンにも十分楽しんでもらえる出来だと思いますので、是非、聴いてほしいな。 なぜ『二人セゾン』の後にこのシングルだったのかは今ひとつ僕自身もスカッと整理できてはいませんが、手ごたえはありますよ。伸びしろがまだまだ感じられるのも凄いね。









不協和音
欅坂46
SMR
2017-04-05


最新コメント
メンズスタイル
DMM.com
バイク
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
グアム旅行
体験者様の生の声
ムームードメイン
  • ライブドアブログ